本日も おかげさまで、
「眠い、布団から出たくない」
という正直な気持ちを、
「でも、日誌書かないと くじけたのがまるわかりだ!」
という正直な気持ちで制圧し。
もって、なんとか、早起きを重ねることが出来ましたこと、
まずはご報告申し上げます。
このような一日一日を積み上げて、
早いトコ 「早朝型の体と頭」を取り戻し直し
→早起きによって産んだ時間を、
夜更かしによって伸ばす時間よりも有意義に使えるようになり
結果、より密度のある製作時間を確保できますよう!
布団・睡眠欲連合軍との戦いに、連勝しつづけたく存じます!!
で、先日の進捗についてご報告申し上げますと、そちら――
【シナリオ、リライト、基礎スクリプト】
→ まぁまぁ順調に書けてる。
が、「今日中に今やっているシーンを書き切れるか」は、
『相当な時間を確保し、その時間の全てを集中しきる』
ことが出来ない限り、難しそう。
【製作進行】
→ 本日の「シナリオに使える時間」を増やすため、
私的にはかなり頑張り、月内にすませるべき
ご連絡、会計処理、事務処理、資料作成などは、
一通り完了、ないしは完了のための準備を整え切った。
―― という感じのものとなりました。
ので、
『今日、すごく頑張れれば、今書いてるシーンを書き切れる』
環境にあるかとも存じますので――
ベストを尽くして頑張って、
「書けるだけを書き、結果書き切っていた!」
という一日の結びを迎えられますように、
一時間一時間を、有意義に積み重ねていきたく存じます!!
で。
本日は他にも二点、ご紹介をさせていただきたいことがございますので、ご紹介申し上げます。
一点目は、

まぐおさん の
プライベート・ルームのお写真で、
『“かや姉を探せ” Lv-9』
を楽しんでいただけますよ!?
という ご紹介です。
こちら、
「一分以内に発見:一級かや姉捜索技能」
「三分以内に発見: 準一級かや姉捜索技能」
「九分以内に発見: 二級かや姉捜索技能」
「とにかく自力発見: 三級かや姉捜索技能」
――の、オフィシャル検定試験ともなっておりますので、
もし、ご興味をお持ちくださる方がいらっしゃいましたら、
時計片手に、是非是非チャレンジしてみてください。
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【“かや姉を探せ” Lv-9 (第一回:かや姉捜索技能検定試験)】
問題:以下のハイパーリンクをクリックして表示される
まぐおさんの私室 写真の中には、かや姉がいる。
「どこにいるか」を可及的速やかに発見しなさい。
<課題写真表示のためのハイパーリンク>
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・・・ちなみに、私は
『二級かや姉捜索技能師』資格しか、
今回は取得することが出来ませんでしたので――
いつかは、一級所得が果せますよう!
かや姉愛と捜索能力! 今後とも、磨いていきたく存じておりますのです!!
で、もう一点は、
「なんと、先日の日誌 に関しまして、
“とても嬉しく&(私的には)非常に勉強になる! ご意見”を
頂戴することが出来ました!」
ことの、ご紹介となります。
ご意見をお寄せくださったのは、

『七海屋』の ぱすたこーどさん。
頂戴いたしましたご意見は、以下にコピー&ペーストさせていただきますものとなります。
(以下、ぱすたこーどさんからお送りいただいたご意見)
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進行豹さま
お世話様です、ぱすたこーどです。
今回の日記、なかなか興味深かったです。
チョット僕なりの意見でも送ってみようと思ったので、送ってみますね。
僕がセリフを書くさい、気をつけてるところを、大雑把なところで挙げると、
1.キャラらしいセリフを喋らせる。
2.受けセリフを多用しない。
この二つでしょうか。
キャラらしいセリフというのが、まず何より大事に考えてます。
口調、眼に映るものに対する反応、用いる単語などが、きちんとそのキャラに合っているかどうかというのを気にしながら、セリフを書いていきます。
例えば、
モンキー・D・ルフィ
孫悟空
黒崎一護
ケンシロウ
がそれぞれ「悪漢が子供をいじめている場面」に遭遇した場合、かける第一声と言うのはそれぞれ異なり、最終的に全員が「悪漢をブン殴って子供を助ける」という行動を取ったとしても、そこに至るまでのセリフというものは、まったく別物になっていると思います。
同じ状況下で、同じ行動を取ったとしても、そこに流れるセリフを決定するのは、最終的に「キャラクター」だと思ってます。
受けセリフというのは、相手の言葉を受けて発するセリフです。
これをカットしていくことにより、会話がテンポ良く進んでいきます。
先輩のマンガ原作者さんから教わった事ですが、極端にセリフの数が絞られるマンガ原作では重要なテクニックなのはもちろん、一般のシナリオにも使えるテクニックだと思います。
たとえば、進行豹さんが例として書いた文章で使ってみると、以下の通りになります。
エリック(以下:E)
「やぁ、お邪魔するよ」
リンダ (以下:L)
「いらっしゃい。勝手に上がって? ちょっと、今 手が離せなくて・・・」
E:「ん? おや、ゲーム中か。綺麗な絵だね」
L:「『ゴスデリ』っていうの。グリグリ動くわ」
E:「何だって! “グリグリ動く!” この美幼女がかい!?」
L:「……相変わらず、貴方は酷いロリコンね」
E:「!!? い、いや、えー、あー・・・
おっと! 何だい? このパンフレット」
E:「『魅惑のスペイン 7日間の旅』か。
うん、実に魅惑的だ!」
受けセリフを二つ削って、最後のセリフに若干追加して、言い訳がましさをアップさせています。やりすぎると会話のテンポが速くなりすぎるので、注意が必要ですが、本当に必要なとき以外は入れないように気をつけています。
