2009年10月04日

[不機嫌亭デザインズ]という“同人デザインサポートサービス”をやってみようと思います

 まずは、先日の製作進捗をご報告いたします


【シナリオ・リライト・基礎スクリプト】
 質良く直せ、新規部分もガッツリ 書けた。


【製作進行】
 おかげさまで、ご連絡すべきは全てご連絡させていただき、
 また、ご連絡へのお返事など頂戴でき、
 「非常に良い感じ」でやれているかと思っている。


というものとなります。


 が、しかしながら――

 『“冬コミに向けて”の全体の進捗』といたしましては、
<多分、かなり遅れ気味>であることが、確実なのではないかと、
私としては認識しております。


 そして、この

 「非常に良い感じでやれている」

 とか

 <多分、かなり遅れ気味>

というような当たりが、

『錬電術師の製作を、遅れさせてしまっているかもしれない一大要因』

であるのではないか、という推論を、私としては立てております。


 つまり。

 「計測可能な形で、作品規模(=全作業内容)が確定されておらず」

かつ

 「製作進行である私(進行豹)は、『どうすれば そう出来るのかを、知らない』

がため、結果として――


『大まかなスケジュールはあるものの、細かなスケジュールは無く』

『“個々人の裁量と力量と努力”とに、大きく頼ってしまっている、製作進捗をしか積み重ねられない』

――のです。

  
 で。

 私個人としての思いといたしましては


「作りたいものを作るがために作っているのであって、
(特に、ここまで作っているからには)
 満足のいかない形でのリリースはしたくない」


というのが、正直申しまして、ございます。


 が、しかしながら

「その気持ちが高まりすぎると、悪しき完璧主義に陥り、完成しない」

「同人ゲーム製作では、制作者さんを取り巻く生活環境が、
 時間経過で激変することがあるので、
『時間をかけてしまえばしまうほど、今のチームでの完成までもっていける可能性が減ってしまう』
 が、それは避けたい」

「プレイ下さる皆様を、出来うる限りはお待たせしたくない」

ということも、あわせ確かに思っておりまして。


 ので、

『現状の製作進行方法に関します、上記“推論”が正しいのか否か』

を、検証いたしたく、私は思いました。



 そのためには、以前から興味を持って、
 何度か勉強しかけて→しかし

 『錬電にコレをはめるのは難しそう!』

と、とっかかり部分で思ってしまって→勉強挫折をしてしまっていた、


【プロジェクト・マネジメント】

なる技術を、まずはきちんと勉強する、

ことが、必要なのではないかと考えました。



 しかし、上記申し上げましたように

「錬電術師は、すでに進捗中で、複雑化しているので、
 そこに生兵法を適用することは、自殺行為」

に、思えます。


 ので、私としては

「もっと小規模な、失敗してもダメージの少ないプロジェクトを運営して、実践しながらの勉強をしたい」

と、かなり長い事考えておりました。


 しかし、

 「具体的にどうこう」

いう部分のアイディアは、なかなかに思いつくことが出来ず――


それは、結局“かなり長いことの保留事項”として、
扱われ続けてきたわけです。


 が、しかし。

先日の日誌でご報告させていただきました、

『かや姉携帯クリーナーの、デザインフェスタへのスポット参加のお伺い→ご許可』――

(なお上記の件、
 「携帯クリーナーの頒布はあるのか」
 というご質問を頂戴いたしました <ありがとうございます!>
 で、その件につきましては

 “展示即売(数個以内/作家様)の企画”

 ということでの募集への応募でございましたので、

 <多分、数個程度を展示即売いただける>

 のではないかと、私としては認識しておりますこと、
 ここにご返答させていただきます)


―― を頂戴できました件を経まして。

私、

「あ」

と、一つの思いつきを得るに至りました。


 それは、

『バナー作成、画像加工の練習』

と、

『プロジェクトマジジメントの勉強』

を、“統合して実施”することが出来るのではないか?


