というわけで、まずは

『合同短編練習企画 短編十二ヶ月』
の二月期お題「青い本」の参加予定作品につきまして、
『576行 / 15.4 KB (15,844 バイト)』
というとこまで書き進んで、もーちょっとで初稿書き上がれる、
という現状でありますこと、謹んでご報告申し上げます。
同企画の規定は、「10~15kbくらいの」と、緩めの表現とはなっておりますが、
私はよりカキっと練習するため、
『10-15kb厳守』でいこうと思っております。
のでので、現時点ですでに分量オーバーで、しかも、初稿書き切るまでにはもーちょっと分量がかさみます。
それから、無駄をけずって仕上げる・・・というリライト方針になるかと思いますので、
まぁ現状、順調といえば順調な進捗ではあるのですが――
『短編、難しいなぁ!』
――とも、しみじみ強く感じております。
何が難しいかというと、
1:「一つの世界観を、まったく無駄なく説明しなくてはならない」こと
と
2:「マンガとかゲームのシナリオであれば必ず見込める“絵の助け”が無い」こと、
です。
私は、基本、世界観を立てることから物語を作り始めるのですが――
(たとえば、「普通の学園もの」、みたいな感じで組もうとしても、
その学園がどんな沿線にあり、もより駅からの通学路には何があって、
創立何年目で、どんな制服or私服で、男女比がどのくらいで、
生徒の傾向はどうで、先生たちはどんなで、学食の人気メニューは何で、
購買にはどんなおばちゃんがいて、校則はどんなで―― みたいなとこは
ざらっとでもイメージしておかないと、書き始められないタチです)
――それだけに「せっかく考えた世界をできるだけ描写しよう」という浅ましさを
発揮してしまいがちなようです。
しかし、こと短編では 『描写すべき必要十分要素は何か』を厳密に吟味しないと、
あっという間に分量オーバーになってしまいます。
そこの「厳選」の難しさが、つまりは上記「1」となるわけです。
で。
「2」。
これは、「シナリオでは書いていけない要素」を「小説では書かなくてはいけない」
という部分のややこしさであると言い換えることもできます。
シナリオでは、基本的には
『目で見てわかる要素を無駄書きしない』ことが鉄則であるように、
私は認識しております。
たとえば、

↑ が、物語に初登場する=読み手さんが初めて接触する少女であったとして。
(ノベルゲーム)シナリオであれば
「少女が立っていた。
青白い肌、長く黒い髪、そして真っ赤な、真っ赤な瞳の。
ただひとり……人待ち顔で口を結んで」
くらいの描写で必要十分であるかと、私は思っております。
つまり
<強調したいとこ (肌の色、髪の色・長さ、瞳の色)>
と
<誤解されないようにするとこ (表情の解釈)>
だけを書いて、その他のことは「読み手さんが、絵をみて感じて下さる部分に任せる」
べきであるかと、私は思っておりますのです。
それ以上を書けば余分ですし、窮屈ですし、テンポを落とし、世界をせばめてしまいます。
けれど、小説ではまるで情報が無い。
ですので、きちんと描写しようとすると、
「ぽつん――と、少女が立っていた。
青白い肌を真っ白なブラウスに包み。
漆黒の長い髪と真っ赤な瞳を、
胸元の紺のリボンとともに、どこか不安定に揺らしながら。
その口元はキュっと結ばれ。
黒いタイツのか細い足と、茶色の小さな皮靴とは、ときおりコツンと床を蹴り。
にもかかわらず、少女の整った顔の上には、なんの表情も浮かんでいない。
けれど彼女は、きっと誰かを待っている。
そうして、もはや待ちくたびれている。
そう感じさせる寂しさが、彼女を包みこんでいた」
――とか、まぁ。
現時点での私としては、このっくらい必要となるように感じますのです。
ですがしかし。
こんなんやってたら、とても制限範囲の中には収まりません。
ですので、厳選する必要がある。
その描写で、何を一体伝えたいのか。
絵でだったら伝わる魅力を、全て文章に直すのではなく。
「どこを読み手さんの想像にお任せするか。
どこを描写しどこを省けば、一番効果的に伝えるべきをお伝えできるか」
を、厳選しなければならない。
その難しさがつまりは上記「2」であるように思います。
まぁ、しかし。
気づけている問題点なら、直せます。
ので、私としては15日までにきっちりそこを直し、磨いて、
自信満々に課題作を提出させていただいて!
んで、頂戴するリライトを通じ、
「私が気づいていない問題点」を、発見できれば、とても嬉しく思います。
最初からうまくいくのであれば、練習なんて必要ないので。
「今のところは、イマイチうまくいってない初稿」をむしろ喜んで、
積極改善! 果たしていきたく存じます!!
でもって。
“夢路”の方は、
++++++++++
「夢路固有シナリオ1箱めの<2965行>から
<30484行>までのリライト&それに伴っての基礎スクリプトの打ち直し」
++++++++++
という進捗を得ましたこと、あわせご報告申し上げます!
そして、話は変りまして。
私が企画・シナリオで参加させていただきました、

のご新作、

『ものべの』
について、
私のお友達から、
「バナー、結構いってるみたいでなによりですね。
ってか、うちのブログにもはりますねー」
という趣旨のメールを頂戴し! (ありがとうございます!!!)
そこで私――
「そうだ、 『応援バナーを貼って下さい』ということを
ウチでも告知すれば、わずかなりと宣伝効果をアップさせることが出来。
で、その影響で『ものべの』がより多く売れるようになれば、私の評価も上昇し。
結果、
『私が、フリーハンドで企画を組ませて世界設定をさせていただけ、
かつ、シナリオを全面的に書かせ あるいは 見させていただけるお仕事』
を頂戴できるチャンスが広がるかもしれないぞ!!」
――と、今さらながらに思い至りましたのです。
ので、おっとりブレードを引っ提げて、
「応援バナーの貼り方の説明ページをご紹介せねば」
とLose様オフィシャルTOPを見ましたところ!
なんと折よく!
「ものべの 応援バナー企画」の景品増加
というニュースがリリースされていることに気が付きましたのです!
くわしくは、上記文字列クリック以下の、
「景品」というととこをご覧いただきたいのですが――
その項最下部の「再チャンス賞」という部分が、今回追加されたのではないかと思われます。
また、賞にあたらずとも、
>そのほか参加者全員に
>何かデータで送れるものをプレゼント!!
――されるということですので!
もし、
「せっかくだから、オレは 『ものべの』をプレイするつもりだぜ!」
という方がいらっしゃいましたら、さらにせっかくですので、
「ものべの応援バナー企画」の方にも御参加たまわれますと、とても嬉しく存じます!!
HPやブログをお持ちならもちろん、
『mixiやツイッター』などでも企画参加は可能! の模様でございますので、
少しでも興味持ってくださったかたがいらっしゃいましたら、
どうぞ、詳細情報のご確認とご検討
とをたまわれましたら幸いです!
よろしくお願いいたします!!!!!
ともあれ、書けるお話がたくさんあるというのはとても幸せなことでございますので、
焦らず急いで丁寧に手と心と頭とを動かしまして、
各種 作劇、執筆、制作と重ね。
より高レベルでよりたくさんのお話を組めますように、成長したいと思います。
今日もいちにちがんばります!
そして、みなさまの本日がたくさんの笑顔と安心と安全とあたたかさとに満ちたものとなられますこと、願います。
お互い、より良い今日をすごしましょーです!