と、いううわけで延々と行っておりました、
『別冊宝島144 シナリオ入門 (宝島社)』
の巻末付録
「シド・フィールドのシナリオ入門」
の私的レジュメ化で、
課題として作成しておりましたシナリオ。
第十六講 『ライティング・イズ・リライティング』の課題である
「リライトしましょう」を行いまして、
ひとまずは
『練習作ではあるものの、一応の形を整えたシナリオ初稿』
として書きあげることが出来ましたので、以下に貼り付けさせていただきます。
http://hexaquarker.com/backstage_hollywood_1st.txt
練習作でなければ――
1:取材をし、資料を読み、ディテールをちゃんと整えた
2:Act2での、「元カノとの想い出」シーンを
きちんと描写し、そのあとの葛藤シーンの重みを
今よりもはるかに増大させた
―― という二つの“同練習作での現時点で自覚できている大きな欠点”を、もちろんきっちり補うのですが。
今回は
「作品を一本作り上げる」
ことではなく
「作品を一本作り上げる、シド・フィールド式の方法を経験学習する」
ことが目的ですので、そこは放置でも、ひとまず完成!
と扱わせていただきたく存じます。
とはいえ、本日行いましたリライトにより、
「ACT1〜ACT3までをひとまず書いてみただけの準備稿」
http://hexaquarker.com/backstage_hollywood_pre.txt
に比し、グっと、
「物語としてのわかりやすさ」
「完成度」
「見終えたときの満足感」
をアップさせることが出来たのではないか、と自分としては考えております。
リライトにあたり大きく注意した点は、
“『帽子』
『移動願い』
といった小道具を、伏線・回収のタイミングにあわせ使うことにより、
物語の構成をわかりやすく強調した”こと。
ならびに
“ジョンの葛藤を、より視覚的に描写する”こと。
の、二点でした。
(あと、タイトルも付けました!)
と。
ザーーーっと書いただけだと、やはり似てしまう
「台詞回し」を修正し、また、文章のわかりづらいところを、単純に修正したりもいたしました。
リライト量としては、本当に「わずか」なものではございますが、
たったそれだけの修正でも、『物語が粒だった』と、私としては感じております次第ですので――
もし、「リライトってどういうことだかピンとこない」という作劇初心者さんがいらっしゃいました場合には、
わずかなりとのご参考に、あるいは反面教師に、
同稿、ならびに準備稿、ご笑覧いただけましたら、とても嬉しく存じます!
で、シド・フィールドのの私的レジュメ化は、
まとめ(というかあとがき?) である、
『17:終わりに -シナリオの需要は広がる一方だ!-』
を明日まとめまして、“ひとまずの学習満了”とさせていただきたく予定しております!
終わり良ければ全て良し、と参れますよう、最後までゆるむことなく、そちらも頑張ってまいりたいです!
で。
その学習の成果を余すところなくつぎ込むべき対象である、
『錬電術師最終章』関連の製作進捗は、以下のものとなりましたこと、遅ればせながら御報告申し上げます!
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【シナリオ・基礎スクリプト】
・昨日までに書いたところを基礎スクリプトし
・新規部分を、そこそこ書き進みました
【製作進行】
・特に大きな何事かはありませんでした。
【その他】
『Why did we DeathMarch on 同人ノベルゲーム 〜錬電術師で死にかけるまで〜』

については
・ 掲載項目候補リストの完成
・ テスト稿を、もう一項目作成する
・ 内容充実のためのアイディアを思いつく
――という成果を得ました。
この辺(現在、ド修羅場中の)狩野さん とのお打ち合わせが完了しないことには、
全速で進めることもできませんので、
それまでは、テスト稿を整備しつつ、各種前準備、しっかりと整えおきたく存じます!
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――といったところです。
概ね、堅調といえば堅調ですので、
引き続きまして、怠ることなく楽しみながら、手と頭と心とを動かして!
焦らず急いで丁寧に、各種製作・ならびに執筆 重ねていきたく存じます。
今日も一日、頑張ります!!