2009年10月31日

ハロウィンバナーを作りました&“「日本語の作文技術」を二週間かけて読む(十一日目)”

 おはようございます!

 そして、ハロウィンおめでとうございます!!

 ということで、まずは先日 私、

「せっかく、季節のお祭りごとなんだし」ということで、

これ、このような



ハロウィンバナーを作ってみましたこと、ご報告申し上げます!




 で。

 私が その他に、先日行いましたことはといえば、

「たっぷりと休養をした」

という一文に尽きてしまうような感じでございます。


 ので、本日はエンジンをきっちりかけ直し!


『書けているヒロインルートの演出スクリプト進行と、
 新ヒロインシナリオの執筆開始』

『書き終わり切れなかったメールのお返事』

『ご確認しきれなかった事項のご確認』


などなど、鋭意行っていきたく思っております!


 ですので当然、
明日の日誌では、上記もろもろにつき、具体的にご報告させていただきたく存じます!


 
 
不機嫌亭デザインズ


に関しても、水面下では幸いにして、きちっと活動できておりますので!

そちらにつきましても、(先様のご許可を頂戴できました場合には) 
また改めましての御報告させていただきたく存じております!!


 と、いうことで――
 本日の制作日誌は、

 『かなりあいまいで具体性を欠く』

ものに申し訳なくもなってしまっておりますのですが、

「日本語の作文技術」の学習の方は、しっかと進みましたこと、
これは 詳細にご報告させていただけるかと存じます。

 ご報告内容=学習成果は、以下の通りとなります。


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[十一日目:09/10/30]


<第十一章:具体的なことを>


+ 文章は、端的・具体的に書く方が
 そうで無い場合に比して、読んでもらいやすい。

ex. 「磁性体を塗布した円盤を高速回転させ磁気ヘッドを移動させることで情報を記録し読み出す補助記憶装置の一種が破断した場合、
    かつ、当該する補助記憶装置の有する記憶情報を別媒体へ複製していない場合においては、ゲーム開発への深刻な障害を生じやすい」

   「バックアップを取ってないと、ハードディスクがクラッシュしたとき非常にマズイ事態になりがちです」

→上記二例は、同内容のことを書いている。より端的な後者の方が、端的ではない前者と比して、圧倒的に読みやすい。




+ 「数字」は、非常に強い具体性を出すので、引き込む力を強く持つ。


ex. 「錬電術師第一章 gate_wayは、初めての夏コミで そこそこの数を売り上げることが出来た。
   しかし進行豹は、山のように初回在庫を用意していた。・・・帰りの荷物は重かった」


  「錬電術師第一章 gate_wayは、初めての夏コミで110本の売り上げを達成した。
しかし進行豹が用意していた初回在庫は300本! ・・・帰りの荷物は重かった」   


+ 「具体性」を冒頭に持ってくると、そこから続く文章は、
  “読んでもらいやすくなる”だけでなく “より強い説得力を持つ”ことが出来るようになる。

→ 上記2例、それぞれの、 「・・・帰りの荷物は重かった」 以下に、
  『イベントへの持ち込み数をどうするか? ・・・同人ソフト開発者には、常に付きまとう難問である。』
  と続けた場合の説得力・引き込み力は、どちらが高いかは明白。


+  「数字」、「具体例」を示すということは、即ち“事実を示すということ。
   事実を示すためには「取材・調査」が必須。


+  また、“「数字」「具体例」で示し得る事実” を、“感覚的に書いてしまう”という行為は、
   表現をあいまいにするだけでなく、
  “その文章が存在する意味そのもの”を、あいまいにさえしてしまう。

→ “知らないこと”“調べてないこと”を無理に書こうとすると、
   どうしても描写は「あいまい・感覚的」になりやすい。

   例えば、私が “今日の石材業界”について書こうとしても。

   「不況の波は、多分石材業界をも襲っているのではなかろうか」

   としか書きようが無い(し、そんな文章は“実質何も言っていない”ので、書く意味すら無い)のだが、

   例えば『年度別の売り上げと純利益の推移』のデータを調べ、それを文章で示せば、
   “具体的で読みやすく” かつ “意味を持つ”文章になる。
 
 
+  文章に「意味」を与えるのは、つまり「描写」であり「具体性」。
  
→ 虫を徹底的に観察・描写し尽くしたからこそ、「ファーブル昆虫記」には極めて大きな意味がある。



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――です。


『具体的に書ける事実がないときは、
 あいまいにしか書き得ない』

ので

『具体的な事実を書けるように、踏み込まねばならない』

ということ、本当に有用かつ身にしみる教えかと存じますので!


その教えを、しっかと会得していきますためにも!

一日コツコツ頑張って、

『具体的事実!』 積み重ねていきたく存じます!!
posted by 進行豹 at 06:45| Comment(3) | TrackBack(1) | 製作日誌

2009年10月30日

現行ヒロインルート、基礎部分完了&演出に入りました!”&「日本語の作文技術」を二週間かけて読む(十日目) と、追記として“ぼうしネコ”獲得の御報告と御礼

 おはようございます!

 まずは、 
 『錬電術師最終章 (冬)』の、制作進捗について御報告申し上げます!

 先日の同製作に関しましては、

【シナリオ・リライト・基礎スクリプト】
 現行ヒロインルート、ひととおり満了。


【演出スクリプト】
 現行ヒロインルート、未着手部分の演出スクリプトに着手

【制作進行】
 重要事項についての準備進捗。
 また制作体制の(多分)安全性確保につながりそうな一事項についての合意を頂戴する。


――という進捗を得ることが出来ました!


“基礎スクリプトまでが完了した”ということは、
エディタ上ではなく、

「吉里吉里上(ゲーム画面上)で、現行ヒロインルートを初めから終わりまで全部読める」

という状態になった、ということとなります。

 で、私、先日これを行いましたところ、自己評価としては

「最終章に恥じないものを、きちんと書けつつある」

という判断に至れましたこと、御報告申し上げます。


 “きちんと書けつつある”というのは、

「もう幾度かの調整リライトが必要であろうし、
 特に最終版、クライマックス部分は、
 演出とあわせての かなりしっかりしたリライトが確実に必要」

である、と判断したことを意味しての言葉です。


 で、その

「演出とあわせての かなりしっかりしたリライト」をするためには、

『一端、時間を置いてからの読み直し』

も確実に必要となることを、これは私“知って”おりますので。

 当初予定通りに、
『錬電術師 最終章(冬)』の製作に関しましては――

1:新規ヒロインルートの執筆
2:現行ヒロインルート、
  演出未着手部分の冒頭から、演出スクリプトを順次つけていく

――の二つを並列するやりかたで、すすめていこうかと思っております。


 ともあれ、

 『全体量としては まだ小さくはあるが、
  物語的には決して小さくない一区切り』

を、私基準では、満足のいく質でつけることが出来ましたので!

 この“一区切り”までを、「大変に満足がいく質」のものとして、みなさまにプレイいただけますよう!
 更なるリライト&演出の方も、頑張って!
 で、新規ヒロインルートも、それ以上の出来のものと書きあげていけますよう! 

――頑張りたいと存じます!!

 

 で。

 本日は私、

『ちょっとお返事が遅れてしまっているメールのご返信』

『ちょっとご確認が遅れてしまっている事項へのお伺い』

『ちょっと汚くなってきた制作環境の物理的整頓(お掃除)』

『ちょっと伸びて来た無精ひげの剃り落とし(身だしなみ)』

『全く生えず、しかじ伸びてくる髪の毛の整頓 (散発)』 

不機嫌亭デザインズ関連の細かなことをちょこちょこ』

などなどを行うことを優先に、スケジュールを組みたく。


 ので、
 
『錬電術師(冬)』の制作に関しましては、

<制作進行のみを行い、直制作は一休み>

扱いといたしましての、

「上記事項を全て満了し、その上で時間の余裕を持てたらやる」

ということとさせていただきたく思います。

 実制作に着手できればもちろん良し!
 着手いたれずとも、
「脳のリフレッシュのための、良い気分転換」と出来ますよう!

まずは上記事項のひとつひとつに、心を込めてていねいに! 取り組んでいきたく存じます!!



 で。
 そのように
 「ちょっと、身の回り事項をおろそかにしての制作」をとっておちます間も、

 『こういうことは、二日開けちゃうと再開が辛くなるんだ』

という“知っている恐怖”が私を支え、きっちり立ち向かせてくれた、

「日本語の作文技術」の学習に関しましては


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[十日目:09/10/29]


<第十章:書き出しをどうするか>


+ 文書・文章の目的は 「伝えたい内容を伝えること」。
そのためには、「最後まで読んでもらう」ことが必要。  

+ 最後まで読んでもらうための、最難関は“書き出し”。
 書き出しでの一文で その文章に引き込めれば、
 文書の最後まで読んでもらえる確率は飛躍的に向上する。
 
+ もっとも有力、かつ経験的に有効とされる書き出し手法は、
 「いきなり本論」。

 以下、

 “いきなり本論法”
 “引用導入法”
 “描写導入法”

――三通りの(代表的な)書き出し法を用いて、例文作成をしてみる。

 例文において伝えたい内容は、
「“不機嫌亭デザインズという 同人ゲーム制作者さん向けのデザインサポートサービスが開始された”こと」


<イキナリ本論法>

「不機嫌亭デザインズという同人ゲーム制作者を対象としたデザインサポートサービスが開始された。
 ロゴ作成、同人名刺やジャケットのデザイン、バナーデザインなどを、【1デザイン=1000円】の
 固定料金で行うというサービスである」


<引用導入法>

「『美しきもののみ機能的である』――建築家・丹下健三の言葉は、ロゴ・デザインにも通じるかもしれない。 
  機能的なロゴ―― つまり“人目を引く”ロゴは、必ず美しくなければならないからだ。
  そんなロゴ・デザインを、なんと【1デザイン=1000円】で引き受けてくれるサービスが開始された」

<描写導入法>

「<カチ、カチっ――カチ>。
 マウスクリックの音に従い、ディスプレイ上のフォントが 鮮やかに姿を変えていく。
 ここは、“不機嫌亭デザインズ”事務所。
 不機嫌亭デザインズは、つい先日に開始されたばかりの、同人ゲーム制作者を対象としたデザインサポートサービスだ」



―― どれもありがちな導入法だが、
 <いきなり本論>以外の二つは、“無駄に興味を引いている”ともいえる。

 この文書の目的は “広告・宣伝”にあり、あるいは“そこにしか無い”のだから、
『広告・宣伝に興味がない人を引き付けることは、ハナからとても難しい』。
ので、せっかく興味を引くことができても 「なんだ、宣伝か」で終わってしまう。

 これは、“書き手の意図”が、広告宣伝ではない “他の何か”にあったとしても、同じこと。
 <引用導入><描写導入>は、“興味のあと”に 『書き手の意図が明かされる』ので、
 “その意図が、読み手の興味とマッチしない場合には、そこで鼻白まれてしまう可能性が高まる”。

 しかし、<いきなり本論>は、“最初から意図”で 入るので、
 “それがダメ”な人にとっては、“最初から終わることが出来る”という親切さを持ち、
 それだけに逆に、(いつでも終われるという安心感から)
 「ヒマであるなら、読んでもらえる可能性」が、他の二法よりも高まるようにも思える。


+ ただ、<引用導入><描写導入>の二法も、スタンダードであるということは、
 「それが有用な部分も多々ある」ということでもある。

 <いきなり本論>が 最も無難かつ王道の書き出しであることは明らかだが、
 <引用導入><描写導入>の持つ “本論とは違うところで興味を引いている”という特徴を、
 理解し、効果的に用いることが出来るのであれば、それらの方法も無論、選択肢に入ってくる。


+ 絶対にNGなのが。 “依頼を受けたことを自慢する”タイプの書き出し。
 
ex.「不機嫌亭デザインズさんから、広告文の執筆依頼を受けた。
   “デザインを広告する”というテーマは、非常に興味深い。
   ご紹介が遅れたが、不機嫌亭デザインズさんというのは 先日開始されたばかりの(後略)」

→ この書き出しは “読み手”にも“依頼主”にも なんらのメリットをあたえず、
  ただ、書き手の、
 『“僕、お仕事を受けたんだよ! 嬉しいよ! すごいでしょ!!”という自意識のアピール』あるいは
 『“本当はこんな広告したくないんだけどね。生活の為だから”という責任回避のアピール』の、
 いずれかのみしか行い得ていない。

  そのような無意味なアピールに費やす行数があるのなら、
 “よりよく広告をするため”に使った方が、依頼主のためにも、読み手のためにも、
 そして書き手自身のためにも、絶対に有用。(なんとなれば、この類の書き出しだと、次の依頼が来る確率が下がるから)


  
>> 第十章を読んでの私見

+ 文書・文章が“最後まで読まれるように書くべき”であるということは、逆にいえば、
 「文書の途中までで伝えたいことが全て伝わるのであれば、それ以降は“余計な文章”なので、削るべき」ということでもある。


+ <いきなり本論> が最も有用かつ無難である、という教えには完全同意。

 <引用導入>は、ほっとんどうやったことがないけど、
 “読み手さんとの、距離の近さをアピールするための、『共有してそうな知識からの引用』とかだと有用”かなぁ、と思えた。

  例えば、“不機嫌亭ゲーム班製作日誌のコア・読者さんだけを対象にした文章の書き出し”として。

「『絶対に、曲げない。』 ―― 焼肉万歳・すりわただおの記す言葉は、尽きること無きブリーフ愛を真っ直ぐ示す」

・・・とかなら、非常にありなような気が。


+ <描写導入>は、“エロいシーンへの期待が高まっているとき” で
 “実際、次にHシーンが開始されるとき” の導入として、最強の部類に入るかと。

 そういうときに、
 「SEXが開始された」
 とか<いきなり本論>導入するのは、多分(趣向にすごく左右されるとはいえ)ソリッドすぎるかとも感じるし。


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という学びを重ねることができましたこと、謹んで御報告申し上げます!


 こちらも、残り4章+あとがきと、

「はっきりゴールが見えてきました」 ので!

緩むこと無く着々と! 学習・レジュメ化おしすすめ! 
ゴールテープを充実のうちに切れますように、頑張りたいと存じます!!


 と、あとは――

「錬電術師の制作に直接関係の無い」 しかし 「個人的にはどうしてもご報告いたしたき事項」として

『おかげさまで“ぼうしネコ”を うちのファームに迎えいれることが出来ました!』

という内容の記事を、追記として記させていただきたく思っております。

 が、同ニュースは本当に

「錬電術師の制作に、おそろしいほど関係しない」

内容となりますので――

制作日誌といたしましては、上記を持ちましての御報告完了とさせていただき、

ひとまずは、ここで締めくくらせていただきたく存じます!!








 

 <<以下:追記>>『おかげさまで“ぼうしネコ”を うちのファームに迎えいれることが出来ました!』
posted by 進行豹 at 07:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2009年10月29日

本日は制作進捗経過報告のみです!(日本語学習は、一回休み)

 おはようございます。 
 
 本日はタイトル通り、

 『制作進捗経過報告』のみの日誌となります。


[[先日やれたこと]]

 ・現在ヒロインルートの、
  “はじめからおわりまでひととおり”の執筆

 ・デザインズ、250枚=2500円パックの試験運用開始

 ・
  デザインズブログ
の作成・開設


[[先日やれなかったこと]]

 ・現在ヒロインルートのリライト、スクリプト

 ・「日本語の作文技術」の本日分を読む。




――という感じです。


ネガティブな書き方をすれば、

 「未だ、“現状ヒロインルートの、
  『リライト・基礎スクリプトを完了させえず』
  かつ
  『「日本語の作文技術」の勉強も中断』してしまった」


となり、
ポジティブな書き方をすれば

 「『現状ヒロインルートはとにかくひととおり書けました!
   あとはリライトと基礎スクリプトのみです!』
  『デザインズ関係のやりたいことも全て形にできました!』
  『「日本語の作文技術」の勉強は、
   一休みして頭をリフレッシュさせました!』

となる。

・・・先日は そのような一日でした、とも言えるかとも存じます。


 いずれせよ、私と いたしましては、

「明日の日記のタイトルは

『“現行ヒロインルート、基礎部分完了&演出に入りました!”&「日本語の作文技術」を二週間かけて読む(十日目)”』

とすることを、お約束申し上げ」

また

「その お約束を、何としても果す」


――ことこそが、
“今、やるべきひとつ”であると認識いたしておりますので!


 そのようにいたすべく、

(よほどのことがない限り、確実に
 “そのようにいたせる”かとも思っておりますのですが!)

日誌もひとまずこれのみにとどめ、

「詳しくは、明日改めて御報告」

ということで、早速にリライト開始! いたしたく存じております!!


 ので、明日の日誌――
 どうぞ改めてのチェックいただけますと幸いです!

 
 もろもろ とどこおり無きように、
 そして私に出来る限りに、その質を高めていけますように、
 全力を尽くし、頑張ります!!
posted by 進行豹 at 06:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2009年10月28日

「今日やることと明日までにやること」 & &「日本語の作文技術」を二週間かけて読む(九日目)”

 おはようございます。 

 私、文書は大抵

「タイトルを書いて」

「本文を書く」

という流れでもって作成いたします。


 これは何故か? と申しますと、

『タイトル=これから書こうとしている文章内容を極度にかいつまんだもの』ですので、

つけたタイトルはを そのまま、“執筆指針”をしめしてくれるように思うからです。

 で、本日の私は

「今日やることと、明日までにすること〜〜」

というタイトルをつけたのですが、ほどなく

『その二つって、同じ意味だ!』と気が付きました。

 ので、それは話のマクラとおいて。

 しかし、実質的にはタイトルを、

「今日やることと、明日までに(出来たら)やりたいこと」

と改め、以下に記述いたしたく思います。



[[今日やること]]

 ・現在ヒロインルートの執筆リライト基礎スクリプト完了

 ・デザインズ、250枚=2500円パックの試験運用開始準備

 ・「日本語の作文技術」の本日分を読む。



[[明日までに(出来たら)やりたいこと]]



 ・デザインズ、250枚=2500円パックの試験運用開始

 ・デザインズブログの作成・開設



――という感じです。


 で、それぞれの内訳につき、 
 今度は項目別に詳述してみたいと思います。



【製作進捗報告】

<<シナリオ・リライト・基礎スクリプト>>

  本日中に、現在ヒロインルートは完了できると思います。

  先日の進捗は昨日の予定とは多少ズレて、

 「一昨日に書いた部分のリライトと基礎スクリプト」
  ↓
 「スキップしたシーンに必要な各種素材の加工、作成」
  ↓
 「スキップしたシーンの書き出し・執筆」

というものとなりましたこと、あわせ御報告申し上げます。

 「何故、ズレたか?」 の理由につきましては、

『しっくりと来る書き出しが なかなかに掴めなかったので、
 他のやれることを 先回しにした』

 となります。

なお 上記、“しっくりと来る書き出し問題”は、
既に解決済みですので ご安心いただけますと幸いです。


<<その他の関連ご報告>>

 一昨日に作成・設置させていただきました、
 アラディア先生版「HexaQuarker」バナー。

 


・・・こちらにつき、

650さん
が、

>バックの素子にストレートな錬電らしさがある感じ

というバナー下コメントをつけてくださいましたこと(ありがとうございます!)

地味に激しく嬉しかったので、プレイくださるみなさまにも、ご紹介申し上げます。


+「らしさ」を感じていただける作品に、
 『錬電術師』が育っていっておりますこと。

+ その、「らしさ」を、(私の言葉でいうと)
 “ノイズ感”に近い部分に感じ取っていただけましたこと。

――嬉しいばかりでなく、非常に「これで良いのだ!」という手応え・励みと、
私 感じさせていただきましたのです。

 
 今後、画像加工の技術があがり、
 素材作成の技術があがり、


tOさん@『PBP』さん
ご謹製、
<move_e系プラグイン群>
のお力を拝借することにより、どれほどに、

『貴一くんの視点を、精密に追う』

ことが出来る物語と、錬電術師が育っていったといたしましても。

しかし錬電術師が
“ノイズをまとわせる物語”
でありつづけることは、これは確実でございますので!

 今後とも――

(それを目的とするのではなく、“必然を満たす”うちに、
 自然とそうなっていきますよう)

――『錬電らしさ』感じていただけるアレコレを形にし、またご覧いただけますように、
「頑張っていきたい!」と存じております!!



 


【不機嫌亭デザインズ】



<<250枚=2500円コミコミパック>>

 先日の日誌にて御意見お伺いをさせていただきました、
 [同人名刺デザイン作成 250枚=2500円 印刷・送料 コミコミパック] につきましてなのですが、


まぐおさん
のトコを拝見いたしましたら、

『大きなご紹介をたまわっていた』 (ありがとうございます!)

