2010年04月30日

錬電プレイヤーさん/ゲーム制作者さんには、果してS、Mどちらが多いのか? & シド・フィールドの「シナリオ入門」の私的レジュメ 【15:第三幕はシナリオの解決部 -解決されるべきことは何か?- 】の続き

 おはようございます!


 先日、とある方の日記を拝読していて、私

「世の中には、『SM性格相性診断』というものがある」ことを知りました。

http://sade-maso.com/

んで、早速やってみましたところ、私は

『サド度0% マゾ度100% の真正マゾ』

http://sade-maso.com/jump.cgi?id=141688

であるという判断結果が出まして――

「ああ、これ、当たってるかもなぁ」

――と感じましたのです。


 で。
 
 私、ふと疑問に思いました。

(この日誌を読んでくださっている方のほとんどすべてを占めると思われる)

『1:錬電プレイヤーさん(ないしは、同人ゲーム/ゲームプレイヤーさん)』

『2:ゲーム制作者さん・製作関係者さん』

には 「S」「M」いずれが多いのであろうか?

―― ということを。


 ので、

http://sade-maso.com/

の方、もしよろしければお試しの上、

「自分の立ち位置(プレイヤーさんか、制作者さんか、関係者さんか等)」


ならびに

「Sであったか、Mであったか」

を こちらのアンケート+アンケートコメント、




もしくは本日誌コメント欄などなどから教えていただけますと幸いです!

 お時間あってお気がむいたら、よろしくお願いいたします!!



 と、本日はもう一件ご紹介がございます。
 
 こちらのスクショをご覧ください!!

ss_kabenyonyo.jpg


貴一くんと、

へしこ

(c)
  『焼肉万歳』
さん

とが、並んで戦っております姿が! ご確認いただけますでしょうか!?

へしこの上下を壁となり守っているのはドバシさんとマナカさん、
そして、後方からはララさんが狙撃のチャンスを伺っております。

 このおもしろげな光景の正体は、実は!



まぐおさん
 が現在御開発中の、

“壁にょにょ”(仮称?)の

【テストプレイを体験版】の、スクリーンショットなのです!


 私、早速テストプレイを体験させていただくべくDLさせていただきまして、

起動しようとして起動あたわず

「まぐ先生! 立てませんっ!!」

「DirectXの最新版を入れてもダメかな?
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=2da43d38-db71-4c1b-bc6a-9b6652cd92a3

という、実にテストプレイっぽいイベントを、早速体験させていただきましたのです!

 で、プレイさせていただき――


1:貴一くんが動く!

2:へしこも動く! へしこはカウンターが強い!!

3:貴一くんは、行動を終えた味方を再行動させられる!
  でも、自力じゃなんもできない!!


――というあたりのことを、理解させていただくにいたりました。

 上記 「貴一くんが動くこと」 ならびに 
「“ずば抜けたサポート能力”が武器である貴一くんらしさ」
が、壁にょにょ上でも表現されていたこと、

が、私 実に嬉しかったので!! (ありがとうございます!


 上記、ご紹介させていただき、また皆様にも是非、
【テストプレイを体験版】ご体感いただきたく存じました次第です。
 ちなみに、同【テストプレイを体験版】 は、

http://wheeloffortune.jp/diary/log/2010/20100428.php#20100428

内の 『体験版』というところからDL出来ますので、もしご興味あったら、どうぞご体験くださいまし! と、私オススメ申し上げます次第です!!

 

 で。

 そんなこんなを書いておりますと

 「昨日は製作緩んでたの?」とのご不安を抱かれる方がいらっしゃるかも――とも存じますので、
そのご不安を解消させていただくべく、
先日の『錬電術師 最終章』の製作進捗につき、御報告させていただきます!


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【シナリオ・リライト・基礎スクリプト】

 「書き終っているシーン」の初期リライトと基礎スクリプトとは完了。
 本日、吉里吉里上で確認、再リライトして→ひとまとめする予定。

 新規シナリオは、着々と書き進みつつございます。



【製作進行・その他】

 特段のご報告事項はございません。


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・・・という感じとなります。


 こう書いてしまうと、「進捗が少なかった」ように見えるかとも存じますが、
実際にはきっちりカッキリ、質・量ともに私的には満足のいく進捗重ねておりますので、
どうぞ、その点につきましてはご安心いただけますと幸いです。

 ただ、

『今までの累積の遅れ』



『遅れにより、当初計画とズレてきている部分』

は、明確に存在しておりますので。


 これをなんとか修正し、あるいは再計画とし立てなおすべく、
このゴールデンウィーク中を、有意義に使いたい! とも存じております。

 その辺も、固まり次第にご報告申し上げますので、
どうぞ、もうしばらくのご猶予たまわれますと幸いです。



 で。

 私的には、その 「修正努力の一環」でありますつもりの、
“シナリオ技術の向上努力”の具体的あらわれであります、
シド・フィールドの「シナリオ入門」の私的レジュメ作成の方。

 本日は、

【15:第三幕はシナリオの解決部 -解決されるべきことは何か?- 】

の課題

「Act3を書く」に着手、いたしました。

 
 ので、ひとまずは

+ ACt3で解決すべき課題を列記する

+ それをカード式で整理する

ということを、やってみました。

act3_card.png



 ――で、やってみて思ったのは

「カード式は、やはり使える」ということです。


 当初私は

「(ジョンが撮影する)アカデミー賞授賞式は、録画中継」

とか思っておりましたのですが、カードの並べ方を試行錯誤するうちに、

「ああ、生放送にしよう」

「で、デイブの目の包帯が外れるシーンから、そこへ引っ張ろう」

という風な、構成変更を思いつけました。


(そのやり方だと 「デイブの事故の問題の解消」と、ACT3導入部とを兼務させることが出来、スマートかと。
 ただ、ACT2で書いた怪我具合などはリライト必要になるかとも存じますが)


 また、当初(録画放送だったとき)は、

『元カノ、ドロシーが、ジョンの撮影した授賞式を見て、
 「綺麗に撮ってくれた・・・」的なことを思う』

というカードがあったのですが、

「ジョン的に、ドロシーとの問題は第二TPで解決している」

「これは“ドロシーの話”ではない」

という二つの理由により、そのカードを排除することも出来ました。

 これは

「カード式で整理せず、イベント内容メモだけから書いていってしまうと、
『すっきりしないことを自覚しながら、しかし捻じ込んでしまっていた』」

のではないかと思われますので、この点でも「カード式は有用」と、あらためまして感じました。

 つまり

『すっきりとした収まりどころを見つけられないカードは、
 “冗長イベントである可能性が高い”』

ということを、カード式は簡単にあぶりだしてくれるのです。


 このように、
 「カード式は、非常に強力、有効」であること私 確信いたしましたので。

 現行ルートのACT3以降では、錬電製作にも実装し、
作品の質の向上と執筆速度の向上とを、ともに図っていきたく存じます!


 と、本日のご報告は以上までとなります。


 おこたることなく、手と頭と心とを動かしまして――
今日も一日、執筆・製作、頑張ります!!  
posted by 進行豹 at 08:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2010年04月29日

今日からゴールデンウィークですね! & シド・フィールドの「シナリオ入門」の私的レジュメ 【15:第三幕はシナリオの解決部 -解決されるべきことは何か?- 】

 おはようございます!

 今日からゴールデンウィークですが、皆さまのご予定はいかがでしょうか?

 お出かけなさるにせよ、休養にあてられるにせよ、この機に遅れを取り戻すにせよ――

充実とした一週間となられますよう、心よりお祈り申し上げます!


 ちなみに、私のゴールデンウィークは、

『製作の遅れを少しでも取り戻し、
 かつ、満足のいく錬電術師最終章を完成させるため、
 為すべきことを為す』

一週間としていきたく、計画しております。


 イベント終了時には、どうしても気が抜けて創作休むことととなってしまいますこと、
経験上しっておりますので――

“全休は、とらまつり直後に”と定め、それまではコツコツ、積み重ねを積み重ねていきたいなぁ、と。


 で、その“積み重ね”の先日分でございます、先日の製作進捗は、以下のようなものとなりましたこと、御報告申し上げます。


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【シナリオ・リライト・基礎スクリプト】

 書き終わってる部分のリライトと基礎スクリプトを、
 「あとは今日やれば終わる」ところまで進める。

 また、新規シナリオについても、(多分)良い内容で、良い量を。



【製作進行】 

 最低限必要なご連絡のみは。
 きちんとした各方面へのご連絡は、
 5/1目途に改めてお送りいたしたく存じておりますので、
 どうぞもうしばらくのご猶予たまわれますと幸いです。


【その他】

 特には。


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・・・シナリオの方は、明日に吉里吉里上のチェックとリライトをして、「そこまでのシーン」をひとまずまとめられ。
 で、以降は 「物語の勢い的に、極めて動的」なシーンが続きますので――

 できるかぎりはまとめて時間をとり、一気呵成に一先ず初稿は!
書き切っていくことを心がけたく存じております!!


 で。
 
 シド・フィールドの「シナリオ入門」の私的レジュメ作成の方は、本日よりようやっと、

【15:第三幕はシナリオの解決部 -解決されるべきことは何か?- 】

に突入することが出来ました!


