2015年07月31日

ムーンライトながらに乗って、田上俊介さんとお会いしてきました! (後編)

 夜ですね、こんばんわ。
 
 と、いうことで中編
http://hexaquarker.sblo.jp/article/158187154.html
の続きでございます。

 有馬温泉にいくために、三田から神戸電鉄に

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乗り込んだ田上さんとわたくしは、あれやこれやと楽しくお話し、
楽しくお話するうちに、列車は終着駅につきます。

「ここから乗り換えで有馬温泉ですね!」

と飛び出したわたくしは、目の前にあった駅名標に、見知らぬ文字列を見つけます。

『ウッディタウン中央』

――さて。
ここで一枚前の写真、神戸電鉄1000形車両の写真をご確認ください。

行き先表示は確かに、『ウッディタウン中央』となっております。

 つまり! 「一本でも早い電車を」と急ぎすぎたわたくしは、
三田駅から有馬口駅へと向かう神戸電鉄三田線ではなく、
三田駅からウッディタウン中央駅へと向かう神戸電鉄公園都市線に乗ってしまって――
というか、田上さんのことまで引っ張っていってしまったのでございました!!

「これは頭を丸めてお詫びするしか」と思いつめるわたくしに、
田上さんは、「いやいや、地元の自分がしっかり確認するべきでした」と
優しい言葉をかけてくださり。
 かくしてわたくしたちは、分岐駅である横山駅まで戻り、
有馬口-有馬温泉と乗り継いで!

 そうして、見事!

 有馬温泉駅へと到着したのでございます!!!(歓喜

 有馬温泉駅は、駅周辺ふくめた全体が、非常にのどやかな雰囲気で、
ひとかげもまばらで、とても日本屈指の温泉街とは思えませんでした。

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「おすすめの日帰り温泉などがもしもあったら」とお尋ねしたわたくしに対し、
田上さんは、
「この辺の山は良く走りますが、温泉に入ったり観光したりはしたことが無いんですよ」
と申し訳無さそうにおっしゃられます。

 「山を走る???」と、さらに尋ねてみたところ、

1:田上さんの趣味はトレイルランニングという、山を走るスポーツである

2:トレイルランニングの大会で、田上さんは一着でゴール。
  (けれど、山道は狭いので、時差スタートをする関係で)、タイム二着、
  という堂々の成績を上げたこともある。

3:何故トレイルランニングを始めたかといえば、
 倒れてしまって仕事に穴を開けてしまい「これではいけない」と考えたから。
 それで食生活や運動環境の改善を続けるうちに、
 「菜食基本の食生活+トレイルランニング」が自分にはあってるらしいと落ち着いた。

4:その結果、体脂肪率は5%以下で安定し、風邪をひくこともなくなった。

5:が、トレイルランニングも食生活も、結局はただ体調を整えるための手段。
  体調を整えるのは、少しでも長く絵を描き続けたいから。

――というお答えをいただきました。


 そのお答えに、わたくし 「すげぇ」と素直に深く関心し。
 初対面のときに覚えた 「この人なんかすげぇ」「透徹してる感じがする」
という直観が、正しいものであったということを深く理解したのでした。

 で。
 その理解から導かれます、現状認識に関する結論は、
「田上さんは有馬の温泉街に詳しくなく、
 田上さんに丸投げしようと思っていたわたくしは、まるでノープラン」
というものとなりました。

 ならば、足で稼ぐしかありません。

 田上さんの健脚ぶりとはくらべるべくもございませんが、
わたくしもくっそ重いカメラバックを背負いながら、
「取材先では、その土地の全景を撮れる高い場所からの一枚を忘れないでください」
という、至極ごもっともなご依頼にお答えすべく、
えっちらおっちら階段をのぼりおりすることを繰返してきた人間です。

 この角は右、階段を登ったら左、と、足の向くままに歩を進めていきましたわたくしたちは、
やがて、六甲山ロープウェイの有馬温泉駅に到着いたしました。

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「せっかくなので乗りましょう」と田上さんをお誘いするとご快諾いただけ、
そそくさとロープウェイに乗り込みまして、

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六甲山頂駅へと辿り着き。

 六甲山頂駅では、謎の建築物

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を発見し、

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その内部へと入っていったりいたしました。

 ……謎の建築物の内部は、外界より少しひんやりしておりました。
 そして、その他には、まったくなにもございませんでした。


 ――と、いうわけで再びロープウェイで有馬温泉駅へと戻った田上さんとわたくしとは、
ロープウェー駅近くの「かんぽの宿」で、温泉につかることといたしました。

 有馬の温泉は「金の湯」というものがつとに有名と聞いておりましたが、
実際、お湯は金色でした。

 かんぽの宿の日帰り入浴は600円で、サウナも何もないシンプル極まるお風呂でしたが、
それだけに金の湯の存在感はいや増して、わたくし、たっぷりと骨休めさせていただきました。