ので。

&私も、

「試験開始して、
 実際にニーズがあるかどうか、問題点が無いかどうかを
 洗い出してみて、悪ければやめればよい」

と考え至っておりましたので。

 本日中に
<コミコミパックの試験運用の開始>を いたしたく存じております。

 ですのでこちらも 明朝には
 「試験運用開始しました」
 と御報告させていただけますよう、頑張りたいと存じます!


<<デザインズブログの作成・開設>>

 デザインズを開始し、
 また、「日本語の作文技術」のレジュメ作成・紹介を開始したことにより、
ここ数日の製作日誌は

 『異様に長いもの』となってしまっております。

(実際、同趣旨の ご意見もプレイヤーさんから頂戴いたしました:ご意見ありがとうございます!)


 で、私としても 同点、可及的速やかに解決したく存じました。


 ので、あれこれと考えましたところ、

 
『デザインズのブログを作成し、そちらを独立運用』

『そちらは、“記載事項があるときにのみ、記事投稿”という扱いにする』

『デザインズブログへの記事投稿を行ったときには、
 翌朝の不機嫌亭ゲーム班製作日誌にも、
 “デザインズブログ更新しました(更新内容:××)”
 という御報告&リンクをはる』


――という改善案が、

「現行のフォーマットを最小限にいじるだけで出来る、
 もっとも改善効果の大きな案」

となるかと存じましたので、こちらにつきましては

『出来たら明日までに、無理ならその翌日までに行う』

事項とし、改善着手をいたしたく存じております。
 

 この改善を行えば、

 <興味を持ってくださる方には確実にチェックいただけ、
  興味の無い方には簡単にスルーいただける>

――という構造とすることが出来るかと思いますので、

これは確実に、プレイヤーさんにも喜んでいただけるのではないか!

と、私としては思っております次第です。

 
 
  

【「日本語の作文技術」を読む(九日目)】

 こちらにつきましては――
“全精読&レジュメ化が終わったら、
 .txtか.pdfにまとめて、必要な諸注記をつけ、
 本制作日誌上であらためて公開”

――させていただきたく存じております。

 そして、その日も「もう少し」のところまで来ておりますので――
現行フォーマットのまま、ひとまずは最後まで行っていこう、と存じております。

 ということで、先日の学習成果は、

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[九日目:09/10/27]


<第九章:リズムと文体>

+ リズムと文体は『応用要素』。特に意識がなくても 基本要素さえ守っていれば“読みやすい日本語を書く”という
 学習目的は達成できる。しかし意識できれば、さらに読みやすい日本語を書くことが出来るようになる。


+ “リズムのある文体”を習得するためには、
 『自分で書いた文章を朗読してみる』訓練が非常に有効。

+ いわゆる名文、と呼ばれる文章に自分で手を入れてみて、
 「その文章のリズムが、“一語の入れ替え”や “助詞の増減”などの非常に小さな違いによって、いかにたやすく壊れてしまうか」を
 実感することも、リズムの大切さを理解するためにはとても有効。






>> 第九章を読んでの私見

+ 「名文の実例」の紹介がほとんどなので、書かれている内容としては “以上で全て”となるのではではないかと感じた。

+  自分の練習にのために、「日本語の作文技術」中では紹介されていない、
 “私的に、独特で動かし難いリズムがあると感じる書き出し”を例文に、
 “リズム破壊”を試してみたいと思う。


(例文)

『 夥しい煤煙の為めに、年中どんよりとした感じのする大阪の空も、初夏の頃は藍の色を濃くして浮雲も白く光り始めた。
  泥臭い水ではあるが、その空の色をありありと映す川は、水嵩も増して、踊るやうなさざ波を立てて流れている。』

 (「大阪の宿」 水上滝太郎 / 原著は旧字体の漢字。“初夏”には“はつなつ”のルビ)

・この例文の
“初夏(はつなつ)の頃は藍の色を濃くして → 初夏(しょか)には濃い藍色に染まり”に。
“その空の色をありありと→その空の色をありあり”に、変更してみる。

『 夥しい煤煙の為めに、年中どんよりとした感じのする大阪の空も、初夏には濃い藍色に染まり浮雲も白く光り始めた。
  泥臭い水ではあるが、その空の色をありあり映す川は、水嵩も増して、踊るやうなさざ波を立てて流れている。』 


→ 大きめの変更をした一行めのみならず、
  「ありあり “と” の、“と”しか削除していない」二行目でも、リズムは明確に狂っている。
  (声に出して読んでみると、読み辛くなっているのがハッキリ感じられる。
   念のため ひらがなで、現代カナに書き下してみる)

(元の例文)

『 おびただしい ばいえんのために、ねんじゅう どんよりとしたかんじのする おおさかのそらも、はつなつのころは あいのいろをこくして うきぐもも しろくひかりはじめた。
  どろくさいみずではあるが、そのそらのいろを ありありとうつす かわは、みずかさもまして おどるような さざなみをたててながれている』


(いじった例文)

『 おびただしい ばいえんのために、ねんじゅう どんよりとしたかんじのする おおさかのそらも、しょかには こいあいいろにそまり うきぐもも しろくひかりはじめた。
  どろくさいみずではあるが、そのそらのいろを ありありうつす かわは、みずかさもまして おどるような さざなみをたててながれている』

→ 書きなおし 読み直してみて 『元の例文の、“初夏の頃は”を“初夏の頃には”にするだけでもリズムが崩れる』とも実感できた。
  “はつなつのころは” と “はつなつのころには” のみを取ると、後者の方が読みやすいように思われるので、

  <リズムとは、“リズムある言葉、の組み合わせて作るのではなく”、“言葉をスムーズに流す、ことから自然発生するもの”>なのではないかとも感じた。

 (意識的に切ることも、“流れ”を整えるための手法)


+ ここを“技術論”に落とし込もうとすると、膨大な手数がかかりそうなので、“例文紹介がほとんど”という構成は正しいように思われる。
 「書くこととは、読むこと」なのではないかなぁ、とも。



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と、なりましたこと、御報告申し上げます!




「制作日誌における、
 “読んでいただきやすさの追求”」

は、そのまま即ち

「今後の製作物全てにおける、
 “読んでいただきやすさの追求”」

につながるかと思いますので、その方面でも改善努力、
たゆまず積み重ねていきたいと存じます!

 試行錯誤の過程においては、
 あるいは揺り戻しや迷走なども当然にあるかとは存じますが、


 ここはひとつ、

「その過程がここまであからさまにみられるのは、

 『不機嫌亭ゲーム班製作日誌においてのみ!』」

かと存じますので、


「それもまた、“不機嫌亭ゲーム班を楽しむ一要素”」

くらいに広い度量でもって ご寛恕いただけますと、とても幸いに存じます。


全体のベクトルとしては、確実に

 「成長する同人ゲームを」

我々、作成していけているのではないか、と存じておりますので!



 と、↑のような改善努力、常に図りたく思っておりますので、
 いまさらながらですが、

「錬電術師」「製作日誌」「不機嫌亭デザインズ」「その他」

いずれにつきましても、ご意見・ご感想・ご指導・ご鞭撻・お叱り・お褒め等々――

どのような意見も、大歓迎で受け付けさせていただちております。

 本制作日誌のコメント欄でも、
 あるいは不機嫌亭ゲーム班メールフォームからでも、

何かございましたら、どうぞお気軽にお寄せいただけますと幸いです!!




――と いったあたりで、本日の御報告を完了いたしたく存じます!


 本日は、ひときわテキパキと行動し!
 「今日やること」をまずはきっちりこなせますよう、頑張りたいと存じます!!
posted by 進行豹 at 07:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2009年10月27日

明日には、多分現在ルートシナリオ書き終わります! &デザインズ新サービス案『『250枚=2500円 同人名刺 印刷・発送 コミコミパック』への御意見募集&「日本語の作文技術」を二週間かけて読む(八日目)”

 おはようございます!

 まずは、
『錬電術師 (冬)』に関します制作進捗に関して御報告をさせていただきます!


 先日の進捗は――


【シナリオ、リライト、基礎スクリプト】

+ いま手がけているヒロインルートの
 『エピローグの90%ほどを書き終わる』 ものの
 『その一個前のシーンをスキップしている』 状況。

 ので、
“飛ばしているシーンの執筆→
 エピローグのリライト→
 エピローグの残り部分の執筆” を今日中に。

“上記部分全体のリライトと基礎スクリプト”を、
 翌28日に終わらせて、29日からは演出スクリプトと
 次ヒロインルートのシナリオ執筆に着手したい。



【制作進行】
 今週末か、来週頭には
 “サークルに変化を与える事項”を行うかもしれないので、
 それに向けての準備と打診などを行う。


――といった感じです。

 
 いずれにいたしましても、形として固まり次第に、
 速やかに ご報告! させていただけますよう。

 行うべきは即座に行い、お待ちするべきは静かに待ち、
 無理なく無駄なくムラの無い、けれども多少は余裕を持った!
時間の使い方などしていけますよう、頑張りたいと思います!


 
 で、

 
不機嫌亭デザインズ
 につきましては、


『先日頂戴したお伺いを きっかけに、新サービスのアイディアを思いついた』

 その“新サービスのアイディア”につき、
「どんなもんかなぁ」と、私 善し悪しの判断に悩んでいる部分がございますので。

 その点、錬電プレイヤーのみなさま、ならびに
「そうじゃないけど、この制作日誌は読んでるぜ!」 方がいらっしゃいましたら、その方にも!
是非に御意見などお求めさせていただきたく思っております。

 ので、以下に概要をザザザと書かせていただきます。

-----------------------------------------------------------

新サービス名称(仮):

『250枚=2500円 同人名刺 印刷・発送 コミコミパック』


新サービス内容:

『同人名刺デザインだけにとどまらず、入稿代行まで行うサービス。
 
 具体的には、

1:ご発注を頂戴した名刺デザインを作成、OKをいただく。
  
2:ご発注者様に、名刺のご発送先を頂戴する。

3:アドプリントさん:http://adprint.jp/
  に、「頂戴したご発送先を指定」しての、
  完成名刺デザインデータ入稿と、
  お支払代行とを行う

4:数日待つと、ご発注者さまのお手元に
  アドプリントさんから完成名刺が到着する

5:ご到着報告を頂戴したら、
  デザインのマスターデータをご納品させていただいて、
  サービス満了。


新サービス価格:

 基本パック
 <マットコート(ラミネート有)、86X52、(片面4色 / 表4色裏1色 250枚>

 の場合、『250枚=2500円』+(不機嫌亭デザインズ口座へのお振込手数料)

 内訳は、

「デザイン料 1000円」+
「印刷代 700円」 + 
「アドプリントさん→ご指定お届け先送料 500円」 + 
「不機嫌亭デザインズ→アドプリントさんの振込手数料 100円」
「データ入稿代行費用 200円」

 で、合計2500円。

 
 「他のサイズ、形式、枚数で」という御注文には、
 差額実費の御請求で対応。

 ただし、
 裏面も4Cで、表面とは別途のデザインが必要とされる場合には、
 そちらのデザイン料=1000円も頂戴する。


新サービスの、進行豹が想定するメリット

+「データだけもらっても、入稿とかよくわからん」という方をフォローさしあげられる

+ 印刷屋さんを、信頼できる一か所に絞り込むことにより、
 「安定した高品質」と「クレームリスク軽減」と「事務処理の迅速化」が期待できる

+ また、同絞り込みにより、
 『同人ゲーム制作者さん』『同人』という対象枠をとりはらって、
 『“オリジナルデザイン名刺を作りたい全ての方”への
  サービスご提供』も、可能になるかもしれない。

+ 名刺デザインと「“表紙、ジャケットデザイン”は似ている」
 (要素を、□の中に配置するデザイン。
  デザインする要素は、基本発注者様に全指定いただける)
  ので、そっち方面のスキルアップも同時に図れる。


新サービスの、進行豹が想定するデメリットと不安点:

+『名刺記載情報は、発注者様の自己責任でお願いします
  (文字データは、頂戴したそのまま全コピペの上、デザイン)』
 
『デザインの最終確認をいただいて以降、
誤字修正、刷り直しなどのご要求には一切応じることができませんので、予めご了承ください』

 の明記で、“誤字・クレームリスク”への予防措置が十分か?


+ 万一の、発送・配送ミスが起きてしまったときの、
 “発送・配送クレーム対応”はどうするか?
(“私→宅急便業者さん→お届け先”間でのトラブル対応は
 経験があるが、間に一社入った場合には責任を取り切れない
 可能性が発生する危険があるように思う)


+ 私の思いつけていないリスクが他にも沢山あるのではないか?


-----------------------------------------------------------

 というような感じです。

 私としては

 「同人ゲーム制作者さんのみならず、
  錬電プレイヤーさんのお役にたてるかもしれないし」

 「練習にもなるし」

 「ロゴ作成よりもニーズが多そうだし」

 「自分のデザインした名刺が、
  いろんな場所で活躍できたら非常に嬉しいと思うし」

 「私自身の、
  “イベントで同人名刺交換をさせていただく機会”
  を増やせる=ご交流の機会を増やせるかもだし」


 で、 『気持ち的には非常に前向き』であるのですが――


 しかし 【想定できていない、マズすぎるリスク】があったらおっかないので、
 新サービス運用を開始する前に、みなさまに、


Q1:この“サービス案概要”内で、
   『想定しきれてないリスク』にお気づきになられましたら、
   是非とも御教示ください!


Q2:その他、何か御意見御希望ご要望ご叱咤ご激励などございましたら、
  お願いいたします。


――の二点、お伺いいたしたく強く希望しております。


 ので、そちら、もしよろしければ、
 本制作日誌のコメント欄か、
 不機嫌亭ゲーム班メールフォーム
か、進行豹あてのその他連絡チャンネルからから、お寄せいただけますと、非常に嬉しく存じます。


 頂戴したご意見を基に、 

 1:「だめそうだ」と思ったらサービス開始断念。
   「やれそうだ」と思ったら、サービス案を修正。

 2:「やれそう」の場合には、修正サービス案を、
   しかるべき狩野さんに チェックいただく。

 3:OKが出たら、 
   「本サービスと同内容での試験サービス運用」を開始し、 
   そちらで修正すべきが発見できたら修正し、
   「本サービスへ移行」といたしたく考えております。

 
 デザインズの、次なる目標である
 『1日平均1デザインのご受注』
 というのは、

 “錬電製作や、他のもろもろの支障にならず、
  一番ペース良くまわしていけそうな仕事量”

 と考えておりますので、もし、このサービスを運用開始できるようでしたら、その目標の達成のため!
NGなようでしたら、また別アプローチで上記目標の達成を目指し!

 こちらもコツコツ、頑張っていきたいと存じます!


 で、『御意見募集』に関しましては、
先日の日誌でも、

【<専門的な事項が 門外漢にもわかるように書かれている入門書>をご推薦ください!】

との お願いをさせていただきましたのですが――


 こちら! 早速&幸いなことに 


『モーニングブレッド』


の ほにゃららさんから ご推薦頂戴できましたので!

 で、そちら「コメント欄へのご投稿(=公開物)」で、
短いものでもございますので!

 以下に、転載・ご紹介させていただきたく存じます!

>自分の場合、佐賀大学の講座の概要がすごいためになりましたよー
>
>http://www.cs.is.saga-u.ac.jp/
>http://www.cs.is.saga-u.ac.jp/lecture/techWriting/
>http://www.cs.is.saga-u.ac.jp/lecture/techWriting/techWriting.pdf
>
>Posted by ほにゃららら at 2009年10月26日 12:55


 で!
 私早速、こちら
(無論、昨日の今日で精読など出来ようはずも無く、今のところはザラっとですが)
拝読させていただきましたのですが――

『“理科系の仕事の文章は、<事実・意見のみで構成し、心情を挟んではならない>”』

――とする定義に 「おお!」と真っ先に思いました。


 で、そこからつらつら考え、


+ 詩や小説 = 心情が主体

+ ルポタージュ、ノンフィクション =事実、意見、心情全てが主体

+ 新聞記事や理科系の仕事の文章 = 事実、意見が主体


となっているのではないか、と整理し直すことが出来。


主に、新聞記者さん向け(=事実・意見寄り)である
『日本語の書き方の技術』

と、

主に、小説家さん向け(=心情寄り)である
『ローレンス・ブロックのベストセラー作家入門』のみならず、


【事実・意見・心情全てを必須要件とする、
 『ルポタージュや、ノンフィクションの書き方』
につき勉強をすることは、凄く有用なのではないか】

と考えるようになりました。


 ので(頂戴した講義はもちろんのこと!)

 その方面で良い技術書が何かなど、情報収集開始して――
で、『日本語の〜』精読後の、“次なるレジュメ化候補”とし、
ピックアップいたしたく思っております!


 また、上記、

【<専門的な事項が 門外漢にもわかるように書かれている入門書>をご推薦ください!】

につきましても、ひきつづきましての募集行っておりますので!
こちらもございましたら、どうぞお気がるにお寄せいただけますと幸いです!!


 と、御礼&ご紹介が遅れましたが、
 今回御推薦をくださった 「ほにゃらら」さん! とは、

 『中断前の五月のサンクリで、ブースがお隣同士になって以来』の、細く、しかし長い!

ご交流をたまわっております。


 で、このほにゃららさん! 

「尊敬できる、同人ゲーム制作の大先輩」であり

「なのに異様なまでに人当たりがほにゃららしてる、お話しやすい方」 であり、そしてなにより

「『キュートで、動く! ゲーム』を作ってらっしゃる方」

でございますので!

 ほにゃららさんの、


『モーニングブレッド』
さん。


 もし、「チェックしてなかったぜ!?」という方がいらっしゃいましたら、
「この機会に是非是非ごチェック下さいまし!」
と、私、強くオススメ!! 申し上げます!


 そして、私に

 「精読・レジュメ化・公開=ためになる」と教えてくれた

『日本語の作文技術』の八日目・八章につきましては



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[八日目:09/10/26]


<第八章:無神経な文章>

+ 無神経な文章には、以下の6パターンがある。
 すなわち【紋切り型の多用】【配慮の無い繰り返し】【書き手が自分でウケている】【下品な体言止め】【考えなしの過去形】【サボリ敬語】。


+ 【紋切り型の多用】は、文字通り“紋切り型=手あかにまみれた表現”を平然と多用する文章のこと。

ex.
「無期限亭御機嫌ゲーム班―― 2007年10月12日開設の同人ゲームサークルである。だが このサークル、そんじょそこらの同人ゲームサークルとは一味違う。
驚くなかれ、メンバーの全てがピチピチの美少女ばかりなのだ! その一人、進行豹子たん(ツンデレ)に突撃取材を敢行してみた。フヒヒ…サーセンwww
突撃といっても性的な意味ではないので(苦笑)、読者諸兄におかれては安心をしていただきたい。……って、自分で書いてて嫌になってきた orz」


+ 紋切型の多用に どうような問題点があるのかについては、以下の文章が とても参考になる。
     
(以下引用)

 <菫の花を見ると、「可憐だ」と私たちは感じる。それはそういう感じ方の通年があるからである。しかしほんとうは私は、菫の黒ずんだような紫色の花を見たとき、何か不吉な不安な気持ちをいだくのである。しかし、その一瞬後には、私は常識に負けて、その花を「可憐」なのだ、と思いこんでしまう。文章に書くときに、可憐だと書きたい衝動を感ずる。たいていの人は、この通念化の衝動に負けてしまって、菫と言うとすぐ可憐なという形容詞をつけてしまう。このときの一瞬の印象を正確につかまえることが、文章の表現の勝負を決定するところだ、と私は思っている。この一瞬間に私を動かした小さな紫色の花の不吉な感じを、通年に踏みつけられる前に救い上げて自分のものにしなければならないのである。>

(以上引用:『小説の書き方』野間宏・編 中の 伊藤整氏の文章を、『日本語の書き方』より)


+ 【配慮の無い繰り返し】

ex. 「進行豹は起きてすぐ制作日誌を書きました。そしてすぐ車を走らせ、狩野さんの家に行きました。そして借りていた本を返してすぐに家に帰りました。そしてすぐパソコンを立ち上げました。そしてすぐ――」

→ 言葉や構造を変えれば、“配慮の無い繰り返し”は防げる。

ex2.「進行豹は起きてすぐ制作日誌を書きました。書き終えるとそのまま車を走らせ 狩野さん宅へ。借りていた本を返し、即座に帰宅するや否で立ち上げたのはパソコンでした。その途端――」


+ “のだ。”という終わり方を多用する文章も良くあるが、“のだ。” は、本来 <(××であるから)――――のだ> という暗黙を含むべきものである。
  繰り返しの多用だけではなく、その点にも気をつけなければならない。

ex.
「埼玉県には“特徴が無い”という特徴がある。県民も、また同様なのだ」 

→ <(埼玉県には、“特徴が無い”という特徴があるのだから) 県民も、また同様なのだ。>という含みを持っているので、正しい“のだ”の用法。

これを
  
「埼玉県には“特徴が無い”という特徴がある。いっぽう、神奈川県民は都会的なのだ」 とやってはダメ。
(“いっぽう、神奈川県民は都会的だ”が、正)



