本日は 各ご報告が「多岐にわたり、多量にある」ため、
“項目ごとに箇条書きする”形式で、日誌を記したく存じます!
【彩色スタッフさんの増員募集を開始しました】
→
不機嫌亭ゲーム班では、
『錬電術師最終章 Re_tuen』の完成を目指しての、
彩色スタッフさんの増員募集を開始いたしました!
募集詳細につきましては、

http://hexaquarker.com/hexaquarker/boshuu.html
をご確認いただけますと幸いです。
ご興味ある方がもしいらっしゃいましたら、
どうぞ、チェックのお手数、たまわれましたらとても幸いに存じます!!
【冬コミについて】
上記告知バナーにも明記させていただく予定ですが、
冬コミは 「東 Y06-b」で、幸いにしてスペースを頂戴することが出来ました!
こと、謹んでご報告申し上げます。
頒布物内容等についても、出来る限り早期に確定、ご報告いたしたく存じておりまますので、
どうぞ、もうしばらくのご猶予をたまわれますよう、よろしくお願いいたします!
【先日の製作進捗について】
上記、募集記事の執筆、ならびに関係各位へのご確認等、
製作進行がメインとなりました。
結果、新ルートシナリオ、演出スクリプトについては、
「乏しい」進捗となっております。
本日は、その分も気合をいれて、執筆・演出に注力する所存です!
【デザインズの製作実績について】
サークル、

【Find Place】様
から ご発注をいただきましたロゴ二点


(どちらも、画像クリックで大きくなります)
のご納品完了にともない、

不機嫌亭デザインズの

製作に関して、
“私なりに頑張った!”点
“丁寧でわかりやすいご発注をいただけて助かりました!”点
などについては、ブログの方に記させていただきました。
おかげさまで、良いご納品をさせていただきましたこと、
【Find Place】様には この場を借りて、改めて 心より御礼申し上げます!
また、ふらりと現れたpomriceさんから、
「いまどきの名刺は、QRコード入りっしょ、常考wwww」
というアドバイスを頂戴したことから、
「QR Code Editor」
http://www.psytec.co.jp/freesoft/01/
というQRコード作成可能なフリーソフトを入手。
結果、これこのように