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【15:第三幕はシナリオの解決部 -解決されるべきことは何か?- 】


+ 第三幕(ACT3)とは、第二ターニングポイント以降、シナリオの終わりまでの部分を言う

+ ACT3で“為されなければならなない”ことは 『解決』
  つまり
 
  1:主人公の抱えている最大の課題(セントラル・クエスチョン)への主人公が出す回答を示し 
  2:その回答による劇的状況の変化 (≒物語の結末)を示し
  3:未回収の伏線を回収しおえる

 ――ことである。


+ ハッピーエンドにするか、悲劇にするかは書き手が決めるべきこと、が。

 「善と悪との長い闘争において、(ロングスパンでは)常に善が勝利を収めていきたから、
  今日このような形で人類が存続していること」

 「それは、人類が善の実現を悪の実現より強く望んできたということ」

 は、考慮にいれるべき要素である。


+ 全滅エンドは、決して流行らない。


+ ただ、「自分のストーリーに合う結末」が全滅であるなら、それも良し。
  “受け手が求めている(と思われる)結末” と “自分のストーリーが最も見事に完結する(と思われる)結末”、
  どちらでも書けそうなときは、両方書いてみて、自分なり第三者なりが“より良い”と判断する方を得られば良い。
  “効果的な結末”になっているかどうかは、書き切って、時間をおいて読み直してみないとわりと解らない
  (書き終えた昂奮が判断を誤らせるから)


+ Act3には、“必須の要素”は無い。

  が、解決させる (セントラルクエスチョンを解消する) ために必要な要素が、ここまでに描き切れていないのであれば、
 その要素を消化するシーンは、もちろん必要となる。
  
  また、必要を感じるのであれば、ACT3内にピンチ、他、今までで学習した劇的要素いずれを盛り込んでもかまわない。

 (が、“長すぎる =<解決以外の要素の多すぎる> ACT3”が面白いかどうか、は考慮に値するべきことだとも個人的には)


+ ACT3を書く手順は以下の通り

 1:ストーリー上で、未解決の問題、未回収の伏線を取り出す

 2:それらの出来るだけ多くを解決できるようなシーンを考える

 3:「2」で考えたシーンで解消しきれない諸問題を解消するシーンを考える

 4:カード並べ替え方式を使って、もっとも綺麗に、劇的に構成されるよう、シーン群を並べ替える

 5:書く (もし。“書き終わりたくない気持ち”が出てきたら、
       「初稿の書き終わりなんて、全体の三分の一だ」と自分に言い聞かせると良い)

 6:終わりまで書きあげ、エンドマークを打つ。

 7:自分の好みの飲み物で乾杯して、ニヤニヤする。

 8:一週間くらい、そのシナリオは放置する。


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【演習問題】

 ACT3を書きなさい 

 
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で、演習問題は明日以降、またぼちぼちとやっていこうと計画しております感じです。

 
 今回は まとめながら――

『ACT2までをしっかり書けていれば、ACT3は書ける』
 (書くべきことは、明確になっているので)

 
 逆にいえば、

『ACT3がしっかりいかないようだと、そこまでが多分上手く行って無い』

――ということになるのではないかなぁ、と個人的には感じました。


 丁度、現行ルートも、あと一山を超えれば、

『ACT3突入』というところでございますので!


 自分的には、“今までになくしっかり書いた”つもりの現行ルート、果して正しく書けていたかどうか、
その点でまずは、やや客観に近い評価ができるかなぁ、とも考えております。


 そして、出来るだけ早くにそうできますよう!
 手と頭と心とを、滞りなく丁寧に、動かしていきたくも存じております!!


 今日も一日、頑張ります!!
posted by 進行豹 at 08:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2010年04月28日

もう一件ロゴ作成のご報告&シド・フィールドの「シナリオ入門」の私的レジュメ 【14:第二幕を書く -基本コンセプトは「対決」と「葛藤」- 】の続きの続きの続きの続きの続きの続きの続き

 おはようございます!

 

まぐおさん
 から、

お褒めの言葉を頂戴でき!
また、同日誌で 貴一くん、マナカさん、ドバシさんの雄姿を拝見でき!!

非常に私、嬉しく誇らしく感じさせていただいております!


ありがとうございます!!



 上記たまわりました喜びは、本日これ以降の製作の糧とさせていただきたく存じますが、
製作着手のその前に、先日の製作進捗につき、御報告させていただきたく存じます。


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【シナリオ、基礎スクリプト、リライト】

 書きっぱなしだった部分のリライトと基礎スクリプトとをある程度。
 また、新規シナリオについてもある程度。

 
【製作進行】

 頂戴いたしましたメールのお返事は、
本日中にお出しさせていただきますのでもうしばらくお待ちください。


【その他】

合同会社あるかりそふと 様のご新作、



『らぶ☆らば!−魔界の皇太子−』

のロゴをデザインさせていただきましたので、
その詳細を、



に。


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 という感じとなりましたこと、御報告申し上げます。


 「月末は、特に焦らないように」と、自らに言い聞かせてはおりますのですが、
私の内心とは無関係に、やはり月末は 『単純に確認事項等が増加する』ため、
なかなかに、ペースをつかみ辛いものであるなぁ、と実感するような、
先日一日とはなってしまいました。

 とはいえ。
 
 調子が良いときに良く書けるのはあたりまえのことで、

 「イマイチペースが掴みきれないときに、質を高く、かつどれだけを書き進めるか」

が、まだまだ続く錬電術師作成の長丁場を、良く乗り切り、
また、より良い『錬電術師・最終章』をリリースしていくためには、
非常に重要なポイントとなってくるかと存じますので!

『心・技・体』

どれかが調子を落とす時には、他の要素でフォローできますよう!
まんべんなく、出来る範囲で磨きをかけていきたく願っております。


 で、そのうちの 『技』の学習でございます、シド・フィールドの「シナリオ入門」の私的レジュメ作成の、
14講の課題である、

「act2を書いてみよう」について、本日で第二ターニングポイントまでをざっとですが書きましたので、以下に貼り付けます。

http://hexaquarker.com/act2_1st_5.txt




(ACT1初稿は



http://hexaquarker.com/act1_1st_6.txt

で、ACT2設計図が

act2_box.png

です)


 今回は、

「フラッシュバックを使うことで、
 書く分量を減らしながら物語を成立させることを心がけた」

つもりではございますのですが、

この辺、説得力が不足していたり、尺が短かったりしました場合には、

1:会話のシーンを、中抜きせずに冒頭から描写する

2:会話で入って、回想を入れて実際見せる

などの手法で、調整可能な部分となっておりますかとも存じます。


 まぁ、今回は練習ですので、これで良し! とし、

ひとまずは、第二ターニングポイントまで、つまりは

『ACT2のシナリオを一通り書いた』

ということで、扱わせていただきたく存じます。


 ですので、明日は、ようやっと 第15講の


『ACT3はシナリオの解決部 -解決されるべきことはなにか?-』

の、私的レジュメ作成に、突入させていただきたく存じます!


 とにもかくにも
「書いてれば終わるし、書かなきゃ一生終わらない」
ことだけが、執筆というものに関します法則の内で唯一の

『絶対則』

であるかと存じますので。

 錬電術師最終章のシナリオに関しましても、出来うる限り丁寧に、手と心と頭とを動かし、本日も執筆、重ねていきたく存じます!


 今日も一日、頑張ります!!

posted by 進行豹 at 08:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2010年04月27日

ロゴ作成のご報告& シド・フィールドの「シナリオ入門」の私的レジュメ 【14:第二幕を書く -基本コンセプトは「対決」と「葛藤」- 】の続きの続きの続きの続きの続きの続き

 おはようございます!

 一昨日は、ちょっとペースを崩しかけてしまったのですが、
「焦ってはダメだ」と自らに言い聞かせることにより、
崩れ切る前に立てなおすこと出来ましたこと、まずは御報告申し上げます。

 で、そのようなわけで先日の製作進捗も


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【シナリオ】

 基礎スクリプト・リライトは手つかずなものの、

 『最終一個前の選択肢』まで、現行ルートを書き進む。

 バッドエンド分岐は置いて、ひとまず(書いた分までのリライト、基礎スクリプトを行いつつ)正規ルートを書き継ぎたく。



【製作進行】 

 特には。


【その他】

 
不機嫌亭デザインズ


の活動にて、

ふろーらいと 様のご新作、

 

『アイドル雪歩と貴音の「裏」オフスケッチ!』 のロゴをデザインさせていただきました。

 ので、その詳細を、



の方に。


---------------------------------------------

・・・という感じに、かなり順調に積み重ねることが出来ましたこと、重ね御報告申し上げます。


 現行ルートは、この調子でいけば、

『私的には、相当に高いレベルで“この話については書き切った”という満足感を得られる』

シナリオと出来るかと存じておりますので。


 かく出来ますよう引き続き、執筆・学習、継続していきたく存じております!!


 で、その 『学習』の内容たる、 シド・フィールドの「シナリオ入門」の私的レジュメ作成の、
14講の課題である、

「act2を書いてみよう」については、本日もまた少しですが、続きを書きましたので、下に貼ります。


http://hexaquarker.com/act2_1st_4.txt


(ACT1初稿は



http://hexaquarker.com/act1_1st_6.txt

で、ACT2設計図が

act2_box.png 

です)


 で、

 読んで下さる方いらっしゃいました場合には、おわかりいただけるか――と存じますのですが、
細かな部分で今回、設計図と、実際書いたシナリオとの構成を変更しています。

 具体的には

パラダイム図:

 ドロシーと会ったときに、手を握られ、記憶が一気にフラッシュバックするので→一緒にお茶に同意する


シナリオ:

 ドロシーの言葉や仕草に、記憶が僅かに刺激され、そこにドロシーの(昔とかわらぬ)
強引な誘いがかかってきたので→一緒にお茶する


という変更です。


 なぜ、こう変えたのかというと、

A:ドロシーをしゃべらせ、動かせることで
  「魅力的だな」と受け手に想ってもらいたく思った。
  
  (その方が、ジョンの葛藤と決断が重くなるので)


B:本命のフラッシュバックは、
  関係性とかが会話・行動で暗示された後で、
 「その暗示に対する明示(受け手への回答)」として、
  ピンチ2のシーン(ドロシーが、映画業界復帰の誘いをかけたとき)に、
  ドーっとたたみかけて使う方が、絶対ドラマチックだと思った


と、書いていて思ったからです。

 で、変更前より変更後の方がよかんべぇ、と、現時点の私としては確信しております。



 このように、
「設計図という形をしっかり作っておくと、設計変更に対する評価がしやすい」
こと、今回 私、学習できたように感じましたので!


現行ルート、ならびに以降のルートにおいては、

『パラダイム図をしっかりつくり、
 カード並べ替え方式設計図でのイベント内容整理を行い』

よりよい、『錬電術師・最終章』を編み上げられますように、頑張りたいと存じます!


 と、いうことで今日も一日、手と頭と心とを精一杯に動かして、
執筆ならびに各種製作、頑張ります!!



 
posted by 進行豹 at 08:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2010年04月26日

月末になると焦ってしまいます(反省 & シド・フィールドの「シナリオ入門」の私的レジュメ 【14:第二幕を書く -基本コンセプトは「対決」と「葛藤」- 】の続きの続きの続きの続きの続き

 おはようございます!