+ 【書き手が自分でウケている】

→自分で笑っちゃってるお笑い芸人や落語家は少しも面白くない。
 文章も同様。面白いことを書いているときほど、真面目くさっていなければ、せっかくの面白さが半減してしまう。

極端なex. 
「本当に、すっごく面白いオチなんですよ! いいですか?(笑)
 『今度は熱いお茶が一杯怖い』って来ちゃうんですよ、これが!
 ネ? 面白いですよね!(爆笑)」

→“面白い”以外でも同様。
 例えば “美しい人”を描写したいのであれば、“美しい”という語の明記(≒自分自身がウケてることの表明)はせずに、“その描写で美しさを伝える”べき。
笑わせたい文章、泣かせたい文章、怒りをつたえたい文章―― 全てにおいて、上記の心構えは通じる。


+【下品な体言止め】

ex.
「下品な体言止め。どんなものかは論より証拠。実例のつもりで書けば、これがなかなか難しい。あれこれ悩んで頭をピシャリ。髪の毛ハラリで 口あんぐり」

→リズムを出したり、緊迫感を出したりを目的として体言止めを使うことが良いケースもあろうが、乱用は却ってその効力さえをも失わせる。



+【考えなしの過去形】

ex.
「冬コミ会場にお邪魔した。目を引くデモを展開していた『焼肉万歳』さんにお話をお伺いした。
焼肉万歳さんは大阪のサークルさんだった。ならば阪神ファンかと尋ねると、そうでもないとのことだった」

 →『焼肉万歳さんは、“今現在も大阪のサークルさん”である』のだから、この過去形は明らかに“考えなし”。

「――お伺いした。焼肉万歳さんは、大阪のサークルさんだそうだ。ならば阪神ファン――」 と直すべき。


+ 「書いてから、発表まで間を置かないルポ」などの場合には、過去形はむしろ全体的に封印すべき。

ex.(10/26に取材し、27日に発表する、“ゲーム開発現場に突入!ルポ)

  「不機嫌亭ゲーム班 開発室は、修羅場特有のピリピリした空気につつまれている。
   『お邪魔します』――声をひそめて侵入すれば、甲高い、神経質そうな声が返って来る。
   「どなたです?」……その頭上にはパックマン禿が輝いている。
   この男が、不機嫌亭ゲーム班の大番頭、進行豹だ」

→ “取材をしながら、リアルタイムで書いているわけではないことは、読者にも明白”なので、
 これをわざわざ、

「不機嫌亭ゲーム班 開発室は、修羅場特有のピリピリした空気につつまれていた。
 『お邪魔します』――声をひそめて侵入したところ、甲高い、神経質そうな声が返って来た。」とやり、
 読み手さんに、
 (のですよ、私が取材したその瞬間には)
 と、言わずもがなのことを押し付ける必要はない。



+【サボリ敬語】

 →語尾になんでも「です」をつける類の敬語。

ex. 「危ないです」「嬉しいです」「ありがたいです」「おかしいです」

→それぞれ、文法的に正しいのは 「危険です」「嬉しゅうございます」「ありがとうございます」「異常です」 
  (“形容詞 + です” は、明治以来の日本語文法に対しての違反)

→これが、「現代の大多数に用いられる文法」であるのならば、もちろん、それは“現代文法として正しい”。
 が、『日本語の作文技術』を高めようとするのであれば、“それは旧来の敬語の用法に反している”ことを
 知っておく必要があるし、出来うる限りは回避すべきでもある。




>> 第八章を読んでの私見

+ 私の場合、「守れていないこころがけ」が(現在までのところ)一番多い章。

+ 特に 【下品な体言止め】、【考えなしの過去形】、【サボリ敬語】に対しては、自らの意識の低さを痛感させられた。

+“ルポにおける現在形の適正使用のススメ”も、非常に参考になった。今後は、こころがけていきたい。

+【書き手が自分でがウケてる文章】は、過去、狩野さんに注意されたことがあったので、こころがけできていた。

 狩野 「自分で自分にツッコんじゃだめでしょ。読んでる側にツッコんでもらわなきゃ」

 ・・・狩野さんが『日本語の作文技術』を読んでいるとは思えないので、
 “その こころがけは、文章のみならず、マンガにも、他の全てにも通ずるものなのかもしれない” とも感じた。


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という私的レジュメを作成させていただきましたこと、
ご報告申し上げます!


 この章

「今の日本語(の流行)」とは、あきらかにズレてしまっている部分も多いように私には思え、
また、
「この全てを守ったら、『今の日本語に慣れている方には、逆に“読み辛く”なってしまうかも』」
と、正直思う部分も多少はあったのですが、

それ以上に!

「あわわわわ! これから、今から! 気をつけよう!!」

と痛感させていただく部分の多い章だったようにも感じております。

 
 この学習も、他の全てと組み合わせ、
 螺旋階段を上るようにして、ゆっくりとでも 広くを見ながら確実に!
技術向上、ならびに錬電の品質向上 図っていきたく、頑張りたいと思います!!

 ですので、まずは、

『非常に重要な踊り場』である、

“現状ルートの、シナリオ執筆完了”にむけ、

本日も一段一段! コツコツと階段を、登っていきたく存じます!!
posted by 進行豹 at 07:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2009年10月26日

【<専門的な事項が 門外漢にもわかるように書かれている入門書>をご推薦ください!】のお願い & “「日本語の作文技術」を二週間かけて読む(七日目・後半)”

 おはようございます!

 まずは、各種進捗の御報告、させていただきたく存じます!


【シナリオ・リライト・スクリプト】
 多分、明日――か、あさってには1ルート終われるのではないか、と。


【制作進行】
(この項目では、
<“何か重大な進捗・変化”が発生しない限り、お知らせすることも無い>
ことにようよう気付きましたので、
 次回の日誌からは「そういうことがあったときだけに設ける」よう
変更したいと思います)




 でもって、


【不機嫌亭デザインズ】


の方は――

+ 今 かからせているデザインの方が、順調に進捗している(ように思う)

+ 新しいお問い合わせを頂戴できた

――と進んでおりますので、「良い流れ」で来ているように、感じております!


 つまるところ――
 全般、おおむね、「調子出てきた」ように思いますので、
 引き続きましてコツコツもろもろ、頑張りたいと思っております!


 と、

 
 「日本語の作文技術」の学習につきましては、いよいよ折り返し地点の『7日目』に突入いたしまして!


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[七日目:09/10/25]


<第七章:段落>

+“段落”とは即ち“改行”のこと。
  
+“改行”は、「一つの思想単位の結ばれるとき」(≒ 一つの話題が区切られるとき)に のみ行う。  
 『その他の場合には、決して改行してはならない』

→ 
「短い文章をいくつも繋ぐ。それはリズムを出すための一つの手法だ。無論 他の全てと同様、この手法にも長短がある。ところで、長短と言えば帯だ。私は一度でいいから、“女性の帯を引っ張ってくるくる回す”という脱がせ方をしてみたい。」

 という文章の場合、“話題は” <短い文章をいくつも繋ぐという手法>について と、 <帯、および帯に関する欲求>の二つしかない。

 故に改行は―― 

“ 〜〜〜長短がある。
  ところで、長短といえば”

―― に入れるべきであり、他に入れてはならない。


+ 意味的ではない、原稿用紙的(=ディスプレイ表示上)の都合で、<改行でないのに、見かけ上の行頭と“。”直後の書きだしとが一致してしまう>場合には、
 “そこで改行がされていない”ことを明確化するために、文字を増やしたり削ったりの工夫をすると良い。

  また、(改行後の)“行頭の一字を下げる”ことには、そのような誤解の可能性を減ずるという効能がある。





>> 第七章を読んでの私見

+ 原稿用紙でのルール、ディスプレイ表示でのルール、ゲーム画面上でのルールでは、
 “どのようにすれば見やすく、読みやすくなるかが異なって来る”が、
 それぞれのフォーマット上において、<どこで、意味の区切りが来ているのか>を明確化する工夫は必要。

  私の場合は、ディスプレイ表示上においては、<空行を入れる>ことで、段落表示をしているように思う。


+ 行頭の一字下げの重要性を初めて理解。心がけていきたい。


+ 六章があまりにしんどかったので、この章の短さはすごく助かった。
  これも恐らくは、“読み手に配慮しての構成” であろうと思うので、見習いたい。
 

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という学習成果を得ることが出来ましたこと、ご報告申し上げます!


 こちらも、「即座に消化&活用」は難しいかと存じますのですが、しかし

『“読んでいただきやすさ”と “理解していただきやすさ”とを両立させるための、
 非常に重要なヒント』

であることは確実かとも思われますので!

徐々にでも確実に“意志ある改行”を徹底していけますよう、心がけたく思っております!!


 また、『精読→レジュメ化→ご報告』は、

“今までにやったことの無いレベルでの読み込みをさせてくれる”

ことであること、これは確実ではないかと感じ始めております。

ので、「日本語の作文技術」を読了し まとめおわりました後にも、
別の本で同様なことを行って、
この行為の “継続→習慣化”を果していければいいなぁ、と考え始めてもおります。

 
 ですので――

『この本は、私( = この日誌を読んで下さっていらっしゃる方)の専門分野の入門書なのだが、これほど素晴らしく書けている本はめったに見ない』

という一冊、もしご存知でしたら。
それが いかなるジャンルの本であろうとも、
よろしければ、コメント欄、もしくは
メッセージフォーム
の方から、ご教示いただけますと、
非常に重要な参考情報とさせていただけ、
とてもありがたく存じます!

 “物語制作者”としての私にとって、

「専門的なことを、門外漢にも理解できるようにご説明くださっている本」

は、物凄く有用な武器! となること、これは明白でございますし――

“新しい視点”を学習させていただきますことは、
錬電術師を含む、私が「これから紡ぐ全ての物語」にとっての大きな糧となり。
結果 “よりよい物語をご提示させていただく”ことにも繋がるかとも存じます。

 ので、もし、そのような

『非常によく書かれている、入門書』

を ご存知でしたら、本当にオールジャンルで!
ご推薦たまわりたく、重ね御願い申し上げますのです!!



 ちなみに、私の専門分野(であると自分では思っております)
“物語製作”における優れた入門書としては

『ローレンス・ブロックのベストセラー作家入門』 (ローレンス・ブロック/原書房)

が筆頭にあがってくるかと存じております。

 同書、
<“物語を書く気はないけど、読むのは好き”という方>
にとっても面白い一冊ではないか? と、私 思っておりますので!

私からのご推薦図書として、こちら、ご紹介申し上げたく存じます。


 と――
本日の御報告+御願いは以上までとさせていただき、
引き続きまして製作&学習の方!
鋭意コツコツ、積み上げていきたく存じます!!
posted by 進行豹 at 06:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 製作日誌

2009年10月25日

バナーとロゴについての現時点で私見&“「日本語の作文技術」を二週間かけて読む(六日目・後半)”

 おはようございます!

 純粋な “うっへり”のせいで、
 先日の私は、“当日告知”を やらかしてしまいました。


 “当日告知”は当然に、
 <その翌日には、告知の意味が無くなる>ものですので――

 “先日の翌日”である本日には、
 直リンクバナーの方を、



へと差し替えさせていただきましたこと、まずは御報告申し上げます!

 ちょっと中断しておりました、

"不機嫌亭ゲーム班 200*40バナー向上計画"の一環、という感じの一枚となります。


(ちなみに、200*40の方は

となっております!)


 で。
 そうしましたら、

(……今の私の、
 「ロゴに関する考え方」
 「バナーに関する考え方」
 と、
 「現状の、不機嫌亭ゲーム班のリンクバナーのあり方」
 とには
 『差異が出てきてしまっているなぁ』)

ということに気が付きましたので!

 一気呵成に、

 不機嫌亭ゲーム班>リンク>このサイトへのリンクについて


内の一斉改装を行いましたこと! 御報告申し上げます!!


 改装点は、主に以下の三つです。

1:「バナー内ロゴの統一を行った」
   (ご使用推奨バナーは 全て
   『不機嫌亭ゲーム班メインロゴ』 もしくは
   『錬電術師メインロゴ』 に統一した)

2: 「88*31バナーも作成し、置いた」





3:「過去カレンダー・アナウンスバナー」ならびに「置いてあった別ロゴのバナー」 は、全て <使用非推奨>とした 
 (過去カレンダー等については、ページ最下部に移し、
  『ログ扱い』でお願いできますように、注記させていただいた。
  また、別ロゴバナーに関しては、ロゴ差し替えのものを新規におくか、外すかした。
  が、ロゴ差し替え前、外したものもサーバーにはそのままおいてあるので、
  直リンク、あるいは保存で使って下さっている方は、
  そのままお使いいただけましても全く問題ございません)


――つまり。
 上記した三点に集約されることが、
今の私の 『バナー・ロゴに関して考えていること』となります。

 せっかくの機会ですので、以下にザラっと箇条でまとめてみたいと思います。

■ 『ロゴで一番大事なのは <覚えていただく>こと』
   故に、使うロゴの数は少なければ少ないほど良い。

■ 『ロゴでその次に大事なのは <可読性> と <縮小時可読性>』
  つまりは“初めて見たとき、読める”こと。

■ 『サブロゴfukigenin.png
  “メインロゴがどーしても使えないときの緊急避難用”』
   ので、メインロゴと<異なった使い方が出来る形>をしていないと、意味がない。
   (横長と縦長、横長と正方形、等)

■ 『メインロゴは、白黒になっても可読性を保たねばならない』

■ 『バナーの最も大切な役割は <見て覚えてもらう>こと』
  (そのとき、すぐにクリックしてもらえなくても、
   <見て覚えて>さえもらえれば、次に繋がるかもしれない)
  (ので、“ロゴを散らさない”ことは ここでも極めて重要)

■ 『<クリックしてもらう>ことは、故に二番目の優先順位』

■ 『“キャラクターの目力”は、そのままバナーの力』
   (目は大事。“あえて目を外す”とかは、
    よほどロゴなりブランド力なりに自信がない場合には、
    やらない方が無難なのではないか、と思う)

■ 『エロは強い。が、直接的なエロバナーは、
   “貼っていただける場所が限定される”。
   故に “直接的な性描写無しにエロ臭い”
  
バナーを作れれば、強い』

■ 『インフォメーションバナー
   (情報をお伝えするためのバナー)


   は、情報が主役。
   絵より、ロゴより、
   “その情報を、どれだけ読んでいただきやすく配置できるか”
   のみの勝負となるし、そこに力を注ぐべき』 


■ 『インフォメーションバナーにおいては、
  “対象をきちんと想定する”ことで“必要情報の取捨選択”が出来る』
  (“かや姉携帯クリーナーのデザインフェスタ出展”に
   興味を持ってくださる方がいらっしゃるとすれば、
   「かや姉=錬電術師=不機嫌亭ゲーム班」は当然御理解いただけている。
   し、万一 “そのご理解がない方に興味をもっていただけた”場合には、
   “当然にクリックをいただける”ハズ。   
   ので、このインフォメーションではロゴを無理入れする必要は無い)

---------------------------------------

というような感じです!



不機嫌亭デザインズ
 は、

「サークル立ち上げ初期の、
 “デザインなんて なんもわからんのに” デザインを頼むと高すぎる! 困った!!」

という、

“【かつての我々みたいな方たち】へのお手伝い”



“私のデザイン技術の向上”

とが目的ですので、

 このような情報の開示もまた、

「その両方の目的をキッチリ果す!!」

(自分の中にある“感覚” を、
“言語化整理”することは、技術向上に役立ちますので!)

こととなるかと、私としては考えております。


 ですが、

「そんなん全部考えてバナーやロゴを作るヒマがあったら、
 自分の得意分野に注力したい!!」

という方には、

『不機嫌亭デザインズがお役に立てるかもしれません!』

ということもやはり、せっかくですので、きっちりアピールしておきたいと思います!



 で。
 そんなこんなをやれましたのも、

『錬電術師(冬)のシナリオ進捗が、わりと順調』にすすみましたためで――


 具体的に申しますと、


【シナリオ・リライト・基礎スクリプト】
→あとは、「男性向け18禁ゲームにおける最重要シーンとエピローグ」のみ。



【制作進行】
→何ごとも無し。


――という感じの進捗となりました!


で、
『男性向け18禁ゲームにおける最重要シーン』の方は、
なんせ最重要ですし、私の場合は、そのシーンだけは

“技術のみでは書けない”ものかとも存じますので――


・・・まぁ、とにかくと同シーン、
少しでも 
“盛り上がり、盛り上げていただけるもの” 
と出来ますよう! ベストを尽くして、
頑張る――よりも“勢いづいて”! ねっちりと!!

そして、“嗜好”についても、きちんと
Re_turnできますように、マゾマゾしさを忘れずに!

書いていきたく存じております!!



 そして、勉強を重ねるうちに、
 『理解できるポイントが増し(たように思えはじめ)、読む面白さも増してきた』、


 「日本語の作文技術」の学習につきましては、


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[六日目-の二日目:09/10/24]


<第六章:助詞の使い方 / 勝手に後半 『<まで>と <までに>と <が>と <並列>と』 >


+ <まで> と <までに> とは、当然ながら全然違う働きをする

→ 
『あさってまでに筋トレしてね』 
  (マネージャーはトレーニングスケジュール管理を ある程度任せてくれている)

『あさってまで筋トレしてね』
  (マネージャーは超スパルタ訓練をほどこしている)


+ <まで> と <までに> の 違いは <に> の有無。
  <に>の機能については、 <中> <中に>、においての両者の差異を あわせ考えると理解しやすい。

→  『十月中シナリオに集中する』
    (十月の間はずっと シナリオに集中する)
 
   『十月中にシナリオに集中する』 
    (十月が終わり切るまでのいずれかの時点でシナリオに集中しますホントです)

→  “十月”という一ヶ月間を、<中>の場合は そのまま示すが
    <に>が加わることにより、“その中のいずれかの時点” を示すように変化している。
    これは、冒頭の例の<まで> <までに>の場合も同じ。 
     (今日〜あさってまでの“期間” と、 “あさってまでに”のある一時点)


+ つまり<に>は、【ある“期間”から 特定の“時点”を抽出する、という機能】を持つ。

+ ので、 <に>を(特に時間を示す語とあわせて)用いるときも、<は>と同様、 “限定したいのか、そうでないのか”を意識することが必要

→ 『締切まで休まず必死に書きます!!』  
   (締切を破りそうな時の、正しい約束)

  『締切までに休まず必死に書きます!!』 
   (あとで、「いや、“までに”って言いました」という言い逃れが可能←次の仕事が無くなるリスクあり)

  『締切までには休まず必死に書きます!!』
   (<に>+<は>で、↑の意図がひときわ際立つ。ので「“締切まで”、ですよね?」と、念押しをされる確率アップ)




+ <が>は、逆接の(前の語から続くと予想させる内容と、実際に後につづく語の内容とが異なる場合に用いる)接続語。

ex. 『筆記試験で満点をとったが、プロテストには合格しなかった』
   (筆記で満点→合格が予想される <が> そうではなかった)


+ しかし、<が>は、“順接の接続詞”としても、“順接でも逆接でもない接続詞”としても用いることも出来てしまう。

ex. 『筆記試験で満点をとったが、プロテストに合格した』
    (なんらかの含みがあるようにも読めるものの、意味的には完全に順接)
  
  『筆記試験で満点をとったが、あなたの得点が何点だったかを伺いたい』
    (この場合の<が>を代用するなら <さて>等、“やや意味合いを転じる”役割の接続詞となると思われる)


+  後段の例のような<が>の用い方がなされると、読み手側には軽い混乱をきたしかねない。
   ので、<が>を用いるときには、そのような“便利使い”をしていないかに注意し、
   そうなってしまっている場合には、言い換えを用いる必要がある。

ex. 『筆記試験で満点をとった、そしてプロテストに合格した』  
  『筆記試験で満点をとった。さて、あなたの得点が何点だったかを伺いたい』
  


+ <と>は、並列の(同じ意味合いの言葉を複数ならべるときに用いる)助詞。
  仲間には <や> や <も> 、 <か> 、 <とか> 、 <に> 、などがある。

+ 並列の助詞は、 “全部の同じ意味合いの言葉につける” と、最も誤解を防ぎやすい。

ex. 「狩野さんと進行豹と桜崎さんとが激論を戦わせた」
   (みつどもえの論戦であると明白)

+ これだと重い場合(すごく沢山を並列するなど)には “冒頭”だけに<と>などをつけると落ち着き良く、誤解も招きづらい。

→ 「狩野さんと進行豹、桜崎さん、きゃなさん、pomriceさん、はたのさん、空木さん、2spadeさんが激論を戦わせた」
   (全員での論戦、であると明白)

 → これが、中途半端に <と> を打つと、意味を著しく混乱させてしまう。

  「狩野さんと進行豹、桜崎さん、きゃなさん、pomriceさんと、はたのさん、空木さん、2spadeさんが激論を戦わせた」 

  (『狩野・進行豹・桜崎・きゃな連合軍 VS pom、はたの、空木、2sp同盟軍』とも読めるし、 
   『“狩野 VS 進行桜きゃな 軍の戦い”』 と 『“pom VS はた空2sp軍の戦い”』とが同時並行で起きた、とも読めるし、
   『全員の論戦』 とも読める)


+ ので、<並列の助詞> は、“全項目につける” か “冒頭の語だけにつける” かに徹底するべき。
  “チーム分け”をしたいときは、文章構造の工夫や、<他の並列の助詞>を併用することによって、誤解を防ぐ努力が必要。

ex. 「狩野さんと、進行豹と、桜崎さんと、きゃなさんと、pomriceさんと、はたのさんと、空木さんと、2spadeさんとが激論を戦わせた」
  「狩野さん・進行豹 と 桜崎さん・きゃなさんも、pomriceさん・はたのさん と 空木さん・2sapadeさんも、同じく論戦した」






>> 第六章(勝手に後半)を読んでの私見

+ <に> <は> は、限定。 併用すると “超限定”。
  強力だけに、使い方には注意しないと、予想外の意味を与えてしまう。


+ “<が>は便利に使えるが、使い方には注意しなくてはいけない”
  ・・・みたいな、論旨を不明瞭とする接続をしてはいけない。

  “<が>は便利に使える。それだけに使い方には、特に注意をしなくてはいけない”
  と、書きたい。


+ 並列の<と> とかは、(長くなりすぎたなぁ) とか (リズムをとるため) とかに、
  ハンパな位置で使っちゃいそう(というか、多分実際使ってたの)で、非常に怖い!

