2016年02月29日

『まいてつ列車ハチロク2号!』 たくさんの笑顔と、いくつかの課題とともに! 全力楽しく! 大胡-西桐生間を往復快走いたしました!!!

http://hexaquarker.sblo.jp/article/174250397.html
の続きです!

ふるさとバス
http://www.city.maebashi.gunma.jp/kurashi/188/189/191/p001744.html
に乗っかって、大胡の駅へとついてみると、
そこにはもう、上毛電鉄の担当者さんがいらっしゃいます。

「これ ――もう一つのヘッドマークなんですけど」
とカバンから、わたくしと一緒に旅をしている、
『ヘッドマークハチロク(妹)』を取り出しますと、
「それでは、デハにヘッドマークを着けにいきましょう。車庫へどうぞ」
と、するする話がすすみます。

実は、『まいてつ列車』の命であるハチロクヘッドマーク。
琴電様にご作成いただいたままの状態では、デハ101に装着できないのです!

そのことを事前に上毛電鉄様にご相談申し上げたところ、
「うちの方でジョイントを工夫してみるので、ヘッドマークを一枚送って
おいてもらえますか?」
とのあたたかなお言葉をいただきました。

わたくしの(妹)は、わたくしとともに「まいてつこころ旅」の会場から
会場へとわたりあるかねばなりませんので、Lose様にご相談すると、
Lose様のことなった「ヘッドマークハチロク(姉)」が、大胡に前入りしてくれる
こととなり。

そして、ジョイントを、当日取り付け可能なものにしていただけましたことにより――
本日ひさびさに姉妹揃い踏みで、デハ101さんの両面を飾ることとなりましたのです!


ヘッドマーク装着の様子は、早瀬さんがご撮影くださり!




そのご撮影風景をわたくしが 撮影するという念のいれっぷりにて、
デハ101にハチロクヘッドマーク、見事にきっちり装着されまして!




あとはもう、ハチロク2号! 出区のそのときを待つだけの運びとなりました。

なりましたのですが、わたくしには「乗車受付」という 大事な任務が待っております。

車庫内あちこちを楽しまれてる早瀬さんとひとまずはお別れし、
再び大胡の駅の前へと戻ってみると ――
早くもぼちぼち、参加者さんが集まり始めてくださってます!

『乗車受付を開始します。順番に並んでくださいね』

当選番号とお名前と、有志の 方からはカンパも頂戴し、
硬券二種――わたくしがご用意したものと、
上毛電鉄様が乗車される方へのプレゼントとしてご用意くださったものとをお渡しし、
また、ヘッドマークキーホルダーと、こころ旅名刺もお渡しします。




「進行豹さん。手伝いますよ 」
「なら、カンパの受付をお願いします」
「はーい」

早瀬さんが、わたくしの手からカンパ用にと用意していた、
小湊鉄道キハ200形バッグをお受け取りくださり




――

「「「 「!!!!!」」」」

――なんとまぁ、おひざの上、というか、ふとももの上へと置かれます!!


「カンパの方は、早瀬さんの おひざ の上で受付中です!!」

わたくしが声を張り上げますと、

「しまった! もう少し待てばよかった」

と、すでにカンパをくださった方の悔しそうな声が聞こえてきます。

(太ももパワー、すごいな)

などと妙な感慨にふけっていると、

「グラス、完成しました」
「おおおおお!」







ハチロクグラスと、凪ふかみグラス!
さっそく傍らに置かせていただき、簡易展示会の開催です!

パチャパシャカメラが鳴るうちに、名簿もびっちりいつしか埋まり、
まいてつこころ旅&まいてつ列車をいつでも影からお支えくださってる、
頑宣Ch恭平様とも合流し!
いよいよ、発車の二十分前――車庫からデハ101が出区して、
大胡駅ホームへと入線してくる時間となります!

「ホームに入って、写真自由に撮っていただいて大丈夫ですよ」

駅員さんのその声に、みながホームへと急ぎます!!






圧縮空気をしゅこーーーと吐き出し、デハ101! 入線です!!

乗車をすると――
「おおおおおお!」


なんとすばらしい内装でしょう! なんとレトロな中吊りでしょう!
それを下げてくれるこだわりっぷり ――なんて素敵なサービスでしょうか!!

夢中になってあちらこちらと見てるうち、あっという間に!!















そこここに撮影をしてくださる方たち!

そして直線、線路沿いでは、痛車組のみなさんとも並走です!!








その度、手を振り盛り上がります!!!

その盛り上がりのさなかにしかし、
わたくしはひとり、じんわりとしたものを感じておりました。


(……まいてつは、たくさんの方に知っていただけるようになってきたのだなぁ)


ハチロク号(試走版)のとき、これほどたくさんの撮影組のみなさまを目にすることはできませんでした。

それが、今は――

「進行豹さん、進行豹さん。
ほら、西桐生につく前に」

「ああ! そうでした!!」

早瀬さんのご指摘に、危ういところで思い出します。


当初計画であった、
『西桐生駅着後、桐生天満宮への参拝』

――これが、地元組の方にお聞きしたところ、
「時間的に結構キツそう」とのことだったのです。

ので、西桐生駅から一番近くの神社さんへと
お参り先を変更することといたしまして――

(ぱしゅーーーーーーーーっ)


――そのご説明を終えると同時に、
ハチロク2号は西桐生駅へと到着します。


駅で一枚記念撮影。

そうしてみんなで並んで歩いて――












参拝! でもって記念撮影です!!!




記念撮影後は一時解散。

再集合までは自由行動です。

わたくしたちがラーメンを、









あるいはひもかわうどんを、








いただいておりました――


その間に!




なんと、桐生天満宮参拝をしてくださった方もいらして、
「まいてつ」ヒット祈願! ましまし状態でございます!!

そんなこんなで駅へと戻り、

帰りの旅が始まります!!


追走組の方も先回りしてくださって、




帰りもにぎやかになりそうです!!








「御一夜名物! まいてつこころ旅記念、レザーマウスパッドはいかがばい?」
「ひとつください!!」





帰りの最初は、早瀬さんが番重さげての、車内販売のお時間です!


「こっちも一つ」
「缶バッジもください!」

番重下げた早瀬さんは、車内の視線を独占です!
お会計の方はテキパキ手早く、恭平さんが処理されます。

(ほわー、見事なもんだ)

見とれたわたくし、愚かにも――
あの状況下で唯一写真を撮れる人間だったにもかかわらず!
シャターを切るの、すっかりわすれてしまいましたのです!!!(土下座

「もうすぐ富士山下ですよ」
「!」

車掌さんが教えてくださり、
わたくし、マイクを握ります。

「みなさん! ちょっとおしゃべりをやめて静かに踏切の音を聞いてみてください」

https://youtu.be/Wo0p3TScCgI

(チンチンチンチンチンチンチンチン)


車内にもはっきりと聞こえてくるのは、電鈴式の踏切の、
懐かしくもあたたかな警戒音です。

踏切を通過してなお、しばらくみんな言葉を忘れてしまったかのように沈黙――っ!!?







