2015年06月08日

とても嬉しいメールをいただいたので、勢い任せに今感じていることを書きます!

 夜ですね、こんばんわ。
 
 【新作:シナリオ】ひきつづきましてがんばっております!

 で。
 本日さきほどメールチェックをいたしましたら、
とてもとても嬉しい嬉しい嬉しい嬉しいメールが届いておりました。

 そのメールがどのような内容か……ということを、
具体的なことは書いたらいけないような気がするので、
架空の、ファンタジーの話として、
なんとなーくご説明させていただきたく存じます。


*** (以下ファンタジー)


 わたくしのお仕事というのは、ファンタジー世界でいうなら、
傭兵参謀のようなものでございます。

 王国(会社)があり、高名かつ有能な諸将(原画家さんやライターさん)がおり、
しかし作戦立案(企画)がイマイチ決まらない――という場合に、
わたくしは雇い入れられます。

「これこれこういう目標(購買層)に対し、これこれこういう戦果(売上)
をあげられる作戦を立案せよ」

との王命を受けて、わたくしは作戦立案します。

「これならば戦える、勝てる」とのご判断を頂けた場合、
企画は現実のものとなり「ゲーム制作」という名の戦争が始まります。

 国王(社長/プロデューサーさん)は政治(政治)を行い、また兵站を整え(金策)。
 戦争が完遂されるように――と、ありとあらゆることを為して下さいます。

 歩兵将軍(ライターさん)は、作戦通りに的確に戦線を構築し、
騎兵将軍(原画家さん)が最善の状態で突撃をかけられるよう整えます。

 今回の新作の場合、傭兵参謀であるわたくしが歩兵将軍も兼務でございますので、
ともかくも自分の作戦が効果をあげられますよう、ひたすらに目の前の障害を
クリアしていきます。

 歩兵があるていど戦線を固めたら、いよいよ戦場の華、騎兵将軍の出番です。

 作戦および戦線構築がある程度でもうまく機能していれば、
有能で強力な騎兵将軍による騎兵突撃は、
戦争を一気に勝利へともっていってくださいます。

 しかしながら。 

 作戦、もしくは歩兵による戦線構築が完全に失敗している場合、
「どんなに有能で強力な騎兵突撃も、城壁に生卵をぶつけるに等しい有り様に陥る」
こととなってしまいます。(俗に言う「原画家の無駄遣い」状態)

 ですので、「戦場を整えること」というのは、
地味ながら極めて重要な仕事となってくるのです。

 そして、戦線・陣地構築のため――
もっとも地道で、しかし極めて重要な役割を果たしてくださる兵種がございます。

 その兵種とは「工兵」です。

 わたくしは、傭兵でございますので、政治にも人事にも全く口出しできませんし、
口出しをしようとも思いません。

 しかしながら、先の戦において。
 わたくしと同じ戦線に立つことはなくとも、
しかし間違いなく"ともに戦って"くださった、
傭兵である工兵将軍さんの活躍ぶりについては、
強い感動とともに記憶しておりました。

 「この山にトンネルが欲しい」
 「ここに架橋をしてほしい」
 「伏兵を隠せるよう、この森に霧をかけて欲しい」

 ・・・現実の地形を軽視している――と叱咤されても仕方ない、
わたくしの作戦上の無茶を、その工兵将軍さんは、
魔法のような手際を持って、見事に実現してくださいました。

 「現実の風景を、理想の風景に作り変える」

 その素晴らしい仕事による支援を得、
王国のまさに至宝たる騎兵将軍さんの、ただでさえ爆発的な突撃力は冴えに冴え。

 結果、先の戦は押しも押されぬ大勝利を迎えさせていただくことが出来ましたかと、
わたくしとしては認識しております。

 
 戦が終われば、傭兵は散り散りになるものです。

 戦の後。
 わたくしは、工兵将軍さんが魔法のように描きだしてくれた地形をしみじみと眺めながら、
「ご縁があれば、またどこかの戦場でご一緒する光栄にあずかりたい」
と、深く思ったものでした。

 
 時が流れ。
 わたくしはまた作戦立案/歩兵戦闘のために、お雇入れいただくことが出来ました。
 
 そして迎えた今回の作戦。

 国王がお雇いくださった工兵将軍もまた、前回と同じ方でした。

 そしてわたくしはわたくしの作戦を立て、その作戦を歩兵として地道に進捗し。

 地道に地道に進捗し「あとは騎兵突撃を待つばかり」という段階に近づきつつある今日のこの日、
同じく、ご自分の戦場でご自分の戦果を素晴らしい形でおあげくださっている工兵将軍さんから、
お手紙を頂戴することができたのです!

 その内容は

「前回の作戦は気に入っていた。
 小官は今回の作戦の全容を把握しているものではないが、
 前回の作戦同様、今回の作戦も素晴らしいものとなるよう応援している。
 そして、作戦が成功裏に終わるよう、
 小官も全力をもって 小官の職務を遂行することをお約束する」

といった感じのものでございましたのです。



*** (以上ファンタジー)

 ――このお手紙を頂戴し、わたくしのテンションは跳ね上がりました!!

「プロ中のプロの方に、『いい仕事をしたね』と褒めていただけた!!!」

と、そのように感じましたからです!!!


 のでので、そのお褒めの言葉に背かぬように、
本筋以外の部分も残り、カウントダウンできる程度となってまいりました、
【新作:シナリオ】の方。

 気合いもあらたに、けれども上滑りせぬように!
 心を込めて、丁寧に丁寧に書いて行きたく存じます!!!
 

 当座は、明日。
 小さいの一個をご提出させていただくつもりですので、
そのご提出がおわりましたら、落ち着いたテンションで丁寧に、
お返事のほうしたためさせていただきたくも思っております。

 そのように思っておりますのですが、 
「あまりに嬉しいので、どっかに書いておかないとヘンなテンションをシナリオにも持ち込みそう」 
とも懸念し。
 よって、こちらにて、上記をさせていただきました次第です。

 地道にでもがんばっておりますと、
思いもかけないご褒美をいただけることがあるものですね!

 と、いうことで、みなさまにも思いもかけないご褒美がありますようにと祈りつつ、
本日の日誌を結ばせていただきます。

 お互いに、よりよい明日を迎えましょーです!!
posted by 進行豹 at 20:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