 今後は、<と>と、<に>、<は>、<が>の使い方には、特に注意していきたい。 
  

----------------------------------------------

という学習成果を積み重ねましたこと、あわせ御報告申し上げます!


“助詞”という、最も高く険しく道程もややこしい最難関を乗り越えましたので!

 ここから先は、より楽しんで、できることならスイスイと!
 勉強、重ねていきたく思っております!!



 本日は、多分、

 「製作とデザインズと勉強とに、かなり大きな時間を使える」

一日となるかと予想しておりますので!


 その一日を、ゆめゆめ無駄にしないよう!
 前向きに、かつ丁寧に! もろもろ、頑張っていきたく存じます!!
posted by 進行豹 at 08:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2009年10月24日

華麗なる時刻表トリックと、紅白戦でホームラン、そして“「日本語の作文技術」を二週間かけて読む(六日目・前半)”

 昨日、私は非常に嬉しいことがあったため、
 すっかり失念してしまっておりましたのですが――

 告知、が一つございます。

 それは

 

ということです!


 ・・・というか、デザインフェスタ。今までの人生で全くご縁がないイベントでございましたので――

「当日告知」をやらかしてしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます。


 で、しかも!

 よりにもよってデザインフェスタ!


 本日開催されます、


『秋葉原ロケテゲームショウ1』


と、同日開催・もろカブリなわけであることにも、本日 私 ようようにして気が付きましたのでございます。


「これは、“錬電をチェックくださっている方でデザインフェスタお運びになる方”、
ほとんどいなくなってしまわれることも止むなしか」

と、ですので私、当然にガックリ来たのではございますが!


 しかし! 私の脳内の西村京太郎先生が!! 

「あきめたら そこで終電じゃよ」

と、なんだか別の先生と入り混じりつつ、アドバイスをしてくださったのです!!


(そうですね……西村先生!)

と思った私は、まず、両イベントの“開催場所”と“開始時刻”を調べ直しました!

すると

『デザインフェスタ』:“東京ビッグサイト”にて“11:00”から


『秋葉ロケテゲームショウ1』:“秋葉原UDX 4F”にて “13:00” から

という開催日時情報を獲得することが出来ました。


 最寄駅は――

 前者:りんかい線『国際展示場』もしくは ゆりかもめ『国際展示場正門』駅

 後者:JR 『秋葉原』 もしくは 東京メトロ 『秋葉原』『末広町』駅

――となります。

 つまり!

 「11:00にデザインフェスタに入場し、そこで1時間過ごし、駅まで戻るのに20分かけた」
としても、



12:24 国際展示場駅(東京)

12:29 新木場

JR京葉線快速・東京行 6分

12:35 新木場

12:41 八丁堀(東京)

東京メトロ日比谷線・東武動物公園行 7分

12:48 八丁堀(東京)

12:55 秋葉原駅(東京)


という乗り継ぎを行えば!

『JR秋葉原駅電気街口から徒歩2分』

となっております秋葉原UDXの4Fに、

【13:00に到着することは可能!!!!】


となっておりますのです!


 のでので、私としては!

「お時間と交通費と、そしてなにより心の広さにご余裕をお持ちの錬電プレイヤーの方がいらっしゃいましたら是非!!」


“『デザインフェスタで かや姉と握手(?』
  ↓
『秋葉原ロケテゲームショウで同人ゲームを満喫!』

 というコースでの一日をお過ごしください!”


と、オススメ申し上げたく存じます次第です!


なお、
「デザフェスでの
 “かや姉携帯クリーナーの展示即売” につきましては」

【スパッタ株式会社さまが主体。
 うちは、データ提供のみ、というお願いの形式なので、

 「どのくらいの数が、いくらで頒布されるか全くわからない」】

というのが、正直なところであるかと存じます。


 ただ、頂戴したご案内には、

 “ 数個以内/作家様 ”

と明記されておりましたので、「多分、とても少ない数」であることは、予想されるところでもございます。


 のでので、

「せっかくお運びくださったのに、かや姉携帯クリーナー(間違い電話版)を見ていただけない」

という事態が発生してしまう可能性が無きにしもあらずなこと――


どうぞ、あらかじめ、ご了承・御容赦いただけますように、こころより御願い申し上げます。



 で!

 上記、

 「スパッタ株式会社様からご紹介をいただいたので、
  携帯クリーナーデザインを提出してみたら
  『ご出展OK』のお返事を頂戴できた!」

ことにも大きなきっかけをいただきまして開設・運営を開始させていただきました、


不機嫌亭デザインズ


に関しまして――

『先日、新しいお問い合わせを頂戴できました!』

――ことも、あわせ御報告申し上げます!!


 こちらも、全力でデザイン案のご提出をさせていただき、
 幸いにしてご受注・ご納品をさせていただくことができ&
ご紹介許可賜れましたら、改めてのご紹介をさせていただきたく
思っておりますので!

 どうぞ、そう運べますことを、ご応援&お待ちいただけましたら、とても嬉しく存じます!!


 で。
 
 「先日 新しいお問い合わせを頂戴し」

 かつ

 「先のご納品の報告をさせていただきましたのが、この日付


であったという事実を、神智学的見地から考えますと――


『その間、デザインズは手すきだった』

――という結論を導き出すことが出来るかと存じます。



 そして

「手すきだからといって、何もしないでは
 『スキルアップのために』という、デザインズの目標の一つに反する!」

と私は考えましたので、その間に、

<紅白戦>

を行おう、と考えましたのです。


 <紅白戦>と申しますのは――

『実際に、ご発注をいただき、ご受注をさせていただく製作』=<実戦>

――と定義した場合の、<紅白戦>であります。


 具体的には――

「くろえ姉ボイスでお馴染、いちいさんのページは

 『散歩で、寄り道。』

 と、すっごく【ロゴが作りやすい】(≒イメージを想起しやすい)タイトルだ」

ということに気が付きましたので。

 そしてまた、二章における“OLさんボイス”など、

「きちんとした御礼のある御依頼に対して、ではなく、
 半ばボランティアとしてご提供いただいたボイス群」

への御礼の機会を つねづね私、伺っておりましたので。



1:『散歩で、寄り道。』ロゴを自主制作してみよう。

2: それをいちいさんにお送りしてみよう


というチャレンジを、<紅白戦>的な位置付けのもと、行ってみよう――と、考えましたということとなります。 


 で、そのように作り、


(画像クリックで大きくなります)


そのようにご送付させていただきましたところ、なんと!!!!


 これ、このように!!

『私が自主制作→送りつけさせていただきましたロゴを、
 ページトップとして どどん! と、
 しかもとても綺麗に落ち着きよく! ご配置たまわれました!!』


のです!!


 と、ここで私の中の“心配性な私”が、

「無理やり押し付けた形になってしまっているのでは!?」

と、不安の声をあげたりもいたしますのですが――


 しかし、私の認識の中では確実に!

いちいさんは 「“大人の対応”が出来る方」

(例:
  私が、いちいさんに、
  川越名菓 『芋祭り』 <架空の名菓です、念のため> を
  お送りさせていただき、しかし、
  『芋祭り』が いちいさんのお口には合わず、
  “やむなく周辺のみなに一個筒食べてもらった”という事態が
  発生してしまったと仮定した場合。

 「先日は珍しいお菓子をありがとうございました。
  とても個性的なお味で、みんなでわいわいと楽しくいただきました」

  ――くらいに、丁寧で さらりとした、しかもウソの無いご対応を頂戴できるのではないか、というレベル)


でございますので!

 
「これは、100%気に入っていただけたのだ!!」


と、私、自信を持って確信いたしますところでございます!


 ので、そちら早速、

 「製作実績」としてサンプルリンクにご紹介させていただきして!

 その実績と喜びとを大きな励みに!

 デザインズの方、ますますと頑張って行こう! と、改めまして強く思い至りました。




 でもって、
 そのデザインズが寄与し、還元されていく先でございます、


『錬電術師 (冬)』の製作に関しましては、


【シナリオ、リライト、基礎スクリプト】
 順調。一昨日分の基礎スクリプトまでと、
 確実な量の新規シナリオ執筆を行う。



【制作進行】
 “ある方のPCトラブル” が、
 “超深刻な事態”にはつながらずに解決可能、

  なのかな? ということをお伺いでき、ホっとする。


という進捗を得られましたこと、あわせ御報告申し上げます!


 こちらの方も、着々進んでおりますので!

 可及的速やかに、かつ充実と満足とのうちに、今やってるとこのシナリオを終わらせ。

『かなりアップしたスキルでの画像加工&素材作成を武器としての
 演出スクリプト着手!!』

にかかれますよう、引き続きまして、頑張りたいと存じます!!



 で、シナリオ勉強の一環でもある

 「日本語の作文技術」の学習につきましては、


『同書上、最難関点であり、また日本語学習上の最難関点でもある“助詞”の項目に突入』

いたしましたので、勝手ながら

「一章を、前・後篇にわけて」レジュメ化することとさせていただきまして――


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[六日目:09/10/23]


<第六章:助詞の使い方 / 勝手に前半 『“は”の使い方』 >

+ 助詞は “文章全体の構造を支配”する 極めて重要な、日本語の根幹を為す品詞である。
 →日本語を正確に使いこなせるかは、助詞を正確に使いこなせるかに掛かってくる。

+ 助詞の中で最も重要で、最も便利なものは <は>。 

  『進行豹が狩野さんにコグレさんを紹介した』という一文は
   「進行豹<は>狩野さんにコグレさんを紹介した」 とも
   「狩野さんに<は>進行豹がコグレさんを紹介した」 とも
   「コグレさん<は>進行豹が狩野さんに紹介した」とも書ける。

+ つまり。<は> は、
 1:<が>の代用をする
 2:<に>の補語としてくっつく
 3:<を>の代用をする
  ことが出来。
 いずれの場合にも、<は>に補助された語を、
 “その文章の中で、最も重要なものとして引き立たせる=主格とする” ことが出来る。


+ そしてまた、<は> は、“同じ重要度を持つ二つの主格を統合”するという能力も持つ。

→『不機嫌亭ゲーム班一同が、不機嫌亭ゲーム班一同が突然の販売停止通告を受けたことにより、大変なショックを受けた』
 
という文章の構造は、
 
 「修飾される語」である “ショックを受けた”に、
 「修飾する語」の、“不機嫌亭ゲーム班一同が” “不機嫌(略)受けたことにより” “大変な”がかかっている、
というものである。

→ これを、<は>を用いることなく短くまとめようと試みると、

 『不機嫌亭ゲーム班一同が突然の販売停止通告を受けたことにより、大変なショックを受けた』
  あるいは
 『不機嫌亭ゲーム班一同が、突然の販売停止通告を受けたことにより大変なショックを受けた』
  あるいは、
 『不機嫌亭ゲーム班一同が、突然の販売停止通告を受けたことにより、大変なショックをうけた』

となってしまい。

“誰がショックを受けたのか” ないしは “誰が販売停止通告を受けたのか”
という重要な情報が欠如、ないしは極めて読みとりづらくなってしまうことになる。


→ しかし、<は>を用いれば、

 『不機嫌亭ゲーム班一同は突然の販売停止通告を受けたことにより、大変なショックを受けた』

と、“不機嫌亭ゲーム班一同がショックを受けたこと” と “不機嫌(略)が販売停止通告を受けたこと”
とが共に、非常に明快な形でまとめられる。

→ これが、<は>の持つ、『二つの主格統合の能力』であり、<が>は これを持たない。



+ <は>には、『見えていない対照語から、<は>をつけられた語を“限定”する能力』もある。


→『狩野さんは絵を描く』

 と書いたときには、
 “狩野さん以外のことも、言外に述べている”し
 “その<以外の誰か>が絵を描かないことも、言外に述べている”。

  つまり
 「狩野さんが絵を描く」 は、単なる事実であり、
 「狩野さんは絵を描く」なら、
 “狩野さんは絵を描くが、他のみんなは絵を描かない” ことを述べている。



+ ことほど左様に<は>は、“複雑かつ強力な助詞”なので、使い方を間違えるとヤヤコシイことになる。


 → 『狩野さんには人差し指のペンダコが無い、が中指にはある』 

   という例文は、

   (他の人はそうであるのに) 「狩野さん<には>ペンダコが無い」
   しかし 「中指には(ペンダコがある」 ――という意味を内包し、

   1:他の人は、たいてい人差し指にペンダコを持つ
   2:狩野さんの人差し指にペンダコは無い
   3:狩野さんの中指にはペンダコがある

   という三つの事実を暗示/明示していることとなる。

  
   しかし、「1」が事実でない場合、不要な誤解を防ぐため、
   <には> や <は>を使うことは避けなければならなくなる。

   その場合には、

   『狩野さんの人差し指にはペンダコが無い、が中指にはある』

   とやって、“狩野さん”にかかっていた <は>の持つ『限定をする能力』(の暗示)から逃れなければいけない。

(かつ、人差し指<には>とやったことにより、“他の指と比較しての人差し指”を暗示できるので、
   後段の、“が、中指――”へ、よりスッキリと文を導くこともできる)



+ また、ことほどさように<は>は強力すぎるので、
 “<は>を複数持つ文章”においては、<は>そのものを統合する工夫があると、文章を理解しやすくなる。

→ 『進行豹はシナリオ執筆時には本当には集中できていない』

  この文章は、最高にややこしく読もうとすると

1:(他のシナリオライターさんはそうできるのに) “進行豹は”
2:(他の場合にならそうできるのに)“シナリオ執筆時には”
3:(集中してフリをしているが) “本当には”

――という、それぞれの<暗示されている対照>が読みとれてしまう。

上記の文は、例えば、
   
  『シナリオ執筆には本当には集中できない進行豹』   (1の誤読要素を防止する場合)
  『進行豹はシナリオ執筆時、本当には集中できていない』(2の誤読要素を防止する場合)
  『進行豹はシナリオ執筆時には、ある程度の集中しかできていない』 (3の誤読要素を防止する場合)  

  『シナリオ執筆時に本当には集中できない進行豹』 (1、2防止)
  『シナリオ執筆時には、ある程度のしか集中しかできていない進行豹』 (1、3防止)
  『進行豹には、シナリオ執筆時にある程度の集中しか出来ない』 (2、3防止)

などと書き変えた方が、“いわんとすることを、誤解無く伝える”ことが出来るようになる。



>> 第六章(勝手に前半)を読んでの私見

+ <は>は、ウルトラ強力で、ウルトラややこしい。

+ <は>を他の助詞で代用できるときには、絶対にそうした方がいい。
  <は>を安易に使うのならば、その安易さの分だけ、日本語習熟が困難になっていく。

+ “<は>を書いた時には、他の助詞で代用できないかを考える習慣”をつけるべき。
  
   


-----------------------------------------------------------



――という私的レジュメを作成させていただきましたこと、ご報告申し上げます。 



“特に、<は>の使い方を意識する”

“<は>を使う時には、他の助詞で置き換えられないかを考える”


という心がけ、本当に日本語上達のために大切かつ有用であること理解できるのですが――

しかし、
【“助詞”は、他の心がけと比し、あまりに頻繁に出てくるため、
“意識しつづけること”を忘れてしまいやすい】

こともまた事実かとも存じますので!


 とにもかくにも、こまめに文章を読み直し、
 
 「読んで/読みとっていただきやすい」 文章を、そして物語を紡いでいけますよう!

 そちら方面も、あわせコツコツ、努力を重ねていきたく存じます!!


 がしかし、本日誌の執筆、予想より長引いてしまいましたので
(お待たせしてしまい、申し訳ございません) 
ひとまずは <は> に関しましては、
“ほぼ従来通りの意識での執筆”としての投稿となりますこと、
ご容赦いただけますと幸いです。


 と、いうことで本日も! もろもろ前向きに、頑張っていきたく存じます!!
posted by 進行豹 at 07:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2009年10月23日

ご縁の繋がる面白さ& “「日本語の作文技術」を二週間かけて読む(五日目)”

おはようございます!

先日、

不機嫌亭デザインズ


の正式運用下初仕事! として御報告させていただきました、


星団ファミリー
さんの



に つきまして、ちょっと、

「おお!」

と思うことがございましたので、そちら、御報告させていただきます。


 カレンダーバナーをご応援いただいておりました関係で、


『650の無味乾燥』
さんのTOPページの

上側には、

(とてもありがたいことに)

カレンダーバナー満了後の今持ってなお、

『不機嫌亭ゲーム班、メインバナー』

http://hexaquarker.com/hexaquarker/bn_500_10.gif

を貼っていただいておりまして。


 で、更にうれしいことには。

 メインバナーを差し替えるごとに、バナー下の650さんのコメントも、それに対応したものに変えていただけているのです!

 私、それを拝見させていただきますことを、バナー変更の楽しみの一つとしておりますので。

(なるたけ、コメントにし辛いバナーは避けよう)

といつしか、思うようになっておりました。


 で、そのように意識し始めて気付いたのですが、

“コメントし辛いバナー” というのはイコール 
“特徴の無いバナー” ないしは 
“変化に乏しいバナー”ないしは、
“「そうですか」で終わってしまうバナー”

であって。

 このようなバナーは、バナーというものの目的が、

『見て下さる方の興味を引くこと』

『その興味をクリックに繋げていただくこと』

との二つにある以上、“最初からダメ”なバナーでもあるわけです。


 ので、
「“見て下さる方のコメントしやすさ”を意識することは、
 “ダメバナーを作ってしまう可能性を減らすこと”に通じる」
ことを私、そこから学習させていただき。

 このことからも、
(カレンダーバナーを続けて良かった)
と、しみじみと改めまして、カレンダーバナー開始を御誘いくださった



まぐおさん


への感謝を深くしたりもいたしました。


 で。
 そのような『不機嫌亭ゲーム班メインバナー』。
 現在のものは、



となっております。


 で、こちらのバナー、

「変化に乏しい」
わけでも
「特徴の無い」
わけでも無いかと、私としては自負しておりましたのですが。

しかし、
「“そうですか”で終わってしまうバナー」

になってしまっているのではないか、と、
内心、わずかに懸念をしておりました。

 しかしながら! さすがは650さんというべきか!!
 650さんは、同バナーに、

「私が全く想定していなかった、そして、非常に嬉しい」

コメントを付けてくださいましたのです!!


