まずは先日の錬電術師最終章の製作進捗につき、ご報告申し上げます!
先日の進捗は――
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【シナリオ】
新規部分執筆は着々と。
決めかねているイベント内容については、着想を得ず。
【製作進行】
特には何事も。
【その他】
ご彩色をお引き受けいただいております、

さやのれいるさん
から、
日記コンテンツにての不機嫌亭ゲーム班のご紹介をたまわる。
(ありがとうございます!)
また、錬電製作とは直接に関係ないが、
非常に迂遠な形では関係してこないこともないナニゴトかに関し、
非常〜〜〜に理想的なご受諾を頂戴する。
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――という感じのものとなりました。
順調といえば順調ですが、遅れているといえば変わらず遅れておりますので、
少しずつでもペースをあげて! とにもかくにも
『現行ルートのシナリオ』
を、私に出来る100%の完成度でもって! 出来るだけ早く完成させたく存じます!!
で。
いつの間にやら(今回を含め)
『残すところ、2レッスン』というところまで進捗をしておりました、
『デザインの教室 手を動かして学ぶデザイントレーニング』
(佐藤好彦著 エムディエヌコーポレーション)
を使用した、【公開実践学習】の方。
本日は、大詰めに相応しい
「素晴らしく実践的で、即座に役に立つ」
Lesson16 - グリッドを使ったフォーマットとバリエーション-
の方を、トレーニングしてまいります。
グリッド――というと、
例えばフォトショップの
ビュー>表示>グリッド で呼び出すことが出きる、
『方眼升目』を連想される方がおおいのではないか、と想像いたします。
が、この場合――
レイアウト手法における 『グリッドシステム』で語られるグリッド、というのは、
単純な方眼升目とは少し違った、
“レイアウト単位を示すボックス”のことを意味します。
・・・いったん、話しは戻りますが、今回のレッスン、私は、
『-Lesson12 - 余白を活かしたデザイン-』
で作成した

に、
1:「ボディ部分として、以下の文章を加える」
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この世の全てに死を与え得る白い手は、ただひとつ、“守る”ことだけを強く望んだ。
妹たちを、弟を、災厄という悪意から。それを産み出した社会から。
守られ育った少年は、いつか、ひとつの恋をする。
少年の恋を知るとき、白い手は、
繋ぎつづけ、導きつづけて いつの間に、自分のものより大きくなった 少年の手をそうっと放し――
そして静かに 祈りの形に結ばれるのだ。
相手が誰でも構わない。
少年の恋の成就を、幸せを。
ただ一心に、願い続けて。
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2:「錬電のイベント画像を配置する」
という2要素を加えることにより、
「実戦投入可能なポスター」
と仕上げることを想定し、行いたいと思っております。
ので、
「レイアウトの最低単位となる1グリッドは、
イベント画像のサイズである『800*600サイズ』に比例した、任意の大きさのボックス」
とするのが、いいように思われます。
ので
『横4:縦3の比率のボックスを作成し』
『ボックスとボックスの空間を0.6として整列させる』
ことにより、
『このポスター用のグリッドを設計・作成』いたします。
(何故 隙間が0.6かと申しますと、
実際に並べてみて、それがしっくりくるように思った――
というだけの理由です)
この
【作成するデザイン物の内容とサイズから、
自分で決めて設計・配置する
“1レイアウト単位であるボックスの集合体”】が、
ここで語られる
【グリッド】
ということとなります。
で、上記コンセプトで作成いたしました、私のグリッドが、

となります。
で、グリッドを配置しましたら、あとはそれにあわせて
「大見出しには一番上の横一列をまるっと使おう」
とか
「最下列には説明要素だから、
そのいっこ上の列に画像を並べよう」
とか、あれこれ考え・試しながら、要素を配置していきます。
グリッドシステムのいいところは、
『要素の大きさ=グリッドの組み合わせの大きさとなるため、
“どの位の大きさに画像を拡・縮するのが一番いいのか”
とか
“文字を何ポイントにして、字間・行間をどうするか”
とかの、<感覚的な部分>に悩まないで済むようになる』
ことです。
で、実際、そのようにして要素をグリッド上にあてはめたものが こちら↓

こまかな部分を修正し、グリッドを外した完成物が こちら↓

となります。
デザインするにあたって気をくばったことは
+ グリッドの設計
+ 文字色を、(画面全体の統一感をだすために)、
かや姉のイラストからスポイトしたものにした
という二点。
やってみて思ったことは
+ グリッドシステムは素晴らしい!
という一言につきます。
きちっと設計されたグリッドがあれば、
「あれ? イマイチかも」
と感じたときにも、ものすごい修正がラクです。
また、今回の かや姉のような、一見かわった配置の仕方も。
実は、『グリッドの枠』を全く壊していないので、
“存在感を出しつつも、全体の調和は乱さない”
――というよう効果を産んでいるようにも思えます。
ですので、
「グリッドを正しく設計し、きちっと活用する」
ことは、全てのレイアウト・デザインを行ううえで、
非常に役立つ知識なのではないか――と、私 強く思っております!
で。
そのようにとても役に立つグリッドシステムの学習を終え、
いよいよ次回、最終トレーニングは、
『グリッドの制約を超えたレイアウト』
というお題にチャレンジすることとなります。
最終講のお題が、最難関!
というのは、なんというか 『卒業試験』みたいな感じで燃えるので、
今の私に出来るベストのデザインを行って。
で、こころおきなく本学習を終え、製作の実践・次なる学習へつなげていけますよう、頑張りたいと思います!
もちろん、シナリオの方も、しっかりと時間をかけて 良い内容を積み重ねていけますよう!
本日も、怠ることなく手と心と頭とを、動かしていきたく存じます!!