 たっぷりと湯につかったあとは、おいしいものを――ということで、
駅へ向かう途中にあったレストランに入り、神戸ビーフのカレーなどを美味しくいただきました。
(基本菜食の田上さんは、、
「人とあうときには、肉でもなんでもがっつり食べる」という方針だそうで。
それを事前にお伺いしていたので、構えることなくメニュー選択が出来ましたのです)

 で。食後まったりしているときに、
(田上さん面白い。もっと深くお話聞きたい!)と思いましたわたくしは、
「いきなりですみませんが」と、

同人誌
http://hexaquarker.com/erg100/erg_100.html

に載せるためのインタビューをさせていただけないか、と
恐る恐る打診させていただきました。

 すると、田上さんは「いいですよ」とご快諾くださり!
 その上
「列車が出るまで、まだ時間ありますよね。この後このままインタビューでも大丈夫です」
と、大変に男気溢れるご提案をくださいましたのです!!

 そこでわたくし、すぐさまにペンとメモとを取り出し、
己の興味がおもむくままに! 田上さんにがっつりとインタビューをさせていただき、
また、
「『ものべの』をあれほどに美しい世界に、空気に仕上げてくださった右手!」

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のお写真を撮らせていただいたりもいたしましたのです!


 上記インタビューの内容は、今回の夏コミで発行する
『エロゲ界隈100人インタビュー コピー誌版 vol2』に掲載させて頂く予定ですので、
ご興味お持ちくださった方におかれましては、
どぞどぞ、続報の方お待ちいただけますととてもうれしく存じます!


 ――で。
 温泉入り、お腹いっぱいたべ、
田上さんのお話をじっくり聞かせていただくうちに、
有馬は夕暮れ時を迎えてしまっておりました。

 名残惜しくはありますが、帰りの電車を逃してしまえば、
東京行きのムーンライトながらに乗りそびれ、
大垣で一泊を強いられることとなってしまいます。

 ので、田上さんに
「またぜひ! お会いいたしたく思います!!」
とお伝えし、
「ええ、ぜひそうしましょう!」
との嬉しいお言葉を頂戴し――

そしてわたくしは電車を乗り継ぎ、
かえりのながら
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の昭和の匂いのするシートに埋もれながら。

「田上さんは、エルフの[修道僧'モンク]のようなお人であったなぁ」

という感想を、しみじみと胸にめぐらせつつ、幸せな眠りに落ちていったのでございました。


(おしまい)



――と、今回の旅行のレポは、ざっとでありますがこんなところでございます。

 と、いうことでひとまずは。

 お互いに、よりよい明日をむかえましょーです!
posted by 進行豹 at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2015年07月30日

ムーンライトながらに乗って、田上俊介さんとお会いしてきました! (中編)

 夜ですね、こんばんわ。
 
 ということで前編
http://hexaquarker.sblo.jp/article/157847328.html

 の続きです。

 田上さんにお会いするため、
夜行快速「ムーンライトながら」に乗り込む必要があったわたくしは、
新宿から小田急に乗り込みました。

「何故小田急?」というご質問には、こう答えましょう。

『青春18きっぷは、11850円で5回(人)分を使える
 JR全線の普通・快速乗り放題きっぷです』

『ゆえに、1日分の乗り放題に対する切符価格は、
 2370円となります』

『東京からながらに乗ると、23:10発なので、
 他にJRを使わないのならば、23:10-23:59までの
 49分間のために青春18きっぷを1回分使うことになってしまいます。
 それはもったいないので、日付が変わって次の停車駅
 (そこから、また新しい日付分の青春18きっぷ
 1回分が必要になる)である、小田原までの、
 東京からのきっぷ代、1490円を負担する、という選択肢が出てきます』

『しかし、新宿から小田原まで小田急を使うと、
 きっぷ代は874円で済むことになり、さらにお得となります』

『ゆえに、わたくしは小田原まで小田急を使い、
 そこからムーンライトながらに乗ることを選択したのです』

――のです!

