2013年08月20日

「取材とかやったことないんだけど……」という方のご参加も大歓迎です!! (内浦、あと2名様で催行確定!) & 「かや旅広電」のレビューを頂戴いたしました! & ものべのインタビュー第23話が公開されました!

 おはようございます!

 まずは、



2013/08/30(金)「内浦漁業協同組合 漁業探検コース」 (静岡県・内浦)
団体見学のお誘い


 の方、さらに1名様からのご参加表明をたまわれまして、



「現在参加確定者さんが10名!
 あと2名様のご参加で、団体見学を100%確実に実施できる!」

というところまで運んでくることができました。


 で。

 さらに多くの方々にご参加いただきたく、わたくし、あれこれ考えました。


 考えた結果、

「取材とかしたことないから、参加するのをちょっとためらう」

という方があるいはいるのでは!? ということに思い当たりました。

 ので、

【「取材初挑戦!」という方のご参加ももちろん大歓迎であり、
 というかむしろ、
 この団体見学は、取材経験を積むための第一歩として好適】

 であること、以下にご説明申し上げたく存じます。


 わたくしは、物語を組むのが主たるお仕事のひとなので、
「作劇」という視点から、取材について考えます。

 物語というのは、全て空想でも、組めますし、書けます。


 イタリアの著名な女流絵本作家は、

「父親の遺した図書室からほとんど外にでることなく、
 生涯の執筆活動の全てを行った」

との伝説、わたくしも聞き及んでおりますし、
そのようなこと、十二分に有り得ることだとも認識しております。


 が

『よほどの天才でもない限り、
 純粋な想像力だけで組み上げられる“世界の幅”には限界が訪れてしまう』

ことも、また確かな事実ではないかと存じます。


「今はまだ無い、新しい世界を作る」ことが作劇の根本欲求のひとつであるとするのなら。
『自分の想像力という枠に閉じ込められた物語の再生産を繰り返す』ことは、
その根本欲求を腐らせてしまう行為にすぎないと、わたくしは考えます。


 ので、取材です。

 例えば、「自分の両親に、若いころの話を聞く」ことも、極めて立派で、
かつ合理的な取材です。

 肉親関係ほどのリラックスした関係にあれば、
そして時間をいくらでもかけることが出来る取材に事実上なるのであれば、
聞き出せる話は、当時の風俗、ある種の若者の行動・思考を、
ものすごく詳細に掘り下げたものとなるのではないかと考えます。

 それはおそらく、あなたの世界を大きく広げてくれる筈です。



 あるいは、「カメラを持って、近所の野良猫を探して歩く」こともまた、
非常に面白い取材です。

 
 ネコがどんな場所にいるのか。
 どんなネコたちがこの周辺にはいるのか。
 カメラを向けたとき、どんな反応をネコは見せるのか、それには個体差があるのか否か。
 ご近所の人たちは、カメラを持ってうろつくあなたにどんな反応を見せるのか。
 ネコの写真を上手にとるには、どうしたらよいか?

 などなどの疑問や情報を、あなたは間違いなく得ることができ。

 そして、そうした経験は、「ネコを撮影するときの苦労」はもちろん、
「記者や、カメラマンの苦労」を描写するときにも、
ある一面の深みを、必ずや与えてくれることになるでしょう。 
  
 
 
 で。

 「旅行取材」というのは、取材の中でも、
もっとも派手で、もっとも難しい類のものです。

 「知らない場所に行く」 
 「初めて会う方のお話を聞く」
 「その土地の言葉を聞く、匂いを嗅ぐ、足元の感触を知る」
 「そこの食べ物を食べ、時間のうつりかわりを経験する」

――そうしたことを、限られた時間と予算の中で行ない、
かつ有意な成果をあげることが、「旅行取材」には求められます。



 ですので、

『取材目的の明確化』
『事前調査(取材対象への文献・資料調査)』
『事前準備』

などなどをきっちりと行っておくことが非常に重要となり。

 それらを怠ってしまった場合、

「行って、帰ってきて、楽しかった」

いうだけの結果を招いてしまいかねないのです。

(それでも無論、行かないよりは100億倍有意です。
 「その土地の土を踏み、温度を感じ、空気を吸う」だけで、
 描写の質は絶対的に変わってきます。
 「迷いなく書ける一点」が定まるということは、
 「描写の軸が定まる」ということですので)


 で、この



2013/08/30(金)「内浦漁業協同組合 漁業探検コース」 (静岡県・内浦)
団体見学のお誘い


内浦団体見学は、

「その辺がある程度お膳立てされている上での取材経験をつめる機会」

となるのではないか――と、わたくしは考えます。



 のでので、もし、

「取材とかしたことないから、参加するのがちょっとこわい」

的なことをお考えで悩んでらっしゃる方がいらっしゃいましたら、

『なればこそ、是非のご参加を!!!』

と、わたくし、強くオススメ申し上げます次第です!


 どうぞ、前向きなご検討と、可能でしたらのご参加の程、
たまわれますと、とてもうれしく存じます!!!!!



 で。

 そのような取材の「かわりだねの成果物」であるところの、



『かや姉小さな旅 〜広電に乗りに行こう〜』



についてのレビュー!


「おすすめ同人紹介」


のみなみさんから頂戴できましたこと!

よろこんでご報告申し上げます!!!

http://southerncross.sakura.ne.jp/circle/fukigentei.html#130820


わたくし、

「作者が、読んでくださる方の読み方に影響してはいけない」

と考えるタイプでございましたので、

いただきましたレビュー・ご感想には、

「読んでいただき、ありがとうございます!!」

という気持ちばかりしか抱くものございませんのですが、しかし!

「ビジネスパック情報、お役にたちましたようでなによりです!」

ということ、素直に嬉しく存じましたので、
そちらのみ、特記させていただくことといたします。


 
 と、先日より更に一日が経過したことにともないまして、



『ものべのインタビュー』


の方、第23話が公開されましたことも、あわせ喜んでご報告申し上げます!


 こちら、全61話のロングコンテンツ&過去分も随時チェック可能!
となっておりますので、

ものべの - すみ
『ものべの -happy end-』


に少しでも興味もってくださる方におかれましては!

ぜひのご一聴たまわれますと、とてもうれしく存じます!!

 

 で、先日のわたくしは

<書き物 : ev1 全部まで>

<お勉強 : ハリウッド・リライティング・バイブル
       http://hexaquarker.com/rewitingbible_resume_130819.txt >

<マンガ関係 : 資料読み>

という進捗を重ねまして、
本日もそれに準じていきたく思っておりますこと、
あわせ謹んでご報告申し上げます!


 と。

 本日のご報告は以上で全てとなります。


 とにもかくにも焦らず急いで丁寧に手と心と頭とを動かしまして、
各種 作劇、執筆、製作と重ねて行きたく存じます。


 今日もいちにちがんばります!

 そして、みなさまの本日がたくさんの笑顔と安心と安全とあたたかさとに満ちたものとなられますこと、願います。

 おたがい、よりよい今日をすごしましょーです!

 
posted by 進行豹 at 07:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