 最近、というか昨日気がついたのですが、月末になると私、
“気持ちに焦りを生じさせてしまい、無用なことをしでかしてしまう”
確率がアップするようです。

 焦ったところで何一ついいことが無いのはわかっておりますつもりですので、今後、月末が近づく度に、

『月末になると、私はむやみに焦るから、そこを意識して落ち着こう』

と、心がけるよういたしたく存じます。


「焦らず、急ぐ」
 「急ぐときほど、目の前にある一つの仕事に集中し、取り組む」


――言葉にすれば簡単なことではございますが、気の散り易い&
心配性の私にはなかなかに難しいことでございますので、

『宣言効果』の発生を目論み、

ここに明記し、また、自らの心に刻んでいきたく存じます!



 で。
 
 話変わりまして、先日の『錬電術師最終章』の製作進捗は、
以下のものとなりましたこと、御報告申し上げます。
 


---------------------------------------------

【シナリオ】

 リライト、基礎スクリプトはひとまず置いて、ともかくも新規シナリオ書き進み中。

 原稿ルート中 『最も××××××』シーンに、突入間近なところまで描き進む。

 同シーンを書き終え、場面が変われば、「エピローグを除き、1場面で」ということになるので、
そうできるように頑張りたく。


【製作進行】 

 ちょっと、先日中に取りたく思っていたご連絡を取り切れませんでした(すみません)。
 本日中には、間違いなくご返信申し上げますので、どうぞもうしばらくお待ちください。


【その他】

 特にご報告すべきことは無いかと存じます。


---------------------------------------------


・・・ シナリオの方、とにもかくにも着々と書き進んでおりますので、先のことは ひとまず考え過ぎないよう、
今は、現行ルートを書き切ることに集中し、頑張って製作重ねていきたく
存じております次第です。

 
 と。

 シド・フィールドのは、今日もちょっとだけですが書き進みました。

http://hexaquarker.com/act2_1st_3.txt


(ACT1初稿は

http://hexaquarker.com/act1_1st_6.txt

で、ACT2設計図が

act2_box.png

です)


この辺になると、
「調査も取材もまるでしてない」
のがかなり苦しくなってまいりますが、

まぁその辺は私にできる範囲で誤魔化しつつ、ともかくも、

『本筋をきっちり流す』

ことのみを意識し、引き続きまして書いていきたく存じます!



 と、本日のご報告は以上までとなります。


 冒頭にも書きましたが、


『とにもかくにも、焦らない』


こと、今月残り(今日をいれて)5日間は、徹底をして過ごしていきたく存じます!


 ですがもちろん、シナリオや、各種製作に関しましては、

焦ることなく丁寧に、そして素早く! 手と心と頭とを動かし、新著を積み重ねていきたくも存じております!!


 今日も一日、頑張ります!






 
posted by 進行豹 at 08:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2010年04月25日

『ゴスデリ』予約開始! のご紹介 & シド・フィールドの「シナリオ入門」の私的レジュメ 【14:第二幕を書く -基本コンセプトは「対決」と「葛藤」- 】の続きの続きの続きの続き

 おはようございます!

 本日はご紹介事項のご紹介から、日誌に入らせていただきたく存じます。

 以前、本日誌でもちょろっとだけご報告させえていただきましたのですが、私
(錬電のスクリプト関係で、各種ご教示、ご提供を非常に大きく頂戴いたしました)


『PBP』さん
のtOさんが率いておられるブランド、


『Lose』
様の処女作


『ゴスデリ』


の製作において、印刷物デザインと、Hシーンシナリオ2本とのお手伝いをさせていただきました。

 その、ゴスデリが

『各種ショップ様にて、予約受付開始!』


されたとのこと、上記ご紹介申し上げましたオフィシャルサイト情報として、
私知るに至りましたので!

 謹んで、そちらご紹介もうしあげたく存じております!


 ちなにに、同

『各種ショップ様にて、予約受付開始!』

リンククリックにて飛べる予約ページで画像紹介されております、

『初回特典 「ゴスデリスペシャルサウンドトラック」』



『予約特典 「イケナイ追加パッチ」』

は、私がお任せいただき、デザイン作成させていただきましたレーベル面となっておりますので、

どうぞ、そちらの方ご一覧だけでも賜れますと、

私としては、非常に嬉しく誇らしく思うところでございます!!

 
 むろん、『ゴスデリ』の作品内容に関しましても、

「tOさんの超絶演出と、Curaさんの美麗なグラフィックが完全にマッチして“流れる”、非常に動的・独自な映像美!!」

これは確実に一見の価値ありと私オススメできますので!! 


「オレは『ゴスデリ』を買うつもりだぜ!」

という方におかれましては、是非ともこの機に各種ショップさまでのご予約をいただき、
「Curaさんの描き下ろしテレカ!」もあわせ御入手されますことを、あわせオススメいたしますものでございます!



 で。

 『ゴスデリ』のお手伝いで積ませていただきました経験も、
残らずつぎ込んで完成させていきたく存じております
『錬電術師・最終章』の製作に関しましては、先日、
以下の進捗を得ましたこと、謹んでご報告申し上げます。

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【シナリオ】

 「このアイディアで切り抜けよう」と思っていたピンチに関し、
 「そのアイディアでは切り抜けられない」ことが判明し、
私がピンチで行き詰る。

 が、しかし数時間後にそちら解決(出来た、と思います)。
 新規シナリオを、無事 一定量は書き進める。

 
【製作進行】

 静謐。


【その他】

 作詞させていただきましたナニモノかについて、
作曲者の方から大OKを頂戴いたしまして、非常に嬉しく。

 また、嬉しいご連絡も頂戴いたしましたので、テンションあがる。
(本日中にご返信申し上げますので、もう少々お待ちください)


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・・・おととい、昨日程には量的にいけませんでしたが、
まぁ、それでも良い感じに執筆重ねておりますことが間違いございませんので!
 引き続きまして、とにもかくにもシナリオの方、頑張っていきたく存じます!!


 で、その シナリオスキルの向上を志し、ちまちまと積んでおります、


『シド・フィールドの』の学習は、本日も

【14:第二幕を書く -基本コンセプトは「対決」と「葛藤」- 】の課題

「ACt2シナリオを実際に書く」

の続きです。


 Act1の 初稿が コレ

http://hexaquarker.com/act1_1st_6.txt


Act2のカード形式のイベント内容がこちら

act2_box.png





でもって、Act2シナリオ初稿の、今日書いたとこまでが 

http://hexaquarker.com/act2_1st_2.txt

です。


 この調子で、ともかくもAct2初稿をできるだけ速やかに書き終えて。

 残る『ACt3の書き方』『リライトの仕方』等の
学習に、早期に移行いたしたく存じております!!



 というか、最近、錬電シナリオを以前より堅調に書きすすめられておりますこと

この「早朝に、一応は物語なものを書いてるの」が非常に良い影響を与えているのかな? とか感じはじめておりますので――

学習終了後にも、

「朝一で、わずかにでもシナリオを書く」

習慣は、維持したいかなぁ、とも考えております。


 とはいえ、先のことを行うためには、今していることをしっかり満了させねば! でございますので!!

 とにもかくにも、ネコのルールで一度にひとつを心がけ!

錬電シナリオと、お任せいただいております事項と、その他のいろいろと。

 順番に丁寧に速やかに、それぞれを形にしていくべく、手と心と頭とを、精一杯に動かしていきたく存じます!



 今日も一日、頑張ります!!
posted by 進行豹 at 08:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 製作日誌

2010年04月24日

四月も残り一週間! & シド・フィールドの「シナリオ入門」の私的レジュメ 【14:第二幕を書く -基本コンセプトは「対決」と「葛藤」- 】の続きの続きの続き

 おはようございます!

 気がつけば、四月も残り一週間ということで。

 そして私、

「四月中に 現行ルートを書き切りたい」

という気持ちも当然に持っておりますので、

そう出来ますよう、とにもかくにも頑張りたいと存じます!



 で、その現行ルートの執筆を含めました、
「錬電術師最終章」の製作進捗に関しまして、先日は――


---------------------------------------------

【シナリオ】

 とにかく、新規部分だけを書き進み。
 第二ターニングポイントへと着々と近づきつつあります。


【製作進行】
 
 狩野さん と、短時間&概要までですが、
製作方針的な部分のお打ち合わせを。
 「とらまつり」の出展物については、
もろもろ落ち着き、正式に打ち合わせ以降ご発表させていただきますので、
もうしばらくのご猶予たまわれますと幸いです。


【その他】

 「取り急ぎのみ」のご返信、しばらく増えてしまうかと存じますが、御容赦たまわれますと幸いです。


---------------------------------------------


―― という積み重ねを得ることが出来ましたこと、ご報告申し上げます。


 とにもかくにも、
「書かなきゃ 何も出来ないし、何も出来あがらない」ことは間違いございませんので!
ひきつづきまして、鋭意執筆、制作 重ねていきたく存じます!!



 で、

シド・フィールドのは、

【14:第二幕を書く -基本コンセプトは「対決」と「葛藤」- 】の課題

「ACt2シナリオを実際に書く」

の方に、本日より着手いたしました。


 Act1の 初稿が コレ

http://hexaquarker.com/act1_1st_6.txt

で、昨日書いた Act2のカード形式のイベント内容がこちら

act2_box.png


でもって、本日着手し始めました  Act2シナリオ初稿が 

http://hexaquarker.com/act2_1st_1.txt

です。


 ともかく、「思いつくまま大急ぎで書いている」ものですが、
ここまでの準備が(ディテールまわりを除いて)段階追って出来ている影響なのか、

「かなりスムーズに、迷うことなく」

書けております感じかと、自分としては認識しております。


 これはつまり、

『錬電術師最終章の、次ヒロイン以降のルートにも、
 同様の手順と準備を採用しての、プロット再構築を行えば、
 非常にスムーズに書き進めることができるようになる可能性大』

ということかとも存じますので。


1: 現行ルートを、ともかくもベストを尽くして書きあげて

2: その間に、シド・フィールドのの学習も終え

3: 月あけから、“スキルアップ済み進行豹”によっての、
   新ルートシナリオ執筆に着手


――という流れでいけますよう、頑張りたいと存じます!!