 そのコメントを体裁模倣&引用符無しに引用させていただきますと、


(以下、コメントは引用・体裁は模倣)
-----------------------------------------------------------



650感想ページはこちら

------------------------------------------------------------
(以上、コメントは引用・体裁は模倣)


――となります。



 私は、デザインズを安定運用させれば――


【不機嫌亭ゲーム班へのメリット】

+ 他サークル様とのご縁が増える
 →ご縁が増えれば
  “そのサークル様の持ってらっしゃるご情報”
  “そのサークルのメンバーの方のご視点”
  を学習できるチャンスも増えるので、
  それは『不機嫌亭ゲーム班作品のクオリティアップ』
  につながる可能性がある。

+ 進行豹の余裕資金が増える
 →本を買うにせよ、ソフトを買うにせよ、
  製作費への一時流用(貸与)するにせよ、
  これも、作品のクオリティアップに寄与する可能性がある。

+ 進行豹のデザイン能力を実践で鍛えられる
 →作品のクオリティアップに、確実に寄与する。


【不機嫌亭ゲーム班作品プレイヤーさまへのメリット】

+ 不機嫌亭ゲーム班の作品がクオリティアップする。

+“物語の楽しみを減じてしまう”ことを防ぐため
 <進捗状況を詳細には御報告できない>期間においても、
 “変化のある”製作日誌をお読みいただくことが出来る。


―― といったメリットを得ることが出来るようになるのではないか? と想定しておりましたのですが。


 しかし、650さんのバナー下コメントと、
本製作日誌のコメント欄に頂戴いたしました、ひろひらさんからのコメントとを
あわせ拝読させていただきましたことにより、
なんというか……上手くまとまらないのですが…………


『そのご作品に、不機嫌亭デザインズが関与させていただくことで、

“関与させていただいたご作品” と
 “不機嫌亭ゲーム班の活動をチェックしてくださっている方”
 との間に、
 “【新しいご縁を結ぶ】 もしくは 【既にあるご縁を深める】”

ことが出来るのだなぁ』

と、しみじみと――
私はじめて、気付いたというか……実感できたように思いましたのです。

 そして、この“実感”は、
 ごくごく素直な“嬉しさ”や“やりがい”につながることのようにも思いましたので!

 そちらを今後、願わくばさらに含まらせていけますように!
 デザインズの方も、あらためて頑張っていきたいなぁ! と、しみじみと思いましたのです!!



 で。
 
 私/不機嫌亭ゲーム班 に そもそも

“サークルさん同士のご縁は、すばらしいものだ!”

という事実を教えてくださったサークルさんの一つに、
コグレさんのスーパー美麗なグラフィックも名高い、


J-am
様がございます。

 
 そのJ-amさまが、先日、

『ご新作、【のっちといつきのWebRadio!★】
 への声優さん募集を開始された!』

 
とのことを私 知りましたので、

「ほほう!」

と思いながら、早速に拝見させていただきましたのです。

 そして、そこで私!!

『コグレさんの絵が! すごいなめらかに!! アニメーションしている!!!!』

光景を目の当たりにし、

「 こ れ は す ご い ! ! 」

と、ある種の心地よい衝撃を受けましたのです!


 ので、
 上記募集告知。
 
「声優さんはもちろんだが、
 それ以外の方にも“一見の価値は確実にある!!”」

 というか

「声優さんしか見ないのであれば、『もったいない!!』」

ということで、全力で、錬電プレイヤーのみなさまにも、ご紹介させていただきます!
(ムービー付き告知ページへは、上記関連してそうな文字列リンクのいずれからでも飛べますので、念のため)

 リンク先ページに表示されるムービープレイヤーの、

“再生マーク (右向きの▲)”をクリックすると、
同ムービーの再生が始りますので!!

 こちら、「是非是非ご一見を!」と、私全力で、重ね、お勧め申し上げますのです!!


 ここで、我田引水をさせていただきますと!
 不機嫌亭ゲーム班のムービーをご担当くださってらっしゃる、


空木さん


が、現在鋭意製作中の!

【錬電術師最終章 OPムービー】

も、

『はっきりいって、ものすごいクオリティ』

に仕上がるのではないか、と、私 ひしひしとヒシヒシとビシビシと!!

感じておりますので!

 そちらにつきましても、どうぞ楽しみに! お待ちいただけますと、とても嬉しく存じます!

「どんな素材が追加され、どんな魅力が新たに注ぎこまれたか」

など、可能になり次第、ご報告・お披露目させていただけますよう、
私としても強く! 切望しておりますところでございますので!!


 で、その 【錬電術師 最終章 (冬)】 に関しましての、
先日の製作進捗は――



【シナリオ・リライト・スクリプト】

 着実に進んだ。
 “動的なクライマックス”シーンについては、多分今日中には書き終わる。


【製作進行】
 とある方にマシントラブル発生。
 私にできることはちょっとしかないことが判明してしまったので、
 そちらをせめて行わせていただき、一日も早いご復旧を心よりお祈り。



―― という感じのものとなりましたこと、ご報告申し上げます。

 
 マシントラブルに関しては、本当に大きなご災難だと思いますので、一日も早いご復旧、心よりお祈り申し上げまげますのですが、

「私は、私に出来ることを」

するしか結局は無いと思いますので!

 とにもかくにも、今最優先の、

『シナリオ』の方を主として!

 もろもろコツコツ、頑張っていきたく存じます!!


 で。

 そのシナリオのテキストライティングにあたり

「無駄に悩む部分をどんどん減らしてくれている」

『日本語の作文技術』の学習につきまして、

先日も学習内容、私なりにレジュメ化をいたしましたので、
以下にコピペいたしたく存じます!



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[五日目:09/10/22]


<第五章:漢字とカナの心理>

+ 漢字ばかりの文も、カナばかりの文も明らかに読みづらい。

ex.「漢字許りの文も、仮名許りの文も明らかに読み辛い」
  「かんじばかりのぶんも、かなばかりのぶんもあきらかによみづらい」


+ 読みやすくするための手段、としては“わかち書き”がある。

ex.「かんじばかりの ぶんも、かなばかりの ぶんも あきらかに よみづらい」

+ 漢字・カナの“バランスを取った併用”は、この “わかち書き”と同じ効果を発揮することが出来る。

+ 故に、同じ“語”にも、<漢字表記の方が読みやすくなる場合> と <カナ表記の方が読みやすくなる場合>とが存在する。

ex.「上記の結論に対し、『少なくとも一作品の中では表記を統一するべきだ』とする御意見も当然にあろうかと思う」

  「そして私も、“統一感による美”が確実に存在することを理解している。
  故に、『どちらを選択するかは趣味の問題』という解釈で、ここは何卒ご容赦ねがいたい」

 →上の例を、 “とするご意見も当然に――” と変えてみる。
   あるいは下の例を、“ここは何卒御容赦――” と変えてみる。
   その場合どちらも、“変える前の表記”の方が、読み易さの点において優れるように思われる。

+ “言葉の置き換え”によって“わかち書き”効果を産むことができ、読みやすさをアップできる場合には、そうする。

 →「適宜用いる」 と 「適切に用いる」。
  どちらを使っても差支えない場合には、後者を用いたほうが読みやすい。


+ “一つの漢字+送り仮名”、が ややこしい事態を招きかねない場合には、
  「そうした事態を招かない送り方」をするべき。

 →“はじまる”は、“始る”“始まる”、どちらの送り方でも正しい。
   がしかし、“はじめる”を漢字表記する場合には、100% “始める”と送ることになる。
  「“始る”“始める”セット」より、「“始まる”“始める”セット」の方が絶対に明快なので、
  この場合には、“始まる”を送り仮名として選択すべき。

+ そうで無い場合の送り方は、完全に趣味の問題。
 とはいえ、「送り方が わかち書き効果の過多に影響するケースは、ほぼ無い」ので、
 少なくとも、一作品内では統一をするべきである。

ex. 「こんな例文に一時間も悩むだなんて“有り得ない”」
   「こんな例文に一時間も悩むだなんて“有得ない”」
   これは、どっちを採用しても良いが、採用した方で一作品内での統一を保つべき。

+ 読点を[四日目]で勉強した以外の目的、つまりは“単なるわかち書きだけを目的” のために使用してはならない。
  漢字カナの使い分け方の工夫でも どうにも読み辛くなってしまう場合には、“実際に わかち書き”をしてしまえば良い。



>> 第五章を読んでの私見

+ ネット上の文章では横書きが主体となることが多い。
  そして日本語では、縦書き時より横書き時の方が“つなげて書いたときの読み辛さ”が増大してしまう。
  故にネット上の文章において “わかち書き” を適切に用いることは、非常に有用。

+ 以前に読み込んでいたのか、この章では、
  読んでいることの殆どが“既に心がけていること”であったように思う。

+ が、“送り仮名の統一”に関しては意識を忘れやすい気がするので、今後は より心がけていきたい。

--------------------------------------------

 という感じです。

 上記いたしましたように、

「確たる部分を増やせれば、無駄な悩みを削減できる」こと、

私、今ヒシヒシと感じておりますので!

 四日目の私見でちょっと触れました、

“カコミ記号の使い方の、私なりのルール化”

につきましても、整理整頓、進めていきたく思っております。

 そちらも、まとまりましたら ご報告させていただき、
 ご報告させていただくことにより

「そのルールを意識することの強制力」

を高めていきたく存じますので!

 もし、「その辺にも興味があるぜ!」という方がお一方なりといらっしゃいましたら、
どうぞ、楽しみにお待ちいただけますと幸いです!!


 以上、本日のご報告を完了させていただきまして!

 今日もこつこつ前向きに、制作・執筆・もろもろと! 頑張りたいと存じます!!
posted by 進行豹 at 07:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2009年10月22日

「no banner」バナー(フリー素材)を作ってみました & “「日本語の作文技術」を二週間かけて読む(四日目)”

おはようございます!

本日は まず、


『錬電術師最終章 (冬)』の進捗からお知らせさせていただきます!



【シナリオ、リライト、基礎スクリプト】
 リライト、基礎スクリプトは、一昨日までに書いた部分を完了。

 また 『多分、あと5日』 『どうてこずっても、その倍』あれば、
“今やっているヒロインルート”を、書き終われる――
というところまで、シナリオは書き進んだ。


【製作進行】
 平和


――という感じに、先日の製作を積み上げることが出来ましたこと、ご報告申し上げます。


 あと、内部処理的には、

『シナリオ執筆作業進捗の記録方式』を、
“執筆時間”から“書き終えた行数”に切り替えてみたりもしました。

 行数は、リライトやスクリプティングで大幅に増減するので、
記録としては不適かと思っていたのですが、

『連続性を無視すれば、より正確で客観的な記録が残せる』

ということに、ようやく気付きましたからです。

(“連続性を無視する”というのは、例えば
 「10/20、1〜100行までを書いた」という記録をして。
  で、21にリライトとスクリプトの関係で、
 “昨日のシナリオの終了点が、160行地点に移動”してしまったとしても、
  それは気にせず、
 「10/21、160〜260行までを書いた」と記録しちゃう、ということです)。

 この辺の
 “正確な記録の重要性”
 =(後に、振り返り、改善を検討する上でとても役に立つので)
ということは、


不機嫌亭デザインズ

立ちあげ関係で勉強したアレコレの中から学習した(あるいは、しつつある)
ことであるように思えますので――


 単純に、「デザインスキルのアップ」にとどまらぬ、
『良い相乗効果』を多方面に発揮できますよう!
 デザインズの方も、頑張って継続運用していきたいと存じます!

 で、そのデザインズに関しましてなのですが、
 先日は
 「サンプルページの再構築」
 「リンクページの再構築」
を行いましたことを、ご報告申し上げます。

 不機嫌亭デザインズホームページは、
『デザインのご発注をご検討いただくこと』を、
主たる目的といたしますので・・・

 例えば、 
『製作物を知っていただくこと』を、
主たる目的としております、
不機嫌亭ゲーム班ホームページと比した場合、より、

【“細かな部分のデザイン”の重要度が高くなる】

のではないかと考えましたが故の、再構築です。

 端的な例をあげますと、
「リンク先様に、リンクバナーが無いことを示す、
 “No Banner”バナー」。

 これなどは、ゲーム班の場合――

“その事実さえ示せれば、デザイン内容は問われない”

――かと思うのですが、

デザインズの場合には――

“そういうところでも、『あれ?』とお感じになられてしまうと、
デザインのご発注に対するご検討評価がネガティブに傾く”

――という働きをしてしまうのではないかと、感じましたのです。


 ので、デザインズリンクページ用には、このような



「No banner」バナーを配してみました。

 私的には、ゲーム班の「NO BANNYAバナー」と比し、
(あれはあれで、“錬電っぽい”かと存じますので、
 ゲーム班的は機能するかとも考えますのですが)

『圧倒的に、デザインズへの安心感をもってもらえるバナー』

と出来たのではないかと、私としては考えますので。

 こういう 細かいとこの積み重ねが、
 良い実績の積み重ねへと繋がっていけばいいなぁ、と、願うところでもございます。


 で、以下の「デザインズ版no banner バナー」、2点。につきましては、


(200*40)


(88*31)

『リンク義務等無し、加工自由のフリー素材』
(ただし、著作権等は放棄しません)
とさせていただきますので。

 もし、
「丁度オレはフリー素材のno bannerバナーを探していたんだ!」
という方がいらっしゃいましたら、
せっかくですので “右クリックでお持ち帰り”で、
使ってやっていただけましたら、とても嬉しく存じます!


 で。 
 先日は口惜しくもレジュメ発表させていただくには至れなかった、

『「日本語の作文技術」を二週間かけて読む(四日目)』

ですが、本日は無事、そちら発表させていただけますので、
以下にマルっとコピペさせていただきます。



-------------------------------------------------

[四日目:09/10/20・21]


<第四章:句読点の打ち方>

+ 読点の打ち方で、文章の意味は180度変わってしまう。

ex.「まぐおさんは狡猾な叙述トリックを書きあげた進行豹を驚かせた」

 →「まぐおさんは狡猾な叙述トリックを書きあげた、進行豹を驚かせた」 
   (“狡猾な叙述トリック”を書きあげたのは、まぐおさん)

 →「まぐおさんは、狡猾な叙述トリックを書きあげた進行豹を驚かせた」
   (“狡猾な叙述トリック”を書きあげたのは、進行豹)


+ “修飾する語と、修飾される語とのセット”を明確化するためには、句点・読点以外にも、
  各種のカッコ記号や符号などが用いられる。

 
+ 『一つの言葉に、“長い修飾する語が複数” かかっているときには、その切れ目に読点を打つ』 【読点の打ち方、第一のルール】

ex.「短時間で一プレイできる何プレイも熱中してやりこめる簡単にダウンロードできる低価格なゲームが遊びたい」

→修飾される語=“ゲームが遊びたい”に、
 修飾する語”、“短時間で一プレイできる”“何プレイも熱中してやりこめる”“簡単にダウンロードできる”“低価格な” が、
かかっている。故に、その切れ目に読点を打つと――

 「短時間で一プレイできる、何プレイも熱中してやりこめる、簡単にダウンロードできる、低価格なゲームが遊びたい」

――となり、非常に読みやすく、意味を掴みやすくなる。


+  『打たなくてよい読点(修飾する語が極端に短く、誤解を招かなきようも無い場合など)は、打たない』 【読点の打ち方、第二のルール】

ex. 「犬は違いますがニワトリもペンギンもスズメも鳥の仲間です」  

→この文章に対し、“修飾する語の切れ目ごとに読点を打つ”と――

  「犬は違いますが、ニワトリも、ペンギンも、スズメも、鳥の仲間です」

――となってしまい、

  「犬は違いますが、ニワトリもペンギンもスズメも鳥の仲間です」

と比して、明らかに、読みづらく、意味を取りづらくしてしまう。


 ましてや、

  「犬は違いますが (ニワトリも)、ペンギンもスズメも鳥の仲間です」

とやってしまうと、意味まで変わってしまうので、『無駄な読点は打たず、無駄な区切りは省略する』ことは非常に重要。



+ 『“修飾する語” が極端に短い場合でも、
   それが “【修飾は、句が先・語が後】ルール”に反するときには、その修飾語の後に読点を打つ』【読点の打ち方、第三のルール】 

ex. 「怒りっぽい進行豹のことをいつもたしなめる狩野さん」

  この例文で、 “怒りっぽい”と“進行豹のことをいつもたしなめる”が、共に“狩野さん”を修飾している場合には、
  【句が先、語が後】ルールに反しているので、非常に誤読の可能性を高めてしまっている。

 故に、「進行豹のことをいつもたしなめる怒りっぽい狩野さん」 と、同ルールに従うように整形するのが良いのだが、
周辺との関係やリズム上、そうできないとき、あるいは“怒りっぽい”を特に強調したいときなどには、

  「怒りっぽい、進行豹のことをいつもたしなめる狩野さん」

とやれば、誤読の可能性を大きく減らせる。

→これも、 「怒りっぽい、進行豹のことを、いつもたしなめる狩野さん」
と、“無駄な読点”を打ってしまうと、意味不明文に逆戻りしてしまうので――
くれぐれも 『無駄な読点は打たない(というか“打ってはならない”)』ルールは厳守せねばならない。


+ 『“語りたい内容がを明白ににする言葉”の終わりには、それが例え一単語に対してであろうとも読点を打つ』 【読点の打ち方、第四のルール】

ex 「髪の毛が、抜けた」
 → 「髪の毛が抜けた」という描写をしたいのではなく、“抜けたものが<髪の毛>だったことを語りたい”場合には、上記の読点は必要。




+ 『重文(対等な意味の文章が複数並ぶ)の切れ目』
  『“述語が先にくる倒置”の、述語の後』
  『呼びかけ、応答、驚嘆などの言葉の後』には、読点を打つ。 【読点の打ち方、第五のルール】 


ex1. 「狩野さんを倒し、進行豹を寝こませ、桜崎さんを入院させ。そしてインフルエンザは不機嫌亭ゲーム班を壊滅させた」
ex2. 「やはりpomriceか、新型インフルエンザウィルスを弄んでいたのは」
ex3. 「おい、pomrice」
   「や、名探偵ご登場www ……オレを捕まえにキタってワケwwwwwww??」




>> 第四章を読んでの私見

+ 無駄な読点を打ってはいけない。無駄な読点を打ってはいけない。無駄な読点を打ってはいけない。

+ 無意味なクギリを使ってはいけない。無意味なクギリを使ってはいけない。無意味な区切りを使ってはいけない。

+ “”とか『』とか【】の使い方のルールを、“自分の中で明確化”すれば、無駄使用を防げるようになるかもしれない。

+ “読みやすくするための点” だから“読点”。  “結句させる点” だから “句点”。 

 
---------------------------------------------

という感じです。

 特に“読点”、ならびに“カッコ類”の使い方については、
私、思うところ・学ぶところが非常に大きかったように思いますので――

その学びを 自分の中できちんと消化し、
今後の製作・執筆に、必ずは繋げていきたく存じます!!


 と、いったあたりで、本日の御報告は完了させていただき。

 本日も、コツコツ焦らず前向きに! 各種製作、進捗させていきたいと思います! 
 
posted by 進行豹 at 06:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2009年10月21日

不機嫌亭デザインズの“正式運用下での初仕事!”についてのご報告 & 「日本語の作文技術」は、精読中です

 おはようございます!

先日の日誌で 更新予告をさせていただきました、


不機嫌亭デザインズ


の“正式運用下での初仕事!”についてのご報告』

に関しましてなのですが――

 おかげさまで、無事!




ことを!

 つまり、

「正式運用下での初仕事を、ご納品完了し、ご受領ご検品たまわれました」

ことを、ここにご報告させていただきます!


 ご発注をくださいましたのは、


『星団ファミリー』
 の、
you様。

ロゴ作成をさせていただきましたご作品タイトルは、
上記ご紹介のとおり、


(画像クリックで大きくなります)


と、なります!


 私、不勉強にして、星団ファミリーさまのことも、
 そして『スターリーカラーズ』のことも、
初回お問い合わせをいただくまで、全く存じ上げ無かったのですが――

 しかしながら、非常に幸いなことに、
you様の“製作日誌”を拝読させていただくに)

>うおおおおお、うれしー!
>なんてパソコンの画面越しに喜んでいたり。

との、ご満足をいただけるロゴを、作成させていただけました!


「それが何故か!?」

と申しますと――
それは、

“you様の明確な ご指示”、

ならびに、


“『katsura ぶろぐ』のkiisan様
に、試験発注時に、
『ご受注させていただくにあたっての注意点』を
徹底チェックいただいておりましたこと”、

との相乗効果によりまして! 

今回のご発注・ご受注におきましては
『非常に明確な制作の流れ』に、
乗らせていただくことが出来ましたためです!!

you様、kiisan様には、この場をお借りいたしまして、
改めましての、心よりの御礼! 重ね、申し上げます!!


 で。

 これまた極めて幸いなことに、
 
『今回の製作の流れを、
“実際のご発注内容や、頂戴したご指示や、途中提出物や、ご修正の過程”
などの実例つきで、ご紹介させていただいても良い!』

というご許可を、you様から頂戴することが出来ましたので!

 不機嫌亭デザインズ内に、

 『ご注文実例』という、 こんな感じ↓


(画像クリックで、『ご注文実例』ページに飛びます)



の、“製作過程つき、ご注文→ご納品までの流れのご紹介”

ページを作成させていただきましたので!

「へぇ、ロゴってこんな感じでブラッシュアップされていくんだ」

という一例まで――

もし、ご興味をお持ちくださる方がいらっしゃいましたら!
ご閲覧たまわれますと、とても嬉しく存じますのです!!



 で。
 支援コンテンツである 『不機嫌亭デザインズ』が実績を積み上げた以上、
 母体コンテンツである 『不機嫌亭ゲーム班』も、その支援効果をフルに受けての頑張りを見せねば、
これはいささか“本末転倒”となってしまいかねませんので!


