
『How to making 同人ノベルゲーム -錬電術師が でき(かけ)るまで-』
の試読者さん募集の際。
私、ご試読を下さる皆様に、
『「ご感想」だけでなく「誤字チェックや、気になる表記のお知らせ」を頂きたい』
との、お願いをさせていただいておりました。
で、幸いにして、非常に順調に ご試読・ご感想の ご送付をいただけておりますので、
私、先日来、頂戴いたしました修正意見をもとに、
同人誌の内容のブラッシュアップ、ヒマを見てスキを見てはこつこつと、行わせていただいております。
すると、これが――
『物凄く、文章の勉強になる』のです。
具体例を一つあげると、
“表記のゆれ” ということがあります。
これは、例えば、同人誌のタイトルのような部分でさえ
『錬電術師が出来かけるまで』
『錬電術師が できかけるまで』
『錬電術師が出来(かけ)るまで』
『錬電術師が でき(かけ)るまで』
の4ver違いを既にして恐らくやらかしてしまっている
(正解はもちろん、ロゴと同じ、『錬電術師が でき(かけ)るまで』です)
ことをご確認いただいても解りますように――
非常に私、「おおざっぱ」な部分であるようなのです。
がしかし、私にも自己弁護を試みる余地はございまして、
例えば――
私というキャラクターだと
「解る」
狩野さんだと
「わかる」
と言った方が、より的確に雰囲気を伝えられる気がする、
――という『雰囲気の問題』。
あるいは、直前の文章が
“楽しく” というようなときは、
「楽しく出来ない」
と書き、
“徹底抗戦” などいう場合には
「徹底抗戦できない」と書いた方が、読みやすいように思える、
『読みやすさの問題』。
などが、『表記の統一・揺れ』の問題と同じくらいに、私の内部では重要であるように思え。
ので、「その時々に最適である」と思われる表記を、
私 適宜に選択をしている ――つもりで―― おりましたのです。
で。
そういうことを思いつつ、頂戴いたしました修正点を参考に、
自らの表記の統一性をチェックいたしますと――
『適宜な選択をしている』という私の “つもり” は、
『とんでもなく甘い評価』 あるいは 『都合のよい幻想』であるにすぎない、ということが、明々白白となりましたのです!
狩野さんが 「解る」といってたり、私が「わかりません」といってたり。
そもそも“わかる”という言葉の登場頻度が異常に多すぎたり。
読みやすさを考えるのであれば、
『出来ない』と全て統一して書くべきであろうに、
平然と『出来無い』という表記を混在させてしまうようなことをやらかしてしまっていたり。
――と。
非常に自分が恥ずかしくなる修正を重ねました結果、
私――
『テキストが上手い下手以前に、テキストに対して無神経であった』
――自分自身に、気づけましたのです。
もちろん、このような日誌の類は、
「ご報告すること」
が最大目的であり、校正に時間を費やすようなものでもないので、
その辺、なかなかに徹底は出来ないでしょうが――
しかし、出来うることならば、日誌時点から そのあたりのことに意識を配り。
『揺れが無く、美しく、見やすいテキスト』
を紡げますよう、心を新たに努力していきたい!
と、私 いま、非常に強く思っておりますのです!!
ので、大変な勉強にもなる、
「修正リスト片手の同人誌原稿ブラッシュアップ作業」の方、
引き続きまして、コツコツと進めていきたく存じます!!
で、錬電の方は、先日と ほぼ同じ感じの、
「前日までに書いたシナリオの基礎スクリプトを施し」
「新しいシナリオを書き継いだ」
――という進捗を得ることが出来ましたこと、ご報告申し上げます。
ともかくも、同人誌の入稿予定日も近づいてきておりますので!
ひとつひとつを丁寧に、
手と心と頭とを、動かし続けていきたく存じます!!