 と、ひとまずは製作&学習のご報告までになりますが、失礼します。


 とにもかくにも、少しでも良い物語を紡げますよう。
 そして、それを出来るだけ早期に、良い形でみなさまにお届けできますように――


 本日も、精一杯に丁寧に、手と心と頭とを、動かし続けていきたく存じます!!

 




posted by 進行豹 at 07:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2010年04月23日

嬉しいご紹介 & シド・フィールドの「シナリオ入門」の私的レジュメ 【14:第二幕を書く -基本コンセプトは「対決」と「葛藤」- 】の続きの続き

 おはようございます!

 寝坊により、自覚していなかった疲れが回復したのかどうか、
先日の錬電術師最終章の製作進捗は、かなり順調にいきましたこと
ご報告申し上げます。


---------------------------------------------

【シナリオ、リライト、基礎スクリプト】

 おとといまでに部分をリライト&基礎スクリプトし、
 新規部分も、非常に気持ちよく、一定以上の量を書き進めました。


【製作進行】

 特には。


【その他】
 
 
不機嫌亭デザインズ


の方で、 「以前にデザインをさせていただいた方からの、新規デザイン案件に関するお問い合わせ」を頂戴できました。

 = 「全回のデザイン内容にご満足いただけた!」ということだと感じまして、非常に嬉しいなぁ、と。

 ので、お返事をお出しすると同時に、素直にテンション上昇いたしました。


---------------------------------------------


 で。

 シド・フィールドのは、

【14:第二幕を書く -基本コンセプトは「対決」と「葛藤」- 】の課題

「ACt2シナリオを実際に書く」

の準備第二段階として、

「先日、仮にまとめたイベント内容メモ」

http://hexaquarker.com/act2_eventmemo.txt



カード形式にして、構成しなおしてみた

act2_box.png

こと、ご報告申し上げます。


 で、見ていただけるとおわかりいただけるかと思うのですが――


+ ピンチ1時に「上司が信頼を見せ、ジョンに仕事を任せる」

 を変更し 
 
 「上司が提示した選択肢から(しぶしぶながら)能動的に受諾する」

 としました。



+ 元カノとの恋愛エピソード、想い出をフラッシュバックで
 一気に解決する
 (ボリュームダウンし、“現在との対比”だけを見せる)ことにし、
 物語の骨子をより明確にしました。


――の、大きな二点、変更しております。


 最初書いたパラダイム図

http://hexaquarker.com/scenario_paradigm_renshuu4shou.pdf

では、ピンチ1、2が設定できておらず、

非常に物語のメリハリがぼんやりとしておりましたのですが、

今回の構成内容にACT2を変更することにより、

その欠点を補うことができたかと、自分としては思っております。


また、ミッドポイント時に実質的な選択がなされ、
第二ターニングポイントでその選択が明確化されたことにより、

『ACT3では、解決+エピローグ』を描くことが出来、

「問題の発端の一つである家庭の問題の解決(の開始)」

にも、触れることが出来るのではないか、と考えております。


 学習により、非常に「構成を改善」することができたかと私実感しておりますので!

 最終章現行ルート

(この方式で言うと、今 「ピンチ2を明確化し、書き終わった」トコという進捗状況です)


の方も、しっかりと構成し、また執筆を行っていきたく存じます!!


 で。

 私、シナリオ、制作進行、デザイン、の他に、

「スクリプト」も不機嫌亭ゲーム班においては担当させていただいておりまして。

 スクリプトに関しましても(最近は、現状の技術にての製作優先のため、学習を意図的に停止しておりますのですが)
本日誌で公開学習を行っておりまして、例えば

@sbl

のようなマクロを公開させていただいておりましたこと――
ご記憶にある方も、あるいはゼロではないかと存じます。


 で――

『その「@sbl」マクロが他の方のご作品に実装され、お役にたっている!!』

こと、私は 先日、ひょんなことから知りましたのです!


 そのご作品とは――


『愚図で鈍間な亀ですから。 』
様の


『First Step』


ならびに、


『アンラッキー★』


の、両作品でございます!


 どちらも、


+ グラフィックまわりが非常にキュートで、システムまわりも親切

+ 文章のテンポが良く、読み進めやすい

+ フリーソフト


と三拍子そろっておりますので!


 もし、お時間あってお気がむかれる方がいらっしゃいましたら、
DL&プレイいただきまして損は無い! かと、私 オススメ申し上げますのです!!


 また、私的には、

「私の学習成果が、両作品のお力にわずかなりともなれたのだ!!」

という点でも、非常に良い刺激を頂戴し、モチベーションアップできましたので!


 今後とも、学習、制作、両方を継続して重ね続け、

『成長する同人ゲーム!』を、リリースさせていただけますよう、

引き続きまして頑張りたいと存じております!


 と、いうことで本日も、
頂きました刺激を糧に、手と心と頭とを精一杯に動かして、
制作・学習・その他もろもろ、頑張っていきたく存じます!!


posted by 進行豹 at 08:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2010年04月22日

今日は製作進捗報告にのみの日誌となります。 理由:寝坊しました(すみません) 

 おはようございます。

 タイトルにも書かせていただきましたとおり、
本日私 寝坊してしまいまして (今 起きました)

また、ちょっと「やるべきこととやりたいこと」とが立て込んでおりますこともございますので、

本日の日誌は製作報告のみとさせていただきたく存じます。



 といことで、以下、先日の『錬電術師 最終章』の製作進捗報告です!


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【リライト・シナリオ・基礎スクリプト】

 昨日までに書き終えていた部分の基礎スクリプトを終え、 
また、シナリオ関係の部分は量的な意味でも、質的な意味でもかなり順調に進みました。
 

【製作進行】

 取りいそぎ、のご連絡を 喫緊にご連絡すべき先様宛に。


【その他】

 お任せいただきました歌詞の、初稿をご提出申し上げました。
 

--------------------------------------------


 という感じとなります。


 と、書き出せば長くなってしまう“嬉しきこと”にも恵まれましたので、
そちらの方は、明日改めましてのご紹介をさせていただければ――
と願っております。

 シド・フィールドのも明日からは間違いなく再開しますので、
もし、読んでくださっている方がいらっしゃいましたら、(本日のスキップ、すみません)
どうぞ、そちらも楽しみにしていただけますと幸いです。


 以上、ひとまずは寝坊のお詫びと製作進捗のご報告とまでのメールとなりますが、失礼いたします。


 本日も、より良い製作・創作を重ねていくことができますよう、
精一杯に手と心と頭とを動かしまして、頑張ります!!
posted by 進行豹 at 08:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2010年04月21日

取材の成果実装中です & シド・フィールドの「シナリオ入門」の私的レジュメ 【14:第二幕を書く -基本コンセプトは「対決」と「葛藤」- 】の続き

 おはようございます!

 というわけで、
 『錬電術師最終章』の現行ルート、
取材の甲斐あり、非常に良い感じにリライト・執筆を重ねることが出来ております。

 具体的な進捗としては――


---------------------------------------------

【リライト・シナリオ】

 取材前まではあやふやだったり、事実誤認をしてしまっていたりした場所を、リライト。
 くわえ、新規シナリオを結構良い量書き進む。


【製作進行・その他】

 特には

---------------------------------------------

という感じの進捗を得ることが出来ましたこと、
御報告申し上げます。

 
 現行ルート、御報告いたしましたとおり

「もはや、事実関係で迷う部分無し」

というところまでは準備重ねること出来たかと存じておりますので。


 引き続き、出来る限りの良いペースにて、シナリオ・リライト・基礎スクリプト、鋭意積み重ねていきたく存じます!


 
 と、

不機嫌亭デザインズ

の方でデザイン・製作させていただきました


アライクリエイト事務所


様ロゴ、ならびに同事務所アライコウ様のお名刺につきまして、



にてのご紹介させていただきましたこと、あわせ御報告申し上げます。


 
 で、 


シド・フィールド「シナリオ入門」の学習。

本日は

【14:第二幕を書く -基本コンセプトは「対決」と「葛藤」- 】

の「課題」として、第二幕を書くため

「イベント内容をカード化し、並べて構成する」

ということをやろうと思ったのですが。

『良く考えたら、肝心の“イベント内容”をまる考えてなかった』

ので、ひとまずはこんな感じにメモ書きする

http://hexaquarker.com/act2_eventmemo.txt

ところまでを行いました。


(ちなみに、ここまで練習で作っておりますお話の概要は



http://hexaquarker.com/scenario_renshuu_7th.txt

http://hexaquarker.com/scenario_paradigm_renshuu4shou.pdf

http://hexaquarker.com/scenario_renshuu4_arasuji.txt

http://hexaquarker.com/back_story.txt

な感じです)



 で、イベント内容メモ書きを作成してみて

1:Act1で「元カノ」の存在を、どんな形でもいいからにおわせておくべき (妻との口論とか、デイビットとの酒場との会話とかで)

2:回想が必須っぽい構成になってしまったので、
 「カードの枚数 (このボリュームだと、前半で八枚程度が最適?) の半分以上」は、回想にあてるべきなように感じる


の2点を、今の段階では思いました。

 がしかし、
 「リライトは、あとでまとめて」
というのがこのトレーニングのルールのようですので、
ともかくも、今は今の構築物の上に、act2を積み上げるべく、務めたく存じております。

 ということで、明日は同イベントメモに、追加・取捨選択を行いました上での 
「カードにイベント内容を書き込み、並べ替えて構成」
の方に、取り組んでいきたく存じます!




 と、ひとまず本日のご報告は以上となります。


 本編の製作等々とあわせ、とら祭り関連のことも少しづつでも準備していきたく存じておりますので、

ともかくも、やるべきこととやりたいこととの ひとつづつへと!
ネコのルールで集中し、精一杯に手と心と頭とを動かし、制作積み重ねていきたく存じます!


 今日も一日、頑張ります!

posted by 進行豹 at 08:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2010年04月20日

現行ルートの取材完了いたしました! & シド・フィールドの「シナリオ入門」の私的レジュメ 【14:第二幕を書く -基本コンセプトは「対決」と「葛藤」- 】

 おはようございます!

