2011年09月04日
短信と、『書けない/書き出せない理由』の、私なりのまとめ
おはようございます。
物事は全て裏表で、良い点は逆から見れば問題点であるかと存じます。
昨今、涼しくなり寝やすくなったということはつまり、
寝過ごす危険性が増した、ということでもございます。
と、いうわけで豪快に寝過ごしました(すみません)本日の朝は、
“夢路”関連の制作進捗から御報告させていただきたく存じます。
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【シナリオ】
+ “まなロージィ固有共通・一箱目”の
832→ 916行
の、リライトと基礎スクリプトとを完了しました。
【制作進行】
+ 特段、ご報告すべき事項などは発生しなかったかと存じます。
【その他】
+ 先日までに頂戴いたしましたメールのお返事は、
先日中にお出しさせていただいたかと存じます。
もし「進行豹からの返事を待ってるのだが来ないぜ」という方がいらっしゃいましたら、
お手数恐縮ですが、
http://hexaquarker.com/wmail326/message.html
の方から、再度の御連絡をいただけますよう、お願い申し上げます。
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――と、いうような感じです。
で。
一週間くらいまえに私は
「プロットを直すべきか、そのまま行くべきか」を客観評価するため、
ハリウッドリライティングバイブル等々のシナリオ作法本を読み返し、
自分のプロットをチェックしなおして→やっぱり直そう、と決意したのですが。
その、“等々のシナリオ作法本”の中にも結構、
『書けない/書き出せないときの対処法』が紹介されておりますことに気付きました。
私自身が『書けない/書き出せないときの対処法』として採用しておりますのは、
名著「ローレンス・ブロックのベストセラー入門」の中で紹介されております――
++++++++++++++++++
「でもひどいんだよ」と彼はときに言う。
「ぎこちなくて、品がなくて、とにかくひどいんだ」
「かまわない」と私は答える。
「ひどい台本を書けばいいじゃないか。とにかく書くんだ」
++++++++++++++++++
――“とにかく書く。そして直す”法なのですが。
しかし、その「直す」をよりよくためにも、“何故書けないと感じたのか”を整理することは
有用であるかと感じましたので、
「書けない・書き出せないときにチェックした方が良さそうなポイント」を、
読んだ本たちの範囲内で、私なりに整頓しなおしてみました。
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1: 『文章が上手く書けないのがイヤで、書けない』
2: 『ストーリーを思いつけず、書けない』
3: 『構成が混乱してしまい、書けない』
4: 『心もしくは体もしくはその両者が不調のため、書けない』
5: 『書くよりほかにしたいこと、ないし、やらねばならないことがあるから、書けない』
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で。
例えば、「1」であると自覚したなら、
“文章作法を勉強してみる”
“とにかく書く。書いて直す”
“上手く書こう、という欲を捨て、肩の力を抜く”
(下手な文章でも、ストーリーが強く構成が上手なら読んでもらえますので。
逆に、文章が上手くストーリーが弱く構成が下手とかは、多分、二度は読んでもらえません)
“自分より文章が上手な人に見てもらい、改善点を教えてもらう”
“具体的に、「文章の、どこが問題なのか」とさらに掘り下げてから考える”
――などなど、多数の解決方法をとることができるかと存じます。
2~5についても、「そこが問題点なのだ」と気付けさえすれば、
同様に、無数の解決方法を試していくことができるのではないかと存じます。
ので。
『書けない/書き出せない』ともしも感じてしまったときには、
まず、第一のアプローチとして、
「1〜5の中でいうと、どれが一番、“僕の書けない理由”に近いんだろう?」
と自問してみることは、わりと有用なのではないなかなぁ、と感じます。
上記、自分のためのまとめではありますが
いつか、どなたかのお役にたつことがあるかもしれないとも思い、
(自分用のメモ帳上にだけでなく)こちらにも書かせていただきました。
ちなみに今、現在の私は、『書けない/書き出せない理由』の全てにつき、
「問題となるようなレベルで有していない」というお幸せな状況ですので。
ともかくも、肩の力を適度について、けれど決して緩むことなく、
焦らず急いで丁寧に、手と心と頭とを動かしまして、
各種 作劇、執筆、制作と重ねていきたく存じます。
今日もいちにち、頑張ります!
そして、みなさまの本日がたくさんの笑顔と安心と安全とあたたかさとに満ちたものとなられますこと、願います。
お互い、よりよい今日をすごしましょーです!