私、文書は大抵
「タイトルを書いて」
↓
「本文を書く」
という流れでもって作成いたします。
これは何故か? と申しますと、
『タイトル=これから書こうとしている文章内容を極度にかいつまんだもの』ですので、
つけたタイトルはを そのまま、“執筆指針”をしめしてくれるように思うからです。
で、本日の私は
「今日やることと、明日までにすること〜〜」
というタイトルをつけたのですが、ほどなく
『その二つって、同じ意味だ!』と気が付きました。
ので、それは話のマクラとおいて。
しかし、実質的にはタイトルを、
「今日やることと、明日までに(出来たら)やりたいこと」
と改め、以下に記述いたしたく思います。
[[今日やること]]
・現在ヒロインルートの執筆リライト基礎スクリプト完了
・デザインズ、250枚=2500円パックの試験運用開始準備
・「日本語の作文技術」の本日分を読む。
[[明日までに(出来たら)やりたいこと]]
・デザインズ、250枚=2500円パックの試験運用開始
・デザインズブログの作成・開設
――という感じです。
で、それぞれの内訳につき、
今度は項目別に詳述してみたいと思います。
【製作進捗報告】
<<シナリオ・リライト・基礎スクリプト>>
本日中に、現在ヒロインルートは完了できると思います。
先日の進捗は昨日の予定とは多少ズレて、
「一昨日に書いた部分のリライトと基礎スクリプト」
↓
「スキップしたシーンに必要な各種素材の加工、作成」
↓
「スキップしたシーンの書き出し・執筆」
というものとなりましたこと、あわせ御報告申し上げます。
「何故、ズレたか?」 の理由につきましては、
『しっくりと来る書き出しが なかなかに掴めなかったので、
他のやれることを 先回しにした』
となります。
なお 上記、“しっくりと来る書き出し問題”は、
既に解決済みですので ご安心いただけますと幸いです。
<<その他の関連ご報告>>
一昨日に作成・設置させていただきました、
アラディア先生版「HexaQuarker」バナー。

・・・こちらにつき、

650さんが、
>バックの素子にストレートな錬電らしさがある感じ
というバナー下コメントをつけてくださいましたこと(ありがとうございます!)
地味に激しく嬉しかったので、プレイくださるみなさまにも、ご紹介申し上げます。
+「らしさ」を感じていただける作品に、
『錬電術師』が育っていっておりますこと。
+ その、「らしさ」を、(私の言葉でいうと)
“ノイズ感”に近い部分に感じ取っていただけましたこと。
――嬉しいばかりでなく、非常に「これで良いのだ!」という手応え・励みと、
私 感じさせていただきましたのです。
今後、画像加工の技術があがり、
素材作成の技術があがり、

tOさん@『PBP』さんご謹製、
<move_e系プラグイン群>
のお力を拝借することにより、どれほどに、
『貴一くんの視点を、精密に追う』
ことが出来る物語と、錬電術師が育っていったといたしましても。
しかし錬電術師が
“ノイズをまとわせる物語”
でありつづけることは、これは確実でございますので!
今後とも――
(それを目的とするのではなく、“必然を満たす”うちに、
自然とそうなっていきますよう)
――『錬電らしさ』感じていただけるアレコレを形にし、またご覧いただけますように、
「頑張っていきたい!」と存じております!!
【不機嫌亭デザインズ】

<<250枚=2500円コミコミパック>>
先日の日誌にて御意見お伺いをさせていただきました、
[同人名刺デザイン作成 250枚=2500円 印刷・送料 コミコミパック] につきましてなのですが、

