2016年01月02日

『踊り子号にのって、ミニSLに乗りに行こう!』 (2015年最終にして2016年最初の列車旅のミニレポートです!)

大晦日〜元日にかけ、修善寺までいってまいりましたので、
簡単にですがレポします!



***


2015/12/31、早朝。
わたくしは、池袋駅、東武デパートマルチモニタ前、
という待ち合わせスポットで、両親の到着を待っておりました。

わたくしは、西武新宿線沿線住民。
両親は、東武東上線沿線住民でございますので。
池袋駅待ち合わせが一番都合よく思われましたためです。

今回の修善寺行きにあたっては

1:大晦日の列車は混むかもしれない
2:せっかくなので、普段は乗らない列車に乗りたい

ということで、わたくし、東京発の踊り子号のきっぷを手配しておりました。

無事合流に成功しまして、東京駅へ。




東京駅は、ホーム上からでも非常に楽しく、

toukyou_kiss.jpg
回転幕ぐるぐるで「回想」が「踊り子」になったりするのも嬉しく。




15両切り離し(1〜10号車は伊豆急下田行き。11〜15号車は修善寺行き)編成も旅行気分をたかめてくれて。

わたくし、いそいそと踊り子号に乗り込みまして、プレートなどを撮ったりします。





……わたくし、いままでは車輌に特段の興味をもっていない超軽度の乗り鉄でございましたのですが、「まいてつ」を通じて得たご縁から、車輌それぞれに固有のドラマがあるのだ――ということに、気がつくようになりました。

ので、取ったプレートで検索かけてみますと――
185系こと、「クハ185」さんは、国鉄が最後につくった優等列車(特急とか)用の車輌であるということを知ることができ。
「そっかー、わたくしは今、国鉄が最後に作った特急車輌とともに鉄道の旅を楽しんでるのか」
と、普段には無いプレミアムな気分を感じることができました。

 みなさまにおかれましても、
「プレートチェック→検索」してみて、鉄道の旅の楽しみアペンド!
「あ、これ初めて乗る車輌!」とお感じになったときなどには特に!
おすすめでございます!!


で。
駅弁などをパクついてると、



車内放送が流れてきます。

<<ワゴンには、コーヒー、お弁当、車内でしかお召し上がりになれないアイスクリームなど>>

「ああ、車内販売があるのか。コーヒーが飲みたいかな」
「スジャータアイスも売ってるって!」

と、わたくしと父とで盛り上がります。

<<なお、修善寺行き。11号から15号車の車内販売はございません>>

――ガーン。です。
持ち上げて→落とす。
車掌さんのアナウンス、かなりドSです。





熱海での(少し恨めしいような気もする)切り離しを経て、
今度は先頭車輌となった11号車さんの先導で、三島を経、
踊り子号はいよいよ伊豆箱根鉄道、駿豆線の線路へとはいっていきます。

・・・わたくし、とあるよんどころなき事情によりまして、
伊豆箱根鉄道駿豆線3000系電車を、深く深く愛する者でございます。

駿豆線の線路に185系さんで乗り込んでいくことに、
なんか浮気をしているような罪悪感を覚えてしまったりもいたしましたのですが、
『乗ってる車輌は外から撮れない』のも事実でございますので、
3000系さんとの行き違いのたび、




かなり嬉しく、素直に興奮いたしたことも事実です。


そんなこんなで修善寺着。




すぐさまバスに乗り込んで、修善寺ではなく「修“禅”寺」を参拝し、




しかるのち、修禅寺最高のレジャースポットのひとつであると思われる、
「修禅寺虹の郷」へと向かいます!




虹の郷のゲートをくぐると、すぐに鉄道駅があり。




そこからは、なんと!
15インチゲージ(ゲージ=軌間/向かいあうレールの内側と内側とで計った幅のこと。15インチは381mm。JR東日本の一般的な軌間は1067mm)の、ミニSLに乗車できてしまうのです!




「ミニSLとか子供の乗るものでしょ?
 どうせだったらD51形とかC62形とかC57形とか8620形とか乗りたいし」

と思われる方もいらっしゃるかと思うのですが――

しかし、そうした、いわばフル規格の機関車に乗る、というのは、
実は『牽引されてる客車に乗る』ということでございますので、
乗車中にものすごい「SL感」を感じられるのは……
汽笛、振動、車窓を流れていく煙……くらいなものかもと、個人的には思います。
(もちろん、観光SLの場合は、駅でじっくり機関車見れたり
 あれこれ楽しい経験があり、トータルではめちゃくちゃSL感を
 味わえるものでございますのですが!)

かたやミニSLは、剥き出しのトロッコに乗り、すぐ目の前にある蒸気機関車を
生で見つつの汽車旅ができますので――
おっきな炭水車(石炭と水をつむ車輌)に前面展望を完全に防がれてしまうタイプの蒸気機関車での汽車旅では、決して味わえない類の……
いうなれば、『ダイレクトSL感』を堪能することができるのです!!

「ミニSL + (お住まいの地域)」で検索かけると、
結構いろんなとこで走っているな! とお気づきになられるかと思いますので!

例:
http://mediawhoresonline.com/mini-sl/

http://homepage3.nifty.com/YKR/rink.htm

お気がむくことございましたら、是非是非! ミニSL、楽しんでみていただけますと嬉しいです!
(15インチゲージのミニ

・・・というか、『まいてつ列車SLハチロク号』――
ミニSLの活用を考えれば、早期にもあるいは可能かも!?
とか、ちょこっと考え始めたりも、わたくし、いたしておりましたりです!!





その後はディーゼル機関車に乗り換えて発駅まで戻り。
で、タクシーで宿へとむかって、
のんびり温泉つかって年越し。

明けて2016年の初乗りは、
うれしいことに3000系




3005さんでございまして!

車窓からの富士山などを堪能しつつ





三島田町までいって三嶋大社に初詣して。




神鹿園で鹿さんを眺め




しかるのち、縁起物の「めで鯛」など買い、
三島-熱海-大宮


を青春18きっぷ+普通車グリーンでらくらく移動し

大宮-川越は川越線。

川越で両親とわかれ、

そのまま徒歩で本川越へ。
本川越-入曽は




これまた好き好き車輌の西武新2000形さんにのっかりまして、
無事の帰宅を果たし。




で、乗車で思ったことも含めて、2016年の抱負などもたてました次第です。





「Crafta様ご制作気動車型長きっぷホルダー改、
 『御一夜鉄道』キハ07s長きっぷホルダー」




は、極めて使い勝手良好で。
前窓からきっぷが見え&出し入れも極めてスムーズに出来。
後ろポケットに交通系ICカードいれられるのも、
特に自由席グリーン券購入・使用のときなどに、とても便利でございました。


そんなこんなで実にみのりの多かった列車旅を経て迎えました2016年。

ますますと邁進していきたく思いますので、
どうぞ、よろしくお願いいたします!!

(おしまい)
posted by 進行豹 at 09:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