ぶっちゃけ、「自然な会話」そのものはあまり意識しません。一番「自然な会話」というのは結局、キャラクターが考えたコトがそのまま言葉になって飛び交っている状態だと思うので、キャラクターの性格をしっかりと考えて、それに合わせて喋らせるのが一番だろう、と。
あと、「自然な会話」って、無駄の多い会話という印象がありますが、読み手からすると、「自然じゃないな」と思う瞬間って、キャラクターが矛盾した言葉を吐いて「なんでこんなコトを言うんだ?」と思う瞬間じゃないかな、と思うというのもあります。
あとは、上記を守りつつ、いかに言葉をコンパクトに纏めて、時にインパクトを与えていくかと言うことですね。
コンパクトというのは、文字通りに無駄な言葉を省いていくということです。
松本人志がラジオで「素人は無駄な言葉が多いわ、順序がおかしいわ、噛むわで、話しててイライラする」と言ってたりしてましたが、実際、インタビューのテープをそのまま言葉にすると、やたらと接続詞が多かったり、間を持たせるための言葉が多かったりして、使い物になりません。たぶん、言葉で聞くときはさほど気にしないけれど、文章にして視覚化すると、文章のおかしいところがハッキリ見えて、普通の読者にも松本並みに……とは言わないまでも、言葉のアラがはっきりと見えてくるというのもあるんじゃないかと。
文章にした瞬間、(口から出た)言葉はすでに言葉ではなく、別のものとなったのだから、それに沿うように作り変えなければならない、と思ってます。
インパクトというのは、上手い例えを出したり、順序を入れ替えたりして、読者をひきつける一言を作るということです。
『すべらない話』でケンドーコバヤシが「この顔ゆえの悲劇とでも言いますか……」という切り出しで話し始めるネタがあります。
ケンドーコバヤシが○○っぽい顔ゆえに勘違いされ、ひどい目にあったという話なんですが、あえてオチを避けつつも自分の顔に注目させる前置きを置くことで、聞き手の注目を集めていて「うまいことするなぁ」と感心しました(ここに気づいてから『すべらない話』を聞いてみると、どれも非常に前フリがうまく作られているんですよね)。マンガで「○○だから断る」と書かずに「だが断る」と、順序を逆にすることでキャラクターの感情を強く押し出したりもしてますが、これも上手いやりかただな、と。
やればやるほど「自然な会話」からはかけ離れていくかもしれませんが、キャラクターの心情をより明確に表すことの方が大事だと思っているし、最終的にはそのほうが自然だと思うので……。
こんな感じで、つらつらと書いてみたら、ずいぶん長文になってしまいました(汗)。
参考になれば幸いです。
でわでわ。
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(以上、ぱすたこーどさんからお送りいただいたご意見)
・・・こちら拝読させていただき、私
1:頂戴したご意見に すごく納得し、勉強させていただいた
2:「受け台詞」の使い方で、いろいろできると思った
という、二つの強い感想を頂かせていただきました。
「1」については、“そのまま”ですので、特に何を書き添える必要もないかと存じますのですが――
「2」につきましては、以下に蛇足かもな私見、
自分の中で整理をしてみたくもございますので、
付記してみたく思います
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『受け台詞』について、思ったこと(箇条)
・『受け台詞』を意識することで、会話の質は明確に向上できる
・何故か? 『受け台詞』は、以下の要素を(多分)とても端的に演出できるから
A:「会話しているキャラクタ―同士の距離感」
B:「会話者が『聞くタイプ』か否か」
C:「話題自体の、重さ・軽さ」
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です。
念のため、
Aを噛み砕くと、
「距離が近いほど、受け台詞って減りますよね?」
ということになります。
Bに補足すると、
「いわゆる、“聞き上手” な性格は、
『相手が話しやすそうな受け台詞』を多用することで、
演出できるのでは?」
という感じになります。
Cは、説明不要でしょうが、
「込み入った話になればなるほど、
『確認のための受け台詞』が多用される(はず)」
ということの、言い換えです。
ですので、トータル。
私は、パスタコードさんから頂戴したご意見により
1:『受け台詞を削る』ことで、
テンポを良くし、また、
“ストレートなキャラクター”を出すことが出来る
ということを学習し
そして、そこからの発展として
2:『受け台詞を意識して使う』ことで、
“キャラクターの聞き上手さ”
“会話者同士の距離感”
“(当事者にとっての)会話理解の複雑さ”
を演出できるのではないか、との仮説を打ち立てることが出来た
という成果を獲得することが出来ました。
これは、本当に
「今後の執筆とリライトに大きく寄与する成果」
ではないかと私 強く強く感じましたので!
ぱすたこーどさんに心よりの御礼を申し上げますともに、
上記もろもろ、謹んでご紹介させていただきます。
また、
前回の日誌、あるいは今回の日誌への
ご意見など、もし頂戴できましたら、
全力で拝読させていただき、
かつ お差支えなければご紹介させていただきたくも存じますので――
よろしければ、前回の日誌、あるいは今回の日誌へのコメント欄、
ないしは
メッセージフォームの方から、お寄せいただけましたら幸いです。
と、いうことで――
得ました学びを活かし、かつ仮説を試験していきますためにも!
とにもかくにも執筆の方、頑張っていきたく存じます!!