「りょうもう号だ!!!」




東武鉄道の線路との併走区間、
東武特急りょうもう号が、デハ101ちゃんを追い抜きにかかってまいります!

「がんばれ! 負けるな! デハ101!!!」

応援虚しくあっさりと、りょうもう号はデハ101を置き去りに――
してしまったかと思いきや、なんとびっくり!
デハ101にぐんぐんと追いついていくではないですか!!!


(ええと、りょうもう号が110キロ出してるとして――
デハ101、130キロくらいだしてる!!?)

かと、わたくし思ったのですが、実は単純にりょうもう号。
赤城駅への停車のために、減速してただけだったのです!


かくてりょうもう号とも別れを告げて、
車中ときおり、手回しオルゴールでの音楽会なども楽しんでますと、








列車は間もなく大胡駅着――じゃんけん大会のお時間です!!

「最初はグー!! じゃんけんぽん!!!」

まいてつこころ旅連戦でじゃんけん力が鍛えられましたわたくしたちは、
途中それぞれ参加者さんたちを全滅させつつ、それでも勝利者様が決まって!







大胡駅へと列車がついて、車庫へ帰れば!




まいてつ列車ラストとの楽しみ! 車庫見学です!!!


車庫見学は、2班にわかれての行動となりましたので、
みなさまのツイートでそのご様子を紹介させていただきたく思います!

































で! みなさまのご感想です!!!






































































――という感じです!!!


総じてめちゃくちゃ楽しかったですし、
早瀬さんのふとももパワー! もとい、みなさんのご応援により、
カンパ、ヘッドマークキーホルダー売上も幸いにして予想以上となりましたので、
ハチロク3号! 走行に向け、準備開始いたしたく思います!!!


ただ! 今回、参加人数が試走版より多くなった。直線併走区間短かった、等々のこともあり

『線路の真ん中で立ち止まって撮影したり、黄色線を踏んでの撮影があったりした』
『神社へ向かう途上で、歩道を塞いでしまうケースが発生した』
『道路交通法を守れてないのでは? という懸念が発生した』

などが確認されたとのことも聞き及んでおります。


こうした事態の解決法は

A 「参加者みなさんが気をつけ合って、
  ルールを守った、参加者さんにも地域のみなさんにも鉄道会社さんにも 
  気持ちの良いまいてつ列車とする」


B 「わたくし、早瀬さん、恭平さんで完全に目の届く数の参加者さん数に絞り、
  危険行為をあらかじめ禁止してしまう」


――のいずれか、ないしはその中間の案を取っていく、というあたりに
落ち着くのではないかと思います。

 わたくしとしてはもちろん「A」が理想でございますので!
そうあれますよう、わたくし自身も大いに気をつけ、
また、参加者のみなさまにもその辺、もうちょっとずつ気をつけあって。

そして、より楽しいハチロク3号へと、楽しさのレール、つなげていきたく思います!!



今後とも、どうぞよろしくお願いします!!!


(おしまい!)
posted by 進行豹 at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2016年02月28日

『まいてつこころ旅』6駅目 メロンブックス高崎店様! 本職の方々ともご一緒に!! めちゃくちゃ楽しく着・発させていただきました!!!

『まいてつこころ旅』は、
Lose オフィシャルWebサイト
Lose様

の最新作にして、
わたくしが企画・シナリオをお任せいただいております、
まいてつ
まいてつ

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http://www.lose.jp/official/kokorotabi


その六駅目は、メロンブックス高崎店様――群馬です。

わたくしの住む埼玉県とメロンブックス高崎店様がある群馬とは、
隣県同士。八高線を使っていけば、始発時間帯でも、
0526入曽(地元駅)発- 0826高崎着と、わずか三時間で到着できてしまいます。

これは楽かも、保存車輌をたくさんたくさん見れるかも――
と考えましたわたくしは、例によって例のごとくに、


情報募集を行いまして、たくさんの情報をお寄せいただき
(ありがとうございます)

結果、ふたつの文字を、強く意識するようになりました。

「点在」

――そう。群馬の保存車両さんたちは、なかなかに広範に、そして駅遠くに散っていて、効率よく会いにいくことが難しそうな感じなのです。

そこでわたくし、
「まずは高崎を素通りし、そこから横川にいっちゃおう」
と考え、そのように乗り継ぎました。

車中でツイッターなどたしなんでおりますと、なんと!






こころ旅高崎へ向かう途中で、ハチロクの妹たちを訪ねてくださっているフォロアーさんのツイートを拝見することができ! 非常に嬉しく心強い気持ちになります。

その勢いで横川にまでたどり着きますと!!











ミニSLが!! 素晴らしく楽しいのでございます!!!

例え旧型の客車にのっていようとも、今時のSLでは、長いトンネルに突入し、
客席ごほごほ、煙にいぶされすすだらけになる――などということはございません。
(と、思うのですが、そんな素敵体験できるSLが国内にもしあったら、
ぜひぜひご教示くださいましです!)

のですが、ミニSL! 機関士さんのすぐ後ろの座席に座れば、
かなりダイレクトにボイラー内での石炭の燃焼を、蒸気の息遣いを感じ、
かなりもくもくたる煙を感じることができてしまうのです!!!

「これは素敵だ!!」 思った勢いで園内をさらにめぐりますと!!
















この他にもEF63さんはじめとする電気機関車、電車さんたくさんで、
ぶっちゃけ天国!!!! でございましたのです!!

「碓氷に来てよかった」

そう思いつつ、他のこにも会いに行くため、横川駅へと移動しますと、
なんと! JR東日本の現役動態蒸気機関車、
C61 20さんが、わたくしを待っていてくださいましたのです!!(歓喜




・・・ですがこのこに乗ってしまうと、メロンブックス高崎店様の入り時間に余裕で間に合いません。



涙を飲んで普通列車で高崎-前橋と乗り継いで、



前橋駅から中央前橋駅。
さらには大胡駅へと向かいます!















そして大胡からまた逆戻りして、中央前橋――のひとつ手前。
城東駅で下車をしまして――




D51 916さんとお会いして!

ここでお時間となりまして、いよいよ高崎!
メロンブックス高崎店様へと向かいます!!


店長様にハチロクヘッドマークキーホルダーをご進呈して、




早瀬さん、恭平さんとも合流しまして、
いよいよ発車準備よし!!


