2011年10月02日

投稿作、直し、23枚目終わりまで進んでおります

 おはようございます。

 表題どおりです。

 本日は 「直しをおえて」「30まで書き進む」を達成したいので、
上記短信のみにて失礼いたします。

 ちなみに。
「なんで直しにそんな時間がかかるの?」 というご質問には

「キャラクターが変われば、キャラクターの行動も、周囲との関係性も変わるから」

とお返事申し上げます。


 たとえば当初の原稿において

『攻撃的なヒロイン』 が
『イヤみではあるが具体的行動を起こさない敵対者』 と絡んだ結果、
攻撃的なヒロインは暴発しようとし、 『周囲はそれを必死で止める』

という展開があったとし、
この 『攻撃なヒロイン』を 『陰謀家のヒロイン』に変更します。

と、展開は、

『陰謀家のヒロイン』 が
『イヤみではあるが具体的行動を起こさない敵対者』 と絡んだ結果、
陰謀家のヒロインは敵対者のイヤみを逆手に取る策を練り、 『周囲はそれにまきこまれる』

というものとなった方が自然であるかと存じます。


 つまり、
『主要キャラクターの性格変更を行うということは、
 ほぼ全文を立てなおすということと同義』 となるのです。

 その「ほぼ全文を立てなおす」という手間を惜しむと、
 「あるときには攻撃的で、別の時には陰謀家」というブレたキャラクターが産まれてしまいます。
 この、キャラクターのブレは、自分が読み手である場合には、
  『ご都合主義』と呼ぶ物と直結してしまい、お話の絵空事感を著しく高めてしまうように思います。

 ので、主要キャラクタ―を立てなおすときに、全文を立てなおすという手間を惜しむことは、基本的には極力避けねばなりません。


 ですので。作劇法の本には
 「キャラクターはしっかり立てよう。その背景まで作りこもう。関係性も隙なく想像しておこう」
という趣旨のことが、ほぼ必ず書かれているのかと、私は(素晴らしく遅ればせながら、先日にいたってようやっと)理解しました。

 私は今回、その手間を惜しんだためこのようなリライトをしておりますので
(書いた分量が少ない時点で取りかかれたのが不幸中の幸いですが)
以降はきっちり、
“キャラクターが物語を真に構成しうる存在であるかどうかを、当初に、徹底的に、検証する”
よう行動を修正いたしたく存じます。

 
 ということで、引き続き書き直しまして、書き直し終わりましたら執筆の方にはいっていきたく存じます。


 焦らず急いで丁寧に手と心と頭とを動かしまして、各種 作劇、執筆、制作と重ねて参ります。

 今日も一日がんばります!

 そして、みなさまの本日が沢山の笑顔と安心と安全と暖かさとにみちたものとなられますこと、願います。

 お互い、より良い今日をすごしましょーです!
posted by 進行豹 at 09:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