 のですが、深夜帯の下りの小田急は、
完全に「通勤からの帰宅列車」で、旅情もへったくれもありません。
 しかも、軽度のラッシュ状態です。

 「これならば東京から乗って行って寝ちゃってた方がましだったかしらん」

と思いもしたのですが、町田を過ぎたあたりでようやっと空席が目立ち始めたので、座り。

 「やはり小田急で正解だった」と手のひらをくるり返しつつ、小田原に着。

 そのまま、日付が変わるのを待ち、窓口で青春18きっぷの1回め欄に、
「7/28」のはんこを押してもらい――

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そしてわたくし、ムーンライトながらに乗り込みました。


  ムーンライトながらの雰囲気をひとことで言い表すのなら、
『昭和の空気そのままの夜行快速』です。

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 若い乗り鉄もいれば、ワンカップを開けている中年男性もいます。
 お年を召した方の姿も珍しくは無く、親子連れもちらほらと。 

 深夜のためもあり、皆一様に無口で、
車窓を流れる夜景を楽しむ人の姿はほとんど見られません。

 ごくごく一般的な特急車両のものと変わらぬシートはもちろん、
リクライニング機能を持っています。

 後方の乗客さんに座席ごしの会釈をし、リクライニングを軽く倒して、
わたくしは、カバンの中から
『100円ショップで買ったパウダービーズのネックピロー』
と、
『amazonで買ったそこそこいいアイマスク』
を取り出します。

 幸運にも、わたくし、予約時に窓際の席をとれましたので、
背もたれはもちろん、
窓のでっぱり
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部分にもネックピローをもたれかけさせたりもして、
非常に快適に睡眠に陥ることが出来ました。


 ・・・深夜帯には、車内放送もお休みになります。
 

 ので、車内放送から流れてくる車掌さんの声に
わたくしが目覚めさせられましたときには、
ムーンライトながらはもう、名古屋についておりました。

「小田原で寝て、目覚めたら名古屋」
魔法のような素敵さです。

 浮かれたわたくしは、普段はせぬ
『自撮り』などしつつ、

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大垣までの残り乗車時間をとても楽しく過ごしました。


 大垣からは、米原、京都と経由して、嵯峨嵐山の駅につきます。

 トロッコ列車に乗れる「トロッコ嵯峨」駅は、嵯峨嵐山駅の目と鼻の先。
 で、トロッコ嵯峨駅の横っちょには、どどん、と、

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泣く子も黙るデゴイチが静態保存されたりしておりました。

 嵯峨嵐山駅近くのホテルのティールームだと、モーニングが08:00から食べられたので、
そこで、トースト+りんごジュースで400円のトーストセットをいただいて、
08:45のきっぷ販売開始を待ち。

 販売開始とともに無事に指定・乗車券を購入し、
「良い」と評判のトロッコ列車に乗り込みました。

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 ――トロッコ列車、なるほど評判になるだけのことはございました。

 風光明媚な緑と水との中を駆け抜けていくことはもちろん、
トンネルも実に数多く通過し、生きている鉄道トンネル内部の様子を、
窓ガラス越しではなく剥き出しに見られる! ということも、
大変嬉しく貴重な経験であると感じました。

 トロッコ列車は、やがて終点、トロッコ亀岡駅につきます。


 トロッコ亀岡駅から最寄りJR駅である馬堀駅までに関しましては
「徒歩10〜20分」というあいまいな情報しかわたくし事前入手できず。
「どうなることか」と内心不安に思っておりました。

 が、歩いて見れば
「案内看板はたくさんだし、線路沿いを歩いていくだけだし、
 距離もそんなに離れていない」ので、
見込んでいた時間よりかなり早く、馬堀駅に到着することができました。
 
 こうなってしまえば、あとは一刻も早く田上さんにお会いしたい!
という気持ちが募ります。
 が、先様のご都合もございましょうので、ともかくも
『予定通りに進捗しておりますので、
 お待ち合わせ、時間・場所ともに変更なしでお願いします!』
ということだけお伝えし、
わたくしは馬堀から嵯峨野線に乗り、
京都に戻って→尼崎→川西池田→三田、と進み――
その途中のいずれかの駅にて、
無事に、というか、お待ち合わせ時刻より早くに!
田上さんと合流することが出来ましたのです!!!