かくて出発進行となりましたイベントの様子は、みなさまのツイートで――
いつもはご紹介しておりますのですが、今回!
二点のみ、わたくしの言葉でご説明させていただけるほど、
記憶鮮明なことがございました!

なんと! JR×××と、JR××の現職の方が、
今回のまいてつこころ旅@メロンブックス高崎店様に、
ご来場くださっていたのです!!

しかも×××のほうの方は、(はっきりとはご明言されませんでしたが)
おそらくは現職の機関助士の方で――
わたくし、内心冷や汗を書きながら、
それでも「日ノ本の、帝鉄の話しだし!」とよい方向に割りきって、
早瀬さんのご支援も大いに頂戴しつつ、がんがんトークを展開します!

結果!

























そしてイベント終了直前、
「進行豹さん、サインいただけませんか?」
「いいですよ! どこに?」
「痛車に」
「!!!?」








というびっくりどっきりな出来事もあり、
トータル!!




――めちゃくちゃに楽しいイベントとなりました!!!

ご来場、ご応援くださったみなさま、まことにありがとうございます!!

で。

イベント終了後、わたくしは今回のこころ旅では二度目となります、




早瀬さんを電車でご案内! という大役を仰せつかりました。

早瀬さん、翌日にまいてつ列車から声優BAR直行



の強行スケジュールなので、移動の負担を減らしたい、とのことでございましたので、大胡駅近くに、お宿の手配をさせていただきましたのです!






レトロなお宿でしっかり休み!
明けて迎える2月の28日は!
いよいよ! まいてつ列車ハチロク2号!
大胡-西桐生間往復の旅の始まりです!!!!


(つづく!)
posted by 進行豹 at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2016年02月23日

『まいてつこころ旅 5駅目 ソフマップなんばザウルス1様』 大合唱の『未来行き☆列車』とともに、超充実で着・発させていただきました!!!

http://hexaquarker.sblo.jp/article/174166841.html

の続きです!!!


――何故、広島での熱いイベントを終えたばかりでシャワーも浴びず、
大阪行きの夜行バスへと飛び乗ったのか?

その理由のひとつはもちろん、
「出来る限り多くの大阪鉄道スポットをめぐるため」です。

が、今回はそれだけではなく!




「まいてつ」背景・車輌
「ものべの」背景
をご担当くださったイラストレイター、田上俊介さんと!
早朝からのお待ち合わせをもしておりましたからなのです!!!

田上さん、兵庫県の山の上(比喩ではなく)にお住まいになってらっしゃいまして、そこから駅まで山を駆け下り、始発にのって大阪駅へと向かうとなんと!

わたくしの夜行バスの着時間と、ほぼほぼ同時に大阪着となり、
タイムロス無く合流できる――という段取りになっておりましたのです!

がしかし。

お待ち合わせ場所としてわたくしが選ばせていただいた、大阪駅ステーションビルの“時空の広場”の金時計――には、午前五時五十分には近づけないということを。埼玉県民のわたくしは、そして兵庫県民の田上さんも――まったく知らなかったのです。

ので、そこはさっくりお待ち合わせ場所を変更し、
さほどの苦も無く(=新お待ち合わせ場所まで田上さんにご足労いただいてしまって)、無事に合流。




【進行】
「どこまわりたいですか?」

【田上】
「どこもおもしろそうなので、近場から、まわれるだけまわりましょう」

というお打ち合わせの後、取り急ぎは一番近いと思われた、




安治川口の貨物駅へ。

しかるのち、保存蒸気/保存機さんたちを次々訪ね――











――尋ねるうちに、かなり時間が怪しくなってきてしまいましたので、
泣く泣く新幹線公園の0系さんに会うことを断念し、大阪城公園へと向かいます。

大阪城公園には、ハチロクの8620の結構後ろのほうの妹、
68660が、動輪だけになりながらも、いてくれるはずだからです!

……居てくれるはず、なのですが――

【進行】
「どこでしょう?」

【田上】
「どこでしょうね?」

……大阪城公園は異様に広く、目印となるレストハウスがどこにあるのかさえ
わかりません。

「困ったときには地元の人に」

そう考えたわたくしは、即座に一人の、いかにも大阪のおっちゃん!
という方に狙いを定め、声をおかけいたしました!

「あの、すみません。この近くに蒸気機関車――
蒸気機関車の動輪……車輪があるとこご存知ありませんか?」

「ん? あんなもん、ただの鉄の輪っかやで」

「あ、それです! それを見に、わたくし埼玉から来たんです!!」

「あんなもん見に! そりゃ、まぁ物好きやなぁ。
けどま、ええ趣味や。女のケツおっかけまわしとるよりよっぽどよろし。
金もかからん」

・・・おっちゃん、予想以上にガッツリ大阪のおっちゃんで、
その上更に、予想の百倍、ご親切です!!!(嬉)

「ああああ!! あった!!!!!」




「はぁー、なんや兄ちゃん見てると、転がして家に持って帰りたくなるなぁ」

「持って帰ってどうするんですか?」

「兄ちゃんに売ったるわ」

「言い値で買います!!」


などなど会話しているうちに、時間がやばくなってきます。

「あの、近鉄日本橋駅までいきたいんですけど、
ここから一番近い鉄道駅って――」

「ああ、日本橋なら馬券買いに行くついでにつれてったろ」

「!!!!?」

不詳わたくし、はしくれながら乗り鉄です。
そうして実は結構ある程度、取材スキルも持っておりますつもりです。

ので、日本全国津々浦々、結構いろんな場所において、
道行く人に、あれこれお話お伺いしているのですけれど――

「にーちゃん、ほれ。なにしとん」
「あ、はい!」

田上さんと二人、ほんの一瞬顔を見合わせ、おっちゃんの後に続きます。

大阪ビジネスパーク駅から、長堀橋、そして日本橋。

(近鉄日本橋に行きたいんだけど――って!
 なんだ、地下鉄の日本橋と近鉄日本橋ってくっついてるのか)

時刻表や乗換案内ではわからない、地元の方ならではの知識に大いに助けていただき、らくらく、日本橋に到着です。

「日本橋には蒸気機関車あれへんで」
「あ、電気街で……ええと、仲間との集まりがあるんです」
「あー、鉄道のお仲間さんやな。ときどきあるなぁ、そういう集まり」

・・・らしいです。

『まいてつこころ旅@大阪なんばザウルス1店』様のご参加者さま、
わたくし、全員を鉄ちゃんにカテゴライズしてしまいました。

「ほんなら、お仲間さんとよーやってや。
 あ、そーだ。飴ちゃんあげよ。ほい、そっちのにーさんも」

「「あ――ありがとうございます」」

「大阪は、おっちゃんも飴ちゃんくれよるって、お仲間によーゆーたってな。
 ほんならな」

「「ありがとうございました!!!!」」

大阪のおっちゃん、最高です!
ほんとうに本当に! その節は、ご親切ならびに飴ちゃん、ありがとうございました!!!


