2009年09月17日

“物語”の分岐、に関する混乱を解きましたことのご報告

で、混乱を解いた私が理解したのは

『一度にひとつをやらなきゃダメだ』

という、非常に基本的なことでした。


私を襲っていた混乱、というのは、
先日の日誌で少し触れさせていただいた

>  +“分岐前”のところで、貴一くんが混乱してるのですが、
>  その<混乱する貴一くんの気持ち>を、
>  上手にリライトできなくて、私もちょっと混乱してます。


――というもので。

これは、よりシンプルな言葉で整理しますと、

『分岐前の、貴一くんの気持ちが上手くつかめない』

というものになります。


で、

【何故、うまくつかめなかったか】の理由は、
完全に把握できました(ように思いますので)
以下にご説明させていただきます。


まず、
選択肢によって行動結果が変わるタイプの物語における、
いわゆる“分岐”には――


A: 「実質的には、運任せであることを強いる分岐」

  (例:何の情報も無いときに、赤いドアをあけるか、青いドアを開けるか)

  
B: 「読み手さんに読みとっていただいた情報により、
   “正解”を探していただく分岐」

  (例:赤いドアの向こうには毒ガス、
   青いドアの向こうには脱出ルートがある、
   という事前情報を、謎かけ形式で事前提示)
  

C: 「“主人公の心理”によって、結果が決定される分岐」

   (例:大学受験をするか、就職をするか)


――の大きく3種類ががある、ということは、容易にご理解いただけるかと思います。



 で、第3の

 「主人公の心理によって、結果が決定される分岐」

  の場合には、しかし、

 『その心が、“どう決まっているか”を決めるのは、
  プレイヤーさんの選んだ【選択肢】』

  ということになります。


 ですので。第3のタイプの分岐の前には、

 <“主人公が心を『どう』決めているか”を、
  描写してはいけない>

――のです。



しかしながら、私は、
上記例でいえば

「大学ルート」
「就職ルート」

両方のプロットを 『予め準備しとけばすんなり書けるべぇ』

と思い、そのように準備し。

しかも、そのプロットが両方とも、私基準では、

『完全に満足できる』ものと出来ましたがために。


【それぞれのルートを選択する主人公の気持ちを、ふたつとも】

…理解しているような感じで、分岐前部分のリライトにはいってしまいまして。


 結果として、

 「全く別の二つの気持ちを、
  一つの文章で表そうとする」

という、(少なくとも、現時点の私には)
“無理な描写”を為そうと、悪戦苦闘してしまった――

というわけです。


 ので、前記いたしましたように、

 『心を決めているということを書き』
 同時に
 『どう決めているかは書かない』

ようにし、選択肢までもっていき。



 で、選択肢を選んでいただいた理由に、

 「こう心を決めていたので、当然僕はこうするんだ」

ということを、できるかぎり、説明ではなく描写で書く


というように、改善し――

同混乱を、解決するにいたりましたのです。


で、私が
「やっておけば楽になるべぇ」
と考えておこなった

『両方のルートのとっかかり部分を書いておく』

という行為か、上記

「その選択にいたるまでの気持を“二つ抱えて”の混乱」

を招いてしまったかとも考えましたので。


【本日の進捗】といたしましては、


・“今書く”ルートを一つに しぼり、
 「そっちに至る気持ち」を、読み直して掴み直して、
 そのルートの、分岐以降最後までの、
 
 <アタリ> みたいな、荒っぽい文章を書いた。

――とうい感じのもののみ、となってしまいました。



 しかし、
 「混乱するのは、部屋が混乱しているからだ!」

 とか思い、机の上と部屋の中、
 かなり綺麗に整理整頓でき、非常にスッキリできたこともございますし!

 今度こそ、迷い無く緩むことなく!

 『貴一くんの、とある一つの未来』

を、きっちりと集中して&精一杯に!

書き切ってあげたく存じます!!


 ので、明日の進捗にはどうぞ、ご期待いただけますと幸いです!! 

 
posted by 進行豹 at 00:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