というアイディアです。


 そして、そのアイディアを実施し、
 成功することが出来れば――

(錬電製作長期化に伴い、)
 やや悪化してきた“私個人”の財政状況の改善

 =放置しておけば深刻化する心配事

の解消にも繋げ得るのではないか? とも、個人的には考えました。



 で、狩野さん にご相談申し上げましたところ、

「やってみたらいいんじゃない?」

というお言葉と、
マスコット(イメージ)キャラとしてのかや姉の使用許可とを頂戴できましたので、


 私 進行豹は、本日 本刻を持ちまして、以下の内容の

『不機嫌亭デザインズ 立ち上げ→運営プロジェクト 実施』

に、取り掛からせていただきたく 存じております。


■ 不機嫌亭デザインズ 立ち上げ→運営プロジェクト 実施宣言書



 詳しい計画内容は、上記リンクをクリックいただければご確認いただけますのですが――


1:1デザイン=1千円での、
  “同人ゲーム制作者入門者さん”を想定利用者とした、
  <ロゴ作成、バナー作成等のデザイン>
  サービスを行う


2:同サービスの、立案、実施、修正などなどの過程は、
 “入門者が行う、超小規模のプロジェクトマネジメントの実践学習例”
  として、本日誌上で、ご報告事項発生し次第ご報告させていただく
 →それにより、勉強の復習効果と、
  「今後勉強してみたいぜ!」 という方へのご参考資料化とを図る
 

3:「そのプロジェクトの見本」という意味合いが、
  現状行っている “バナー等作成”にも加わって来るので、
  (ましてや実際の作成をさせていただけることになれば、当然に)
  “より気合の入った、画像加工経験”を積むことが出来るようになる
  
 
――というのが、おおまかな趣旨・目的となります。 


 で、プロジェクトの成功・失敗いずれにケースにおきましても、

 『プロジェクト・マネジメントの概念』
 『実際に、なにをするかということ』
 『その利点(と、もしあるのであればデメリット)の実感』

などにつきまして、ある程度学習できますよう心がけ、
プロジェクト実施をしていきたくおもっておりますので――

そう出来ましたら、


【商業では無い = “それで生活が出来るわけでは、全然ない”】

という(少なくとも不機嫌亭ゲーム班においては)『大前提』を持つ、

「同人ゲーム制作」に、

“その手法を全面的に導入すべきか”

あるいは

“部分的に、その手法を導入しての改善が出来るか”

あるいは

“現状のやり方が最適であったりするのか”


ということ、検証、確認し。


 その確認結果にもとづき、発生する修正点を修正したり、
あるいは“修正点を見つけられない”ことによる、
“不安解消”を図ったり、いたしたく計画しております。

 
 
 なお、プロジェクト・マネジメントの勉強用には


『今日からモノ知りシリーズ
 トコトンやさしい プロジェクトマネジメントの本』 
(日刊工業新聞社 / 日本プロジェクトマネジメント・フォーラム編)



『世界一わかりやすい プロジェクト・マネジメント』
(総合法令/サニー・ベーカー他著)

との二冊を用いますこと、あわせご報告申し上げます。



 で。 

 上記のご本を参考にしながらの

「実施への準備」の方も着々進んでおりますのですが――

本日の日誌もいいかげん長くなってきておりますので、

一旦、ここでまとめさせていただきまして。


 “準備物がまとまり、お披露目できる段階”

になりましたら、

そちらをお披露目させていただき、
よろしければご確認いただきながらの、

「何をどう準備したのか」  
「その目的は何か」
「どういうスケジュールを組んだのか」

などのご報告、改めましてさせていただきたく存じております。



 また、本日誌を読んでくださっている

 「錬電術師をプレイくださっているみなさま」

も、

<『不機嫌亭デザインズプロジェクト』の間接的な利害関係者さん>

と、私 認識しておりますので――


 上記案件へのご意見、ご批判、改善点のアドバイス等々、
もし頂戴できましたら、全力で参考にさせていただきたく存じております。


 本コメント欄、あるいは
 
メッセージフォーム

どちらでも大歓迎でございますので――

 よろしければ、どうぞお気軽にお寄せいただけますと幸いです。



 と、いうことで、長々としたご報告とはなりましたが――

 とにもかくにも、目下の最優先事項である

 『シナリオを書く』
 『製作進行を行う』

 ということと、

 『“気分転換を図る と 勉強をする” を一元化した
  <不機嫌亭デザインズプロジェクト>の実施』

とを、“相互に良い影響を与えあうものとして、行っていけますよう!


 気合を入れて全力で! 頑張ってみたく思います!!
posted by 進行豹 at 07:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