で。
その喜びもさめやらぬまま、頑宣Ch恭平さん&早瀬さん。
そして頑宣Ch大平さん&琉姫アルナさんと合流です!




琉姫アルナさんは、
日々姫OP 「pictorial」


ポーレットOP「Silent Rail」


のご作曲と、
仲村芽衣子さんとご一緒にてのご作詞をご担当くださった、
音楽家さんです!

【大平さん】
「アルナくん、ここから五分位のとこに住んでるから遊びに来てくれたんだよ」

【進行】
「なのですか!!!!」

思いもかけぬ嬉しい味方に勢いずいて、ソフマップザウルス1様へと入店しますと――




【進行】
「!!!!!!!!!!!!」

なんとまぁ! エレベーターが! 店内各所が!!
まいてつづくしでございますのです!!!

これでものすごいテンションあがって、
イベント会場へと雪崩れ込みますと!!!

【進行】
「カサンドラさん! あらけんさん!!!」

なんと! 「まいてつ」グランドOP 『未来行き☆列車』を
お歌いくださりご作詞くださったカサンドラさんと、
ご作曲くださったあらけんさんが、すでに会場入りされてるではありませんか!

【進行】
「お早いですね」

【あらけん】
「せっかくだからライブできないかと機材チェックを」

【進行】
「ライブ!!!?」

大阪地元! 浜寺公園超馴染み!!! なカサンドラさんは、
それであるがゆえ、こころ旅大阪のゲスト出演をご快諾くださり!
それだけでなく、「せっかくだから」と、ご歌唱もご検討くださってらっしゃいますのです!!

【進行】
「そ、それで――機材の方は!」

【あらけん】
「いけますね」

【進行】
「!!!!!!!!!!」


――ライブです! 歌です! 生での『未来行き☆列車』です!!!

さらにはあらけんさん、マル秘のアイディアもあるとのことで――

【早瀬】
「進行豹さん。台本、ちょっと直しません?」

【進行】
「あ!」

そうです!! お歌をお歌いいただけるなら、
その分の時間を、トークで捻出する必要が出てきます。
さらには大阪、たくさんのプレイヤーさんにお集まりいただける可能性が高い会場だともお伺いしております。

【早瀬】
「50人の方が来てくれたとして、そのうち30人がご予約者さんだとして、
一人一分で30分」

【進行】
「ライブに最低10分――できれば15分は欲しいから……」

イベント経験豊富な早瀬さんはテキパキと台本チェックし、
わたくしが「ここを削りましょう」とご提案すると、
それで何分が稼ぎ出せるかの概算を出してくださいます。

――まいてつは、鉄道物。

早着も遅延も、鉄道もののシナリオライターのプライドにかけて、
決して許してはなりません。

【早瀬】
「あと、ここの構成いれかえたらどうですか?
 その方が、すっきりわかりやすくなるかも」

【進行】
「!!!!」

この瞬間。
わたくしは「レイルロオドシステムの恩恵」を、まざまざと体感したのです!
許される発着時間誤差は、わずかに15秒。
乗務中にも次々に起きる、予想外の事項。

――一人ではとても対応できないそんな状況を乗り越えるため、
計算と分析に優れ、経験豊かな存在がすぐそばにいてくれる――

(今日のわたくし――いや、僕は、いわば双鉄だ)

気持ちが落ち着き、引き締まります。

そして始まった、
『まいてつこころ旅@大阪なんばザウルス1店』様、は――



「「!!!!?」」

50人、ではとても収まらぬ大賑わいです!!!
機転を聞かせ早瀬さんが、トークショーの後は予約者さん対象のサイン会であることを、素早く告知してくださいます。
ならば、お聞きすることはひとつです!

「ちなみに今日! 『まいてつ』予約してるぞ! という方はどのくらい――」

(ばっ!)(ばっ!)(ばっ!)(ばっ!)

パーフェクトです! 予約者様率、100%です!!!
(と、そのときには見えましたが、実際はご来場62名様中、
 1名様、ご予約まだの方がいらっしゃいましたので、
 ご予約者様率は98.38%――って、それでもやはり脅威です!!)

めちゃくちゃ嬉しく思う反面、めちゃくちゃヤバくも感じます。
(60名様×1分は――これ、サイン会だけで一時間だ!!)

かくてトークは、まいてつこころ旅史上発!
超特急での運転に、前準備なく突入します!!!!














































――わたくしもはや、ほとんどトランスフォーマー――
じゃないや、トランス状態でございましたが、とにもかくにも怒涛のトークタイムを終えて!

そしたらいよいよお楽しみ! 『未来行き☆列車』のインストアライブです!!!

【あらけん】
「そしたらみなさん、一緒に簡単なコーラスおねがいします」

【カサンドラ】
「覚えてねー、せーの。
『あかるい 未来への ジャーニー』」

【進行】
「!!!?」

会場が、ひとつになってます!
あらけんさんがご用意くださった、こころ旅verの『未来行き☆列車』

――それは会場のみまさまのコーラスをひとつの音源とした、
世界で唯一、この瞬間だけのライブバージョンでもあったのです!

そして――

『未来行き☆列車』の出発を告げる汽笛が高らかに鳴り響きます!!!!



――――――。











































































――!!? ちょっとまって!!!!
なんかわたくしがおしっこ飲む人だとの誤解を招いてしまったようですが、
飲みません!!!!!(今のところは)

ともかく! そんな行き違いもありつつも、トークもライブも最高潮で終了し!
そして待ち時間がどうしても長くなってしまうサイン会も、
頑宣Ch大平さんと琉姫アルナさんとの、
「サインをしながらも突っ込まずにはいられない!」
アドリブ面白トークにも支えていただきまして、無事終了し!!!

かくて、まいてつこころ旅@なんばソフマップザウルス1店さま!!! 
めちゃくちゃ楽しく大充実で! 着・発完了いたしましたのです!!!

ですがわたくし! ここからも、重要な任務を帯びておりました!!

実は今回、まいてつこころ旅全行程にて早瀬さんの移動をサポートしてくださってる頑宣Ch恭平さんが、
お仕事のご都合でどうしても大阪に残らねばならず。
そして早瀬さんは、一刻も早く声優BARにお戻りにならねばならず――で!
「わたくしが、早瀬さんを無事に新宿までお送りする!」という大役を、
仰せつかることとなったのです!!!