 わたくし、目印に電車Tシャツを着て行きましたので、
田上さんの方からお声をかけていただく、という
光栄にあずかることができました。

「進行豹さんですね? はじめまして、田上です」
「あ! はじめまして。進行豹でございます〜」

 初めてお会いする田上さんは、
鋭く細く、引き締まった印象の持ち主でした。
 
 その印象がどこからくるか、といぶかしめばすぐわかります。

 体――肉体です。

 黒いシャツごしにもはっきりと見て取れるほど、
田上さんの体は引き締まり、引き絞られているのです。

 そういうときの定形形容である「カミソリ」や「日本刀」
に、しかしつきまとってしまう、“刃こぼれしそう”な印象はまるでなく。
 引き締まっていながらも、決して折れそうにない強さ――
いわば、(この表現だと逆に泥臭すぎる気もするのですが)
『火掻き棒のごとき肉体』をもってらっしゃることが、
少し見れば誰にでもわかるであろうほどに、
田上さんは、鍛えぬかれていらっしゃる方だったのです。

 わたくし、そういう「なんか、すごい特化してる」方に出会うと、
かなり気圧されてテンションおかしくなってしまうのですが、
そのときばかりは、
「田上さん、なんかすごいぞ!?」
という程度の感慨を抱くのみで、
ご用件をずばりと切り出すことができました。

 なんとなれば。

『田上さんとわたくしとは、待ち合わせ時刻より早くに出会えた』

つまり、

『予定より早い電車に乗ることが許される状況下にあった』

からです。

 予定より早い電車に乗れれば、もろもろの余裕が生じます。
 なにかトラブルにあったとき、リカバリできる可能性が大きく上昇します。

「予定より早い列車に乗れるのであれば、決してそのチャンスを逃してはならない」
と――血液中の鉄分が、わたくしを激しく急き立てます。
 
 ので、ご挨拶が終わるや否やで、わたくし、田上さんにご質問申し上げました。

「あの、細かいお話はその電車乗ってからでいいですか?」

「あ、はい。もちろんです。乗りましょう」

 今考えると、かなり不躾であったような気がしないこともないわたくしのご提案を、
しかし、田上さんは文字通りにご快諾くださいました。

 結果、わたくしは、田上さんと。電車内にて、
ご挨拶やら、お互いのお仕事に対する印象やら(恐縮すぎますが!)を、
親しく、忌憚なく、踏み込んでお話し合いさせていただくことが出来ましたのです!!

 そうこうするうち、列車は終着駅に着きます。

「あ――ついたみたいですね」
「ここで乗り換えれば、あとはもう有馬温泉ですよね!」

 わくわくと浮き立つ踵を抑えこみながら、わたくしは、
見知らぬ駅のホームへと飛び出していきました!


(後編へ続く)
posted by 進行豹 at 21:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 製作日誌

2015年07月29日

ムーンライトながらに乗って、田上俊介さんとお会いしてきました! (前編)

 お昼ですね、こんにちわ。

 と、いうことでわたくし07/27深夜-07/29早朝までの日程で、
ムーンライトながらに乗って、有馬温泉に行ってまいりました。

 その旅程(予定)が、

■最寄り駅 発
西武新宿着: 250727_22:02

■西武新宿→徒歩→新宿
小田急線急行(小田原行)
22:16-23:47

■小田原
ムーンライトながら
00:31-05:51

■大垣
東海道本線(東海)(網干行)
05:56-06:29

■米原
 琵琶湖線新快速(米原経由姫路行)
06:31-07:30
 
■京都
 嵯峨野線快速(胡麻行)
07:35-07:47

■嵯峨嵐山→徒歩(朝食)→トロッコ嵯峨
09:07 - 09:30

■トロッコ亀岡→徒歩→馬堀

■馬堀
 嵯峨野線(京都行)
09:59-10:22

■ 京都
 JR京都線新快速(姫路行)
10:30-11:05
  ↓
■尼崎(兵庫)
 JR宝塚線快速(宝塚行)
11:12-11:23

■川西池田
 JR宝塚線(新三田行) ↓
11:28-11:53

■三田
 神戸電鉄三田線(新開地行)
 12:08-12:28

■有馬口
 神戸電鉄有馬線(有馬温泉行)
12:34-12:38

■有馬温泉(神戸電鉄)
18:00くらいまで滞在

■有馬温泉(神戸電鉄)
 神戸電鉄有馬線(有馬口行)
18:24-18:28

■有馬口
 神戸電鉄三田線(三田行)
 18:33-18:55

■三田(兵庫)
 JR宝塚線(高槻行)
19:03-19:28

■川西池田
 JR宝塚線快速(同志社前行)
19:33-19:44

■尼崎(兵庫)
JR神戸線新快速(長浜行)
19:52-21:27

■米原
 東海道本線(東海)(大垣行)
21:29-22:02
 
■大垣
 ムーンライトながら
大垣 22:49-東京 250729_05:05

(帰宅)


