2012年03月03日

『短編十二ヶ月 二月期』 全作品への御感想を頂戴いたしました!!!!

 おはようございます!

 おかげさまでバタバタしているのには一区切りつきまして、
本日以降は猛然と三月前半、頑張っていきたく存じます!

 ちなみに、昨日までの“夢路”進捗は、

+++++++

「夢路固有シナリオ2箱目の <1619行>から<1713行>まで
の、リライト&それに伴っての基礎スクリプトの打ち直しを完了」

++++++++++

――というものでございましたこと、謹んでご報告申し上げます!


 んでもって。

 

『合同短編練習企画 短編十二ヶ月』


の「全参加作」つまりは「全原稿と、全リライト稿」につきまして、
むーさんからご感想を頂戴できましたこと、喜んでご報告申し上げます!!

 頂戴いたしましたご感想は、

http://hexaquarker.com/tanpen_12/2gatu_gokansou_mu.html

です!

 
 ご感想拝読し、私は、私個人の感想として、とても素直に、

「この御感想を頂戴し、公開させていただいたことにより、
 参加くださったみなさまが、
  『参加したことによって得た何か』が、確実に増したのではないか!?」

と、強く思いましたです。


 私個人、のみを対象として申しますと、
「確実に、参加によって得られたものが増加」いたしました。

 頂戴いたしましたご感想を拝読し、
何より強く私が、私自身について気づかせていただきましたことは、

『私は、ものすごくキャラクタ―に思い入れて書いているのだ』ということでした。

 自作、「リライティング」に関しては、それが素直に出て。
 で、archoに頂戴したリライトで、さらにブラッシュアップいただけたのだなぁ、と
ご感想拝読して感じさせていただくことができました。


 しかし、私がリライト担当させていただきました、
GoShuさんの「ピート・オブライエン」(略)につきましては、

『ピートに思い入れすぎて、お話の繊細な部分を壊してしまったかもしれない』

ということに、ご感想を拝読させていただきハっと気が付きました。


 私は同作のプレミスが、

「青い本の一ページに魂を惹きつけられていた飛行機乗りのピートが、やがて自ら青い本の一ページになる」

ということであると解釈したのですが。

 しかし、ピートに思い入れを持ち過ぎず、よりフラットに読めば、
むーさんがご感想に書いてくださった、

「ラストでは「青い本」が次の持ち主に渡り(実際は別の本ですが)
また空に誘って、これを繰り返していく」

――という

“<新しい持ち主の手にわたった上で>繰り返される構図”

“その構図にまとわる、ファンタジックな空気”

の方が、むしろGoShuさんのお書きになられたかった部分かもしれない――
と、考えいたったのです。

 私のリライト稿でも、「ボブの息子」が“新しい青い本”の持ち主ですので、
まぁ、その構図はギリギリ維持されているのですが……
しかし、そこ(新しい持ち主)は全く強調されている要素ではありません。

 今、あらためて読み直せば、

「新しい持ち主が新しい物語の主人公」
(そこからは、ピートものとは別の物語が始まる)

という予兆をより鮮烈なものとするため、
元原稿では 「終わらせて」→「挿話」という構成とされているのだとも感じます。


 しかし、「私の第一印象」では、

『その構図・空気感の面白さ』 <  『ピートの物語の面白さ』


でしたので。

 むーさんご指摘の通り、私は「ピートに終始する物語」として、
あえて「挿話」を消して、「ピート・オブライエン」(略)をリライトいたしました。

 ので……
 もし「ファンタジーであることこそがプレミス」であるのであれば、
「そこに現実を持ち込み、空気を殺すリライト」を、私はやらかしてしまったことになるのです。


 が、しかし。
 
 (少なくとも本企画においては)


 それは、 『大いにありなリライト』であること、この場にて明記しておきたく思います。


 全ての読者には誤読の自由があります。(断言)


 ですので――

 (それが原作に対する敬意を保ち、
  善意<この場合は、“より面白くしたい”という意志>に基づき行われるものであれば)

――『誤読の上になされるリライト』も、やはりありだと私は判断いたします。


 

  
 ただ、まぁ、それはそれとして。

 リライトとしてあり、なし、以前に、
 私は、「私個人の“読み方のクセ”に対する学習すべき点」として、

『私は、キャラクターに思い入れて読みすぎるので、
「空気感、トーン、ニュアンス」と言った要素を比較的尊重できてないのかもしれない』


とも、ご感想拝読し、気づかせていただきました。


 というか、多分。

 福本伸行先生の「天」(麻雀マンガ)が、
私にとっては100%、『ヒロユキの成長物語』――ですあるように。

 私は、

「三人称作品であっても、登場人物の誰かに思い入れ、
 そのキャラクターの一人称として物語を捉え直している」

ということを、

『読みグセとしてやりがち』

のではないかと、まさに今思い当たりました。


 ただ、

初読時に「フラットに」とかヘンに意識しちゃうと、

『多分、どんな話の面白さも90%消えてしまう』

ようにも感じるので。


 以降は

「初読時は、普段の自分の読みグセのままに、楽しむために」

「二読目以降は、“フラットに”と意識し、より 『作品全てを見渡すように』」

――と、最低2モードで読んだ上で、リライト方針を定めるように、あらためていきたく思います。


 多分、これにより。

「私のリライトには、さらに幅と奥行きが出せるようになる」

かと思いますので!!!


 三月期以降の私の、「リライト技術の成長」にも、どうぞ
(その辺、ご興味をもってくださる方がもしいらっしゃいましたら)
大いにご期待たまわれますと、とても嬉しく存じます!!!


 ともあれ、むーさんにいただきましたご感想には、
私の「盲点」に気づかせていただき、また、大きな励みを頂戴でき、
トータル、極めて嬉しくありがたく感じました。

 お読みくださり、ご感想お送りいただけましたことに、心よりの御礼申し上げます!


 と、ご感想。
 どれか一編についてでも、一部分についてでも。
 あるいは、ご感想以外の御意見、ご要望等等につきましても、



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ででも



メッセージフォーム



ででも喜んで受付させていただいておりますので!

 何かございましたら、どうぞお気軽におよせいただけますととても嬉しく存じます!!


 と、そんなこんなで本日の御報告事項は以上です。

 本日は
『提出物を一件』、絶対に、そして万全に書きあげなければならぬ一日なのですが、
そちら、順調にいけそうですので、夜頃には、自由な時間を確保できるかなぁ、とも思っております。

 ので、その時間も極力有意義につかえますよう!
とにもかくにも焦らず急いで丁寧に手と心と頭とを動かしまして、
各種 作劇、執筆、制作と重ねていきたく存じます!

 今日もいちにちがんばります。

 そして、みなさまの本日がたくさんの笑顔と安心と安全とあたたかさとに満ちたものとなられますこと、願います。


 お互い、より良い今日をすごしましょーです!!
posted by 進行豹 at 10:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