2010年05月07日

『シド・フィールドのシナリオ講座』(シド・フィールド著)の私的レジュメ作成完了しました! & まとめた.pdfつくりました!!

 おはようございます!

 というわけで、タイトルにも書きましたとおり、

 別冊宝島144『シナリオ入門 映像ドラマを言葉で表現するためのレッスン』/宝島社

所載の、 『シド・フィールドのシナリオ講座』

の私的レジュメ化! 本日無事に終了いたしました!!


 最終レッスンである

【17:終わりに -シナリオの需要は広がる一方だ- 】

の私的レジュメ内容は、以下です!


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+ シナリオが優れている映画作品には、以下のようなものがある。

  『チャイナタウン』、『白いドレスの女』、『スクープ -悪意の不在-』、『アニー・ホール』


+ シナリオ (作品の一部としてではない、書かれたシナリオそのもの)が評価を受ける場合、
 着目されやすい点は 『文体』 『ストーリー』 『登場人物』 『前提(舞台・状況設定)』である。


+ より具体的に。

  『文体』    :読みやすいか。リズムが良いか。かつイメージを伝えてくる(視覚的である)か。

  『ストーリー』 :何についてのストーリーか。構成はしっかりしているか。納得できるか。何かを感じさせるか。

  『登場人物』  :共感を持たれる主人公であるか。登場人物群は多彩であるか、立体的であるか、かつ調和が取れているか。

  『前提』    :魅力的か。視覚的に優れているか。


+ 大手映画会社の「脚本の評価シート」を見ると、シナリオが、どのように客観評価を為される”かを知る助けになる。

 それは、以下のように構成される。

「ジャンル」 (どんなジャンルかを、ひとことで)

「あらすじ」 (そのシナリオの簡潔なあらすじ)

「要約」   (あらすじで省いた細部を補強した、1ページ半くらいのもの)

「分析評価」 (以下の各項目について、評価者の寸評をおよび、優・秀・良・可・不可 的な、段階評価を加えていく)

1:登場人物   A :人物設計    B:展開(その登場人物の変化) 

2:会話

3:ストーリー  A:設計 B:展開 C:ペース D:解決
 


(レジュメ制作者注: 「脚本の評価シートについては 
 「『ストーリーアナリスト―ハリウッドのストーリー分析と評価手法』 /ティ・エル・カタン、愛育社」、
 という本が詳しいです。ただし、三幕構成についてある程度理解してないと、非常に読解難易度が高い本かと思われます←知ってること前提で書かれてるので)

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+ シナリオの数は多く、シナリオライターの数は多く、シナリオライター志望者の数はさらに多い。
  1984年度、アメリカ西地区の脚本家組合に新規登録されたシナリオの数は、1万8000を超える。

+ メディアの発展により、シナリオを書く人の数は爆発的に増えるだろう

+ それは、シナリオライターが活躍する場面が広がり、増加するということでもある。

+ シナリオを「書きたい」という人は多い。「書く」人は少ない。

+ 書きたい人から書く人になるためには、書くのが唯一の道。
  そしてその道の辿り方は、このワークブックに解説済み。

+ 何を言うか、何を思うかではなく、「何をしたか」で性格は決まる。

+ シナリオの執筆には時間がかかる。
 自らが目的や課題を設定し、それを達成することなしには、完遂できない。
 それが「シナリオを書く」ということである。 



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【課題】

 シナリオを書くか、書かないか。自分で決めなさい。


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 この最終課題に対する回答は、シド先生が教えてくださいましたとおりに、

「言葉ではなく、行動で」

示していきたく存じます!



 で。

 こちら、振り返りますと、

 『2010/03/08- 2010/05/07』 の、まるまる二ヶ月にわたる学習・レジュメ化を行ってきたものとなります。


 その成果が、ブログ上でバラバラ状態の、見辛いものに置かれっぱなしというのももったいないかと存じましたので。
 また、「どなたかのお役に、少しでもたてばいいな!」とも思い――
 そちら、.pdfにまとめてみました。

http://hexaquarker.com/scenario_workbook_resume.pdf

にアップしましたので、

(↑は、「右クリック→保存」で、お好きな場所に保存できます)


(.pdfが読めない! という方は

http://get.adobe.com/jp/reader/

から最新バージョンのアドビリーダー(無償) をDL&インストールしてください)

――お入用の方いらっしゃいましたら、どうぞお気軽にご確認、お持ちかえりいただけますと幸いです!



 ・・・同ワークブックを私的レジュメ化してみて。
 そして、ザラっとでも【課題】に取り組んでみて。

 私 「自分に足りない点がすごくわかった!」ような気がいたしました。

 ので、その不足を今後補い、より良いシナリオが書けますように!

 今後一層の熱意を持って、執筆ならびに研鑽努力、重ねていきたく存じます!!


 で、その(改善効果が顕著にみられる)成果物と是非ともしていきたき、

『錬電術師最終章』関連の製作進捗につき、以下にご報告申し上げます!


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【シナリオ・基礎スクリプト】

 書いたとこまでの基礎スクリプトと、新規シナリオをある程度。


【製作進行】
 
 お受け取り物をお受け取り(ありがとうございます!)させていただき、関係部署へのお渡しをさせていただきました。


【その他】

 『Why did we DeathMarch on 同人ノベルゲーム 〜錬電術師で死にかけるまで〜』


のテスト稿を狩野さん にご確認いただき、OK頂戴いたしました。

 また、同誌の記事項目の全てにタイトルを振り終え、その並び順も決定いたしました。

 で、記事本文部分の執筆締め切りを『今月14日』と定めましたので、その〆切を守れますよう、頑張りたいと存じます!


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――昨日は、『死にかけ』の基礎を一気に固めてしまいたく、
そちらに時間を多く費やすこととなったのですが

1:それは完了した

2:シド・フィールドのにも区切りついた


という二つの理由から、
本日以降、各種執筆により多くの時間をかけることが出きるようになるかと思っております。

 ので、怠ることなく精一杯に手と心と頭とを動かして、
執筆、ならびに各種製作、よりいっそうの質と量とを重ねられますよう、努めていきたく存じます。


 今日も一日、頑張ります!!
posted by 進行豹 at 07:51| Comment(2) | TrackBack(0) | 製作日誌