 先日の私は、
『錬電術師最終章 (冬)』の製作進捗におきましても、

「『遅くても今日(21日中には)』と予定していた、
 “一区切り版”の、桜崎さんへのご提出を、
先日(20日)中に、サクっと完了させる」

という成果を積み上げることが出来ましたこと、ご報告申し上げます!


 これにより、「現行ヒロインルート」につきましては、

シナリオ・リライト・基礎スクリプト = “あと一山”

演出スクリプト = “結構頑張らないと”

という工程を経れば、完成させることが出来るという目途が立ちましたように思いますので!!

1:現行ヒロインルートのシナリオを、
  可及的速やかに書きあげる

2:現行ヒロインルート演出スクリプトをつけながら
  「次のヒロインルート」のシナリオに着手

――という流れでもって、

『冬版、最低でも2ヒロインルートの実装』

を、まずは確保できますよう、引き続きまして、鋭意頑張りたいと存じます!!



 で、先日は、上記諸々で時間を凄く使いましたこと。
 また

「第四章は “句読点の打ち方”で、
 私的に、もっとも<精読実用度>が高いように思われます」ことから、

『日本語の作文技術』の学習につきましては

“現状、まだ第四章のレジュメをまとめられていない”

こと、お詫びかたがたご報告申し上げます。


 しかし、こちらも

 「要点をつかめかけている」ようには思いますので!

製作の合間にきちきちと精読・学習を進めまして、
明日には、私なりのきっちりとしたレジュメ!

ご提出させていただけますよう、頑張りたいと存じます!!



 と、いうような感じで、ひとまずは本日の御報告を完了し!
 
 今日も一日 前向きに! もろもろ、頑張っていきたく存じます!!

posted by 進行豹 at 06:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 製作日誌

2009年10月20日

明日! 不機嫌亭デザインズの“正式運用下での初仕事!”の成果についてご報告させていただきます!! & “「日本語の作文技術」を二週間かけて読む(三日目)”

 おはようございます。

 今日は、寝坊も二度寝もしていないのにもかからわず、
日誌執筆開始時刻が大幅に遅れてしまいましたので
(すみません)


 以下、パパパパパ、と、各種ご報告ならびにご予告など、
させていただきたく存じます。


 まずは、


不機嫌亭デザインズ
についてなのですが、こちら、

『数日前より“正式運用下での初仕事”を、ご受注させていただいておりました』

こと、ご報告申し上げます。

 こちらにつきましては、幸いなことに、
“本日御納品をさせていただく”ご予定をいただいておりまして――
また、ご紹介等もろもろに関しましてのご許可も、
素晴らしく心良く頂戴することが出来ましたこともございますので!
(ありがとうございます!!


 ご納品完了後の明日の日誌等にて、
 「かなり詳細に」ご報告させていただけるのではないかと存じております。

 ので、そちらにつき――
 もし ご興味をお持ちくださってる方がいらっしゃいましたら、
どうぞ楽しみにお待ちいただけますと、とても嬉しく存じます!



 で。
 『錬電術師 最終章 (冬)』の製作進捗につきまして。

 こちらは


【シナリオ、リライト、基礎スクリプト】

 「進んだ」。
 今日中、遅くとも明日には、
 『現在ルート最終選択肢』までの基礎スクリプトを完了し、
桜崎さんに 間違いなくご提出できる。
 最終選択肢以降は、 
 “一気に”物語が進むし進まなくてはならない
(そうしないと、“結”は台無しになってしまう)ので、
そのように行いたいと思う。


【製作進行】
  
  平和。


――という感じの進捗となっております。

前から見えてはいた、今の“ルートのゴール”が、
「遠く無いところに来た」というような感じです。

が、焦ってこけてはならないので、ともかくコツコツ、書き進めたく思っております!



 でもって。
 ここまでの 
「シナリオがゴール間際なのに、非常に重苦しくしか進めなかった現象」
を解消する、極めて大きな原動力の一つとなってくれております、


『日本語の作文技術』の学習につきましては。

“昨日・今日”で、以下にコピペいたします――


----------------------------------------------




[三日目:09/10/19,20]


<第三章:修飾の順序>


+“主語”ではなく、“修飾される側の言葉” が 文章の核である以上、
  “修飾する言葉” には、文法上の優劣は無い。

 
ex:“赤い”、“丸い”、“大きな”ボール。 は 
「赤い丸い大きなボール」でも
「大きな赤い丸いボール」でも
「丸い大きな赤いボール」でも、
 どう表記しても文法上正しく、意味に差も出ない。


+しかし、“修飾する言葉”によっては、
“順序による誤解の招きやすさ”を産んでしまうことがある。

ex:“赤い”“大きな”“水玉模様の” ボール は、
(どう表記しても文法上は正しく、意味に差も出ないはずなのに)

「水玉模様の赤い大きなボール」と書いたときと、
「赤い水玉模様の大きなボール」や
「大きな赤い水玉模様のボール」と書いたときとでは、
意味が明確に違って見えてしまう。 
(赤い、大きな、が、ボールではなく、
 水玉模様にかかっているように読めてしまう)



+ ここで、「状態を説明する単語」=“形容詞” と、
「単語ではない、状態を説明する言葉」=“形容句” とに、
“修飾する側”の言葉を2分類してみる。

ex : 進行豹が 
 “おしゃべりな”、“オウムを肩にのせた”、“禿げた”、
  男だとする。

→ この場合 “おしゃべりな”、“禿げた” は 
 「状態を説明する単語」なので“形容詞”。
  “オウムを肩に乗せた”は、
 「単語では無い、状態を説明する言葉」なので“形容句。


+“形容詞”と“形容句”を一つの文章内に併記する場合は、
 『句を先、詞を後』にすると、誤解を招きづらい。

ex: 「オウムを肩にのせたおしゃべりな禿げた男進行豹」 が
  『句を先、詞を後』
  「おしゃべりなオウムを肩にのせた禿げた男進行豹」 とか
  「おしゃべりな禿げたオウムを肩にのせた男進行豹」などが、
  『詞を先、句を後』の例。

→『詞を先、句を後』にすると、
 “形容詞”が「“句の中の名詞”を形容している」ように
 誤読されやすくなってしまう。

→冒頭の例の、「水玉模様の」も <形容句>なので、
 上記『句を先”“詞を後”』ルールを適用した場合に、
 もっとも誤解を防ぎやすくなった。
  
        

+  名詞ではなく、動詞が
 “修飾される語”となる場合にも
 同じく、『句を先、詞を後』ルールが適用できる。    

ex: “静かに”、“素早く”、“目を閉じて”、祈る 場合。

 「目を閉じて静かに素早く祈る」のであれば誤読され辛いが、
 「静かに目を閉じて素早く祈る」とか
 「素早く静かに目を閉じて祈る」とかしてしまうと、
 “形容詞”が、「“形容句の中の名詞”を形容している」ように、
 やはり誤読されやすくなってしまう。

 ので、『“句を先、詞を後、ルール”は、
 “修飾される言葉”の性質に左右されず、有効』



+“坂道で”、“大きな荷物をかかえて”、“激しく” 転んだ。
 場合はどうか?


1:「激しく大きな荷物を抱えて坂道で転んだ」
2:「激しく坂道で大きな荷物を抱えて転んだ」
3:「坂道で大きな荷物を抱えて激しく転んだ」
4:「坂道で激しく大きな荷物を抱えて転んだ」
5:「大きな荷物を抱えて激しく坂道で転んだ」
6:「大きな荷物を抱えて坂道で激しく転んだ」

→ 読みやすい「3、6」は、『句が先、詞が後』ルールに適している。
 (この例の場合、“激しく”が形容詞で、他二つは形容句なので)

→3:「坂道で大きな荷物を抱えて激しく転んだ」
 6:「大きな荷物を抱えて坂道で激しく転んだ」

比較をすると 「6の方がすんなり読める」ように思える。

+ 【長い形容句』と『短い形容句』がある場合、
  長いものを先にした方がおさまりがいい】
 (長い形容句を文頭に持ってくるルール)

→上記例の、“坂道で”
 “大きな荷物を抱えて”の長さを変えてみる。
 →“ダラダラと長い坂道で”“荷物を抱えて”

3’:「ダラダラと長い坂道で荷物を抱えて激しく転んだ」
6’:「荷物を抱えてダラダラと長い坂道で激しく転んだ」

比較をすると、
「今度は3’の方がすんなり読めるようになった」
のではないか、と。




+“実に一千万円を以上費用をかけて”、“ゲームのシナリオを”、“上手に”、
 書いた 場合は、どうか?

1:「上手に実に一千万円以上の費用をかけてゲームのシナリオを書いた」
2:「上手にゲームのシナリオを実に一千万円以上の費用をかけて書いた」
3:「実に一千万円以上の費用をかけて上手にゲームのシナリオを書いた」
4:「実に一千万円以上の費用をかけてゲームのシナリオを上手に書いた」
5:「ゲームのシナリオを上手に実に一千万円以上の費用をかけて書いた」
6:「ゲームのシナリオを実に一千万円以上の費用をかけて上手に書いた」

→ この場合、「“上手に”という形容詞が後」 になってるのは、4と6。

4:「実に一千万円以上の費用をかけてゲームのシナリオを上手に書いた」
6:「ゲームのシナリオを実に一千万円以上の費用をかけて上手に書いた」

→ 「長い形容句が先」ルールだと、4の方が読みやすい筈だが、
   6の方が、より読みやすい文章になっている。

→ それは何故か?  
  「“修飾を受ける言葉”である『書いた』に対する
   重要度が一番高いのは、『シナリオを』という
  “修飾する言葉”だからである」
  

+ 【「最も重要度が高い“修飾する言葉”を持つ形容句」が、
   文頭にくると収まりが良くなる】 
 (重要度が高い形容句を文頭にもってくるルール)


→ 上記例の“修飾を受ける言葉”を 
 『書いた』から『売りつけた』に、
 お金まわりを、“実に一千万円以上の報酬で” 変えてみると、

1:「上手に実に一千万円以上の報酬でゲームのシナリオを売りつけた」
2:「上手にゲームのシナリオを実に一千万円以上の報酬で売りつけた」
3:「実に一千万円以上の報酬で上手にゲームのシナリオを売りつけた」
4:「実に一千万円以上の報酬でゲームのシナリオを上手に売りつけた」
5:「ゲームのシナリオを上手に実に一千万円以上の報酬で売りつけた」
6:「ゲームのシナリオを実に一千万円以上の報酬で上手に売りつけた」


4:「実に一千万円以上の報酬でゲームのシナリオを上手に売りつけた」
6:「ゲームのシナリオを実に一千万円以上の報酬で上手に売りつけた」

・・・今度は(長さ関係はほぼ変化していないにも関わらず)
 6よりも4の方が、より読みやすい文章になっている。
 これは、“修飾を受ける言葉”を 『売りつけた』に変化させたことにより、
“修飾をする言葉”の重要度が 「一千万円」>「シナリオ」 と、変化したからである。



+ 上記例から、以下のことがわかる。
 【“重要度が高い形容句を文頭にもってくるルール”は、
  “長い形容句を文頭に持ってくる”ルールに優先する】

+ しかし、最重要なのは
 (上記2ルールよりも、崩れたときの誤読度を激しくあげてしまうのは)
 【句が先、詞が後】 ルールである。


+ よって、『修飾の順序』を、
 より文章を読みやすいものとするためには、その重要度順に、

1:【句が先、詞が後】

2:【重要度が高い形容句を分頭にもってくる】

3:【長い形容句を文頭に持ってくる】

・・・という三つのルールを適用することが有用であることが、理解できる。



>> 第三章を読んでの私見

+【句が先、詞が後】は、絶対ルール。
 単純な文章だと間違いようも無いが、込み入ってるとやらかしてしまうことがあるので、注意する。

+【重要度】は“どの言葉が修飾され”、“どの言葉が修飾しているのか”を
常に意識する上でも、やはり注意した方が絶対に良い。

+【長さ】は、まぁ、体裁の問題(と程度に意識しておけばよいと思う)。
 “変えてもいいけど、迷った時には適用しておけば無難”、とか。

+“自分なりの例文作成”が、恐ろしく難しく、故に勉強になったように思える。

  


------------------------------------------------------


――という進捗を重ねましたこと、ご報告申し上げます。


レジュメ化にあたり、私

「例文をそのまま写す」のではあまり理解が進まないかと思い

「自分なりの例文を作成する」ように心がけておりますのですが

(ので、上記文章などは厳密には“レジュメ”ではなく、
 “私なりの読書メモ”にすぎないのかもしれないこと、
 念のため明記しておきます)

その“自分なりの例文作成”に非常に苦戦してしまい、

「これは、理解がきちっと出来ていないということだ。
 故に、一端寝て早起きして再チャレンジしよう!」

と昨夜は早々に床につき。


 で、五時起きして、再チャレンジして――
朝八時近くまで、同作業が食い込んでしまった・・・

というのが、本日の日記、執筆開始遅延の原因でございましたのです。

 遅延に関しましては、改めましてのお詫び、心より申し上げます。


 ですが、学習成果は

 「(“書き方”の点で)迷う部分をどんどん減らせている」

という形で、ハッキリでておりますこと、実感できておりますので!

 
 もう11日間の学習もきっちりと、
 製作の、そしてデザインの合間に、推し進めていきたく存じております!


 どうぞ、プレイヤーの皆様にも、
「クオリティアップと、スピードアップとのための投資」
として、同学習、お見守りいただけますよう、心より御願い申し上げます。


 と、いうことで本日の御報告等々、以上で結ばせていただきたく存じます!

『明日の日誌は、いろいろとご報告させていただくの楽しみ!』

と、私自身思えるものと出来るかと存じておりますので――


どうぞ、よろしければ! 明日またのチェックをたまわれますように、
心より、御願い申し上げます!!





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2009年10月19日

もろもろ、良い感じですすんでおります! & “「日本語の作文技術」を二週間かけて読む(二日目)”

 おはようございます!

 まずは

『錬電術師最終章 Re_turn の、
 冬コミで出す予定の、2〜3ヒロインルート先行版』
<以下、『錬電術師 (冬)』 と略す>

の、先日の製作進捗に関しまして御報告申し上げます。



【シナリオ、リライト、基礎スクリプト】

 一昨日までに書けていた部分のリライトと基礎スクリプトを完了。
 新規部分も、ようやく『極めて動的』な部分に突入
  →橋頭保と出来るだけの量を書き、固める(ことが出来たともう)。



【製作進行】
  
 特に何事も無く、平穏。


―― という感じの進捗を、先日は得ることが出来ました。


 いつもとあんま変わらない御報告とお読みいただけるかとも思うのですが、私の感覚的には

『随分踏み出せた』

というような手応えがございます。


 この手応えが確かなものであり、錯覚では無いのなら、
 本日は 『相当に一気に書き進む』ことが可能であろうと存じておりますので――

『錯覚でした!』という情けない御報告をまたもすることになりませぬよう!
気合を入れて心をこめて! 本日も執筆に取り掛かっていきたく存じます!


 で、その “手応え” を掴ませてくれる、
 大変に大きな一因となってくれておりますように、
私としては感じております、

【“「日本語の作文技術」を二週間かけて読む(二日目)”】

に つきましても、以下にコピペいたしますように、



------------------------------


[二日目:09/10/18]


<第二章:修飾する側と される側>

+ わかりにくい文章の典型例は、
 “修飾する言葉と される言葉の繋がりが明白で無い”
 というもの

ex
「私は狩野さんが桜崎さんがきゃなさんがいたイベント会場にいたと証言したのかと誤解した」

→上記文章の、文章全体の主語は“私”で、述語は“誤解した”。

→この間に、修飾・被修飾関係にある言葉がいくつも、
入れ子のように入っているので、わかりづらい。
  

+ そのような解りづらい文章は、語順を変え、
 “修飾する言葉と、される言葉をセットに”するだけで読みやすくなる。

ex 
「きゃなさんがいたイベント会場に桜崎さんがいたと狩野さんが証言したのかと私は誤解した」

 →読点をやカッコ入れると、
  さらに“セット”を明確化できるが、それは後の章で勉強。

(一応)ex2
「『“きゃなさんがいたイベント会場”に桜崎さんがいた』と、狩野さんが証言したのかと、私は誤解した」


+ 日本語の大黒柱は “述語”。主語では無い。

 →上記例でも、主語(私は)を省いても、
  書かれていることの意味はとれる。
   
ex 「『“きゃなさんがいたイベント会場”に桜崎さんがいた』と、狩野さんが証言したのかと、誤解した」

 →しかし、述語(誤解した)を省いた場合、
  書かれていることの意味をとることは、ほとんど不可能になる。       
  
ex2 「『“きゃなさんがいたイベント会場”に桜崎さんがいた』と、狩野さんが証言したのかと、私は」     
(理解した、誤解した、恐怖した、軽蔑した、尊敬した――など、
 いかような意味にも読みとり得てしまうので)


+ そして、“修飾される言葉”は、常に、
 “そのセット”の中の、述語。

→“きゃなさんがいた” =修飾する言葉  :
 “イベント会場” =修飾される言葉=述語。

 “きゃなさんがいたイベント会場に” =修飾する言葉 :
 “桜崎さんがいた” =修飾される言葉=述語。
       
 “きゃなさんがいたイベント会場に桜崎さんがいたと” =修飾する言葉 :
 “狩野さんが証言した” =修飾される言葉=述語。
        
 “きゃなさんがいたイベント会場に桜崎さんがいたと狩野さんが証言したのかと私は”=修飾する言葉  :
 “誤解した”=修飾される言葉=述語。


→この“セット”が不均衡 
 (修飾語・被修飾語のいずれかが不足している) だと、
 日本語は意味を取れなくなる。


ex 「きゃなさんは狩野さんと同じように絵を描けない」
 
→きゃなさんは : 狩野さんと同じように絵を描けない
 狩野さんは  : (述語が不足しています!)

 ので、上記例だと、
「狩野さんは絵を描けるうにも、狩野さんも絵を描けない」ようにも
 読めてしまって、上記情報量だけからその判断を下すことは不可能。

→解決するための方法は、
 “不足している、<狩野さんセットの修飾語>を補う”こと。

ex 「きゃなさんは狩野さんが絵を描けるのと同じように絵を描けない」

→しかし、これも 
 『きゃなさん:絵を描けない』のセットが
 文章の中で離れ過ぎているのでわかりづらい。
  ので、近づけて解消。

ex2 「狩野さんが絵を描けるのと同じようにきゃなさんは絵を描けない」

(これも当然、助詞とか読点とかカッコとかでさらに読みやすく出来るが、それは後の章で勉強)
       
                       


  
>> 第二章を読んでの私見

+ 
1:「どの言葉を」「どの言葉が修飾しているか」の関係を常に意識し、
    セット内の不足を発生させないこと。

2:“セット内の、修飾語と被修飾語”の距離は、出来る限り近づけること。

・・・“極端に意味が取りづらい文章” や
   “意味を取れない文章”を書いてしまうことは、
    この二点を守ることにより避けられる。

+ カッコや読点を、
“そのセットを明確化するため”に、私が使っていたということが、
今回の学習の副産物として判明した(ように思える)。
 その辺の使い方の“技術”についても 学習し、
改善すべきがあるのであれば、積極的に改善したい。
   





------------------------------

・・・私としては、“きちんと理解し、消化できている”
のではないかと判断できる範囲内で、進めさせていただけております。 

 ので、こちらも 引き続き焦らずに!
 一日一章ペースでの精読&レジュメ化を、重ねていきたく存じております!




 また、
 並行して、こちらもコツコツ行っております、


不機嫌亭デザインズ


に関しましても、これも

“おかげさまで良い感じですすめさせていただいております!”

のではないかと、私としては思っておりますこと、
あわせ御報告申し上げます。

 こちらも、さらに順調に進み&先様にお伺いしてご許諾を頂戴できました場合には、

“実は、こういうことで良い感じだったのです!”

ということ、御報告させていただきたく思っておりますので!!

こちらにつきましても、ご興味を持ってくださる方がいらっしゃいましたら――

どうぞ、“更なる順調な進捗”の方、お祈りいただけますと、とても嬉しく存じます!

 
 と、あとデザインズの

『御注文の流れ』 が、

「堅過ぎて、わかりづらい」

のではないかと私、感じ始めてまいりましたので。


そしてまた、
上記 <良い感じですすめさせていただいております>
の内側におきまして、

『こう改善すればいいんだ!』

という回答を見出す/見出させていただく ことが出来たようにも思いますので!


こちらも、もろもろもスキを見つつにコツコツと!
具体的改善、図るっていきたく存じます!!


そう出来ましたら、これにつきましては出来次第の御報告申し上げますので!

どうぞ、もうしばらくお待ちいただけますと幸いです!



