2009年10月05日

『EVM』というのが、私個人が、私個人の進捗管理をするには、役に立ちそうに思います

 おはようございます!
 ということで、
 まずは錬電術師最終章の製作進捗からご報告させていただきます。


【シナリオ・リライト・基礎スクリプト】

 昨日書けた分のリライト・基礎スクリプトを完了。
 新規分も、着々かけたので、
 
 本日には (当該ヒロインルートにおける)
 『物語的なクライマックスシーン』に突入できる。

 本日の予定としては、“ヒロインが××××してしまう”

 とこまでを書きたい。



【製作進行】

 おかげさまで、非常に良い感じでのお受け取りやご連絡を頂戴できる。
 全般、そう運べて行けるよう、努力したいと思う。



―― という感じのものとなりましたこと、ご報告申し上げます!



 全体として、
 「なんだか昨日は調子良かった」 ので、
 本日も、その勢いで! 製作&もろもろを、進めていきたく存じております!


 で、その

 「もろもろ」の、現時点での主要事項でございます、

『不機嫌亭デザインズ 立ち上げ プロジェクト』

に関しましても、先日は、予定を大きく上回る進捗を得ることが出来ました。


(さらには、
 

まぐおさん
日記でも、
ご言及とご応援とを賜ることができました! ありがとうございます!!)


 具体的に申しますと、
 「ホームページのレイアウトの確定を、
  予定よりもずっと早くに実施できた」
 のです。

 そして、この
 “予定”とか“実施”とかいう言葉も、
 今まで、私が使っておりました用法とは、
 意味合いを異にするものとも出来ましたのです!


以下、そのあたりのことを、簡単にご説明申し上げます。
 
 先日の日誌でも、ご紹介申し上げました


■ 不機嫌亭デザインズ 立ち上げ→運営プロジェクト 実施宣言書

の他に、私は、本プロジェクトの実施担当者向けに、


■ 不機嫌亭デザインズ立ち上げ準備スケジュール、実施メモ
 
という文章を、作成してみました。


こちらは

「プロジェクトの実際の運営」

 に関します、

+ スコープ 
  (プロジェクトの達成までにやらなければいけない事項のこと。
   プロダクトスコープ が、「用意しなければな“物”」
   プロジェクトスコープが 「完了させなければな“事”」)

+ スケジュール

+ リスク (と“取るべき対応策”)

+ 進捗管理


につき、逐次改変・追記を前提として、書かれたものです。


 で。
 この“スコープの設定”と、
 それを基としての“スケジュール設定”とは、

 私が今まで行っていた

 “計画策定と、スケジュール作成”

 と比し  『むちゃくちゃに細かい』ものとなっておりまして。


 こうすることのメリットは

 + 予め、「これだけのことが必要」ということを
   徹底的に想定(複数人の場合は会議)するので、
   「!!? これも必要だったんだ」という
   事態の発生確率を下げられる

 + 細かい=小分けにしている、ということなので、
  「一日あたり、どれだけやるか」の見通しが立てやすい
  

 + “全体の作業量”を予め<見える化>出来るので、
  「現実的な見通し」を、持てるようになる


ということがあるように思いました。



 で。
 そうして出来た
 “スケジュール”を、実施するにあたっても、
 私は、今までの

「出来た、出来て無い、ある程度進んだ、普通に進んだ、かなり進んだ」


 の、<主観評価形式>とは別の

 『EVM』という手法を試してみようと考えました。


 これらの導入により、
 「予定」とか「実施」とか言う言葉の意味合いが、私の中で、多少の変化をとげましたのです。



 で、上記、『EVM』は、
 私が参考主体としております、


「今日からモノ知りシリーズ
  トコトンやさしい プロジェクトマネジメントの本」

(日本プロジェクト・マネジメント・フォーラム編 / 日本工業新聞社)


におきましても

>実際のプロジェクトへの適用にあたっては、詳しい解説書を紐解く必要があります。

と明記されております、奥の深い手法であるらしいので、
私、「超・生兵法」であることを名言しつつ、
以下に、その概要(と、現時点での私が認識しましたことがら)

を、書いてみたいと思います。



*--------------------------------------


1:全ての作業内容を小分けして、
  各作業に 「その作業に必要と予定される時間」を割り振る。
  この、“割り振られた時間”を“計画”とする。

  例えば、「今日は120分かけてロゴを作ろう」は、
 
  作業内容 : ロゴ作成
  計画   : 120分 (で、100%達成)

  となる。


2:実際に作業して、作業内容を、数字に換算して記録

  「他に予定がはいっちゃって、
   作業時間が一時間半になっちゃった。
   で、作業としても半分までしか進まなかったよ」 は

   実績(実際の作業時間): 90分
   出来高 : 60分

  となる。

 (上記、「出来高」は、成果物の進捗度を、時間換算したもの。
  120分で100%進捗が予定されていたものを、
  50%まで作れたのなら、それは『120分の50%』の、
  "六十分ぶんの価”を持つ成果であると言える。
  この “××分の価の成果” が、 「出来高」)


3:その数字を

 スケジュールパフォーマンス指標 = 出来高/計画
 コストパフォーマンス指標 = 出来高/実績

 (上記例の場合は
  SP指標 = 60/120 =50%
CP指標 = 60/90 ≒66.7&)

 という式で、「指標化」し、
  実績の観測や、今後の予測のための材料とする


+----------------------------
  
という感じです。

ポイント(と、私が思ったの)は

「実際の作業量」 を、 “××分ぶんの作業”

と換算しなおして 

“『計画、実績、出来高』の全てを 『時間』という単位で統一”

することで――


 これは、(私の、今の時点での感覚としては)

「すさまじくタイトでシビア(ゴマカシの余地が一切ない)」

=「一切の遊びが無い」

やり方に思えますので。


“生活がかかっているのでもない限り、
 基本的に人間は、このやり方を好まないのではなかろうか”

と、正直、感じました。


 ので、不機嫌亭ゲーム班への投入は、
 恐らくは行いませんし、行えなくもあるのですが――

しかしながら
「今の私自身を律する」ためには、非常に効果がありそうかとも思いますので――


 シナリオ方面でも、『EVM』方式を試してみて、
 それが良い方向に作用するようでしたら、
 継続し、また進捗報告も同形式でさせていただくよう、していきたいとも存じております!


 
 で。

 「現在、基本的なデザインやレイアウトが決まった
  (ようには思っているが、修正するかも) な」


不機嫌亭デザインズホームページ

の骨組みに関しましては、


ttp://hexaquarker.com/designs/

にあげておきました。

(未開設ページですので、冒頭のhは取ってあります)


 こちらに関しまして、
 あるいは上記のなんやかやに関しましても、


 ご意見、ご希望、お気付きの点等々ございましたら、
 どうぞお気軽に、本日誌コメント欄なり、
 
メッセージフォーム
なりから、お寄せいただけますと幸いです!


 以上、本日も長くなりましたが、ご報告を完了させていただきまして!

 執筆、製作等々もろもろ、頑張っていきたく存じます!! 
  
 
 


posted by 進行豹 at 07:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