用意していた自分の分のひかりのきっぷをキャンセルし、
のぞみのきっぷふたり分を、EX予約で手配します。

「この時間の新幹線に乗れた! ありがとうございます、進行豹さん!!」
「ふふふ、こんなときくらいはお役に立ちますよ。はしくれとはいえ、乗り鉄ですから」

トークショー&サイン会でいつもお支えいただいておる1/100くらいは恩返しでき、
わたくし完全に有頂天です!

その勢いで、新幹線のお楽しみ! スジャータアイス(バニラ)をごちそうさせていただきますと、




早瀬さんお気にいってくださったようで、
嬉しく楽しく、品川-新宿と乗り継ぎまして、無事! 早瀬さんをお送り届けます!!!

そうして、わたくしも帰宅をしまして!
もろもろあって、今、このレポートを書き終えました!!!

広島で、大阪でお会いできた全てのみなさま、
そしてご応援くださったみなみまさま!

おかげさまで今回も、ほんとうにめちゃくちゃ楽しかったです!
ありがとうございました!!!!

(おしまい!)
posted by 進行豹 at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2016年02月22日

『まいてつこころ旅』四駅目:メロンブックス広島店様! 雨雲を吹き飛ばす勢いで! 実に楽しく着・発させていただきました!!

『まいてつこころ旅』は、
Lose オフィシャルWebサイト
Lose様

の最新作にして、
わたくしが企画・シナリオをお任せいただいております、
まいてつ
まいてつ

のPRのための全国キャラバンでございます。
http://www.lose.jp/official/kokorotabi


その四駅目は、メロンブックス広島店様。広島です。

最初にそうお伺いしたとき――わたくしは正直、
2/20(土)というご開催日が、もーちょっとズレてくれないものだろうか、
と、多少思ってしまいました。

なんとなれば。
2/21(土)は、春の青春18きっぷ
http://freestances.com/2243.html
の利用期間にはあたらず。

その上、東京→広島ルートには、なかなかに有効なおとくきっぷが無い――
と、思い込んでしまっていたからです。

のですが、おとくきっぷ情報をあれこれ調べるうちに、
「これ使えそう」というきっぷを発見いたしました。

『冬の関西1デイパス』です。
https://www.jr-odekake.net/railroad/ticket/tokutoku/winter_kansai1daypass/

これを使えば、米原-上郡間、普通に切符を買えば、そこだけで4000円運賃
かかってしまうところを、3600円と丁度一割お得な料金でいけ、
さらには「奈良・西ノ京チケット」「湖都・びわこチケット」「高野山チケット」の、いずれか一枚がおまけでついてまいります。

(どのチケットをもらおうか――)

検討するうち、わたくしの脳裏には、
とあるプランが思い浮かんで参りました。

「よし、これで行こう!」

決意をし。
例によって例のごとくに、
フォロアーさんたちから鉄道情報を頂戴して!(いつもありがとうございます!)






万全の乗り継ぎ計画を引っさげまして、
迎えた2/18(木)夜。



西武新2000系、縁起のよろしい2525さんと出発です!

(今回もニコニコの旅になるに違いない!)
確信しつつ、入曽→所沢→池袋→日暮里と乗り継ぎまして、
高速バスのバス停がある、京成上野を目指します。

京成上野に早めについて、スカイライナーさんなど撮って。




バスに乗り込み目覚めれば!
そこはもう、北緯35度線、滋賀県は大津駅でございます!




「大津!? 滋賀!? 埼玉から広島向かうのに、何故大津!?」

と、思われた方も、あるいはいらっしゃるかもしれません。

その理由は、大きくみっつございます。

1:せっかくのフリーきっぷなんだから、なるたけ使い倒さないともったいない!

2:米原駅にいる、複線用のラッセル車、キ500系555さんに会いたかった!




3:ヘッドマークハチロクを、お船に乗せてあげたかった!

です!

ヘッドマークハチロク。わたくしとともに、電車・バスには既にたくさん乗っております。

その上、こころ旅北海道
http://hexaquarker.sblo.jp/article/174075082.html
の帰路では、機内持ち込みOKをいただき!
見事飛行機の旅も経験いたしました!!

ならば、お船の旅も経験させてあげたくなるのが、親心としては当然です。

幸いにして、前記「冬の関西1デイパス」を使えば、
びわ湖汽船さんのチケットがもらえます
http://www.biwakokisen.co.jp/

このうちの「竹生島クルーズ びわ湖横断行路 長浜港→竹生島→今津港」
の、09:00のものに乗り、10:40今津港につけば、琵琶湖横断という船の旅を、
非常に効率よい乗り継ぎで経験できてしまうのです!

いきようようと、わたくし長浜駅から長浜港へと向かい!!



「冬季ダイヤなので、0900の今津港行きは出ない」という現実に打ちのめされて、長浜駅へと戻ります!!!

(……こうなった以上、電車でびわこ一周するしか!!)

何故そう思ったのか、今となってはわかりませんが、
とにかくそのように考えなおし、長浜駅から北陸本線を北上し、近江塩津駅へ。
近江塩津で待ってても、どうせ乗るのは同じ電車になることが時刻表から明らかなので、そのまま一気に敦賀駅へと。
そして敦賀から折り返し、近江塩津から今度は琵琶湖西側――
その名のとおりの湖西線にて大津駅隣、山科駅を通過して――
ほぼほぼ、琵琶湖一周達成です!!

そして琵琶湖巡りの間に、わたくしは旅程を考えなおし
『加古川近辺の保存車さんたちに会いに行く』ことを決意しました。

その決意のもと下車いたしました土山駅で、
『宮原の12系客車とDD51を使用したハンドル訓練』だそうな、
DD51とピカピカの客車さんたちの「試運転」に偶然にも遭遇し!!



「災い転じて福となった!!」

と、ころりテンションを持ち直します!

いまはもうない、別府鉄道さんの廃線路跡だそうな遊歩道をとことこ抜けていきますと――

いました! 別府鉄道の、保存車さんたちです!!(嬉)





米原のキ500さんもそうでしたが、めちゃくちゃピカピカで状態良いです!!

(関西圏は、きっと保存車輌を大切にする地域なんだなぁ)

と、ニコニコしながらわたくしは、加古川近辺訪ね歩きの最大目標でございます、別府鉄道の気動車、キハ2さんへと会いにいきます!

このキハ2さん、
『まいてつ』のキハ07s(れいなの車輌)が、ディーゼル気動車化改造を受ける前と同じ、「ガソリン気動車」で。
で、ガソリン気動車の保存機は、全国的にも極めて珍しいものなのだそうです。

浜の宮駅を下りて歩いて!!






