2015年02月09日

客布団→猫布団 / ヘタだけど面白い

 夜ですね、こんばんわ。
 
 【新作:シナリオ】新しい1ブロック書き上げてご提出してOK頂戴いたしましたこと、
まずは喜んでご報告申し上げます。

 以下、雑談などふたつばかりです


『客布団→猫布団』

 わたくしは昨年の9月にお引っ越ししたのですが、
その際、実家から父が泊まりにくることなどあるかもしれん、
と思いましたので、客布団を購入いたしました。

 が、実家はあまりに近すぎて(車で二十分くらい)、
今はお仕事機関中なので、友人とがっつり家飲みするようなこともなく――
という状態なので、客布団、押入れにしまいっぱいになっておりました。

 すると、うちの猫のひゃっけん先生がそこに目をつけてしまいました。

nekofuton.jpg

「猫が寝た布団をそのままお客様にお使いいただくわけにも」

と思ったわたくしは、翌朝、いそいそと布団干しなどいたしました。

 すると、あたたかふわふわになった布団には当然のようにひゃっけん先生が潜り込み、
結果現状、客布団は猫布団と成り果ててしまってございます。

 特段、気の利いたオチなどもなく、これは、それだけの話です。




『ヘタだけど面白い』

 わたくし、お話を作ることを生業としております。

 ので、人様の作られたお話に触れさせていただくときにも、
やはり、技術的な部分、どうしても意識してしまいます。
 
 楽しみたくて見ていても「上手いなぁ」「稚拙だなぁ」などという
つまらないことが、どうにも気になってしまうのです。

 で。

 その“技術的な部分”がものすごく荒削り――
というと言葉を飾りすぎで、ぶっちゃけていうと
「未熟で、ブサイクで、意味が取りづらくて、
 わたくしごときのレベルから見ても、ヘタのヘタクソ」
としか評価しがたいものであるのに、けれど
「間違いなく面白い。続きが気になって仕方ない」
というものに、ごく最近、触れてしまいました。

 本質的にわたくしは
(自分自身が恐らくその方面の能力に長けないからこそ)
「整頓」の二文字が大好きで。
 お話的、技術的な面でも、『よく整頓されている、端正な』物語を
大変に好む傾向があるかと自覚しております。

 ので、前記したような「乱雑に取りちらかった作品」に
惹きつけられてしまうということは、とくに最近においては珍しく。

 珍しいゆえ「何故にこれほど面白いのだろう」と、
つくづくと考えこんでしまいました。

 その結論は、ごくごく単純に

『作者は、この作品が書きたくて書きたくて書きたくて、
 けれども技術が追いつかなくて、余計に乱雑になってしまって――
 それでも、“書きたい部分”は、間違いなく伝わってきているのだ』

――というようなところに、落ち着きました。


 わたくしは、心技体という言葉が大好きで、
よくそれについて考えこむものでございますので、

上記したようなことこそ、まさに、

「心技体の筆頭が、“心”である」

ことの体言であるのだろうなぁ、というようなことも思いました。


 ので、わたくしも、いまの【新作:シナリオ】を。

 そして、これから書いて行きたく思っている、
まったく新しい物語を。

 「書きたい気持ち」を損ねないよう、丁寧に――
書いて、形にまとめていきたいなぁ、とか思いました。




 以上、ご報告と雑談とまでの日誌となりますが、失礼いたします。

 おたがいに、よりよい今日をすごしましょーです!
 
posted by 進行豹 at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