2009年05月24日

「サブプロットに関する私見」を公開しました!

(注:今回、前置きが わりと長いです。
  もし “メインプロットとサブプロットとの関係性に関して書かれた文書” の
  閲覧のみを目的として下さる方がいらっしゃいましたら、

『サブプロット私見』の方、

 という文字列で、本記事内をご検索ください。)



---------------------<以下 本文>--------------------------------





 不機嫌亭ゲーム班が、



PBPさん の誇る凄腕スクリプタさんであるところのtOさん


・・・からの技術支援を頂戴しておりますことは、
以前からご報告させていただいております通りの、事実です。


 で、このご恩、 
「なんとかしてわずかなりとお返し出来ぬものか・・・」
と、常々考えておりましたところ、なんとtOさんから、

『プロット構築にチャレンジしてみたいんだけど、進行豹さんはどんなメソッドでやってらっしゃいますか?』

という趣旨のご質問を頂戴することが出来まして――


 それを励みに、

「いざカマクラ!!!」

とばかりに作成いたしましたのが、実は、
以前に公開させていただきました、

『メインプロットメイカー&チェッカー』でございましたのです。


で、
セーヌは流れ、月日も流れた先日のこと。

tOさんから、

「いただいたメソッドでプロットを立ててみました」

というメッセージを頂戴し!
私 大興奮で、そちら拝読させていただきましたのです!!


そうしたら――

これがもう、めちゃくちゃ刺激になっておもしろいのです!!!


普段、自分がやっているのと同じ方法で、
『tOさんのプロット』が構築されておりますので、

「なるほど、ここでこの要素を投入することで、こっちを強調するわけか」

とか

「ああ、ここのエピソードは、ラスト近くへの伏線として生きるんだ」

――みたいなことが、本当にスラスラとわかる (あるいは、わかった気になれる)のです!


のでので、私、

“すごい勢いで、すごくプロットを読み込ませていただく”

ことが出来たように感じまして。


その結果、
(「何を偉そうに」 と思われることは覚悟の上で、正直に書きしるしますと)


「このプロットは、ちょっと打ち消し合っちゃってる要素とかあるかもだけど、整頓したら面白くなりそう!」

と、とても嬉しく思い至りましたのです。


ので、
「早速その旨、お返事をしたためよう」
と思い、頂戴いたしましたメッセージを見返しまたところ、
その中には既に、tOさんからの、

「どうも、サブプロットの解釈にてこずってしまい、それで混乱しているところがあるように思います」

という趣旨の一文が記されておりましたのです。


で! 私

「ですです! 私もまさに、
  <メインプロットとサブプロットとの混同>が、
 お話をもったいなくしちゃってる部分あるかと思いましたのです!!」

と頷きまして → なんだか勢いづきまして、


『サブプロットに関する私見』 という文章を、
速攻作って→お送りさせていただいてしましたのでした。


そうしたら――

幸いにしてtOさんから、

「わかりやすくて、引っ掛かってとこが腑に落ちました」

という旨のお返事を頂戴することが出来。


そのお返事に 私、

「それなら、この文章を公開したら、どなたかのお役にたてるかも」

と、さらに勢いづいてしまいましたのです。


その点、tOさんに お伺いしたところ、
「公開、大歓迎です」
とのご快諾、頂戴することが出来ましたので!

私、その「tOさんにお渡しした文章」の、
公開に向けての推敲に、早速入ることとなりました。




・・・と、そのタイミングで。

やはり、不機嫌亭ゲーム班がお世話になりまくっております、



【焼肉万歳】さん


の、すりわさん&寺田さんが

『関東方面にお出かけになられる』

という情報を私 入手いたしました。


ので、当然に!

「是非! 埼玉にまで足を延ばしていただいて 今までのご恩の一端なりとをお返しをさせていただこう!!」

ということを考えました。

で、
「いざ カマクラ!!!」とばかりに狩野さんに その旨 ご相談申し上げたところ、

「ビッグアイディア!!」

というお返事を頂戴できましたのです!



ので速攻、すりわさん、寺田さんに、

「埼玉に、うまい豚肉を食べさせるスポットがあるのですが、ご一緒できませんでしょうか?」

とお伺い申し上げました。


と、お二方は 「豚肉ですか! ご一緒しましょう!!」 とのご快諾をくださいましたので――

都内某所で合流し→
狩野さん宅でアレコレとお話をお伺いさせていただいたのち→

「埼玉の誇る、うまい豚肉を食べさせるスポット」である、

『サイボク』へ、すりわさん、寺田さんをご案内させていただきましたのです!