・・・お会いしたキハ2さんはしかし、率直にいってボロボロでした。

何故ボロボロか――
それは多分、キハ2さんがどれほど希少な車輌なのかが正しく伝わらず。
そうして、現役時代のキハ2さんにお世話になっていた世代の方たちが、
どんどんといなくなってしまっているからなのだろうな、と感じました。

(そうした価値の再提示やご紹介、なんとかもっとうまくできないかなぁ)

などなど、考えこみつつも移動です。

姫路――から、本当はわたくし、
岡山→総社→ 神辺→福山と乗り継いで、
つまり井原鉄道から福塩線へと乗り継いで――
お宿をとってある三原へと入るつもりでした。

何故、そうしたかったか?

それは、まいてつ列車ハチロク号(試走版)の旅のとき、
わたくしと早瀬さんがお世話になりまくりました、
三次SL保存会様 https://twitter.com/minamoto1969
が保存活動をされている、
三次のハチロクこと、ハチロクの妹 48650
http://hexaquarker.sblo.jp/article/170374876.html
が、お客様を乗せての最後の運転をしたのが、福塩線だった――と聞いていたからです。

のですが、琵琶湖横断できず――のショックでびわこ一周をしてしまったこともあり、更には井原鉄道との接続も悪かったため、そのプランは破棄、断念し、素直に三原を目指します。

お宿にチェックインをして、三原名物のタコを食べまして元気をつけて!




寝て起きましたら、呉線始発、まずは行き路、天神川のイオンモールのC11 189さんとご対面です。




あいにく雨にも負けず記念撮影もがんばって!




広島についたら、丁度宮島行きの、広電(路面電車)の二両編成(!)
が来てたので、速攻それに飛び乗ります!

これにのってしまったからには、宮島に行く他ございません。

宮島――つまりは宮島航路で!
ついにヘッドマークハチロク!!
陸・海・空の制覇を達成です!!!!




達成感にゆるんでしまえばお腹も空いて、牡蠣など食して、




宮島港に……戻る途中で、わたくし一件のおみやげ屋さんを見つけます!
http://miyajima-tk.com/

・・・撮った写真を、すぐにプリントしゃもじにできる。

ならばとわたくし、ヘッドマークハチロクの写真をとって、
お店のご主人にお渡しする――と!

かなり見事な、ハチロクしゃもじの完成です!!




――そんなこんなをしているうちに時間はどんどん経過して、
慌てふためき、メロンブックス広島店様すぐそばの、
広島青少年センター前にいるC59 161さんとの面会だけは果たしまして!




早瀬さん、恭平さんと合流し、いざいざ! メロンブックス広島店さまへとお伺いします!!






早瀬さんがハチロクヘッドマークキーホルダーをカスタムしてご作成されたという、ハチロクヘッドマークリング! も拝見し!!




テンションますます跳ね上がりまして!!

いざや! まいてつこころ旅@メロンブックス広島店様!
出発進行! でございます!!!





――トークショー中、わたくしはいっぱいいっぱいで冷静に記憶を辿れる状態ではございませんので、トークショー&サイン会の様子などは、みなさまのツイートをご紹介する形にてご報告させていただきます!



































――そうして、今振り返るわたくしの感想は!

「めちゃくちゃ楽しくて! 三次の48650や加計のキハ28のお話もできて、
『まいてつ』度、すばらしく高いひとときだった!!!」

というものでございます!!

メロンブックス広島店様、お会いでき、ご応援くださった全てのみなさま!
本当にありがとうございました!!!

――と、その感慨にひたる間もなく、
わたくしは! またもやの夜行バスで、大阪を目指しますのです!!!



(続く!)
posted by 進行豹 at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2016年02月15日

『まいてつこころ旅』三駅目、パソコンショップMK札幌駅前店様イベント、はまなす経由で大充実に、着・発させていただきました!

『まいてつこころ旅』は、
Lose オフィシャルWebサイト
Lose様

の最新作にして、
わたくしが企画・シナリオをお任せいただいております、
>まいてつ
まいてつ

のPRのための全国キャラバンでございます。
http://www.lose.jp/official/kokorotabi

そのに三番目の開催地――停車駅が「パソコンショップMK札幌店様」で、2/14(日)開催だとお伺いしたとき――
わたくしの脳裏に浮かんだのは、たったひとつのことだけでした。

「『はまなす』のきっぷ取れるだろうか?」

 「はまなす」って何?という方も当然いらっしゃると思いますので、
簡単にご説明申し上げます。

 「はまなす」は、ブルートレイン――
昭和の夜行寝台列車の、最後の生き残り、だと考えてください。

 青森22:18発、札幌06:07着。

 白い夜から白い朝へと、静かに咲き続けた一輪の花。

 それが、夜行急行「はまなす」です。

 けれど、北海道新幹線が走るようになることにより、
「はまなす」はその役割を終え――というか、レール幅が
変わってしまうので、青函トンネルを抜けられなくなり――
運行を終える……走らなく/走れなく為ってしまう列車となってしまう、
不可避の運命を負っているのです。
  
 はまなすの最終運転日が、2016/3/21日。
 最終運転が決まった列車のきっぷというのは。
まして、最後のブルートレインたるはまなすのきっぷであればなおのこと――
極めて、取りづらくなってしまいます。

*********************
<2016/02/16 追記>

くわしい方から、

「ブルートレインは20系 14系 24系の寝台車で構成された列車のことなので座席車がない銀河は急行ですがブルートレインに含みます
はまなすの場合座席車があるのでブルートレインに当たりません」

とのご教示をいただきました!
ありがとうございます!!

ともない、はまなすについて、
「最後の寝台急行」のほうが表記として正確だと理解しましたが、
表現/心情的には「最後のブルートレイン」と書きたいので、

本文はそのまま
正確性を期すために、本追記をくわえさせていただきます!

*********************


 しかし、取りたい。
 そして、乗りたい。

 「まいてつ」が、鉄道物であり。
 そしてわたくしが、軽度とはいえ乗り鉄の一員である以上、
その衝動は、止められません。

 幸いにして、わたくしと、 Lose代表/プロデューサーのtOさんとの
間には、
『イベントの90分前に間違いなく会場入りでき、
 かつ、増加分の経費が進行豹負担であるのなら、
 好きに旅程を組んで、経路設定しても、増泊してもOK』
という趣旨のお約束が、基本線として取り付けられています。

 と、いうことはです。

 わたくしは、札幌入りをする経路に、青森を組み込むことで、
「寝台料金(=前泊費)を自腹するだけで、
『はまなす』に乗車するチャンスを得ることが出来る」のです!

 これだけの条件が整っております以上は、チャレンジする他にありません。

 指定券・乗車券が購入できるようになる、
「乗車一ヶ月前」であるところの、2016/01/13。

 わたくしは、もよりのJRみどりの窓口がある、JR川越駅に、朝早くから並びまして――
http://hexaquarker.sblo.jp/article/171889556.html

見事! はまなすの開放B寝台下段のきっぷを獲得することができました!!

