2010年05月06日

シド・フィールドのの練習稿、一応の完成を見ました!

 おはようございます!

 と、いううわけで延々と行っておりました、


『別冊宝島144 シナリオ入門 (宝島社)』

の巻末付録

「シド・フィールドのシナリオ入門」

の私的レジュメ化で、
課題として作成しておりましたシナリオ。


 第十六講 『ライティング・イズ・リライティング』の課題である


「リライトしましょう」を行いまして、

ひとまずは

『練習作ではあるものの、一応の形を整えたシナリオ初稿』

として書きあげることが出来ましたので、以下に貼り付けさせていただきます。

http://hexaquarker.com/backstage_hollywood_1st.txt

練習作でなければ――


1:取材をし、資料を読み、ディテールをちゃんと整えた

2:Act2での、「元カノとの想い出」シーンを
  きちんと描写し、そのあとの葛藤シーンの重みを
  今よりもはるかに増大させた

―― という二つの“同練習作での現時点で自覚できている大きな欠点”を、もちろんきっちり補うのですが。

 今回は

「作品を一本作り上げる」

ことではなく

「作品を一本作り上げる、シド・フィールド式の方法を経験学習する」

ことが目的ですので、そこは放置でも、ひとまず完成!

と扱わせていただきたく存じます。


 とはいえ、本日行いましたリライトにより、

「ACT1〜ACT3までをひとまず書いてみただけの準備稿」

http://hexaquarker.com/backstage_hollywood_pre.txt


に比し、グっと、

「物語としてのわかりやすさ」
「完成度」
「見終えたときの満足感」

をアップさせることが出来たのではないか、と自分としては考えております。


 リライトにあたり大きく注意した点は、

“『帽子』
 『移動願い』

といった小道具を、伏線・回収のタイミングにあわせ使うことにより、
物語の構成をわかりやすく強調した”こと。


ならびに

“ジョンの葛藤を、より視覚的に描写する”こと。

の、二点でした。
(あと、タイトルも付けました!)


 と。
 ザーーーっと書いただけだと、やはり似てしまう
「台詞回し」を修正し、また、文章のわかりづらいところを、単純に修正したりもいたしました。


 リライト量としては、本当に「わずか」なものではございますが、
たったそれだけの修正でも、『物語が粒だった』と、私としては感じております次第ですので――

 もし、「リライトってどういうことだかピンとこない」という作劇初心者さんがいらっしゃいました場合には、
わずかなりとのご参考に、あるいは反面教師に、
同稿、ならびに準備稿、ご笑覧いただけましたら、とても嬉しく存じます!



 で、シド・フィールドのの私的レジュメ化は、
まとめ(というかあとがき?) である、

『17:終わりに -シナリオの需要は広がる一方だ!-』

を明日まとめまして、“ひとまずの学習満了”とさせていただきたく予定しております!


 終わり良ければ全て良し、と参れますよう、最後までゆるむことなく、そちらも頑張ってまいりたいです!



 で。

 その学習の成果を余すところなくつぎ込むべき対象である、
『錬電術師最終章』関連の製作進捗は、以下のものとなりましたこと、遅ればせながら御報告申し上げます!


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【シナリオ・基礎スクリプト】

 ・昨日までに書いたところを基礎スクリプトし
 ・新規部分を、そこそこ書き進みました



【製作進行】

 ・特に大きな何事かはありませんでした。


【その他】

『Why did we DeathMarch on 同人ノベルゲーム 〜錬電術師で死にかけるまで〜』
 

については

・ 掲載項目候補リストの完成

・ テスト稿を、もう一項目作成する

・ 内容充実のためのアイディアを思いつく

――という成果を得ました。

 この辺(現在、ド修羅場中の)狩野さん とのお打ち合わせが完了しないことには、
全速で進めることもできませんので、
それまでは、テスト稿を整備しつつ、各種前準備、しっかりと整えおきたく存じます!


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――といったところです。


 概ね、堅調といえば堅調ですので、
 引き続きまして、怠ることなく楽しみながら、手と頭と心とを動かして!
 焦らず急いで丁寧に、各種製作・ならびに執筆 重ねていきたく存じます。


 今日も一日、頑張ります!!

posted by 進行豹 at 08:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