 先日の日誌で御報告させていただきました取材なのですが、おかげさまで無事終了いたしましたこと、まずは御報告申し上げます。

「政府機関では無いものの、政府と非常に密接に関係する機関」

への見学と、(内部は撮影禁止なので)建物の撮影と、ちょこちょこお話をお伺いする――ということをしてきたのみなのですが


1:今まで知らなかったことをたくさん学習できた

2:「その機関の関係者さん」に
  『共通しているのではないか、と思われる価値観』
  に気付けたような気がした。
  

という、私的には実に大きな実りを得ることができました。

 
 同取材により(まだいくらかは撮影しなければな素材、場所←近場、がありますものの)

「現行ルートは、最後まで不足するところなく書ける」

だけの材料、間違いなく取りそろいましたので。

 以降は、ともかくも出来るだけ早く、かつ私のベストクオリティに、
『現行ルート』をまずは書きあげるべく、頑張っていきたく存じます!


 ということで、先日の製作進捗は――

---------------------------------------------

【シナリオ関係】

 取材内容の整頓。


【製作進行】

 お休み。


【その他】

 特には。

---------------------------------------------

・・・という、目に見える進捗的には乏しいものとなりましたこと、
御報告申し上げます。

 おととい、昨日のお出かけの間に 取り組めませんでしたこと、


不機嫌亭デザインズ
――


(後日、改めましてそちらのブログにてご紹介さしあげたく存じておりますが、



「アライクリエイト事務所」


様の御ロゴ、お名刺をデザインさせていただき、
ひとまずは御ロゴをサンプルページ

にてご紹介させていただきましたこと、ご速報申し上げます)


――関連含め、わりとたくさんな感じと現状なっておりますので。

 そちらの方から、ひとつひとつを丁寧に、かつ心をこめて!
素早く急いで焦らず正確に、本日は、取り組ませていただきたく存じます!

 無論、取材内容をシナリオに活かしていくことに関しましても!
 最大限、鋭意取り組んでまいります所存です!


 と、お出かけ中中断させていただいておりました、

シド・フィールド「シナリオ入門」の学習。

本日は

【14:第二幕を書く -基本コンセプトは「対決」と「葛藤」- 】

の方を、私的にレジュメ化させていただきました。
 




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【14:第二幕を書く -基本コンセプトは「対決」と「葛藤」- 】



+  以上のトレーニングによって、第二幕を書くための準備は整っている。
  実際に書く為の手順は、以下。

+  まず、第一幕で行ったように

  「出来ごとの内容をカードに書き」
  「そのカードを並べ替え、物語の順番を最適になるよう整頓し」
  「必要ならば、カードの内容を変更する」

  ことにより、主人公を十二分に葛藤させる第二幕前半を構成する。

  第二幕前半で使うカードの枚数は(120分映画の場合は) 14枚。


+  カードを並び終えたら、書き始める。

  最初の10ページを書き終えると、次の10ページでは「ピンチ1」へ進んでいく。
  ピンチ1へいたるまでの「描写」をしっかり行いつつ、
 (資格的な要素を、効果的に働かせることを常に意識しつつ)
  実際にピンチ1を書く。

  前半の第三の10ページは、ミッドポイントへと進むための出来事、描写。

  それを書き終えたら、ミッドポイントを書く。

  ミッドポイントの役割は

  「物語全体の前半で構築されてきた『問題』が、
   そこを気に(読み手に明示されていても、されていなくても)『解決』に向かい始める」こと。
  
  ので、主人公を、(そこまででどうであっても)ここでは 「能動的に、事態の先頭にたち」
  物事に取り組ませるようにする。


+ ミッドポイントを終えたら、第二幕後半。また14枚のカードを用意し、同じように構成する。

+ やることは、前半と同じ。
  10ページ→ピンチ2への10ページ→ピンチ2→第二ターニングポイントへの10ページ→第二ターニングポイントへ。


+ アクト2は長いので、『1日に10ページ』ずつ書き進むことを積み重ねる意識で、自分にあったペースで。


+ 書いていて思い浮かんできた、“自分の作品に対する批評・評価は” 
 『すぐにシナリオ改善に役立てようとせず、ひとまずは 【別の紙に書いておく】こと』
  それらの点は、(ひととおりを書き終えたとき以降の)リライトのためにとっておく。


+ 書いていく間に、ストーリーは変っていく。
 細部ではなく『構成を変える必要』を感じたのなら、カードを見直し、並べ直し、
 その結果『実際、変えた方が良い』と確信できたのなら、どんどん変えるべき。
 「細部に捉われず、根幹をしっかり見る」ことが大事。

+ どうしてもうまくいかないときは、スパっと書くのをやめる。
  そして、カードの段階に戻り、「書かれている内容が、ストーリーの中でどう機能しているのか」
 というレベルから見直していく。

  書き進めることができなくなるのは、技術的な問題ではなく 『構成が、どこかで狂っているから』な可能性が高い。

  ので、その場合には一端、書き進むのを止め、方向性を見直すことが非常に大切。



---------------------------------------------

 
■ 演習問題

 上記の書き方を参考に、実際にアクト2のシナリオを書きなさい。
 

---------------------------------------------


ということなので、

明日 「カードの整理(前半)」

三日間 「30ページ(相当分)」

その次の日 「カードの整理(後半)」

三日間 「30ページ(相当分)」


というスケジュールで、8日がかりでコツコツと、Act2のシナリオ書いていきたく存じます。

 とはいえ、実際には『120分分のボリュームの無いシナリオ』に、
学習しながら書いておりますもの しあがりそうに思っておりますので、
そうならそうで、そのように、無理無く書ける速度にて、書きあげていきたく存じます!




 と、やや駆け足気味ですが、本日のご報告は以上となります。


 4〜6月は、非常にやるべきこととやりたいこととが盛りだくさんの期間となりそうですので!

 体に無理をかけないように気をくばりつつ、一日一日、一時間一時間を大切に、手と頭と心とを、動かしていきたく存じます!

 今日も一日、頑張ります!!
posted by 進行豹 at 07:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2010年04月19日

昨日の撮影と取材では、上々の成果を得ることが出来ました!

 おはようございます!
 まずは先日の 『錬電術師 最終章』の製作進捗につき御報告申し上げます!


---------------------------------------------


【シナリオ】

 取材準備内容確認のために再読がてら、本当にわずかですがリライトを行い、新規部分を執筆しました。


【製作進行】
 
 特には。

【その他】
 4/18分の取材・撮影については良い成果を得ることができたかと存じます。
 本日の分の取材・撮影が無事完了しますと

『現行ルートに必要な取材は全て完了。
 撮影も、90%以上完了』

となりますので、そうできますよう頑張りたく存じております。



---------------------------------------------


と、ひとまずは以上ご報告までの日誌となります。


明日以降は、通常の製作、御報告をさせていただけるかとも存じておりますので、
とにもかくにも今日一日をしっかり乗り切れますように、
引き続きましてもろもろ、頑張りたいと存じます!
posted by 進行豹 at 05:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2010年04月18日

お出かけしてきます & 「イベント情報」ページをひとまず更新いたしました

 おはようございます!

 本日は これからお出かけしてまいりますので、手短かつ要点のみにてのご報告をさせえていただきたく存じます!

 『錬電術師最終章の先日の製作進捗』

---------------------------------------------

【シナリオ・基礎スクリプト】

 戦闘シーンには至れておりませんが、
 ある程度の量は書き進み、また基礎スクリプト完了出来ました。


【製作進行】
 
 普通に、行うべきと感じましたことを行いました。


【その他】

  

 とら祭り2010への参加確定につき、

 「イベント参加情報」ページを速報更新。
  (記載内容は未確定です。
   五月頭までには確定情報に改めます予定です)


---------------------------------------------

――という感じです!


 で、今日明日は、以前御報告申し上げましたとおり、

『現行ルートで必要と思われる取材を全て完了し、
 撮影をほぼ完了させる』

ため、関東圏の某所と某所とにそれぞれお出かけしてまいります。


 道中気をつけ、良い取材と撮影とを行い、
それを良い執筆、制作につなげられますよう、
手と心と頭とを、丁寧に懸命に動かしてまいりたいです!


 今日も一日、頑張ります!!


 &行ってまいります!
posted by 進行豹 at 03:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2010年04月17日

本日は進捗報告のみです&月曜までちょっとバタつきます! のお知らせ

 おはようございます!

 日誌更新、おくれましてすみません。

 まずは以下、先日の『錬電術師最終章』の進捗をご報告申し上げます!

---------------------------------------------

【シナリオ・基礎スクリプト】

 一昨日までに描き終わった部分の基礎スクリプトを行い、
また新規部分を一程度書き進みました。
 本日中に、戦闘シーンに入れると思います
 (ってか、入れますよう頑張ります!)


【製作進行】

 必要各方面に、当座の進捗状況などご連絡させていただきました。
 また、とらまつりに関しましてのお打ち合わせなどを狩野さん と行いました。

 同イベントでの新規発行物の詳細につきましては、近日中に御報告させていただきたく存じます。


【その他】
 明日、明後日の 「現行ルートで必要な写真をほぼ取り終え、かつ必要取材を完全に終わらせる」 ためのお出かけ準備を、ほぼ終えることが出来ました。

 で、明日、明後日はそういうわけで移動がとても増えますので、
日誌の方は、月曜開け、火曜までは簡潔なものとなってしまうかとも存じます。

 より良い『錬電術師・最終章』を完成させるためとして、どうぞご寛恕たまわれますと幸いです。


---------------------------------------------

 と、いうような感じです。


 で、シド・フィールドの方も、火曜まではお休み、
火曜の日誌からの学習再開、とさせていただきたく存じます。

 こちらも、楽しみにしてくださっている方がもしいらっしゃいましたら、どうぞご寛恕のほどたまわれますと幸いです。

 と、ひとまずは以上御報告までの日誌にて失礼いたします。

 結構アレコレ、多方面で充実している日々を送らせていただけるかと最近とみに実感しておりますので!

 たまわれました ご縁を大事に、
いただけておりますご期待に全力でお応えさせていただけますよう! 
出来ることからコツコツと、ベストをつくし、手と頭と心とを、動かしていきたく存じます!!


 今日も一日、頑張ります!!

 
posted by 進行豹 at 08:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2010年04月16日

月曜までには「イベント情報」ページ更新しますの速報&シド・フィールドの「シナリオ入門」の私的レジュメ 【13:Act2を前半と後半に分けよう -“ピンチ”という概念- 】 の続き

 おはようございます!