――でございます。

 使用きっぷはもちろん、青春18きっぷ(+指定券+それぞれの私鉄きっぷ群)となります。

 電車に乗るのが好きなタイプの方なら、上記を見て、
「なんだこりゃ、もったいない!」
と思われるのではないか――と、わたくし、愚行いたします。

 なんとなれば、
「いきもかえりも、ほぼ同じ路線の同じ列車にしか乗っていない」
からです。

「かえりもムーンライトながら必須ならそれは仕方ないが、
 それなら大垣にはせめて、
 三田から谷川に出て、加古川まで加古川線に乗ってから向かう――
 くらいはしても良いのでは?」

と(青春18きっぷを使う以上は)思うようにも、
微妙に感じますからです。

 のですが、今回は

1: かや旅
   http://hexaquarker.com/kayatabi/tetudoukyoku.html
   ではない

2: 取材でもない

という電車旅であり、かつ

『一秒でも長く有馬温泉に滞在したい』

と考えておりましたため、あえての直線往復ルートを、
わたくし、選択いたしましたのでございます。

 では何故、「有馬温泉に一秒でも長く滞在したい」のか?

 その理由は、
 『田上俊介さん
http://www.geocities.jp/jhanome/
とお会いしてお話することが、
 今回の電車行の最大の目的であるから!』
でございますのです!


 田上俊介さん、というお名前をお読みいただき、
「ああ! あの!!」と瞬時にご理解くださる方は、
『ものべの村民検定』の、三級。
「ベテラン村民」であることを、このわたくし、
進行豹が謹んで認定させていただきます。

 なんとなれば! 田上俊介さんこそは、
『ものべの』シリーズの背景をあの空気感あふれる背景
http://www.lose.jp/wp/monobeno/world/
を、一手にお引き受けくださった、イラストレイターさんであらせられるから!
でございます!!

 ちなみに「田上俊介」さん。
お名前の読みは、「たうえしゅんすけ」さんでございます。
 たがみ、や、たのうえ、と間違えて覚えてしまっておられました
ものべのプレイヤーの方におかれましては、
この機会に是非、
『ものべのの 水と大地で たうえさん』
と、
“ものべのの背景をご担当くださった田上さんが、
 ものべのにより豊かな実りをお与えくださった! ”
という事実とともに、
そのお名前の読み、お覚えになられますように――と、
わたくし、強くおすすめさせていただきます次第です。


 で。
 ここまでをお読みくださって、
「??? それならなんで、嵐山でトロッコ列車に乗ったりしてるの?」

という疑問を覚えてくださった方も、あるいはいらっしゃられるのではないか、と思います。


 それは、
「とある方が、『嵐山のトロッコ列車オススメですよ』とおすすめくださったので、
 わたくし、単純に『乗ってみたい!』と考えていた」こと。

 そして、
「田上さんとわたくしとは完全に初対面。
 その上、メールも数通しかやりとりしたことが無い、という関係。
 であるため、
『初回からあまりに長時間のミーティングになると、
 お話あわなかったときとかに地獄を見るかも』
と少しは懸念した」こと

 の、ふたつの理由によって、ということとなります。


 と、こう書きましたことにより、あるいは、
「では何故、メール数通しかやりとりしたことがない
 田上さんと進行豹とが、いきなり有馬温泉でミーティングするの??」
というご疑念をお持ちになられる方もいらっしゃるかもとも存じます。


 
 ので、その辺の全てを解き明かすべく、
以下は、時系列でざっとした旅日記&前日記、
記していきたく存じます――




【2015年7月24日】
 わたくし、その日に「まいてつ」のシナリオオールアップした旨、
日誌にてご報告させていただきました。

http://hexaquarker.sblo.jp/article/156290840.html

 すると、田上さん
(それ以前には、ものべのの背景関係で、
 「ありがとうございました」「こちらこそ」
 的なメールを、数通やりとりしたことがあった――
 くらいのお付き合いでございました)
から
『まいてつのシナリオオールアップおめでとうございます!』
的なご祝辞メールを速攻で頂戴いたしましたのです!
 