 と、いうような感じに、

『良い流れ』

全体に関与し合いながら産まれ始めて来たように、
私としては思え初めてまいりましたので――


その流れを、決して妨げることが無きよう、
また、無理に加速させようとして、制御不能としてしまうことも無きように!


引き続きましてコツコツと、もろもろ、頑張っていきたく存じます!!
 






posted by 進行豹 at 06:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2009年10月18日

昨日は もろもろ、“非常に良い”日でございました & “「日本語の作文技術」を二週間かけて読む(一日目)”

【追記】

「日本語の作文技術」の(私的)学習レジュメのまとめ版を、無事作成完了いたしましたこと、ご報告申し上げます。


同レジュメ、


http://hexaquarker.com/siteki_resume_of_nihongonosakubungijyutu.pdf


に無造作に置いておきますので、ご興味を持ってくださる方が いらっしゃいましたら、どうぞお持ちいただけましたら とても嬉しく存じます!

(「読めない!?」 と言う方がいらっしゃいましたら、

1:右クリック→保存して、オフラインで読む
2:↓クリックで、pdfリーダーの最新のものを導入する(無償)


の、二つを試した上でお読みいただけましたら幸いです)

(「それでも読めない!」という場合には、
 メッセージフォームからご一報いただけましたら幸いです)

----------(以上、追記)------------------------------------

 おはようございます。

 端的にいって、先日は 各方面で“非常に良い”進捗を得ることが出来た一日と出来たか、と存じます。


 “それは何故か?” を、ひとつづつご報告していけば、
進捗報告も即ち完了する――ということなるかと存じますので、
以下、そのように致します。



【デザインズに、“お問い合わせ”を頂戴できた】


不機嫌亭デザインズ
への、
「お問い合わせ」を頂戴することが出来ました。

 こちら、今の段階では
 「お問い合わせへの、初めてのご返信」をお出ししたのみで――

1:このお問い合わせが、正式なご受注へと繋がっていくのか否か

2:幸いにして、そうさせていただけた場合、
  その事実を公開のものとしていいのか、守秘すべきなのか否か

――の二点、全くわかりませんのですが。

「もし、正式な ご発注をいただき、“公開可”とのご許可を頂戴できました場合」

などには、追っての御報告、させていただけるかとも存じております。

 結果が どのようなものとなっていくにせよ――、
“初めてのお問い合わせ”メールを頂戴できましたことは、
その時点でもう! 本当に嬉しく励みになることだと感じましたので!!

 これを励みに、また糧に!!

 デザインズの方も頑張って、
 そちらで得ました経験、成果、ご縁などなどを
 錬電術師の製作に、フィードバックさせていきたく存じます!



【製作進捗も良かった】

 で、その“錬電術師の製作”に関しましてですが、
 先日は――


 <シナリオ・リライト・スクリプト>

 リライト、スクリプトは一昨日までの完了分を全て、
 新規執筆に関しても一定程度の分量を、
 ともに、満足のいくクオリティで進めた。


 <製作進行>

  よほど大きな事故が発生せぬ限り

 “「冬にお出し出来るものがない」事態”は回避できそうであり、

 かつ、その

  冬にお出しできるものには、
 “「とても魅力的な目玉を盛り込めそう」なことが、ほぼ確実”となった。


――という進捗を、おかげさまで重ねさせていただくことが出来ましたこと、
全力の喜びと感謝と共に! 謹んでご報告させていただきます!!


 その、“冬、お出し出来るもの”の「ボリュームをどこまであげていけるか!」 につきましては、
“主に私のシナリオ進捗に、ダイレクトに左右される”
こともまた、重々認識しておりますところでもございますので!
 質を落とすことなく、かつ出来る限りにボリュームも盛り込めますように!

 この 『確実かつ大きな進捗』を橋頭保とし、
ますますと、執筆およびスクリプトおよび製作進行!
全方面に、鋭意がんばっていきたく存じます!!



【“「日本語の作文技術」を二週間かけて読む(一日目)”も、
  有意に終えることが出来た】

 製作進行方面に関しましては、こちらは一重に、
“みなさまのおかげ”でございますこと、感謝申し上げるのみが、
私から御報告出来るすべてとなるかと存じますのですが――

 シナリオ進捗に関しましては、

「“私が納得をして日本語を書くために必要な基礎技術力の向上”
 を期し、先日に開始宣言をさせていただきました、
 “日本語の作文技術」を二週間かけて読む”という試みが、
 非常に有意に(既にして)機能し始めたように思える」

ことを、全力の喜びとともに、重ねての御報告させていただきたく存じます。


 何故、かくも早く、
“有意に機能し始めたように思え”たのかと申しますと――

「“日本語を書く”という行為自体に、
 “技術向上”という明確な目標を設定できたので、
 “技術向上への挑戦が好きな私”は、
 “日本語を書くという行為自体”に、
  “楽しいチャレンジ”という新しい一側面を付与できた」

――ように、私は、今現在、この日誌を書きながらも、ひしひしと感じておりますし……
先日のシナリオ執筆の折にも、同じように感じておりましたから、なのです。   
 

 以下、先日作成したレジュメを
 (“私見”という名目の、私なりの“小まとめ”も そのまま)
コピペして貼り付けさせていただきますので、
もし、お時間あってご興味ある方がいらっしゃいましたら、
ご笑覧いただけますと、とても嬉しく存じます。



---------------------------------------------------




[一日目:09/10/17]

<はじめに>

+ “悪文”は誰でも書いてしまうが、それは単に“技術的問題”に過ぎない。
  (そこに書かれている内容とは無関係)


<第一章>

+ “作文の技術” は、“小説の技術”とは異なる。
  (言葉の芸術としての文学は、作文技術の世界とは、次元を異にしている)
  (“芸術として描かれた花” と “植物図鑑の図として描かれた花” の違い)

+ “作文の技術”は、
  “実用的な=読む側にとってわかりやすい 文章” を書く技術。

+ “話す”ということと、“作文”ということは、全く別技術。
  (“会話が出来る” ことと “語学を修めている”こととは、異なる)
  (“話すように書く”ことなどは出来ない)
   
+ “見たままに書く”ことも、物理量的に不可能。

+  日本語の作文技術とは、“道具としての日本語”を、“正しく扱う”という技術。

+  日本語は、決して特殊な言語でも、特別な言語でも、非論理的な言語でも無い。
  (言語とは、そなわち“その社会の論理”そのものであるのだから、
   そもそも“非論理的な言語”などは存在し得ない)
  (その言語が“倫理的に”見えたり、“非論理的に”見えたりするのは、
  “その言語を使う人間”、あるいは“その言語”の使い方の問題)


 >> 第一章を読んでの私見

 「言葉は道具」

 「道具の扱い(例えば絵筆の扱い、絵具の扱い)に習熟せず、
  かきたいものがかけるはずもない」

 「故に、“道具としての言葉の使い方”=“日本語の作文技法”の習熟を目指すことは、
 芸術表現・正確性表現、いずれの高みを志すにせよ、必須」

 「よって、
 “シナリオを満足に書けるようになるため、日本語の作文技術を学ぶ”
 というアプローチは、極めて“理に適っている”」

--------------------------------------------------

ってな感じです!


 上記、“私の作成したレジュメ”が、

 『日本語の作文技術』 (本多勝一/朝日新聞社)

に書かれていることを、“正しく要点化”できているか否かは――

非常に危なっかしいところか、とも存じますので。


 もし、同書をお持ちの方、
 あるいは、同書をこれからお買いになられたり、
図書館でお借りくださったりしてくださる方がいらっしゃっいましたら!

“私の作成したレジュメ”の、不備や不足や、
もしございましたら良い点についてなど、ご教示いただけましたら、とても嬉しく存じます!


 ともあれ、初日は非常に良い手応えで、
 “精読&レジュメ化”すすめることが出来たかと存じますので!

 本日以降も、<1日1章>ペースで、
 同学習、続けていきたく存じます!!


 そして無論、その学習の成果を、
錬電術師のシナリオ製作に、そして進捗御報告に!
役立てていけますようにも、頑張りたいと思っております!!
posted by 進行豹 at 07:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2009年10月17日

“「デザインズの試験運用成果のご紹介」のご紹介” と “「日本語の作文技術」を二週間かけて読む(開始宣言)”

 おはようございます! 

 本日は、御報告内容が――

1:「デザインズについて」
2:「製作進捗について」
3:「私の日本語学習について」
4:「頂戴した 『でき(かけ)』レビューのご紹介について」

――の、4項目に分かれます。


 で、上記の順に列記していきますのが、
一番わかりよい流れになるかな? と思いますところですので、
以下、そのように! 御報告させていただきたく存じます。



【デザインズについて】

おかげさまで、先日無事に

――をさせていただきました、
不機嫌亭デザインズ


の“試験運用”につき、



『katsura ぶろぐ』
の、
kiisanさんからの、多大なご協力、ならびに御教示を賜りましたことは、先日の日誌にて すでに御報告させていただきました。

 で、私。

 『錬電術師の製作』に関しましては――

 「不機嫌亭ゲーム班が主体となり、
  不機嫌亭ゲーム班の好きに作り、
  その完成物を、もし気に入っていただけましたら 
       お買い上げいただけますととても嬉しい」

――というスタンスで製作されているものと認識しておりますので。


<如何に“好きに作っているか”の 過程・内容報告をさせていただきますこと>は、

プレイ下さる方に
“お読みいただく、いただかないを自由にご選択いただける”形での
<ご判断材料、ならびに“読み込み”のための資料>

と、していただけるかと、思っております。


 故に、
“過程報告は、積極的に、可能な範囲で詳細に”
行わせていただこう、と 思っておりますわけです。


 が、しかし、
 『「デザインズ」で、ご依頼をお引き受けさせて頂きました場合の製作』 につきましては――


「ご依頼主さまに主体となっていただき、
 ご依頼主さまのお好みにあわせ、
 その完成物を、気に入っていただけ、
  かつその御用途にマッチするように」

――というスタンスで行わせていただくのが当然、と考えておりますので。

 本製作日誌で、“錬電術師の製作に関しますご報告”をさせていただくような形での、
“私の主観を交えたご報告”を行いますことは、
「適切ではない」行為になるのではないか、と考えました。


 ので、
(試験運用の御依頼主さまである、kiisanさんに紹介ご許諾を頂戴した上で)
 以下に、

「kiisanさんが『katsura ぶろぐ』上でお書き下さったリポート記事』内容に、幾点かの
“客観的と思われる”補足情報を加える形での――

 1-A:「試験運用開始時点に頂戴したご依頼内容」

 と

 1-B:「主なご連絡やりとりの日時」 

 1-C:「試験終了(=御依頼満了)時点での成果物」

――の、三点についてのみのご紹介を、行わせていただきたく存じます。


<<10/12>>
 試験運用開始。
 頂戴した御依頼内容は

 小学校関連団体様が毎年運営される予定の、
 『ドッジビー(DODGEBEE)大会』
 のロゴ。

 使用目的は「印刷」「広報ホームページ上」。
 ロゴの条件は
 「小学校名」「ドッジビー大会」の文字列(表記方は相談)
 が入っていることと、縮小時視認できること。
 使用色は2〜3色まで(白含まず)。

 ご希望のご納期は 『10月21日(水)』
 
 頂戴した資料は、

「ドッジビー大会の様子」
http://kiisan.cocolog-nifty.com/katsura/2009/06/a-a22b.html
http://kiisan.cocolog-nifty.com/katsura/2009/06/2009-4c8d.html

ならびに

こちらのご紹介記事中にある、素材イラスト2点」 
 
 同日中に、ご返信と初回お打ち合わせ御都合のお伺い。


<<10/13>>
 お打ち合わせ御希望日時ご受領。
 初回ラフとあわせ、ご返信。
 初回お打ち合わせ日時決定。
 同深夜、初回お打ち合わせ。


<<10/14>>
 修正ラフの提出と、正式なご受注をいただけるかのお伺い。
 正式なご受注を頂戴し、頂戴したご入金を確認。
 修正ラフへの調整指示を頂戴。
 修正ラフをご調整。初稿デザインとしてご提出。
 
<<10/15>>
 初稿デザインへのご調整指示を頂戴。
 初稿デザインをご調整、二稿デザインとしてご提出。
 二稿デザインを採用デザインとご確定頂く、ご納品の御依頼。
 ご納品完了。

 ご納品内容は、御希望にあわせ、

  ・オリジナルの.aiファイル 
  ・CYMK、300dpiの カラーバージョンロゴの .psdファイル
  ・白黒2値、600dpiの モノクロバージョンロゴ .psdファイル

<<10/16>>
 ご納品物のご受領、ご検収をいただく。
 ご依頼達成。

 提出させていただいた成果物(カラー版)は、

 こちらのご紹介記事 にご掲載いただきましたもの。



――となります!


 幸いなことに、
 以前にご応援メールをくだっさたサークルの方の他にも、

 不機嫌亭ゲーム班物理制作部顧問の“Cさん”さん。

 みなさまご存知 

650さん


 そして、コメント欄ではシルフェイドさん


から それぞれ、デザインズへのご注文ご検討やご応援をたまわれておりますので!
 

“ご希望を丁寧にお伺いして 真剣に作らせていただくことにより、
 「頼んで良かった」と思っていただけるデザインを ご提供させていただき、
 また当方の経験アップ、スキルアップへも つなげたい―― ”

という、不機嫌亭デザインズのコンセプトを、
実績という形へ結んでいけますように!

そして、ご縁を頂戴している方からはもちろん、
願わくば始めましてのご縁の方からも、お問い合わせやご反応を頂戴できますことも目指して!!


今後とも(当面は様子見でひっそりこっそり)
デザインズの方も、運営、頑張っていきたいと思います!!



【製作進捗について】

 で。
 肝心かなめの『最終章 (冬)』の製作に関しましては――

 <<シナリオ・リライト・基礎スクリプト>>
  それまでに書いた部分のリライト、基礎スクリプトを完了。
  新規部分を、コツコツと、それなりの量執筆。
 

 <<製作進行>>
  恐らくは、大過なく。


――という進捗を得られましたこと、ご報告申し上げます。



【私の日本語学習について】

 しかしながら、先日の私は。

 「体調に、大きな問題は無く」
 「他に、時間をかけるべきお仕事や雑用も無く」

――『非常に執筆時間を取れる環境で、
   かつ、実際に長時間を執筆のために確保していた』

にもかかわらず、
“上記程度の進捗しか得られなかった”ともいえます。


 以前、私は

 「まとまった量が一気に書けないのは、
  執筆にかけている時間が少ないからだ」

 という 『執筆量問題=時間原因説』を仮定いたしましたが、
 この説は、どうやら“偽”であることが、証明されてしまいましたわけです。


 ので、仮説を変えます。

 前提条件としては

 「現状書いているヒロインルートのプロット、イベント内容は、
  『完全に固まっていて、あとは書くだけ』
  の状態に、ここしばらくずっとある」

というのがございます。

 にもかかわらず、
  
 「実際、思ったほど執筆が進んでおらず」
  かつ
 「時間をかけても、空費してしまう」

 のであれば、問題は、

 『私の、“日本語執筆技術”上』 
 
にあるのではないか? と、新しく仮定をしなおしてみます。


 と、

2-A:私は、この製作日誌や、あるいはメールのような
   『自分の日本語』で書いている文章に関しては、
   非常にスイスイと書ける

のに、

2-B:シナリオ文に関しては、『非常にスイスイ』とは書けない。


2-C:ならば、私は 『シナリオ文を、自分の日本語で書いていない』


という仮の結論が、導かれるように思えました。


 この、『自分の日本語』という言葉に関しましては、
 説明がちょっと難しいのですが――

<私のボキャブラリによる、
 私ルールの、私のニュアンスでの言葉選びを為された日本語>

――というように、ご理解いただけますと幸いです。

  
 錬電術師は、基本、貴一くん視点でございますので、

<貴一くんのボキャブラリによる、
 貴一くんルールの、貴一くんのニュアンスでの言葉選びを為された日本語>
 
で、執筆されております (つもりでおります)。


 で、この『貴一くんの日本語』に関しまして、
 私は、「かなり理解と習熟を出来ている」つもりなのですが――


 例えば、

(貴一くん視点であろうが、他の誰視点、あるいは第三者視点であろうが、
 それは間違いなく『陶耶隆久の日本語』でしか語られえない)

『陶耶隆久の日本語』

や、

『あるいは、外国語を母語としているキャラクタ―の日本語』
さらには、

『ちょっとだけ出てきて、特に背景を語られることの無いキャラクターの日本語』

についてを考えてみますと。


私が、

(それが必要な場合には)
「どれだけ“理解・習熟”できているか」

(そこまでの必要がない場合には)
「どれだけ、“らしさ”を出せているか」

という点が――

登場キャラクター数が増え、
それぞれの“立場”が増えるにつれ、
どんどんと 「あいまい」になってしまって……
恐らくはいたように、どうにも思われますのです。


その悩みが、端的に表れたのが、
以前の日誌で書かせていただきました、

『自然な会話』

についての疑問であったように、今となっては思います。

その疑問には、とても幸いなことに、


『七海屋』
の ぱすたこーどさん


『inspire』
の、小五郎さん

 そして、メールを通じてなども、
 非常に大きなヒントとなり、糧となるご意見を頂戴することが出来まして。

(ぱすたこーどさんから頂戴したご意見のご紹介記事)

(小五郎さんから頂戴したご意見のご紹介記事)


で、それら頂戴したアドバイスを、私なりに消化いたしましたところ――

『“会話は、<会話という独立したもの>ではなく、
  その人間の思想とか生き方とか背景同士のぶつかり合いの
  一側面であり”
  
 であるならば 

 “<会話を、真に描写する>ということは、
  <それぞれの話者の、それぞれ『人間性』を伝えるということ>に他ならない”』

のであると、理解したように思いました。


 ですが、錬電術師は、基本“貴一くんの一人称”の物語ですので、

「貴一くん(と、ある程度以上りんねちゃん)」
以外のキャラクターの“背景”については、
<貴一くんが、見聞きした事実や言葉>
の積み重ねによって類推していただくしかなく。

 その―― 
『類推を適切にいただけるような、(キャラクターごとの)言葉の取捨選択』
――を、私は、自分に満足なレベルで出来ていない。

 そこが、
“私が「会話」や「省略」を、ずっと気にかけ続けている”
・・・という現象の根本原因であろうと、
そこまでようよう、考えが至ったように思います。


 整理をすれば、問題は、上記

“類推を適切にいただけるような、(そのキャラクターの)言葉の取捨選択が、私は、自分に満足なレベルで出来ていない”

という一点に集約でき。


 それは、つまりは、純粋な

『“言葉の取捨選択=日本語の作文技術”上にある問題なのだ』

と、断定できるように思います。

 
 で、この問題は、
(いずれ宿命的に再発するにせよ)

 “ひとまずは根治できた! と、私が納得”

出来ないかぎり、私の執筆速度を落とし続ける類のものであるかと思いますので――

その根治治療として、

(作劇術における
 「ハリウッド・リライティング・バイブル」
 「ローレンス・ブロックのベストセラー作家入門」
 のように、
 日本語作文技術においての、私の座右書書の一冊である)

『日本語の作文技術』 (本田勝一/朝日新聞社)

という本を、

<これから2週間かけて、1日一章、精読し、レジュメ化>し。
<そのレジュメを、本日誌のなかで、都度で ご紹介する>
という訓練を、本日以降、開始いたしたく思っております。


 上記の本「座右」というのも正直恥ずかしいことに、
“つまみ読み”を重ねるばかりで、きちんと精読したこと一度も無かったので。

 これを徹底し、『日本語作文技術の基礎』を固め、
 ひいては その 応用である
 『各キャラクターにとって適切な日本語の選択』を
きちんと果すことが出来るようになりますよう!
 
 本日から精読・レジュメ化を開始し、
 明日の日誌以降、その御報告を出来ますように、
 製作の合間合間に、頑張っていきたいと存じます!!

 

【頂戴した 『でき(かけ)』レビューのご紹介について】

 長々としたものとなってしまいました本日の日誌のオオトリは、

 今夏に製作・頒布させていただきました、同人誌、



『How to making 同人ノベルゲーム -錬電術師が でき(かけ)るまで-』


へのレビューを、


『宴』のルクルさん
から、頂戴いたしました!

という(遅ればせながらの)御報告をもって、結ばせていただきたく存じます。


 頂戴いたしましたレビューは
こちらとなっておりまして、

 去る9月9日。
 いみじくも救急の日にご執筆いただいたものでらしたのですが、
 私そのころ、制作に汲汲としておりまして、
レビューいただいておりましたことに、気づけぬままに、
先日までを過ごしてしまっておりましたのです。

 が、先日の巡回中、そちらに気付かせていただき、
速攻ご紹介→お伺い→ご紹介許諾の頂戴、
という運びとさせていただくことが出来ましたので!

 改めましての御礼かたがた、そちら、全力でご紹介させていただきたく存じます!!

