おはようございます!
昨日は、シナリオ「すごく大きく改善されました」こと、まずは喜んでご報告申し上げます!!
何故、「すごく大きく改善されたか」と申しますと、
現行ルートのストーリーラインを、 先日学習しました要領でパラダイムにまとめ。
で、過日に製作いたしました
『メインプロットメイカー&チェッカー』
もあわせて使い、
「見直し・点検作業」をしてみましたところ――
『現時点で、不足していた要素』
『同ルートの終着点までの道のり』
が、物凄くクッキリ見えてきたからです!!
ので、足りない部分を補い、余分な部分をそぎ落とす――
という製作に、先日は終始しておりまして、本日もまずはその続きから製作着手、となりますが。
現行ルート以降のルート群の出来は、
「明確に良くなる」こと、私 自信を持ってお約束申し上げ!
また、その“今まででもっとも出来が良くなりそうなシナリオ”の
稿了に向け、熱意も新たに懸命に! 執筆の方、積み重ねていきたくも存じております!!
で、その大きな成果を速攻あたえてくださいました、
「“シド・フィールドのシナリオ入門”の私的レジュメ作成」
の方、本日は第四稿「4ページのあらすじを書こう(後編)」
として、“実際にあらすじを書く”ことに突入いたします。
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【4:4ページのあらすじを作る (後編:具体的なあらすじの書きかた)】
+ あらすじを書き始める前に自分に問いかけ。
「君のストーリーは、何についてのものなの?」
→それが明確でないと、あらすじをまとめることは困難。
+ 上記が明らかなら、先日作成したパラダイムとあわせ、同ストーリーを具体的にあらすじ化。
+ 始まりの場面を「1/2ページに書く」
第一ターニングポイントへの以降を、「1/2ページに」
第一ターニングポイントの出来事を「1/2ページに」
“主人公がぶつかる障害”に主軸を置いた第二幕を 「1ページ使って」
第二ターニングポイントを 「1/2ページで」
それ以降を(解決)を、「最長1ページ、出来れば1/2ページ以下で」
・・・これで、3ページ少し〜最長4ページに、話しの内容全てをまとめた『あらすじ』が出来上がる。
+ 長くなってしまったら、削る。
このあらすじ作成の目的は 「骨ぐみだけを洗い出し、ザっと組み立てること」なので、
この時点で細かな部分が決まっている必要はないし、今後変化をしてもかまわないので。
+ この時点でのストーリーの完成度も問題視しなくてよい。
大事なのは、「書いてまとめる練習をすること」
+ シナリオ執筆は、最終的には経験値なので、こつこつ積み上げるべし。
【演習問題 -あなたのストーリーをパラダイムに書きこみ、4ページのあらすじにしなさい-】
(* Q:「君のストーリーは、何についてのものなの?」
A:「“創作”と“仕事”についてのストーリー。
やりたいことと、やれることと、やるべきこと、との個人内での葛藤についてを描きたい」
前回、同ストーリーについてまとめたパラダイムは
http://hexaquarker.com/scenario_paradigm_renshuu4shou.pdf
それらをもとに、本日作成したあらすじは、
http://hexaquarker.com/scenario_renshuu4_arasuji.txt
です)
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ちなみに、元テキストに「1ページは何文字か」は明記されておりませんので、
日本人である私は、「20*20=400字詰め =1枚」と考え、
40字*10行=1ページ、で上記あらすじ作成させていただいております
(で、丁度良い分量なのではないかとも感じました)。
実際にやってみまして思ったことは――
+ 「“頭にあるもの” と “書きだしたもの”では
明瞭さ、安定感、ともに“書きだしたもの”が圧勝する」
+ ので、頭にあることは書きださねばならない
+ その、「書きだす作業」の手助けとして、
“決まった様式”というのはものすごく有効。
+ ので、今後は、そのような作劇においても
「パラダイムを作成し」
「4ページのあらすじを書きだす」ことを、習慣づけていきたい。
(ちなみに、この「あらすじ」は、例えば、
『錬電術師』という大きな枠でも書けますし、
その中の『××ルート』という小さな枠でも書けます。
そういうふうに「物語構造が、三幕構成の入れ子」になっていて、
かつ緩みや余分や揺らぎが無い物語が、
『完成度の高い物語』なのではないかと、私は個人的には、そして現時点では思っております)
――といったあたりの感じです。
実際、この 【演習問題】は、ものすごく良くできているトレーニング方法だと、私めちゃくちゃ強く感じております。
ので
「オレは作劇がうまくなりたいぜ!」
とか
「シナリオを書き始めたいんだけど、どこからやっていいのかわからないぜ!」
という方におかれましては、
【最初の課題】
から、順番に、「実際に手をうごかして」――あなたの物語をまとめ、あるいは試作してみますこと、とても強く! 私オススメ申し上げます!!!
お互い、良く学び&良く書いて、良い物語を紡いでいきましょうです!!
と、いうことで、本日も私、『錬電術師』を少しでも良い物語へと紡いでいくべく――
手と心と頭を動かし! 頑張って一日、すごしていきたく存じます!!