「デザインズでデザインさせていただく名刺に、QRコードを実装することが可能になった」
こと、ご報告申し上げます!
で、↑のデザイン、私としては大変に気に入っておりますので、
早速に、アドプリントさんに実際に発注させてもいただきました。
こちら、刷り上がり次第にあらためて、
追ってのご報告をさせていただきたくおも存じております!
【pixivに参加してみました】
・デザインの勉強
・彩色さんのご応募数増加にも繋がるかも
・不機嫌亭ゲーム班、デザインズの広報
・・・というあたりのことを考え、
イラストコミュニケーションサービス pixiv
に、遅ればせながらの参加をしてみましたこと、ご報告申し上げます。
私のpixivのプロフィールページURLは
http://www.pixiv.net/member.php?id=1355368
となります。
mixiにおけるマイミクと同じように、
pixivにもマイピクという、
「ご縁を示すサービス」みたいなものがあるみたいですので、
もし、これをご覧くださっている方で、
pixivに参加してらっしゃってなおかつ
「進行豹とマイピクになってやってもいいぜ」
という方がらいらっしゃいましたら、
どうぞお気軽にお声かけいただけますと、本当に心強く存じます!
あ、あと! 当然ながら、私のpixivでの活動の全ては、
「私がデザインさせていただきましたものの、ご紹介」
となるかと存じますので、
「pixivでしか見られない先行イベント画像の公開!」
などは、一切行いませんこと、予め念のため、明記させていただきます。
イベント画像等、公開可能なものにつきましては全て、
まずは不機嫌亭ゲーム班ホームージで公開の上
↓
本製作日誌でもご報告して しかる後に、
↓
それがデザイン物であれば、pixivにも投下
という流れでのご紹介、させていただきますので、
どうぞ、
「pixivには興味無いぜ」という方におかれましても、
ご安心いただけますよう、お願い申し上げます。
――と、ひとまずのご報告事項は以上となるかと存じます。
で、「日本語の作文技術」につきましては
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[十三日目:09/11/02]
<第十三章:取材の方法>
+ 取材力は、説得力を産む唯一の根源。
取材という裏付けなしに書かれた文章は、
どれほどの文章力を基にしていても結局“筆先だけで書かれた”ものになってしまう。
「読み物としての面白さ」を基準とした場合、往々にして【取材力は、文章力に勝る】。
+取材において、極めて重要な点は二点。
そのうちの一つは、「誠意をもって、取材相手に対すること」。
【誠意は、まずは態度であり、次いで事実をもって証明することである】。
+態度は、即ち “謙虚さ”。
「相手を見せてもらう」「相手に話を聞かせてもらう」
ことが取材であるのだから、相手に対し 謙虚である(=相手の言動を虚心に受け取る)ことが大切。
+相手の“正”・“非”によって、謙虚さを失うようなことがあってはならない。
少なくとも、判断の資料としての取材段階までにおいては、その取材は、
“正”・“非”を見極める材料を入手するという行為としての「取材」であるのだから、
あらかじめに 「取材相手の“正”・“非”を決めておく」という態度は不誠実に当たる。
+態度が立派でも、「その態度が結果を伴わないのであれば、結果は裏切りであり、最悪の不誠実となる」。
→取材をしたあと、礼状の一つも出さない。書いた記事の一本も送らない。
・・・などなどの非礼を犯すのであれば、取材時に見せた誠意は“偽物”になってしまう。
「誠意とは、事実を持って証明すること」とは、このこと。
→例え、(取材結果としての記事が)取材相手を非難し、糾弾をするものとなったとしても、
「事実に誤りがあれば、ご指摘ください」という一文を記事にそえて送ることが、誠意。
+ 取材において、極めて重要な第二の点は、【結果の確認】。(取材内容の事実確認)
+ 結果の確認には、第一次確認から第三次確認までがある。
→「マンガ家が、書いたマンガの中に、極端な差別表現にあたる台詞があり 雑誌回収騒ぎが起きた。
マンガ家は
『その差別表現は編集者のアイディアであり、打ち合わせ段階で提案されたが拒否した。
にもかかわらず、原稿送付後に編集者が勝手に挿入した』と主張し、
編集者は、
『いや 打ち合わせ段階で、作家側から出て来たアイディアである、故に尊重した』と主張するという、
<事件>が発生したものとして考えてみる。
取材者は、まずその第一歩として、「当事者のどちらかに、詳細に話を聞く」ことから取材を始める。
仮に、マンガ家から話を聞くとすると、
「初期のネームには、これこのようにそんな台詞は書かれていない」
とか
「打ち合わせは新宿駅そばのルノアールで行った」
とか、
「『あの編集者には、勝手に台詞を挿入する癖がある』と、たくさんのマンガ家仲間がいっている」
などの証言を、そこから得られるものである。
それらの証言は、「そのまま書くと、編集者に不利に働く」ものであるので、
そこに“誤まった事実”が含まれていた場合には、大問題になる。
故に、それらの点について、編集者側からも取材してみる。 これが【第一次確認】。
この取材を拒否された場合は、「この点について、編集者側は取材を拒否した」との事実を書けばよい。
第一次確認をとると、ほとんどの場合、「食い違い」が出てくる。
例えば、編集者が
「あなたが見せられた“初期のネーム”は、事件発生後に台詞を書き直されたものだ」
「私に改ざん癖などない。むしろ、『あのマンガ家はウソばかりつく』と、他の先生方からも悪評が立っている」
と、主張したりする。
この食い違いについて今度は 「編集者さんは、こういってますが――」 と、マンガ家に再確認をする。
これが、【第二次確認】である。
第二次確認後も、マンガ家側の主張が変化しない部分については、周辺のダメ押し取材を行う。
「初期のネームのコピーや、メール、FAXの送信履歴が残っていないか」
「打ち合わせ場所であったルノアールで、誰か打ち合わせの様子を目撃していたものはいないか」
「周囲のマンガ家たちに、(事件発覚前に)本当にそのような発言があったのか」
などについての調査がこれにあたる。
それらによっても、マンガ家側の主張が揺るがぬ場合には、(揺るいだ場合には、マンガ家側を再取材)
編集者側に、「これこれこういうことになっていますが」と、再度の確認をする。
これが【第三次確認】。
この結果次第で――
「編集者がマンガ家側の主張を認めざるを得なくなった」→その事実を記事化。
「編集者が、ノーコメントに転じた」 →マンガ家の主張、ノーコメントに転じた事実、周辺取材によって得た資料とを含めて、記事化。
「編集者とマンガ家の意見がなお食い違っている」→相手方の主張(食い違い点)を含め、記事化。
――とやれば、「説得力をもった記事」が書かれる確率は、(確認の浅い場合と比して)飛躍的に高まる。
→ 「100の事柄のうち、99が正しく、1だけが誤まっている記事を書いてしまった場合、
反動側は、“1の誤り”だけを取り上げ 拡大指摘し、『この記事には信ぴょう性が無い』と主張する」。
故に、【結果の確認】は、取材にとって極めて重要。
>> 第十三章を読んでの私見
+ 物語作成においての“取材”とは、
ここで論じられているとおりの取材と、
“いわゆる、資料読み”の二種類が含まれるように思う。
+ そのどちらにあたっても、【誠実に、虚心に取材対象に向かう】ことは、やはり大切だと感じた。
資料読み一つにしても、先入観をもってしまうと、「自分に不都合な部分をスルーしがち」になってしまう。
そしてそれでは、「資料を読みこむ意味が無い」。
+ また、【結果の確認】の重要性に関しての論述は、非常に勉強になった。
「1の誤りは拡大指摘され、正しい99を揺るがす」という現象は、
“物語の魅力”に対しても、往々にして発生するものであると思う。
“第三者チェック”や“リライト”が、つまり、「物語作成における【結果の確認】作業」であるのだと思う。
+ 故に、【結果の確認】を行えないようなスケジュールで物語作成を行うことは、厳に戒むべきである。
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という学習成果を得、私的レジュメを作成させていただきましたことも、
あわせ ご報告させていただきます!
同学習、本日までに本編の精読・私的レジュメ化を完了し!
あとは「付記」「コメント」を残すのみ!!
というところまでやってまいりましたので!
ラスト一日! ゆるむことなく、学習・レジュメ作成の方も頑張りたいと存じます!!
―― 今月は、本当に頑張りどころかと思いますので!
多少のオーバーワークは覚悟で、
しかし体を壊さぬように、そこは重々気をつけながら!
充実の一ヶ月と出来ますように、もろもろ、バランス取って動いていきたく存じます!!