 で、そのメールで
『田上さんも“ボリュームのあるお仕事”を丁度終えられたタイミング』
であったことを知ったわたくしは、
「いいタイミングなので、ちょっとした打ち上げでもしませんか?」
とメールをご返信させていただき、

田上「歓迎ですけど、私、兵庫在住ですよ?」

進行「兵庫の電車にはほとんど乗ったことがないですし、
   今は青春18きっぷシーズンなので、兵庫行きたいです!」

田上「そういうことなら、ぜひぜひ。
   ご都合の良い日程があったら教えてください」

というやりとりが発生いたしました。

 で、わたくし、そのお返事を頂戴して速攻で、
ムーンライトながらの空席
(ムーンライトながらは夜行快速なので、
 青春18きっぷでも乗れるのですが、
 全席指定のため、別途指定券を購入する必要があるのです)
を調べましたところ

『07/27 23:10 東京発大垣行 は空席あり』
『その他は全滅』

であることが判明しました。

 で、空席残数も△(残り少ない)の表示だったので、
ともかくまよわず、その指定券、および帰り
(07/28 22:49大垣発東京行) の指定券を購入しました。

 で、購入してのち、

「これこれこういう理由で、その日のものしか
 ながらのチケットが取れなかったのですが、
 もし田上さんが大丈夫なら、
 28日に有馬温泉でお会いできると嬉しいです。
 ご都合あわない場合でも、
 トロッコ列車-有馬温泉-加古川線乗りつぶし
 的にあれこれ堪能しようと思っています。
 ので、その場合は、また別の機会にお会いできればと〜」

的なメールをおそるおそるでさせていただきましたところ

「28日OKです。有馬温泉でお会いしましょう!」

という、まさしく文字通りの 『ご快諾!』
を、頂戴することができましたのです!!

 そこでわたくし、大喜びであれこれの準備を整え、
27日の出発を迎えること――となりました。

01.jpg

(中編へ続く)


posted by 進行豹 at 14:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 製作日誌

2015年07月27日

おでかけしてきます!

 夜ですね、こんばんわ。

 今夜23:10 東京発のムーンライトながらを使って某所にいって、
 明日夜のムーンライトながらで あさっての05:05に東京につくという、
 二泊の日帰り旅行にでかけてまいります!

 今回は取材でもなんでもないし、かや旅化の予定もないので、
写真など、よさそげなのとれたら日誌でアップしてみたく思います!

 それでは、いってまいります!!
posted by 進行豹 at 20:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2015年07月26日

ムーンライトながらに乗ってきます!

 夜ですね、こんばんわ。

 『まいてつ』関連シナリオにひとまず超大きな区切りがついたことを祝いで&
「一度お会いして御礼申し述べたい!」と思っていた方とお会いできることとなりましたので、
明日の深夜〜明々後日の早朝までの期間、ムーンライトながらをメインの移動手段とし、
青春18きっぷ二日分を使用しての鉄道小旅行にいってまいります!

 今回のは、取材でもなんでもないですし、かや旅化する予定もない(行き帰りは一人旅)
でございますので、非常〜〜〜に気楽でございます。

 ので、思いっきりにリフレッシュできますように、楽しんでまいりたく存じます!

 と、いうことで短いですが。


 お互いに、よりよい明日をむかえましょーです!
posted by 進行豹 at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2015年07月25日

Lose様ご新作タイトル 『まいてつ』であることが公式で大公開されました!!!

 夜ですね、こんばんわ。

 本日、Lose様の公式サイトを拝見させていただきましたところ、

http://www.lose.jp/wp/

 Lose様 3rd Projectのタイトルが、『まいてつ』であることが大公開されておりましたこと、
追随でご報告申し上げます!

 よりくわしい情報がわかるらしい電気外祭り関連のニュースリリースや、

http://www.lose.jp/wp/denkigai

 彩色スタッフさん募集の告知

http://www.lose.jp/wp/saisiki

なども同時にされておりますので、

上記、ご興味お持ちくださった方におかれましては、
是非是非是非是非! Lose様公式サイトの方、チェック&ブックマークいただけますと、
とてもうれしく存じます!


 で。

 『まいてつ』の四文字が、果たしてどのような意味合いであるのか!

 気にしてくださる方もいらっしゃるかとは存じますが、
それが、現時点でわたくしが公開していい情報には、明確に含まれないものであるかと存じます。

 ので、その点は厳にお指にロックでございますのですが――

まぁ、体験版が
(いつになるのかとか、どの程度のボリュームになるのかとかは、わたくし全く存じませんが)
公開されたあかつきには、まず間違いなく、
『体験版範囲内で明らかになる』であろうかとはほぼほぼ確信しておりますので。

 よろしければ、体験版リリースの方、「鬼が笑うかも〜」くらいの気長スパンで、
お待ちいただけますと、これまたとても嬉しく存じます!!