 ご総括における高評価と、
 そして、
 「最終完成版リリース後、今度はフルエピソードとして」
 「狩野さん、桜崎さんの声も」
 というご希望、本当に励みになります、ありがとうございす!!


 私としても、もちろん、
「錬電術師製作満了後の“フルエピソード版”執筆」
いたしたく全力で願っておりますので!

 かくできますよう、まずは
『最終章(冬)のシナリオ!』

 コツコツと、かつ出来るかぎりは速やかに!
 書き進めていきたく存じます!!



 ――と。
 長くなってはしまいましたが、
これで本日「御報告すべきこと」は全て御報告できたかと存じますので!

 すみやかに朝ごはんを食べ、
本日「やらねば」ないくつかのことを片づけて!

 しかるのち、制作、および訓練の方、頑張っていきたく存じます!!
posted by 進行豹 at 07:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2009年10月16日

不機嫌亭デザインズの正式運用を開始しました!




――と、いうことで、先日までの試験運用を無事に完了し!

 本日、修正後予定通りに
不機嫌亭デザインズを正式運用開始させましたこと、まずはご報告申し上げます。


 上記、試験運用へは、

『katsura ぶろぐ』
の、
kiisanさんからの、多大なご協力、ならびに御教示を賜りましたこと、
ご報告させていただきますと同時に、改めまして、
kiisanさんへの心よりの感謝、申し述べさせていただきたく存じます。

「おかげさまで、良い運用試験が出来ましたこと、篤く御礼申し上げます!」 

――です!

 同試験で学び、また経験させていただきました全てのことを!
 今後、不機嫌亭デザインズのみならず、不機嫌亭ゲーム班の運営、活動への大きな糧とさせていただき、また それによる製作物のクオリティアップを図ります事で!
 わずかずつでも、頂戴した御厚意へのご恩返しをさせていただければいいな、とも、また心より思っております!!
 

 なお。
 同サービスの運用開始につきましては、
 当面(長くて、一週間程度)、
 不機嫌亭ゲーム班の500*100サイズバナー上をお借りして、
 と不機嫌亭ゲーム班TOP、本日誌からのアナウンスに留め、
様子見的なそろそろ運転をおこなって。

 で、

 「あー、ご受注ないや」

 という事態に陥りました場合には、
 しかるのち、同人ゲーム系サイトさんやmixiコミュ上での、
 お仕事募集など、かけさせていただく――

という流れでの運用、行わせていただきたく存じております。


 いずれにいたしましても――
 
1:(かつての私たちのような)
  『何でデザインってこんなに高いの!?
   ただ、“普通に使えるロゴ”が欲しいだけなのに!』
   という感じの、主に<同人ゲーム入門者>さんの、
   お手伝いをさせていただくこと

2:それを通じ、私のデザイン・スキルをアップさせていただき、
  『不機嫌亭ゲーム班』の活動にフィードバックさせていくこと

3:広い意味での“製作費”のプラスに
 
――という三つの目標!

ぼちぼちとでも、制作に負担なく行っていくことが出来ますように!

もろもろ、頑張っていきたく存じます!!


 で、肝心の

 『錬電術師 最終章(冬)』の製作に関しましては――


【シナリオ】
 コツコツと進んだ。


【製作進行】
 一件、「お出ししなければ!」のメールを残してしまったものの、
 おおむね順調。


――という感じのものとなりましたこと、御報告申し上げます。


 なぜ、制作進行の方で、「メール落ち」をやらかしてしまったかと申しますと。


『(あれ? これって風邪のひき始めかな??) と思い、
夕食後(夜7時ころ)、念のための風邪薬を服用しましたところ、
薬で眠くなる体質の私は、やはりテキメンに眠くなってしまい、
目が覚めたら朝の五時だった』

という ウッヘリイベントを発生させてしまいましたがためです。


(おかげさまで、“風邪っぽい?”の方は解消できましたように存じますので、御安心いただけましたら幸いです)


 しかし、“ものすごい寝た”おかげで、今日は快調にもろもろ進めることが出来そうですので!


 ひとつひとつを丁寧に、
 もろもろコツコツ、頑張っていきたく存じます!!
posted by 進行豹 at 07:09| Comment(0) | TrackBack(1) | 製作日誌

2009年10月15日

同人名刺と縮小時可読性の高いロゴのコンビネーション

***本日の日誌は、番組の予定を変更して お送りしております***


(前回までの あらすじ)


不機嫌亭デザインズ


のサンプルページ開設にあたり、

「同人名刺」のサンプルが、一種類しかない

ことに、進行豹は少しばかりの気恥ずかしさを覚えていた。

 そこに現れる、謎のモデラー 兼 同人ゲーム製作サークル物理製作班長 “C”。


「俺を納得させる同人名刺サンプルを作ったら、
 同人名刺の発注をしますよ。仕事としてね」

「な、納得させる条件とは!?」

「“不機嫌亭デザインズの進行豹”の同人名刺を、
 作ってみせてください」

「!!?」


(あらすじ終了、以下本編。)


 で。

1:もし、Cさんからのご発注が成立すれば、
  それは、
  「不機嫌亭デザインズ設立・運営プロジェクトの
   当座目標を果し」


2:そうなった場合、御予約的お問い合わせを頂戴している手前
  『少なくとも、年明け一月一杯』
  までは、デザインズを存続することは確実となり


3:なら、冬コミを間に挟むので、
  “不機嫌亭デザインズの進行豹の同人名刺”は無駄にはならず

4:かつ、名刺サンプルも増やせる


――ので、私、このお話をお断りする理由はどこにもない!
と考えました。


 で。

 “不機嫌亭デザインズの同人名刺”とはいっても、
  不機嫌亭デザインズは あくまで (私的には)
 『不機嫌亭ゲーム班 進行豹としての活動の 一環』

 でございます。


 ので、

 「不機嫌亭ゲーム班」
 「不機嫌亭デザインズ」

 両方の名を入れた上、
 両方のURLを入れねばなりませんが、

 『不機嫌亭』という漢字が縦に二行 並ぶのは、
 見た目的に、随分と重い感じになるように思いました。

 
 そこで、私 

        「あ」

 と。


(せっかくロゴを、縮小時可読性を重視して作ったのだから)
 
 と、思いつきました。


 つまり、

(文字ではなく、ロゴで、サークル名を表示するようにしよう)

ということを、です。


 でもって。

 私が同人名刺印刷をお願いするのであれば、
 そのお願い先は100%

 『アドプリント』 さんの、最安コース、

【マットコート(ラミネート有) 86X52 (片面4色 / 表4色裏1色)
 250枚 700円 (+送料)】

のヤツとなりましょうので――

“裏面にも、情報を盛り込める”

――ということになります。


 そこで、裏には、
 狩野さんが描いてくださり&
不機嫌亭デザインズのマスコットとしての使用許可をくださった、
“ぷかぷか かや姉”(仮称)
に備えていただき、
「具合的には何をしてるか情報」を併記してみました。


 そのようにして出来上がった同人名刺デザイン案が、


 こちら――

(表面)
sinkouhyou_meisi_fgtdesigns.png
(裏面)

――となります。


 これが、Cさんの「合格基準」に達しているか否かは、
 これから、(オンラインで)見ていただいてのご判断をいただくこととなりますのですが――

 せっかくなので、この同人名刺を採用し、
 かつ「デザインズ」のサンプルに、そして来る冬コミで活用できますよう!

 もし、CさんラインがNGの場合でも、
 当座目標、別方面から果すべく!
 もろもろ、がんばっていきたいと存じます!!




 で。
 そんなこんなもやりつつの、
 先日の 『錬電術師最終章(冬)』の製作に関しましては――


【製作進行】

 桜崎さん から 
「先日いちいさんご収録いただいたボーカル音源」
 の、素晴らしく格好良いmixを頂戴して、大変に嬉しくなる。


【シナリオ・スクリプト・リライト】
 リライト結構と、新規シナリオぼちぼち。
 「一時間で出来るリライト量」
 は大体把握できたように思うが
 (でも、調べごとの有無で大きく変わっちゃう)
 「新規執筆量の目安」は、全く把握できないので、
 引き続き、目安値を出すべく計測続行。


――という感じの進捗を得ること出来ましたこと、謹んで御報告申し上げます。


 まだまだ、「(冬)」に関しましても、
 書くべきこととやるべきことなど、山盛りではございますのですが――

 とにもかくにも、一掬いずつでも その山を崩していくべく!
 引き続き、もろもろ がんばっていきたいと存じます!!
 


posted by 進行豹 at 07:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 製作日誌

2009年10月14日

くわしいことは、明日また御報告いたしますが〜

本日、私、早朝から忙しくあれこれをさせていただいております(真最中


ので、手短にまとめますが〜


【シナリオ・リライト・スクリプト】
 こつこつ進んでいる。
 スケジュールは、まだ全然
 「1項目あたりの適正見積もり時間」がアテにならないので、
 完成してない


【製作進行】
 おかげさまで、順調なような気がする。


【デザインズ】
 運用試験中。
 結構、手直しするべきところとか
 見積もりの甘さとかが見えてきて、「試験をやってよかった!」と。
 


―― というような感じで、昨日はもろもろ、進捗いたしましたこと、御報告申し上げます!


 ということで、ひとまずはアレやコレやに戻ります!


 また明日、お時間あってお気がむかれることございましたら、
 “今日の時点での<昨日・今日>”の詳細報告、
 チェックいただけますと、とても幸いに存じます!!
 

posted by 進行豹 at 06:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2009年10月13日

最終章の肉付けが進んでまいりました!

 より正確には、

『最終章 冬コミリリース予定パートの 肉付け』

と申すべきなのですが、とにもかくにも!


 先日一日の製作進捗を経て、
「錬電術師最終章 冬コミ予定リリースパート」
<以降、“最終章(冬)”と呼称します>
の“イベント絵ボリューム”の方が、明確化されて参りましたこと、まずは御報告申し上げます。

 具体的に、どのような進捗があったか、と申しますと――


【シナリオ・スクリプト・リライト】
 物語にすんなり入り直すことが出来、
 今までやってた部分の調整と、
 新規部分の、一定程度の執筆を完了。
 並行し、原稿ヒロインルートのラストまでの
 「残り執筆すべき内容の細分化と、
  細分化された工程への、見積もり作業時間の割り振り」
 を行い、執筆予定を、予備日含め、具体的にたてることを完了。


【製作進行】
 「最終章(冬)向けで、
  ここから先 描いていただきたいイベント絵」の
 完全版リストを製作。
  同リストを
  「最低ボリュームでも必要となるもの」
  「予定ボリュームで必要となるもの」
  「(私的に)理想ボリュームとして、追加いただけたら嬉しいもの」
  とブロックわけした上で、狩野さん とお打ち合わせ。

  その結果 
  「イベント絵に関しては、最終的には理想ボリュームを盛り込む」
   が
  「最終章(冬)で、盛り込めない
  “理想ブロック”のものが出て来た場合は、
   最終章完全版での対応とし、無理無理 次の冬には間に合わせない。
   トータルの質優先」

  ――という結論に落ち着きました。

 こちら、
 「理想とする密度での物語製作を私、行わせていただける」
 と同時に
 「密度アップに伴い、全体の作業量も、長期的には増加する」
 ということをもやはり意味しますので。

 その“長期的な増加”に、無理無く、質を落とさずの対応を出来ますよう、
今のうちから、具体的な手段を準備しておき、必要となり次第にそちら とらせていただけるよう、心がけたく存じております!


 
 また、シナリオの「具体的な執筆スケジュール」については
 『それが現実的なものであるかどうかを、今日一日書いて、検証し、現実的であれば、ネタバレにならないよう工夫してご公開』
とさせていただき、みなさまにご安心をいただき、また自分を引き締める糧といたしていきたく存じますので――

「いつになったら、“今やってるヒロインパート”は書き終わるんだ!”」

 と ご心配の下さっているプレイヤーのみなさまにおかれましては(本当にすみません)、
どうぞ、もう1〜2日のご猶予を賜れますよう、心より御願い申し上げます。





 で。

 上記のような
 「工程の細分化と、それへの時間の割り振り」や
 「リスクの想定と、それに対する対処準備の明確化」
などなどの必要性・有用性を私にリアルタイムで教えてくれている、


不機嫌亭デザインズ
の立ち上げ・運用プロジェクトにつきましても、

先日は 「極めて嬉しいご紹介・ご応援」と「重要な進捗」とを得ましたこと、あわせ御報告申し上げます。


【ご紹介】

『CCSWS』さん


ならびに、



まぐおさんとこ


での ご紹介をいただきました! ありがとうございます!!


【ご応援】
 (お名前は伏せて――ということですので)
 “同人ゲーム制作者の方”から、ご応援メールを頂戴いたしました!

 同ご応援は、非常に乱暴にかいつまみますと 

 ・冬コミ明けに依頼したいので、それまで存続して!

 プラス
  
 ・UIまわり(メニュー画面等)のデザインも頼みたい!

 という内容でございまして。

 そのご応援、とても大きな励みとさせていただく(ありがとうございます!)
と同時に 私――


1:『コミケ近辺』のことは、
   予め考えておく必要がある

2:「例えば、『SAVE』『LOAD』ボタンの作成など、
   UIデザイン周りで お手伝いできることもありそうなので、
   その辺を、明確化してご案内できるよう努めたい」

――の二点、具体的なヒントとしても、お受け取りさせていただきましたのです!

 ので、この辺も、16日の本開設予定日までは、
 具体的に対応というか実装というか、していきたく考えております!
 
  
【重要な進捗】
 今の段階で “私が公開させていただいて良い情報なのか”を、
 私、ご確認できていないので、現時点での私からの公開は
差し控えますのですが――
 “重要な進捗があった”ことだけ、まずは御報告申し上げます。

 こちら、
 「公開可か否かをお伺いできるタイミングを探し」
 「そちらをご確認させていただき、
  “私からの公開可”とのお返事を頂戴できました場合」
 には、改めてのご紹介させていただきたく存じますので、
 どうぞ、ご興味ある方がいらっしゃいましたら、そちら公開可となりますこと、お祈りいただけますと幸いです。 

 


 ――と、いうような感じに、もろもろ進んでおりますが、
今の段階では


『プロジェクト・マネジメントの手法を勉強してみることは、
(実際、どこまでそれを取り込むかは別としても)
 製作において、絶対に無意味なこととはならないような気がする』


ように、私 強く思っております!


 また、


『ゲーム班とデザインズとの運用を上手くリンクさせれば、
“質的向上”を、さまざまな意味で実現化できる』

という思いも、ふつふつと強まりつつありますので――


後者の思いも、確信化し、ひいては現実化できますよう!


ひとつひとつを丁寧に、
焦らず、無駄なく、形にしていきたく存じます!!




――と、(私的に)綺麗に結んだところで
いかにも蛇足のようでアレなのですが、
放置しとくと忘れそうなので、<おまけ>扱いとして、以下に、

『先日、私が “同人ゲーム制作情報コミュニティ”(@mixi)に
 投稿させていただきました、
 “素材作成・画像加工・ロゴ作成”のお勧め本』

情報の方、転載させていただきたく存じます!











   
  



 
<おまけ:“素材作成・画像加工・ロゴ作成”のお勧め本>
posted by 進行豹 at 06:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2009年10月12日

不機嫌亭デザインズの試験運用を開始しました!

おはようございます。

先日の日誌 追記でも、ご速報だけさせていただきましたのですが、あらためまして――

昨晩より、

『不機嫌亭デザインズ』


――の試験運用を開始いたしましたこと、御報告申し上げます。


「試験運用」というのは

“まだ、運用面での試験を完了していないので、
 そちらで不具合が出る可能性が、やや高めかもしれないですけど、
 その不具合をご寛恕いただけるのであれば”

―― という “条件付きでの、実際の運用”というような感じです。



 こちらも、第三者レビューで頂戴いたしました(本当にありがとうございます!)ご意見をもとにさせていただきまして――


1:『細かではあるが、基準が必要な部分』 
   が、実際には多々あるということ。


2:『基準を設けずに、“ご依頼主さん”ごとに異なる対応』
  を万一撮ってしまった場合、それは“相対的な不利益”を
  こうむる御依頼主さんを作ってしまう、ということ。

3: しかし、 
  『実際にご発注を受け、ご納期があり、
   “わりと早期に”その決定をしなくてはいけない
   状況となった場合、
   “適切ではない判断=前例作成≒基準作成”
   を行ってしまう危険性が高まり、
   長期的にはサービス存続を厳しくする可能性も高める』
ということ   
  
――に対する準備が不足している。 
≒ 
『明示する、しないに係わらず、
“その、細かな基準”を、想定・準備しておく必要がある』
、という判断のもとでの“試験運用期間”の設置となりましたこと、あわせ、御報告申し上げます。



 ので、
 「判断が遅れる」部分や
 「単純な事務面でのミスや不具合」などを、この“試験運用”
期間で極力潰し!
 出来る限りは“16日朝の正式運用開始”
 と出来ますよう、コツコツと、時間をかけすぎず、
 けれども決して手も抜かず! 頑張っていきたいと存じます!!

 &上記の点への ご寛恕をいただけるのであれば、

『不機嫌亭デザインズへのご注文・お問い合わせ』

は、もちろん大歓迎でございますので!

 もし、ご興味を持ってくださる方がいらっしゃいましたら、
どうぞ、お問い合わせお声かけの方、たまわれますと幸いです!


 なお、バナー



で既に活躍中!

の「気になる彼女」についての詳細は、

本開設のときに ドドン! とご紹介させていただきたく存じますので――

どうぞ、そちらも楽しみに! お待ちいただけますと、とても嬉しく存じます!!


  
 
 で。
 先日の『錬電術師最終章』の製作進捗に関しましては、


【シナリオ・リライト・スクリプト】
 触っただけ


【製作進行】
 頑張った!

【おでかけ】

2spadeさん

 とお会いしてきた!!


という感じのものとなりますこと、御報告申し上げます。


 2spadeさんは、
 『錬電術師 -HexaQuarker-最終章 Re_turn』
 から、彩色補としてのご加入をいただき、ご活躍を賜っております、不機嫌亭ゲーム班の最も新しいお仲間の方なのですが――

 “かなり、埼玉から離れた場所”

――にお住まいという事情のため、

「お電話では何度かお話させていただいたものの、
 実際にお会いしたことは無かった」

のです。


 で、今回、東京へお出かけになるご用事がおありだったということで、
 私も埼玉から東京へ向かい。
 東京は池袋にて、初めてのご面識を頂戴した!

 という運びと、幸いなことにさせていただけましたのでした。


 で、お会いして、
 製作のこと、同人ゲームのことはもちろんなのですが

【ヤクルトスワローズ、宮本慎也選手会長の立派さと、
  “好きな女優”について】

【浦和レッズが、何故ドイツサッカーなのかについて】

【“好きな戦国武将” = 宇喜多直家 について】

などなどのお話もお伺いさせていただくことが出来!

 「2spadeさんと、話とか趣味の方向性がすごくあう!!!!」

ということ、私は発見するに至りましたのです!


 例えば、
 「差分構成はこんな感じでお願いします」
という、メールなり電話なりでの やりとりをさせていただく上で、

「好きな戦国武将は誰ですか?」
というご質問、さすがに私、思いついたとしても不適切かとひっこめてしまいますので――


『実際にお会いして
 その方の人となりに触れさせていただき
“こういう方のお力をお借りして、作ってるんだ!”』

――とあらためて思えることは、非常に重要で貴重でモチベーションアップにつながることだなぁ! と、

 私、あらためてしみじみと思いましたのです。


 『同人ゲームを作っていなければ、
  決して得ることの出来なかった、素晴らしいご縁』

に、おととい昨日と、私 たくさん触れさせていただくことが出来、
あるいは深めさせていただくことが出来たなぁ、と、
そこからまた、深い感謝の念をも感じましたので。


 この連休に ご縁をいただけた全ての方々へ、

 そして、『錬電術師』を通じて頂戴した、
 全てのご縁やご意見やアドバイスやご感想やご応援を下さいました方々へ

 あらためまして、心よりの感謝の意を、示させていただきたく存じます!

「錬電術師は、言葉通りの意味で、
『皆様と一緒に編みあげていく物語』
 と、育ちつつあるように、私としては感じております。
 頂戴したご縁の、お言葉の、素材の、お気もちの、
 その一つ一つが、編みあげられる糸となっているかと
 存じますので――
 それを決して “つまらない柄”と仕上げぬように!
 全力を尽くし、最終章、編みあげていきたく存じております!

 素晴らしいご縁を、本当にありがとうございます!

 そして願わくば、今後とも、
 あらためまして、どうぞよろしくお願いいたします!!」


です!


 私的には、
 『連休は先日までで終わり』
でございますので。

 本日は平常モードで!
 シナリオ、スクリプトの方にもガンガンガンと!
 時間と手数と気力とを! 注ぎこんでいきたく存じます!

 
 頑張ります!!!!
 




posted by 進行豹 at 07:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