2012年09月27日

新旧キュレベイだるまと新しい願

 おはようございます。

 先日、不機嫌亭ゲーム班物理製作班長としても知られるガレージキットディーラーの
きゃなさんから「メシでもいきませんか」というお電話を頂戴いたしました。

 んで、合流すると、きゃなさんは何かをわたくしに渡してくださいました。

「新しいキュベレイだるまです」

 きゃなさんはおっしゃいます。

「キュベレイだるまの結願、おめでとうございます」


 その瞬間、

「あっ!」

 と、わたくしの脳裏にはひらめくように思い出されることがありました。


――――――――――――――――


 ここで、ご存知無い方のために閑話いたしますと、
キュレべイだるま――というのは、きゃなさんのご出身である群馬県某市に伝わる風習です。

 なにか、小さな目標が達成できたときに、
キュベレイだるまに片目を入れて、同時により大きな目標の達成を願う。

 その大きな目標が達成できたとき、キュベレイだるまの残り一つの目をいれて、
これをもって結願とする――と、内容としてはそうした風習となります。

 閑話休題。


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 七年前。わたくしは小さな小さな賞をいただきました。

 小さな小さな賞ではあっても、わたくしにとっては大きな大きな喜びで励みで。

 そのお祝いに、きゃなさんはキュベレイだるまを一つ、仕立ててくださったのです。

 片目をいれながら、わたくしは大目標を ―――ひとつの願を―― たてました。



 その後、いろいろあって今にいたりましたわたくしは。
 その「いろいろ」を経るうちに、キュベレイだるまにどんな願をかけたかを、
すっかりと失念してしまっておりました。


 しかし、きゃなさんの来訪とご祝辞とにより、
私は、かつての自分がかけていた願――

『自分で書いた物語の本を世に出したい!』

――のことを、思い出しましたのです。



 そして、
  


は、確かにわたくしがお話を組み、わたくしが文章を書いた、
「自分で書いた物語の本」であり。


 つまり。
 一昨日、2012/09/25の、
『ものべの 〜そのごの・夏葉の七つの夏〜』の発売をもって、
わたくしがキュベレイだるまにかけた願は、結願しておりましたのです!


 ので、わたくしは、なれない手つきでデカールを張り、
キュベレイだるまにもう片目をいれました。

 そして、キュベレイだるまに。
 きゃなさんのふるさとの風習にのっとって、結願の御礼を申し上げました。

「サンキュー」

・・・キュベレイだるまは、「ユア・ウェルカム」とは答えてくれませんでした。

 けれども、少し。
 ほんのわずかに。
 
 その口元(先端の尖ったあたり)は、ほほえんだように見えました。




 ――――そんなこんなで、わたくしの部屋の人形棚には、このように、

キュレベイだるまズ.jpg

旧キュベレイだるまを礎として、新キュベレイだるまがその上に乗っかっております。


 もちろん、新しい願もかけました。


 その願が何か、は結願した暁にご報告申し上げたく思います。

 ので! 一日でも早くどうご報告を果たせますよう、
この喜びを糧に!(きゃなさん、本当にありがとうございます!!)
また、気合もあらたに!

 しかし焦らず急いで丁寧に、手と心と頭とを動かしまして、
各種 作劇、執筆、製作と重ねていきたく存じます。


 今日もいちにちがんばります!

 そして、みなさまの本日がたくさんの笑顔と安心と安全とあたたかさとに満ちたものとなられますこと、願います。


 おたがい、よりよい今日をすごしましょーです!


 
 
posted by 進行豹 at 07:34| Comment(3) | TrackBack(0) | 製作日誌