 
 とか、取り急ぎはそんな感じでございましょうか?

 ニュースがニュースなのでハイテンションで日誌書かせていただいておりますが、
現在わたくし、引き続き休養中でございますので、
本日誌を書き終わりしだい、またぐっすりと眠りに落ちたく思っております。

 もろもろのあれこれは寝ておきましたら取りかかりはじめたく思っておりますので、
もし、その辺お待ちくださっている方がいらっしゃいましたら、
どうぞ、いましばらく――ややのんびりめにお待ちいただけますと幸いです。

 と、いうことで、この辺で。

 お互いに、よりよい明日を迎えましょーです!
 
posted by 進行豹 at 21:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2015年07月24日

カウントダウン【0】! 新作シナリオ、オールアップいたしました!!!!!!!!!

 夜ですね、こんばんわ。

 まずは、謎数字のカウントダウンが【0】となりましたこと。

 そして、【新作:シナリオ】の方が、Hシーン含め、
全てライティング&ブラッシュアップ完了し、
ついさきほど――メール送信時刻でいうと、
「2015/07/24 23:01」に、
『ご納品完了!』いたしましたこと、
全力を持って喜びながら、ご報告させていただきます!!!

 と、申しましても、まだぼちぼちと、
「本編でもHシーンでも無い書き物」をお任せいただけます感じなのですが、
そちらは比較的余裕あり目? かな? と現時点では思っております。

 ので、今のわたくしは、とにもかくにも、
両肩からドっ、と、大きく重く大事な荷物を下ろし、
先様にお引き渡しできたように、感じております。


 で、体力は幾分余裕あるのですが
「気力が今、ぬけぬけ状態」でございますので、
24時間ほどがっつり休み、
基本「26日」(日)の朝方」から、各種ご連絡や、
とどこおっているメールのご返信などさせていただければと思っておりますので、
その辺お待ちくださっている方がもしいらっしゃいましたら、
どうぞ、いましばらくのご寛恕たまわれますと幸いです。


 わたくしがついさっきまでシナリオ書いておりました【新作】につきましては、
まだ公式様からタイトルも発表されていないような状態なので、
こちらから現時点で発信できる情報もまったくもってございません。

 のですが、タイトルやキャラ名などなど発表になってまいりましたら、
それにあわせて順次、「公表してもまず起こられないだろう、無難な周辺情報」について、
発信させていただきたくも思っております。

 ので、そのときになりましたら、どうぞ本日誌の方、チェックいただけますと、
とてもうれしく存じます!

 と。
 
 本日の日誌は、この辺までとさせていただきます。

 超大区切りがつきましたので、気の利いたことの一つでも書きたいのですが、
特には思いつきませんでしたので、いつもどおりに結びます。

 お互いに、よりよい明日をむかえましょーです!
posted by 進行豹 at 23:13| Comment(3) | TrackBack(0) | 製作日誌

2015年07月23日

がんばっております! (短信のみです

 夜ですね、こんばんわ。

 【新作:シナリオ】がんばっております!

 で、謎数字のカウントダウンも、0に向け堅調に進捗しております。

 遅くとも明後日か明々後日には、「0」に到達のご報告――
よほど大きな問題の発生なければ――
できるのではないか、と思っております。

 と、いうことで、短いですが。

 お互いに、よりよい明日を迎えましょーです!
posted by 進行豹 at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2015年07月22日

カウントダウン『1』

 お昼ですね、こんにちわ。

 【新作:シナリオ】がんばっております。

 で、謎数字のカウントダウンはいよいよ『1』となりましたこと、
喜んでご報告申し上げます。

 ここまで来て焦ってことを仕損じる理由はなにひとつございませんので、
焦らず落ち着いて丁寧に、わたくしなりのベストを尽くし、
目の前のひとつに臨んでいきたく存じます!

 と、いうことで、短いですが。

 お互いに、よりよい今日をすごしましょーです!
posted by 進行豹 at 14:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2015年07月20日

カウントダウン『2』

 夜ですね、こんばんわ。

 【新作:シナリオ】がんばっております。

 で、謎数字のカウントダウンは『2』となりましたこと、
喜んでご報告申し上げます。

 2とはすなわち、1と1との集合体でございますので、
まずは直近の方の「1」を、できるかぎり質良く仕上げ切れますように、と、
ベスト尽くしたく存じます!

