門脇舞以さん、という声優さんがいらっしゃいます。
と――
ご紹介せずともみなさんすでにご存知であろうことは、
自宅にテレビが無いわたくしでも明確に理解できているほどの、
人気・実力を兼ね備えられた声優さんです。
「ものべの -pure smile-」
http://www.dramaticcreate.com/monobeno/
にて夏葉の声をご担当いただきましたことで、
幸いにしてご縁をたまわることができましたため。
わたくし、先日にtwitterを始めましたときに、
喜び勇んで門脇さんのフォローをさせていただきました。
その折。
門脇さんが、本の話WEB様において、
『一分書評』
http://hon.bunshun.jp/category/1minute_review
をご執筆されてらっしゃることに、気が付きましたのです。
実用書とか資料類の読書量の方が、物語の読書量を
圧倒的にうわまわってしまうありさまではございますが――
一応はわたくしも、読書好きです。
ので、門脇さんがどのような本をおすすめされているのかに興味を持ち、
「悪童日記」
http://hon.bunshun.jp/articles/-/4127
を、面白そう! と感じました。
そこで早速購入し、
毎食毎食の合間合間に、ちょこちょこと、
読み進めさせていただいておりました。
ご飯の味を感じなくなってしまうような過酷なお話ではありますが、
「悪童」たちが、一日を、次の一日をどう生き抜いていくのかが気になり。
結果、先日。読了にいたりました。
どんな筋書きで、舞台立てか――は
門脇さんがご紹介されてらっしゃいますし、
それ以上を語ればネタバレの愚を侵してしまう危険があるかとも思います。
ので、どうしても語りたいことだけを箇条で書かせていただきますと――
一:おばあちゃんのP113のセリフを読んだ、その一瞬に、
なんとなくの(日本-米軍的なぼやーっとした)
イメージで呼んでいたわたくしの価値観がガラリと
変化したことが自覚できて、面白かった。
二:ラスト二行の
(文章的には三行ですが、それでもやはり二行)
の鮮やかさにシビレた。
格好良すぎる!!!!!!
三:超読みやすい(テキストが)。
文章規則が明快で格好良く徹底されている。
ゆえ、内容が重くても、
(そう読みたいのなら)さくさく読めるし、
(そう読みたいのなら)どこまでだって深くも読める。
――ということ、わたくしは強く感じました。
そして、そこから、
「この本と、この本に出会わせてくれた門脇さんの書評とを、
是非ともご紹介させていただきたい!」と感じ、
いま、この日誌をしたためております次第です。
もし、少しでも興味をお持ちくださる方がいらっしゃいましたら、
ぜひぜひ! 上記リンクから門脇さんの本棚をチェックいただきましたり、
あるいは「悪童日記」お読みいただけたりすると、わたくしも、
なんとなくうれしく感じます!
――と、本日は以上をご紹介したことで大満足をいたしましたので、
日誌、そのまま結ばせていただきたく存じます。
おたがいに、よりよい明日をむかえましょーです!