サイボク内の飲食施設、
「レストランサイボク」には、
“洋食コーナー” と “焼肉大ホール” がございますのですが、

『焼肉万歳』さんをご案内する以上、選択されるお食事場所は 後者となります。


その“焼肉大ホール”内の看板メニューとなります、
“バーベキューメニュー”の中から、私たちは、

サイボクの誇るブランド豚である 『S.G.P. (スーパー・ゴールデン・ポーク)』のセットと、
あと、期間限定の特別メニューである 『金メダルBBQセット』

とを、注文することといたしました。


鉄板はやがてあたたまり、
注文された肉と野菜が、一皿、ふた皿、もう一皿と、運び込まれてまいります。


さすが、焼肉万歳さんは、豚相手でも、また、金網ベースではなく鉄板ベースでも!
やはりまさしく 『焼肉万歳』さんであり。

・コテの使い方
・鉄板が焦げたときの、ハガシにかかるタイミング
・こまめな脂使い
・野菜と肉との投入判断
・すりわさんがコテを持てば、寺田さんは箸、
 寺田さんがコテを持てば、すりわさんは箸を持ち・・・という完全かつ、
 すばらしいコンビネーションの下に なされる焼きと返しの完全調和

―― などなどの面で、

「サイボクには何度もいっているものの、バーべキューを頼んだのは実は初めて」

という私などには およびはおろか、想像もつかない
「最先端の焼肉技術」を、
まさにおしみなくご披露くださりましたのです!!


また、

・油をひくため用の脂(脂身のカタマリ)は、
 細かくコテで切って、表面を十分に焼いてカリカリして食べるとすごくおいしい!

・鉄板で焼く 焼きそばは、あえて「お焦げ」の部分を作ると、これもまたすごくおいしい!!

ということも、同時に・実地で、教えていただけまして。


結果、私、

「心も体も、 大 満 腹 !!!!」

という境地にまで、連れていっていただくことが出来ました!



で、あまりの満腹幸福感に、 

「それでは、お気をつけて!!」

と、そのままの お別れをしそうになってしまったのですが――


「じゃない! せっかくの機会なので、ちょっと待ってください!」 

と、ギリのところで我にかえって、

打ち出して準備しておりました、

『サブプロット私見』の草稿、

―― すりわさんにも、ご覧いただきましたのです。


と、その結果、

私の全く気づけておりませんでした、

“あった方が、より意味が取りやすく・誤解が少なくなる説明要素”

についてのアドバイスを頂戴することが出来。

こちらにつきましてもまた、
私非常に嬉しくありがたく、感謝の念を深めさせていただきましたのでした。



で!

以上のような過程を経まして なんとかまとめることが出来ました、


“メインプロットとサブプロットとの関係性の説明のためのメモ”
であるところの

『サブプロット私見』の方、

http://hexaquarker.com/subprot_memo_090523.pdf

にて公開させていただきますので、

もし、ご興味あってお気が向かれるかたがいらっしゃいましたら、
ご笑覧いただけますと幸いです。



もし、少しでも御役立ていただける部分がございましたら、
それにつきましては、私の教科書である

『ハリウッドリライティングバイブル』

『ローレンスブロックのベストセラー作家入門』。

ならびに

『tOさんが下さったきっかけ』

『すりわさんが下さったアドバイス』

――のおかげ。


でもって、不備だったり不満足だったり不明であったり間違っていたりする部分ございましたら、

その全ては、進行豹の不勉強の責任、

ということで、お取り扱いの程頂戴できますと幸いです!



でもって、そんなこんなで非常に多方面、多数の刺激を頂戴できましたおかげで、
本日のシナリオ・スクリプト進捗につきましては

「あれこれ別のことをしたにもかかわらず、まぁ順調」

という成果を得ることできましたこと、ご報告申し上げます!!


しかし、全体的な進捗としては

『もっとペースをあげないと、年末リリースは危ない可能性がある』

ように、私としては認識しておりますので、

とにもかくにもまずはシナリオ!!

 よりいっそうに精進して書きすすめられますように、引き続き 全力を尽くしていきたく存じます!!


 でもって、本日のバナーは、先日に引き続きまして(そして、650さんには展開を読みきられてしまっておりました

bn_subprotmemo_release.png

[『サブプロットに関する私見』公開の告知]バナーとさせていただきました!



posted by 進行豹 at 00:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