 と、いうことで短いですが。

 お互いに、よりよい明日をむかえましょーです!
posted by 進行豹 at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2015年07月19日

がんばっております! (短信のみです

 夜ですね、こんばんわ。

 【新作:シナリオ】 がんばっておりまして、
その他には特段のご報告事項なしです。

 と、いうことで短いですが。

 おたがいに、よりよい明日をむかえましょーです!
posted by 進行豹 at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2015年07月18日

カウントダウン『3』です!

 夕方ですねぇ、ばんじまして。

 【新作:シナリオ】がんばっております。
 でもって、謎数字のカウントダウンも、『3』までこぎつけましたこと、
喜んでご報告申し上げます。

 百里の道は九十九をもって半ばとするのがセオリーと存じておりますので、
とにもかくにも緩むことなく、次の「1」にのみ、
全力集中で取り組んでいきたく存じます!

 と、いうことで短いですが。
 
 お互いに、よりよい今日をすごしましょーです!
posted by 進行豹 at 16:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

がんばっております!(短信のみです

 日付ぎりぎりかわっちゃいましたね、こんばんわ。

 【新作:シナリオ】がんばっておりまして、
その他特段のご報告事項は無しです。

 と、いうことで短いですが。

 お互いに、よりよい今日をすごしましょーです!
posted by 進行豹 at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2015年07月16日

カウントダウン 『4』です。

 お昼ですね、こんにちわ。

 【新作:シナリオ】がんばっております。

 で、謎のカウントダウン数字も『4』となりましたこと、
喜んでご報告申し上げます。

 「ゴールが見えた」
 「目処がたった」

は、“つまらないミスを犯してしまうフラグ”の有力なものであるかと存じますので、
ともかくも次の「1」だけに集中し、質良く、かつできるかぎりの速度をもって、
仕上げていきたく思っております。

 と、いうことで短いですが。

 いささか気が早くはありますが、お互いに、よりよい明日をむかえましょーです!

posted by 進行豹 at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2015年07月15日

がんばっております!(超短信のみです

 夜ですね、こんばんわ。

 【新作:シナリオ】がんばっておりまして、
他、特段のご報告事項などなしです。

 と、いうことで短いですが。

 お互いに、よりよい明日をむかえましょーです!
posted by 進行豹 at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2015年07月13日

がんばっております!(短信のみです

 夜ですね、こんばんわ。

 【新作:シナリオ】まわりがんばっておりまして、
その他、特段のご報告事項などはないかと存じます。

 と、いうことで短いですが。

 お互いに、よりよい明日をむかえましょーです!
posted by 進行豹 at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2015年07月12日

カウントダウン5!

 夜ですね、こんばんわ。

 【新作:シナリオ】がんばっております。

 で、それと関係あるのかどうかな謎のカウントダウンは「5」となりましたこと、
喜んでご報告申し上げます!

 ここまでは、良い質でこれているかと存じますので、
残すところも質良く丁寧に仕上げていきたく存じます!

 と、いうことで短いですが。

 お互いに、よりよい明日をむかえましょーです!
posted by 進行豹 at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

がんばっております! (超短信のみです

 日付かわっちゃいましたね、こんばんわ。

 【新作:シナリオ】がんばっておりまして、
その他には特段のご報告なしです。

 と、いうことで短いですが。

 お互いに、よりよい今日をすごしましょーです!
posted by 進行豹 at 00:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2015年07月10日

休息しました! (短信のみです

 夜ですね、こんばんわ。
 
 今日からしばらくは落ち着いて(自分のペースで)書ける期間となりました。

 のですが、先日まで水面下であれこれあった影響で、
「精神面・モチベーション面は非常に良好」
「体力はへろへろ」
という状況に、本日のわたくしはございました。
 
 ので、今の今までぐっすり眠り、体力面もおおよそ良好な状態へもってまいりましたこと、
喜んでご報告申し上げます!

 反面、「今日書くべきを全然かけていない」こともたしかですので、
これから寝るまでがんばって、質良く焦らず書けますようにと、
ベスト尽くしたく存じます!!

 と、いうことで短いですが。

 お互いに、よりよい今日をすごしましょーです!
posted by 進行豹 at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2015年07月09日

がんばっております!(超短信のみです

 夜ですね、こんばんわ。

 【新作:シナリオ】関連、がんばっております!

 明日からは少し落ち着くので、寝て起きて仕事して区切りつきましたら、
じっくりと日誌の方も書きたく思っております!

 と、いうことで短いですが。

 お互いに、よりよい明日を迎えましょーです!
posted by 進行豹 at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