 となれば、そこからの旅程は逆算で組めます。

 2/13の早朝に青森か弘前にたどり着く高速バスに乗る前提で、
フォロアーのみなさまから鉄道スポット情報を頂戴いたしまして




まずは弘前駅めざし、わたくしの最寄り、西武新宿線入曽駅から
本川越/川越→大宮と乗り継ぎまして、大宮からの高速バスへと乗り込みます!

(いつもありがとうございます!)




弘前につくやいなやで、弘南鉄道に乗車して。



ほんの10分程度の乗車で、新里駅へとたどり着きますと、そこにはなんと!



48640! 帝鉄と国鉄の違いはあれど、ハチロクの8620の妹! が、
かなり綺麗な状態で、静態保存されておりました!!

豪雪地帯の冬の保存機は、




みたいな感じでブルーシートぐるぐるまきがデフォルトであるらしく。
48640が新里駅にいる、との情報はお伺いしていたものの、
「ブルーシートなんだろうなぁ」と半ば以上は覚悟しておりましただけに、
これは嬉しい誤算です!




夢中になって撮影してると、

「どっから来なすったね」みたいな感じで地元のおばあさまにお声かけをいただき、りんごとパンなど頂戴いたしまして(おいしかったです! ありがとうございます!)



元気100倍、弘南鉄道をひとまず乗りつぶしまして弘前に戻り、
速攻で五所川原駅/津軽五所川原駅へと移動します!

津軽五所川原駅は、津軽鉄道の駅でございますので、
まず乗車して、金木駅でタブレット受け渡しを見て。


で、終点津軽中里まではいかず、
金木からの津軽五所川原へと戻る列車へと乗り込みますと、
それは津軽鉄道名物! ストーブ列車でございました!!






ストーブ列車を堪能したら、金木駅で乗り換えまして、青森駅へと!!

青森駅着して、青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸(=青函連絡船記念館)



など見学し。

――ここで「写真間違ってない!?」と思われた方いらっしゃるかものなのですが、間違ってないのです!
青函連絡船は、青森から函館まで『貨車や、最初期には客車まで!を、まるごと
運んでいた巨大船』ですので、船の内側に「車両甲板」というものがあり。
そこにはレールが敷かれていて。
そのレールの上に、今は、静態保存の鉄道車両たちが眠りについているのですから!

で、八甲田丸見学のあとは、「青森市森林博物館」の、森林鉄道の機関車の保存車



なども見学し。

 その上でまだ、結構はまなす発までは時間ございましたので、
予定にはなかったJR津軽線に乗り込みまして、
建設中の北海道新幹線線路などに

驚きつつ、

津軽半島の最北駅、三厩(みんまや)駅へと下り立ちまして――






そのまま、青森ヘと戻ります。

戻って、ご飯で、温泉入って――そしたらいよいよ!

いよいよ! はまなす、乗車です!!!












あけて、2/14。06:07。

定刻どおり、はまなすが札幌駅へと到着しますと――

そこには、とんでも無く素敵なお出迎えがわたくしを待っていてくださいました!




アキバ系ロックバンド! 『ROSE&ROSARY』
http://rose-and-rosary.com/

の作曲家作詞家編曲家ボーカリストであり、
さまざまなエロゲの主題歌をご歌唱され、BGMを作曲されている、
SIONさん! です!!!!

「なぜ、SIONさんが進行豹のお出迎えを???」

と、この日誌を、あるいは当日のツイートを見てくださっていた、
ほぼほぼ全ての方が疑問に思われたと思います!

それには、かなり意外な――
そして、鉄道と、廃線と深くかかわる、
かなり『まいてつ』度の高い、ひとつの理由が、存在していたのです。


・・・SIONさんとわたくしとが初めてお会いしたのは、
2015/11/20の、キャララ!
――わたくしが、初めて、ご来場くださったみなさまの前で、
『まいてつ』についてのトークをさせていただいた、その日のことでした。

『まいてつ』についてどころか、トーク自体が、まったくそのとき初めてで。

ご来場くださったみなさまの暖かなご対応や、ご一緒くださったtO様のおかげで、
なんだかとてもよい感触で、トークを終われたように、その瞬間は感じました。

が、そのあとトークをされた各社の広報さんや声優さんなどのトークを見て
しまうと、わたくしのトークはいかにも未熟なものとしか思えず。

わたくしかなり自信をなくして、
「まいてつ列車どうしよう〜!
早瀬さんに全部お任せしきった方がいいのかしらん」
的に、結構ぐるぐるしてしまっていたのです。

のですが。
帰りのエレベーター。
偶然いあわせたSIONさんが、わたくしに

「トーク面白かったですよ。
 予備校の――人気ある予備校の先生の講義みたいで」

とお声かけをくださって!

 それでわたくし、「ああ! そうか!!!」と、開眼いたしましたのです!
 
 フレンドリーなトーク。
 会場と一体となって盛り上げるトーク。
 プロのスキルで、魅了するトーク。

 そうしたものが素人のわたくしにできるはずがございません。

 ですが、まいてつのことなら。
 まいてつの世界観の、キャラクターの、魅力のことなら!
 
 これは、わたくしが、世界で誰より、深くしっかりと御説明することができます。

 ので、SIONさんがおっしゃてくださったように、講義のつもりで。
 余計なことは考えず「まいてつの情報を、魅力を正確にお伝えする」ことだけに
しぼりこみ、わたくしは、わたくしにできるトークを、きっとしていけばいいのです!

 そのことを教えてくださったお礼をどうしてもお伝えしたく、わたくしはツイッターでSIONさんのアカウント
@RR_SION
をフォローさせていただいて、御礼申し上げ、
そこから、なんとなくのご交流が始まりまして、
SIONさんが廃墟好きということを知り。

「廃墟が好きなら、保存鉄道とかもお好きなのでは?」

と、わたくしの保存鉄道車輌コレクションからお気に入りの一枚の写真をお送り
させていただいて――

すると、SIONさんの口から! まったくもって予想もつかぬ言葉が飛び出してきたのです!!


