2010年02月24日

「デザインの教室」で練習をする -Lesson16 - グリッドを使ったフォーマットとバリエーション- (役に立つ!)

 おはようございます!

 まずは先日の錬電術師最終章の製作進捗につき、ご報告申し上げます!

 先日の進捗は――

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【シナリオ】

 新規部分執筆は着々と。
 決めかねているイベント内容については、着想を得ず。
  

【製作進行】
 
 特には何事も。


【その他】

 ご彩色をお引き受けいただいております、


さやのれいるさん


から、

日記コンテンツにての不機嫌亭ゲーム班のご紹介
をたまわる。
(ありがとうございます!)


 また、錬電製作とは直接に関係ないが、
非常に迂遠な形では関係してこないこともないナニゴトかに関し、
非常〜〜〜に理想的なご受諾を頂戴する。

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――という感じのものとなりました。


 順調といえば順調ですが、遅れているといえば変わらず遅れておりますので、
少しずつでもペースをあげて! とにもかくにも

『現行ルートのシナリオ』

を、私に出来る100%の完成度でもって! 出来るだけ早く完成させたく存じます!!



 で。

 いつの間にやら(今回を含め)

 『残すところ、2レッスン』というところまで進捗をしておりました、


 『デザインの教室 手を動かして学ぶデザイントレーニング』
(佐藤好彦著 エムディエヌコーポレーション)

を使用した、【公開実践学習】の方。

 本日は、大詰めに相応しい

 「素晴らしく実践的で、即座に役に立つ」

Lesson16 - グリッドを使ったフォーマットとバリエーション-

の方を、トレーニングしてまいります。


 グリッド――というと、
 例えばフォトショップの
 ビュー>表示>グリッド で呼び出すことが出きる、
『方眼升目』を連想される方がおおいのではないか、と想像いたします。

 が、この場合――
 レイアウト手法における 『グリッドシステム』で語られるグリッド、というのは、
単純な方眼升目とは少し違った、

“レイアウト単位を示すボックス”のことを意味します。



 ・・・いったん、話しは戻りますが、今回のレッスン、私は、

『-Lesson12 - 余白を活かしたデザイン-』

で作成した

renshuu14.png

に、

1:「ボディ部分として、以下の文章を加える」

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この世の全てに死を与え得る白い手は、ただひとつ、“守る”ことだけを強く望んだ。
妹たちを、弟を、災厄という悪意から。それを産み出した社会から。

守られ育った少年は、いつか、ひとつの恋をする。

少年の恋を知るとき、白い手は、
繋ぎつづけ、導きつづけて いつの間に、自分のものより大きくなった 少年の手をそうっと放し――

そして静かに 祈りの形に結ばれるのだ。

相手が誰でも構わない。

少年の恋の成就を、幸せを。

ただ一心に、願い続けて。

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2:「錬電のイベント画像を配置する」



という2要素を加えることにより、

「実戦投入可能なポスター」

と仕上げることを想定し、行いたいと思っております。


 ので、

「レイアウトの最低単位となる1グリッドは、
 イベント画像のサイズである『800*600サイズ』に比例した、任意の大きさのボックス」

とするのが、いいように思われます。


 ので

『横4:縦3の比率のボックスを作成し』

『ボックスとボックスの空間を0.6として整列させる』

ことにより、

『このポスター用のグリッドを設計・作成』いたします。

(何故 隙間が0.6かと申しますと、
 実際に並べてみて、それがしっくりくるように思った――
 というだけの理由です)


 この

【作成するデザイン物の内容とサイズから、
 自分で決めて設計・配置する
“1レイアウト単位であるボックスの集合体”】が、

ここで語られる

【グリッド】

ということとなります。


 で、上記コンセプトで作成いたしました、私のグリッドが、


lesson19_grid.png

となります。


 で、グリッドを配置しましたら、あとはそれにあわせて

「大見出しには一番上の横一列をまるっと使おう」

とか

「最下列には説明要素だから、 
 そのいっこ上の列に画像を並べよう」

とか、あれこれ考え・試しながら、要素を配置していきます。

 グリッドシステムのいいところは、

『要素の大きさ=グリッドの組み合わせの大きさとなるため、
“どの位の大きさに画像を拡・縮するのが一番いいのか”
 とか
“文字を何ポイントにして、字間・行間をどうするか”
 とかの、<感覚的な部分>に悩まないで済むようになる』

ことです。


 で、実際、そのようにして要素をグリッド上にあてはめたものが こちら↓

renshuu18_grid.jpg


 こまかな部分を修正し、グリッドを外した完成物が こちら↓

renshuu18.jpg

となります。


 デザインするにあたって気をくばったことは


+ グリッドの設計

+ 文字色を、(画面全体の統一感をだすために)、
  かや姉のイラストからスポイトしたものにした

という二点。


 やってみて思ったことは


+ グリッドシステムは素晴らしい!

という一言につきます。


 きちっと設計されたグリッドがあれば、

 「あれ? イマイチかも」

と感じたときにも、ものすごい修正がラクです。

 
 また、今回の かや姉のような、一見かわった配置の仕方も。

 実は、『グリッドの枠』を全く壊していないので、

“存在感を出しつつも、全体の調和は乱さない”

――というよう効果を産んでいるようにも思えます。


ですので、
 
「グリッドを正しく設計し、きちっと活用する」

ことは、全てのレイアウト・デザインを行ううえで、
非常に役立つ知識なのではないか――と、私 強く思っております!


 で。

 そのようにとても役に立つグリッドシステムの学習を終え、
いよいよ次回、最終トレーニングは、

『グリッドの制約を超えたレイアウト』

というお題にチャレンジすることとなります。


 最終講のお題が、最難関!

 というのは、なんというか 『卒業試験』みたいな感じで燃えるので、

今の私に出来るベストのデザインを行って。

 で、こころおきなく本学習を終え、製作の実践・次なる学習へつなげていけますよう、頑張りたいと思います!


 もちろん、シナリオの方も、しっかりと時間をかけて 良い内容を積み重ねていけますよう!

 本日も、怠ることなく手と心と頭とを、動かしていきたく存じます!!

posted by 進行豹 at 08:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