 まずは、表記の速報なのですが、
 不機嫌亭ゲーム班は
 
 6/20にビッグサイトで行われる

http://www.toranoana.jp/info/shop/2010_bigsight/

「とらまつり2010」というイベントに参加します。

 で、コミティアはスキップです。


 “何を出すか”等、詳細な情報は開けて月曜の19日までに
お知らせいたしますので、そちらの方、よろしければどうぞお楽しみにお待ちいただけますと幸いです!

 と、

 初代『かやぺったん』 が、
摩耗しきって(お疲れ様でした)使えなくなってしまったので、

同イベントにて

『不機嫌亭ぺったん、2代目』

のお披露目をいたしたく存じます。

 この辺につきましても、引き続きましての情報の方、どうぞ楽しみにお待ちいただけますと幸いです!


 で、そんなこんながありつつの、先日の錬電術師最終章の製作進捗は



---------------------------------------------

【シナリオ・基礎スクリプト】

 一昨日までに描いたところの基礎スクリプトと、
新規シナリオを普通のペースで。
 戦闘シーンには、まだ突入できておりません。


【製作進行】

 特には。
 ご相談事項、確定事項発生次第、順次ご連絡させていただきたく存じておりますので、もうしばらくお待ちください<各位


【その他】

 もろもろ、頑張っております!

 と、多分「18日(日)」「19日(月)」
 に、それぞれ日帰りで取材・撮影に出かけます。

 で、そのときに、
 『今取り掛かってるルート』の取材・撮影は、ほぼ全て完了できるかと存じております!


--------------------------------------------- 

・・・という感じとなりましたこと、御報告申し上げます。


 進捗、着々と積めておりますことは間違いございませんので、
とにもかくにもひとつひとつを丁寧に、完成に向け、今後とも積みあげつづけたく存じます!



 で。

 一見遠回りだけれど、「完成に向けての速度の向上のため」
間違いなく役立っております、

シド・フィールド「シナリオ入門」の私的レジュメ作成。

本日は

【13:Act2を前半と後半に分けよう -“ピンチ”という概念- 】

の続き、つまりは、

「先日とりかかれませんでした、同講の課題」について、
クリアしていきたく存じます。

 その【課題】とは


rennshuu_13.png

このパラダイム図↑をもとに、


1:「ピンチ1」「ピンチ2」の内容を適切に設定しなさい

2:そうするためには<ドラマチック・コンテクスト>を整備することが必要なので、そうしなさい



――といった趣旨のものです。


 で、私が「劇的になるように」と考え→並べましたエピソード群と、設定しましたピンチ1、ピンチ2は、こちら

http://hexaquarker.com/renshuu13.txt

となります。


 正直申しまして、課題のパラダイム図を見たときに

「うへぇ! つまらなそう!!」

と強く私感じましたのですが――

「いやしかし、(それを劇的に持っていくことが)難しいからこその課題なのだ!」

と思いなおし、私なりに(&時間の許す範囲で)真面目に考え、劇的になるように構成してみましたつもりです。

 プラス

「主人公に、わずかなりと共感を持ってもらえるように」

ということ、意識しつつのイベント設定、としたつもりでもございます。


 私としては

「セオリーを守り、(或る程度には)劇的でもあり、(恐らくは)主人公に共感も持っていただけますよう」

に、エピソード群 組めたかと存じまして――


で、この学習を始める前には、そうは出来なかったかとも存じますので。


「ああ、私は、多分 着実に上達できている!」

ということ実感できたように思い、非常に励みに感じました!!


 この手応えと学びとを、『錬電術師・最終章』初め、
私が手がけさせていただけます全ての物語の中で活用させていけますように、
引き続きまして、製作・学習、どちらも頑張りたいと思っております。


 と、いうことで本日のご報告は以上となります。

 良いものを作れますよう、精一杯に本日も、
怠ることなく丁寧に、手と心と頭とを、動かしていきたく存じます! 
posted by 進行豹 at 08:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2010年04月15日

「短いお話」を具体的に書き始めました &シド・フィールドの「シナリオ入門」の私的レジュメ 【13:Act2を前半と後半に分けよう -“ピンチ”という概念- 】

 おはようございます!

 今朝は寝坊しなかったのですが、「レジュメをまとめるのに予想外に時間がかかった」ので、テキパキと参りたく存じます!

 まずは、先日の『錬電術師・最終章』の製作進捗のご報告からです!


---------------------------------------------

【シナリオ】

 新規部分を書き進んでおります。
 もう・・・或る程度書きすすめますと、
 書くのに大変に時間がかかりそうな

 「静的な戦闘シーン」

に突入いたしますので、ともかくも出来るだけ早期に、
そちらに至りたく存じております。



【製作進行】

 特に何事もございませんでした。


【その他】

 個人的に、嬉しいことがあったのでモチベーションは上がっております。

 また、数日前の日誌でちょろっとだけご報告いたしました

「短いお話」につき、具体的に書き始めました。


---------------------------------------------


 で、「短いお話」の方。

 遅くとも、22日までには初稿書きあげ、
発表の形態、ないしはお蔵するか否かにつき、
各方面にご評価たまわりたく存じております。

 プレイヤーの皆さまにお披露目できる形までもっていくことが出来ました暁には
(そうできますよう、無論ベストを尽くします)
その旨、追ってご報告させていただきたく存じておりますので――
もしご興味を持ってくださる方がいらっしゃいましたら、
心の隅にて、どうぞ楽しみにしていただけますと幸いです。
 
 
 
 また、もちろん、『錬電術師・最終章』のシナリオの方も、「短いお話」と並行し
(というか、私内部で相互に刺激しあわせて!)

今まで以上に良い質と、出来る限りの速度にて、書き進んでいきたく存じております!



 で。

 本日の日誌執筆着手を遅らせてしまいました(すみません)原因である、

シド・フィールド「シナリオ入門」の私的レジュメ作成。

本日は

【13:Act2を前半と後半に分けよう -“ピンチ”という概念- 】

の方、いつもどおりに、私なりの解釈のもと、まとめさせていただきましたので、以下に貼り付けます。



---------------------------------------------


【13:Act2を前半と後半に分けよう -“ピンチ”という概念- 】



+  ドラマチック・コンテクスト (劇的状況を成立させるための背景)について。

   例えば 第二ターニングポイントでの出来事が

   「マッチャマカラン将軍は、首都の放棄とゲリラ戦にての徹底交戦を決意する」

   であった場合、

   『どんな“背景”
    (それは敵軍の攻勢かもしれないし、味方の裏切りかもしれないし、
     政府と軍の対立かもしれないし、個人的・心理的なナニゴトかかもしれない)
    によって、その劇的(決定的)な出来事へと至ったのか』

   について、当然に物語は説明・描写をしなければならない。

   この(説明・描写されるべき) 『劇的状況に至るまでの背景(文脈・流れ)』のことを、
 
  <ドラマチック・コンテクスト>と呼ぶ。



+  ドラマチック・コンテクストを正しく定める(シナリオ中で機能させる)ことが出来れば、
  第一ターニングポイント、ミッドポイント、第二ターニングポイントは正しく(劇的に)機能し、
  物語はしかるべきエピローグを迎えることが出来る。

   物語の『構成』が骨であるのなら、その骨と骨との間を繋ぎ、
  “動き出す”ことを可能にする肉であり血であるものが、ドラマチック・コンテクストであるといえる。



+  ドラマチック・コンテクストを正しく肉付けていくために注意すべき最初の要素は
  「時間枠を、正確に設定する」ということである。

   第一ターニングポイントから、第二ターニングポイントに至るまでの時間が
   一日なのか、一月なのか、一年なのか、十年なのかを、書き手は正確に把握しなければならない。


+  次に、ミッド・ポイントでAct2の時間枠を「前半」と「後半」とに分割する。
  (“等分”ではなく、“分割”。Act2全体が二週間の話なら、
   <「三日」-ミッドポイント-「四日」>  でもいいし、 <「6日と23時間」-ミッドポイント-「1時間」>でもいい)


+  この分割により 
   “「ACT1 & ACt2前半で物語が構築され」 ミッドポイントを経て 「Act2後半&Act3で物語が解決される」”
   という <物語全体の流れ>は、より明確に整頓される。


+  分割が済んだら 『Act2前半』 『Act2後半』それぞれに (物語の血となり、肉となるべき)
  素材(エピソードやアイディア)を取捨選択し組みこんで並べていく。
   その際に"ピンチ(=克服すべき障害・葛藤)"を、Act2前半、Act2後半に盛り込むと、Act2はより劇的なものになる。
   ピンチの存在によって、ストーリーはより密接に結びつけられ、また 本筋からの脱線が防止される。


+  「スターウォーズ・ジェダイの復習」 のAct2の構成は (主人公、ルークによる)


------------------------

 <第一TP> ハン・ソロの救出


 <ミッドポイント> “新たな”デス・スターを破壊する任務に就く


 <第二TP> ダースヴェーダーとの対決

------------------------


という三点を骨としている。


  この中に盛り込まれるさまざまなエピソード群を、本筋から乖離させない(骨と肉とをしっかり結びつける)ために、
“ピンチ”として


------------------------

 <第一TP> ハン・ソロの救出

  [ピンチ1:ジェダイの長老 ヨーダの死]


 <ミッドポイント> “新たな”デス・スターを破壊する任務に就く

  [ピンチ2:ルークが武器を捨てる]

 <第二TP> ダースヴェーダーとの対決

------------------------  

という出来事が、それぞれ、「ACT2前半」「ACT2後半」に盛り込まれている。



+ Act2のまとめ方

  1:ミッド・ポイントを設定する
  
  2:時間枠によりAct2を前半と後半とに分割し、ドラマチック・コンテクストを定める

  3:ピンチ1、ピンチ2を明確化するか、挿入するかする。

 
 ――以上をきちんと行えば、Act2、ひいては物語の全体像がはっきりと見えてくる。
   

---------------------------------------------


■ 演習問題


(問題時点で、パラダイム図の作図が必要なので、明日やります)


---------------------------------------------


という感じです。


 Act2は、どのような物語においても
『一番長い』(= 迷走しやすく、ダレやすい)一幕となるかと存じますので、

 「ミッドポイントと時間軸とによって、ACt2を分割」
 「ドラマチック・コンテクストをあてはめていく」
 「ピンチを、ACt2前半・後半それぞれに設定する」

という大変に明確な指針、方法は、

“相当に役に立ちそう!”と、今の私感じております。

 今掛かっておるいますルートは、このメソッドで見直しますと、
もはや、

『Act2後半のピンチ直前』というところに到達しておりますので、

同メソッド、すぐに現行ルートにての適用・試験はできないかと存じますのですが。


 せっかくなので 「短いお話」にて、そちら、試験的に意識して、肉付けの方行ってみたくも存じております!