まぐおさんのトコを拝見いたしましたら、
『大きなご紹介をたまわっていた』 (ありがとうございます!)
ので。
&私も、
「試験開始して、
実際にニーズがあるかどうか、問題点が無いかどうかを
洗い出してみて、悪ければやめればよい」
と考え至っておりましたので。
本日中に
<コミコミパックの試験運用の開始>を いたしたく存じております。
ですのでこちらも 明朝には
「試験運用開始しました」
と御報告させていただけますよう、頑張りたいと存じます!
<<デザインズブログの作成・開設>>
デザインズを開始し、
また、「日本語の作文技術」のレジュメ作成・紹介を開始したことにより、
ここ数日の製作日誌は
『異様に長いもの』となってしまっております。
(実際、同趣旨の ご意見もプレイヤーさんから頂戴いたしました:ご意見ありがとうございます!)
で、私としても 同点、可及的速やかに解決したく存じました。
ので、あれこれと考えましたところ、
『デザインズのブログを作成し、そちらを独立運用』
『そちらは、“記載事項があるときにのみ、記事投稿”という扱いにする』
『デザインズブログへの記事投稿を行ったときには、
翌朝の不機嫌亭ゲーム班製作日誌にも、
“デザインズブログ更新しました(更新内容:××)”
という御報告&リンクをはる』
――という改善案が、
「現行のフォーマットを最小限にいじるだけで出来る、
もっとも改善効果の大きな案」
となるかと存じましたので、こちらにつきましては
『出来たら明日までに、無理ならその翌日までに行う』
事項とし、改善着手をいたしたく存じております。
この改善を行えば、
<興味を持ってくださる方には確実にチェックいただけ、
興味の無い方には簡単にスルーいただける>
――という構造とすることが出来るかと思いますので、
これは確実に、プレイヤーさんにも喜んでいただけるのではないか!
と、私としては思っております次第です。
【「日本語の作文技術」を読む(九日目)】
こちらにつきましては――
“全精読&レジュメ化が終わったら、
.txtか.pdfにまとめて、必要な諸注記をつけ、
本制作日誌上であらためて公開”
――させていただきたく存じております。
そして、その日も「もう少し」のところまで来ておりますので――
現行フォーマットのまま、ひとまずは最後まで行っていこう、と存じております。
ということで、先日の学習成果は、
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[九日目:09/10/27]
<第九章:リズムと文体>
+ リズムと文体は『応用要素』。特に意識がなくても 基本要素さえ守っていれば“読みやすい日本語を書く”という
学習目的は達成できる。しかし意識できれば、さらに読みやすい日本語を書くことが出来るようになる。
+ “リズムのある文体”を習得するためには、
『自分で書いた文章を朗読してみる』訓練が非常に有効。
+ いわゆる名文、と呼ばれる文章に自分で手を入れてみて、
「その文章のリズムが、“一語の入れ替え”や “助詞の増減”などの非常に小さな違いによって、いかにたやすく壊れてしまうか」を
実感することも、リズムの大切さを理解するためにはとても有効。
>> 第九章を読んでの私見
+ 「名文の実例」の紹介がほとんどなので、書かれている内容としては “以上で全て”となるのではではないかと感じた。
+ 自分の練習にのために、「日本語の作文技術」中では紹介されていない、
“私的に、独特で動かし難いリズムがあると感じる書き出し”を例文に、
“リズム破壊”を試してみたいと思う。
(例文)
『 夥しい煤煙の為めに、年中どんよりとした感じのする大阪の空も、初夏の頃は藍の色を濃くして浮雲も白く光り始めた。
泥臭い水ではあるが、その空の色をありありと映す川は、水嵩も増して、踊るやうなさざ波を立てて流れている。』
(「大阪の宿」 水上滝太郎 / 原著は旧字体の漢字。“初夏”には“はつなつ”のルビ)
・この例文の
“初夏(はつなつ)の頃は藍の色を濃くして → 初夏(しょか)には濃い藍色に染まり”に。
“その空の色をありありと→その空の色をありあり”に、変更してみる。
『 夥しい煤煙の為めに、年中どんよりとした感じのする大阪の空も、初夏には濃い藍色に染まり浮雲も白く光り始めた。
泥臭い水ではあるが、その空の色をありあり映す川は、水嵩も増して、踊るやうなさざ波を立てて流れている。』
→ 大きめの変更をした一行めのみならず、
「ありあり “と” の、“と”しか削除していない」二行目でも、リズムは明確に狂っている。
(声に出して読んでみると、読み辛くなっているのがハッキリ感じられる。
念のため ひらがなで、現代カナに書き下してみる)
(元の例文)
『 おびただしい ばいえんのために、ねんじゅう どんよりとしたかんじのする おおさかのそらも、はつなつのころは あいのいろをこくして うきぐもも しろくひかりはじめた。
どろくさいみずではあるが、そのそらのいろを ありありとうつす かわは、みずかさもまして おどるような さざなみをたててながれている』
(いじった例文)
『 おびただしい ばいえんのために、ねんじゅう どんよりとしたかんじのする おおさかのそらも、しょかには こいあいいろにそまり うきぐもも しろくひかりはじめた。
どろくさいみずではあるが、そのそらのいろを ありありうつす かわは、みずかさもまして おどるような さざなみをたててながれている』
→ 書きなおし 読み直してみて 『元の例文の、“初夏の頃は”を“初夏の頃には”にするだけでもリズムが崩れる』とも実感できた。
“はつなつのころは” と “はつなつのころには” のみを取ると、後者の方が読みやすいように思われるので、
<リズムとは、“リズムある言葉、の組み合わせて作るのではなく”、“言葉をスムーズに流す、ことから自然発生するもの”>なのではないかとも感じた。
(意識的に切ることも、“流れ”を整えるための手法)
+ ここを“技術論”に落とし込もうとすると、膨大な手数がかかりそうなので、“例文紹介がほとんど”という構成は正しいように思われる。
「書くこととは、読むこと」なのではないかなぁ、とも。
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と、なりましたこと、御報告申し上げます!
「制作日誌における、
“読んでいただきやすさの追求”」
は、そのまま即ち
「今後の製作物全てにおける、
“読んでいただきやすさの追求”」
につながるかと思いますので、その方面でも改善努力、
たゆまず積み重ねていきたいと存じます!
試行錯誤の過程においては、
あるいは揺り戻しや迷走なども当然にあるかとは存じますが、
ここはひとつ、
「その過程がここまであからさまにみられるのは、
『不機嫌亭ゲーム班製作日誌においてのみ!』」
かと存じますので、
「それもまた、“不機嫌亭ゲーム班を楽しむ一要素”」
くらいに広い度量でもって ご寛恕いただけますと、とても幸いに存じます。
全体のベクトルとしては、確実に
「成長する同人ゲームを」
我々、作成していけているのではないか、と存じておりますので!
と、↑のような改善努力、常に図りたく思っておりますので、
いまさらながらですが、
「錬電術師」「製作日誌」「不機嫌亭デザインズ」「その他」
いずれにつきましても、ご意見・ご感想・ご指導・ご鞭撻・お叱り・お褒め等々――
どのような意見も、大歓迎で受け付けさせていただちております。
本制作日誌のコメント欄でも、
あるいは不機嫌亭ゲーム班メールフォームからでも、
何かございましたら、どうぞお気軽にお寄せいただけますと幸いです!!
――と いったあたりで、本日の御報告を完了いたしたく存じます!
本日は、ひときわテキパキと行動し!
「今日やること」をまずはきっちりこなせますよう、頑張りたいと存じます!!