2011年09月06日

『私の小説教室 』 (駒田信二)の優れた目次。 <第二章 私の文章心得十章> 

 おはようございます!

 というわけで、“夢路”のリライト&基礎スクリプトを進めながら、
隙をみてちょいちょい、
「プレミアがきつくて買えなかった小説作法本」を読み進めております。

 で、その小説作法本の中で紹介されてた小説作法本である

『私の小説教室 』 (駒田信二) も、先日購入いたしました。

 
 で、目次を開いて眺めたところ、

「ああ! この時点でもう本代の価値はあった!!」 とまで思えましたので、

以下に、「目次の一部」を、そのまま引用、ご紹介させていただきます。

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第二章 私の文章心得十章


心得(一) 力むな

心得(二) 気をゆるすな

心得(三) 常套語を使うな

心得(四) 句読点に気を配れ

心得(五) 漢語は漢字で書け

心得(六) 漢字を使いすぎるな

心得(七) 辞書を引け

心得(八) 擬音や符号を乱用するな

心得(九) 言葉癖に気をつけよ

心得(十) 気取るな

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――いやもう、本当にこれを徹底するだけで、
「文章はぐっと読みやすく、わかりやすく、間違いのない」ものに仕上がるよなぁ、
と、私はこの目次の簡潔さに恐れ入りましたのです。

 で、「目次」とは「まとめ」であるのだなぁ、ということにあらためて気付き。

 「プロットを良く整理するということ」は、
 「その物語の、(作者のみが参照する) 『良い目次を作成する』ということ」に他ならないのだ、と気付いたようにも思いました。

 で、まだ錬電は、「まな」「ロージィ」「りんね」「アラディア」と四ルートを書く物語であることと、
今後のプロット作成時の新しい基準とできるかもしれないこととを考え合わせ、

『今まで描き終えている部分を含めての、
 “錬電術師という物語の<目次>”を作成してみよう』

と思いつきました。

 やる気を出せば一日で完了するかと思いますので、
ともかく今日は、そちら、ガっとやってしまいたく思います。

 こちら、私が想像しているどおりの出来に仕上がれば、
「プロット/ストーリー内容の参照性を大幅に向上させる」ことができ、
今後いっそうの内容充実と執筆速度向上とにつなげていくことができるかと存じますので、
しっかりとした良いものとするべく、がんばりたく存じております。


 で。上記“まな”“ロージィ”を含む作品となる、 『夢路』の先日の制作進捗については、以下ののものとなりましたこと、謹んでご報告申し上げます。



――――――――――――――

【シナリオ】

 + “まなロージィ固有共通・一箱目”の
  
 1039→ 1139行

 の、リライトと基礎スクリプトとを完了しました。


【制作進行】  

 + 特段、ご報告すべき事項は発生しなかったかと存じます。

  
【その他】  

 + もろもろ、コツコツ進捗しております。

 + 人通りの多いところで誰かが死んでしまいそうになってたら、
   その人の性別や年齢や人種や能力や性格や行動とは無関係に、
  「その人を助けてあげよう」とする人が出てくるのではないかと想像します。
   というか、恐らく。
   そうした人、ないし人々は必ず出てくるはずです。

   それはつまり「生きている人を死なせたくない」という思い、
   言いかえるのであれば「ただ、生きているということ自体が持つ価値」は、
  少なくとも“相手がだれであろうと助けようとする人々”にとっては、
  性別や、年齢や、人種や、能力や、性格や、行動などなどへの評価よりも
  ずっと大きなものであるのだと思われます。

   私は、私個人の価値観としては、そのように理解する者ですので――

  「これだけ頑張ったので、もう十分生きた」という言葉に、安易に同意することはできません。


 「生きているということ自体が持つ、普遍的な価値」は、
   恐らくは  『これだけ頑張ったので』という言葉の前提となっているのであろう、
  「“生命の価値 ≒ その生命が為したことの価値”という価値基準」よりも、
  私個人としては、優先されてしかるべきであるように感じるからです。

   これは逆説的にいえば、
 『それほど(生命が本来持つ価値を上回るだけの行為をなすほど)に頑張ったのならば、
  恐らく、その生命が自然と全うされる日はそう遠くないこととなってしまうのではなかろうか』
  という主張につながり、そこから、
  『「もう十分生きた」かどうかの判断は、自然の摂理に任せても良いのではないか』
  という主張とまで発展できるのではないかなぁ、とも考えます。

   無論、私が、私以外の誰かの疑問に対する「答え」などを示せるわけもございません。
   ですので 『「読んでしまった問いかけ」に対する「答え」』としてでは全くなく。
   ただ単に、「今の時点での私が、比較的正しいのではないかと感じている判断」を、
  以上、自己紹介させていただきたいと存じます。

     
――――――――――――――――


 ――と、いうような感じです。

 で、今 もろもろ書いていて不意に思ったのですが、
 
「自分の、現時点までの人生の目次」というのも、
そのうちヒマになったら、両親に聞き取り調査などをしつつ、
書いてみるのも面白そうかなぁ、とか思いました。

 “私であれば、その次にどのようなエピソードを起こしドラマチックにするか”

とか考えたら、今後の人生の思いもかけぬ目標とかが出来てしまうかも、とか思いまして。

 が、ともかくも、その目次の次の一項目は、

「錬電術師を完成させる」

にいたしたく強く願いますので。

 そうあれますよう、焦らず急いで丁寧に、手と心と頭とを動かしまして、
各種 作劇、執筆、制作と重ねていきたく存じます!

 今日もいちにちがんばります。

 そして、みなさまの本日がたくさんの笑顔と安心と安全とあたたかさとに満ちたものとなられますこと、願います。

 おたがい、よりよい今日をすごしましょーです!
posted by 進行豹 at 09:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