 と、本日の日誌は以上までとなります。


 書きたいものがたくさんで、やりたいこともたくさんですので、
時間をうまく扱えますよう、焦らず急いで丁寧に!
本日も、手と心と頭とを、精一杯に動かしていきたく存じます。


 今日も一日、頑張ります!!
 
posted by 進行豹 at 08:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2010年04月14日

シド・フィールドの「シナリオ入門」の私的レジュメ :【12:ミッドポイントで事件が起こる -それはストーリーの折り返し点- 】

 おはようございます!

 というわけで、まずは 『錬電術師最終章』の、製作進捗につきご報告申し上げます。


 先日の進捗は――


---------------------------------------------


【リライト・シナリオ】

 書き終わり、打ち終わっていた部分の、
  
 「吉里吉里上での確認とリライトと加筆」が完了。

 また、新規部分も、少しだけ進む。



【製作進行】

  上記にともなう、最低限必要なご連絡を。



【その他】
 
  遅くとも20日くらいまでに、
  「参加イベント情報」を確定・更新できるかと存じます。
  また、それにともなうことになるかも、な準備を、
  じわり水面下で。



---------------------------------------------

―― というものとなりました。


 「膨らんではいる」

 「しかし、着実に(当面の)ゴールへと近づいてもいる」


という進捗に、先日もなりましたような感じです。


 歩みの質は落とさぬことと、
 ゴールへと近づく速度を上げることとを両立させるべく、
 引き続きまして 製作しつつ、改善できる点は改善に努めていきたくも存じます!
  


で。
その改善努力の一つでございます、(作劇術向上を志しての学習である)

シド・フィールド「シナリオ入門」の私的レジュメ作成。

本日は

【12:ミッドポイントで事件が起こる -それはストーリーの折り返し点- 】

を題材に、粛々と進めていきたく存じます。



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【12:ミッドポイントで事件が起こる -それはストーリーの折り返し点- 】



+  ミッド・ポイントの機能。

   前項で学んだ通り、ミッドポイントは

    
  1:ACT2・そして物語全体を 「前半と後半」とに分け

  2:「何が、物語で本当に解決されるべき問題なのか」
     (E.T.の場合は “E.T.は母星に帰れるか?”)を明らかにする


 ――という重要な役割を持つ。


  それは、言い換えるのならば

  『ミッドポイントまでは“物語が広がっていき”、ミッドポイント以降は“物語が収束していく”』

  ということでもある。


+  また、アクト1で明らかにした
 
   「誰が主人公で」
   「何についての話で」
   「どういう状況か」

のうちの 『何についての話かを思い出させる』 (≒セントラル・クエスチョンを再提示する)

   のが、ミッド・ポイントの役割であるともいえる。




+  しかし、ミッド・ポイントは、第一、第二ターニングポイントのような、
  『事態を明白かつ劇的にに大転換させる』という性質はもたない。


   「ある女が殺される」 が、第一ターニングポイント、
   「真犯人を名探偵が明らかにする」 が第二ターニングポイントの推理物なら、

   『その事実を知れば、事件への視点を大きく変えることが出来る事実が、明らかになる』
    (新視点からなら、事件の真相へたどり着くことが出来る。
     しかし、辿りつく為には探偵・あるいは受け手の素晴らしい推理力が必要なので、
     その“事実”がそこまで重要だとは、大多数の受け手にはその時点では気付けない)  

   ・・・というイベントを、ミッドポイントに据え付けると物語は非常に機能しやすくなる。


+  さらに言い換えれば、

   『第一、第二ターニングポイントは、“誰の目にでも解るよう、物語を展開させる”のが仕事』 で、

   『ミッド・ポイントは “そうと気づかれぬようさりげなく、物語を緩やかに帰結へと向かわせるのが仕事”』 であるともいえる。

 
   
   
+  それゆえ(書き手にさえ)「自分の物語の正しいミッド・ポイント」はなかなかに定めづらい。
  
ミッドポイントを真に正しく設定する方法は 

   1:「仮のミッドポイント」を設定し、シナリオを書きあげる

   2:シナリオ全体を読み返し 「仮のミッドポイント」が、ただしいものであったかどうか
     (想定通りに機能しているかどうか) を評価する。  ただしければOK。

   3: 想定通りに機能していない場合は 
     “その出来事を経ることにより、物語が収束へ向かい始める”場所をさがして、
     そこをミッド・ポイントに据え、全体をリライトし、物語の構図をより明確にする

―― というものしか、(特に三幕構成に慣れないうちは) ないかもしれない。



+  ミッド・ポイントを経て、セントラル・クエスチョンは再提示され、
  「解決へと流れを変え始めた」物語は、やがて全ての要素を一点に収束させ、
  『劇的な解決の瞬間』を迎える。
   この 『劇的な解決の瞬間』が第二ターニングポイントである。

   (探偵ものなら、事件の真相が解り、真犯人が明らかになる。など)



   

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【演習問題】

  以下のストーリーの構成を明らかにし、
Act1、第一ターニングポイント、Act2、ミッドポイント、第二ターニングポイント、Act3 にわけなさい。

ストーリー:

  雑誌の取材でパリに来たアメリカ人ジャーナリストが、
  文化省の高官として活躍している若いフランス人女性と出会う。
  二人は恋に落ち、肉体関係を持つ。
  取材が終わり、ジャーナリストはアメリカに帰らなければならない。
  飛行機に乗る時、彼は きっと戻って来ることを誓う。


(私なりにやってみたもの)

http://hexaquarker.com/rensshuu_12.txt



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 で。

 私としては

「ミッドポイントを見つけること(=正しく機能させること)は、
 “ハリウッドのプロの脚本家にでも、難しいこと”と知り、ホっとした」


「同時に、

『で、あるのなら(脚本を“修正”する)監督やらプロデューサーやらにとっては、
それはなお一層難しいことであろうから、その帰結として、
<話しの筋がハッキリしないハリウッド映画>
が出来てしまうのも、仕方の無いことなのだなぁ』

とも思った」


「ミッドポイント“だけ”を意識するのではなく、
 全てのぜい肉をそぎ落とし、
 <必要最低要素だけで、簡潔に構成>することが、
 結局は、“ミッドポイントを正しく機能させる”
 秘訣なのだなぁ、とも思った」


――というあたりの気付き、今日のレジュメ化を経て、得ましたように感じました。


 『構成の重要性』。

 今後、よりいっそうに意識して、また、自分の紡ぐ物語上に、その意識を活かしていくべく、頑張りたいと存じます!




 と、本日のご報告は以上となります。


 本日も、引き続きまして 怠ることなく丁寧にかつ迅速に、
手と心と頭とを精一杯に動かして、各種製作、ベストを尽くし 重ねていきたく存じます!!


  
 

  
posted by 進行豹 at 07:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2010年04月13日

「ここだけの話」という前提で、毒を吐かせていただきます。

゚д゚) < 「砒素! 砒素!」



 ・・・おわかりいただけましたでしょうか?

 この極めて短い一幕に、あえてタイトルをつけるとするならば、

『ひそひそ話』

になるという―― 

これは、まぁ、そのようなヨタ話で、ございますのです。



(念のため。

「昨日ご報告した、『短いお話』」と
「の『極めて短いヨタ話』」とは、

“全く無関係な、別の物語”でございますこと、謹んでご報告申し上げます)



 と。

 あらためまして、

(申し遅れましたが、おはようございます!)

以下、先日の
『錬電術師最終章』の、製作進捗をご報告申し上げます。


先日の進捗は――

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【リライト、シナリオ】

 ――今、リライト中のエピソードの、締めくくりの一行であったものが、例えば、

> 博多の大地に、僕の血が 際限も無く染み込み続ける。
>(ああ……さすがは…… きゅう……しゅう)

という文章だったとして。

 そこまでの、「吉里吉里上で確認しながらのリライト」は完了いたしました。

 ですがしかし、そういたしましたら

「ここで終わらず、もう少し加筆した方が良い」

と気付きましたので、現在そちらを加筆中です。


 ですので、本日午前中にはそちら終わらせ、
 もろもろを午後〜夕ご飯前に終わらせ、
 で、しかる後、新規エピソードの続きの、新規執筆に以降いたしたく予定しております。


 
【製作進行】

 ということなので、ご連絡の方、もうちょっとだけお待ちください(本当にすみません)。



【その他】
 
 狩野さんとこに、事務方面のお手伝いにお伺いしました。
 ので、昨日お伝え申し上げました 『短いお話』について、ご説明し、ご意見求めようかと存じましたのですが――

「あまりの修羅場っぷりに、切り出すことが出来ず」

事務方面のお手伝いを満了し次第、そのままお話持ち帰ることといたしました。

 狩野さんの修羅場に一区切りつき次第、そちらあらためてご相談いたしたく存じております。

---------------------------------------------

―― というものになりました。



 で、そんなわけで。

 「今日は割と、タイトに時間を使って各種製作に区切りつけたい(つけないとマズイ)


と思っておりますので、シド・フィールドの方はお休みさせていただくことといたします。


 明日には

 「各種製作に区切りつきました!」

 というご報告と、

 「こんな学習をしました!」

 というレジュメ発表とを、きっちりさせていただきたく思っておりますので――


もしよろしければ、どうぞそちらの方も楽しみにしていただけますと幸いです!!


 ということで、手と心と頭とを、目いっぱいに かつ テキパキ動かし! 本日の実製作の方に、突入していきたく存じます!!


 頑張ります!!!
posted by 進行豹 at 07:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2010年04月12日

「お話」を思いついてしまいました &  シド・フィールドの「シナリオ入門」の私的レジュメ :【11:act2で支離滅裂にならないために -ミッドポイントの発見- 】 の続き

 おはようございます!

 まずは、先日の錬電術師最終章の製作進捗につき、ご報告させていただきます。


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【リライト・シナリオ】

 →吉里吉里上で読んで+リライト―― の方。
  すみません、まだ終わっておりません。
  「リライトに時間かかかっている」というのが、
  その唯一の理由です。
  (でも、さすがに本日中には終われるかと存じます)
  が、時間をかけている分の質向上は出来ておりますかとも存じておりますので、御容赦のほど賜れますと幸いです。
  並行し、新規シナリオの方もコツコツと執筆重ねております。


【製作進行】
   
 →ご報告する関連進捗はございませんでした。
  

【その他】

 →タイトルにも書きましたが、
  「お話を一本」思いついてしまいました。


---------------------------------------------

 ・・・先日の進捗は、以上のようなものとなります。


 で、一本思いつきました、お話の方。

 味も素っ気も無い書き方をすれば、

  『錬電術師のサブキャラクターたちが、
   本編中のサブ・プロットとして本編中で展開する話しを、
   さらに補完するショート・ストーリー』

  といった体のものです。

  この類のは、思いついてもたいがいは、片端から「書きべきほどのものでなし」と切り捨ててまいりますのですが――

  しかし、今回 思いついてしまいましたものは


1: 錬電術師を知らない方がお読みくださっても、
   多分、何かを感じていただけるのではないかと思う
   (「物語」としてのポテンシャルが、恐らく高い)

2: 短く書ける

3: 錬電術師、最終章、とあるルート中で展開される
   「上記、サブプロット」との相乗効果が極めて発揮されるものと思われる。
   
4: しかしながら、この「短い物語」を読まなくても、
   錬電術師最終章をお楽しみいただく上には、全くさしさわりがない。
  (サブプロットは、サブプロット単体でも必要十分に機能する)

5: 私が、書きたい


・・・という、5つの優れたポイントを持っておりますように存じますのです。

 
 ですので、この「短い物語」については、
 しばらくの間(まぁ、恐らくはひとまず書くだけ書いてしまって

取り扱いの方、考慮していきたく存じます。


 何らかの形で発表できるようでしたら、もちろんそのようにさせていただきたく存じますのですが、
いくつかの越えるべきハードルを越えそこなったときには、さくっとお蔵入りさせる所存でもございます。

 発表させていただけます場合には、遅くとも『本年、四月二十日』までには、その旨お知らせさせていただけるかと存じますので――

 この件につき、追記無く本年四月二十日を経過してしまいました場合には、

「お蔵ったんだな」

と、ご理解、スルーいただけますと、とても幸いに存じます!



 で、その「短い物語」を思いつくきっかけとなった、

『現行ルート中での、ミッドポイント・セントラルクエスチョンの強化(よりはっきりとした明確化)と、それを行うためのサブプロットの整理整頓』

の要を私に教えてくださいました、


シド・フィールド「シナリオ入門」の私的レジュメ作成の方。

本日は

【11:act2で支離滅裂にならないために -ミッドポイントの発見- 】

の課題でありました、


---------------------------------------------

好きな映画を見て、その構造を分析し、ミッドポイントを発見する

---------------------------------------------

の方、行いましたので、その成果を貼り付けさせていただきます。


 で、当初の予定では、

「私の好きな映画、ベスト3の中の一本」である
『エレクトリック・ドリーム』で、そちらやろうと思ったのですが――


「ビデオテープが、どっか行ってしまって、どうにも見つからない」

ので、急遽予定を変更し、

「私の好きな映画、ベスト30には入ってる気がする一本」である、
『マイク・ザ・ウィザード』





にて、そちらやってみましたこと、あわせ御報告いたします。


http://hexaquarker.com/the_wizard_of_speed_and_time.txt


で。

 上記、構造解析文章を、もっと大雑把に組み直すと

<ACT1>
「自主製作映画を撮っているマイク」



「商業デビューのチャンスを得る。
 悪いプロデューサーと、良いディレクターは、
 その完成をめぐってのカケをする」



<ACT2>
「頑張って撮る」



「フィルム上映、良い出来」



「悪いプロデューサーは、
 (かけに勝つため)
 『もう一本、まったく別の(より困難な)ものを撮れ』と命令」



「マイク2本目の撮影を決意。
 悪いプロデューサー、妨害工作を直接的なものに」



「妨害に負けず、マイク2本目を完成。
 1本目よりさらに素晴らしい出来」



<ACT3>

「悪いプロデューサーは妨害工作が露見し、クビ」



「ハッピーエンドかと思いきや、思わぬアクシデントで暗転」



「けど、やっぱりハッピーエンド」


というものとなるかと存じます。


 この物語は


「果して、マイクは、『自分の撮りたいフィルムを完成させることが出来るのか?』というセントラルクエスチョン」

を持つ物語です。


 で、“最初のフィルム”を完成させた時点で、
そのクエスチョンは満たされたかのように思うのですが――

しかし、

「そのフィルムを、使ってもらうためには、もう一本が必要」

という障害が発生し、

“二本目のフィルム”

を作成することが必要となってきてしまいます。


この

『そのフィルムを、使ってもらうためには、もう一本が必要という障害』(の発生)


こそが、「マイク・ザ・ウィザード」におけるミッド・ポイントであり、

「セントラル・クエスチョンを、(より強化して)再提示」

するという働きを為しておりますわけです。



 
 ・・・正直申しますと。

 「マイク・ザ・ウィザード」は、『映像はすごいが、脚本は甘い』映画だと、私記憶してしまっておりまして。

 実際 「全く物語的に機能していない無駄設定(しかも派手!)」

とか

「説明が、あまりにも足りていない要素」

とかも満載なのですが――

 しかし、

『ミッド・ポイントは恐ろしく明確であり、
 完全に機能している』


映画であるようにも、私には思えました。


 ので、(起承転結で物語の作り方を収めてらっしゃる方には、イマイチ理解いただきづらいかもしれない)
『ミッド・ポイント』(と、セントラルクエスチョン)
の概念を理解するには、

「マイク・ザ・ウィザード」は、素晴らしい教材ではないか――と、私思うところでございますのです。

 いまは残念ながら絶版で、DVDも出ていないのですが、
アマゾンで、かなり安く中古が売られておりますこと、
本日時点では確認いたしておりますので――


もし、ご興味ある方は、ご購入、ご一覧されますこと、
私心より、オススメ申し上げます次第です!

(映画自体も、クセはありますが、面白いですし!)



 と、本日のご報告は、以上までとなります。

 やるまえは

 「ちょおめんどい。意味なさそうだし」

と思っておりました

「好きな映画を見ての構造解析」

から、しかし、

「かなり多くを学習できた」


(具体的には

・構成がしっかりしてれば、細部がアレでも、物語は成立する

・しかし、細部がアレだと、物語理解の妨げになるので、
 細部はやはり非常に重要

・どんなに果てしなく思われる作品づくりも、
 あきらめず、具体的に、「手を動かし続ける」ことで完成に至れる

・・・というあたりのこと、学習できた)


かと強く感じておりますので!


 その学習成果を、『錬電術師最終章』上に活かしていくべく!

 本日も、手と心と頭とを、怠ることなく精一杯に、動かしていきたく存じます!



 今日も一日、頑張ります!!








posted by 進行豹 at 07:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2010年04月11日

オンライン類語辞典のご紹介&シド・フィールドのはお休みです

 おはようございます!

 まずは、本日 、『シド・フィールドの「シナリオ入門」の私的レジュメ 作成』の方は、お休みさせていただくこと、お詫びしてご報告申し上げます。

 理由といたしましては

「課題:好きな映画を見て構造解析しよう」

の「映画を見れて無い」のが原因なのですが――

本日中にはなんとか、私の好きな映画 の、ベスト3には入る

『エレクトリック・ドリーム』



の方のビデオを見て、構造解析をしてみたいと存じます!

(ちなみに、ベスト3の他の2本は、強いていえば

『ロケッティア』 
「落ち着いて聞いてくれ・・・僕はね――僕は、ロケッティアなんだ!」 
 「誰それ?」
「新聞読んでないの!!?」


『大英雄』
 「行くぞっ!倍速神拳!! テュテュテュイ テュテュテュイ テュテュテュイ テュイ!」

かと思われます。蛇足もいいとこですが)。


 で、
 それだけだと
 「なんだ、残念」

と思ってくださる方もいらっしゃるかもわかりませんので――
お詫びというわけでもないのですが、

『最近発見した、オンラインで使える類語辞典』

の方、以下にご紹介させていただきたく存じます。

 それは――

weblio類語辞典』

http://thesaurus.weblio.jp/category/ruigo


でございます。

 類語辞典というもの。
「自分の中に無い言葉を借りるなんて」ということでお嫌いな方がいらっしゃることも存じておりますが、
私的には、

「自分と違う思考法やボキャブラリーを持つキャラクターを書くのに、とても便利」


と感じておりますので、オススメ申し上げます。

「よい天気」

という事象ひとつにしても、

クール系、秘書タイプ のお姉さんなら 「好天」と。
体育会系、元気タイプ のお姉さんなら 「快晴!」と。
おっとり系、あらあらタイプのお姉さんなら「ポカポカ陽気」と。

――そんな感じで、“そのキャラクターがいいそうな言葉をセレクトしていく”ことで、あるいはキャラクター作りを補助していけるのでは!?

とも、私思いますので。



 で。

 映画も見ずに進めておりました、『錬電術師最終章』の製作の方ですが――

---------------------------------------------
【シナリオ・リライト】

 “吉里吉里上で確認しながらのリライト”の方は、
 ちょっと時間かかってて、今日一杯かかるかと思います(すみません)

 新規部分は、コツコツ書き進んでおります。


【製作進行】

 特に無いです。


【その他】

 先日以前に頂戴したメールのご返信等、全て完了しておりますかと存じます。

ので、
「メールしたのに返事が・・・」という方、もしいらっしゃいましたら御手数ですが再度のお問い合わせたまわれますと幸いです。 
---------------------------------------------


――という感じの進捗を得ましたこと、ご報告申し上げます。


 リライトで時間かかっている理由は、

“昨日の「ミッド・ポイント」の学習により、ちょっと気付くことがあり→構造的な弱さを補強しているため――”

という感じでございます。


 その辺、ダイレクトに「学習の成果による質の良化」かと存じますので、学ぶ全てを、『より良い錬電術師の作成』につなげていけますよう!

今日も一日、精一杯に、手と心と頭とを動かしていきたく存じます。


頑張ります!
 


posted by 進行豹 at 08:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