・・・以下、SIONさんのご許可をいただきましたので、
そのお話(個人情報などは伏せつつ)ご紹介させていただきます。


****************************
 幼稚園の頃、父の単身赴任で☓☓市と言う所に居たのです。

その時住んでいたマンションの敷地内に、謎の電車が野ざらしで放ってあってですね(;・∀・)
幼稚園の頃は、ジャングルジムにして友達と登って遊んでいたのです。
窓がない部分もあったので、勝手に入って肝試ししたり。

20年以上前の事になりますが、住んでいたマンションや、謎の電車はまだあるんだろうかと、ふと思い付いて3年前くらいにレンタカーで一人で行ってみたのですが、普通にまだあって。

思ったほど、電車が老朽化してなかったです。
もちろん、記憶にあるよりはくたびれちゃったような気もするんですけど、それでもかなり丈夫に出来てるんだなって思いました。

電車は登って遊ぶものではないんですけど…当時と違って子供も少ないみたいで、敷地内で誰も遊んでなくて、無人だったので…それが自分の記憶と一番違うどころで、だから残念だと思いました(´・ω・`)
私が子供の時は、幼稚園で『うちの家、電車あるんだぜ!』を自慢しまくって、友達を連れてきて、強引に見せてたものですが…(苦笑)
****************************

 そのこのお写真が、こちらで――

ki229_1.jpg

ki229_2.jpg

(Photo by SIONさん)

――拝見をしたその瞬間に!

「キ100形ではないですか!!!!!!

 わたくしが大興奮したのは、いうまでもございません!


 キ100形は、厳密には電車ではなく、
車両型式的な分類でいうと、貨車にあたる、
けれど貨車としての役割は果たせない、非常に特殊な車輌――
ラッセル車です。

 ラッセル――つまりは除雪をするために、機関車などに押されて、
ぐいぐいと雪壁の中に突っ込んでいく、とても勇敢な車輌です。

 キ100は、そのラッセル車の草分けともいえる存在で……
独特すぎる風貌もかわいりりしく、
わたくしのフェイバリット車輌の、ひとつなのです。

「すばらしい! すばらしすぎです! SIONさん!!!」

深い深い雪の中、キ100に見守られ、育ってきた少女――

そのまま、『まいてつ』の物語に、
それもとびきり素敵な物語に仕上がりそうな、エピソードです。

 それきっかけで、わたくしとSIONさんとは、めっちゃスローペースではありますが、ぼちぼちとDMのやりとりをするようになり。

 で、SIONさんが2/13に札幌でライブ! ということを知り、

「わたくしも2/14に札幌でイベントなのです!
 けど、2/13は、青森からはまなすに乗って移動中なので、
 ライブご応援にいけません、ご健闘を!」

とメッセージ送らせていただきましたところ、

「twitterのネタにもなるし、2/14の朝に行きますよ」

というお返事を頂戴してしまい!

 そして、そのお言葉をSIONさんは現実のものとしてくださいまして!
前記の、「素晴らしすぎるお迎え」を、わたくしはいただいてしまいましたのです!

 ちなみに、SIONさんはわたくし乗車のはまなすの入線風景なども撮ってくださり!



また、パソコンショップMK札幌駅前店様へもご案内してくださいまして!!




わたくし、
「この御恩、いつかどうにかしてお返ししよう!!」
と固く心に誓いつつ、SIONさんとお別れいたしまして――

札幌市電、ぐるり一周の旅へと出かけましたのです!



「雪ミク電車が撮れたらいいな!
 そしたらSIONさんに送って、恩返しができるのに」
とか思ってがんばって狙ったのですが、雪ミク電車と行き違うことは出来ず。

「低床の新型車両の写真で恩返しになるかな?
ならないよな」
などと悩みつつ、札幌を離れ、いしかりライナーで小樽へ向かい、
小樽市総合博物館へいきますと!!




そこにはなんと! ブルーシートにくるまれもせず、
キ100形が! その勇姿をさらしてくださってましたのでございます!!!



かくて見事に恩返しの一部を終えましたわたくしは、
嬉しい気分で、北海道開拓最初期に大活躍したらしい蒸気機関車、
しづか号た、素晴らしくエレガントな一等客車などを見学し、







テンションマックス! でパソコンショップMK様にたどり着きまして!!






飛行機遅れのタイムロスを、昼食抜きをしてまで埋めて、
見事ばっちり! イベント開始時間までに完璧な準備を整えてくださった
早瀬さんと合流し!!!!

いざや! の、
『まいてつこころ旅 @ パソコンショップMK札幌店様』 開幕です!!!!

――イベント中の様子を冷静に振り返れない程度には、わたくし
いっぱいいっぱいでございましたので、
イベントそのものに関しましては、みなさまのツイート引用でご紹介させていただきたく存じます!!
































――です!

あらためまして、ご来場くださったみなさま、パソコンショップMK札幌駅前店様、
ツイートを通じご応援くださったみなさま、SIONさん、そして早瀬さん、恭平さん!

ありがとうございました!!!(大感謝)


で、その後ショップ様などめぐらせていただきまして、








みなさまと別れたわたくしは、MK札幌駅前店店長、O様に送っていただき、
雪の夜の札幌、という最高に風情のあるシーンを、
おっさん二人でわいわい楽しくそぞろ歩いて(重ね、本当にありがとうございました!)
無事に宿泊先へとついて!




で、寝て起きて札幌→新千歳で、
手荷物検査通過して、ハチロクヘッドマークとともに、
バニラ・エアさまの飛行機にのって、空へと旅立ち成田へついて!!








京成→JR→西武池袋線→西武新宿線と乗り継ぎまして、
最後は新2000形さんにおくっていただいて!




無事、埼玉県狭山市入曽へと帰還して!
今にいたるでございます!!!

総評すると、今回の
『まいてつこころ旅@パソコンショップMK札幌駅前店』様!

「めちゃくちゃ楽しくて、密度すごくて、ハチロクの妹にもセンパイにもあえて、
本当に嬉しかったです!!!!」

ということになります!

 みなさま! あらためまして!! 本当に本当に、ありがとうございました!!!


(おしまい!)
posted by 進行豹 at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2016年02月12日

『まいてつこころ旅』二駅目、メロンブックス名古屋2号店様イベント、大変楽しく着・発させていただきました!

『まいてつこころ旅』は、
Lose オフィシャルWebサイト
Lose様

の最新作にして、
わたくしが企画・シナリオをお任せいただいております、
>まいてつ
まいてつ

のPRのための全国キャラバンでございます。
http://www.lose.jp/official/kokorotabi

そのに二番目の開催地――停車駅が「メロンブックス名古屋号店様」で、2/11(木・祝)だとお伺いしたとき、わたくしはふたつのことを考えました。

1:祝前日ではあるが、ド平日の2/10には、JRにはロクなお得切符がない。
2:ならば、たまには私鉄メインで回ってみよう。

そこでわたくし、あれこれ調べて、名鉄――名古屋鉄道――には、
名鉄電車2DAYフリーきっぷ
http://www.meitetsu.co.jp/train/ticket_fare/discount/2dayfree.html
というおあつらえ向きのきっぷがあることを知りました。

また、みなさまからいただいたご情報


も、名鉄と名古屋市営地下鉄が多いみたいで、願ったりなかったりです!

そこでわたくし

「豊橋から中京競馬場前いって、パノラマカーの撮影をして、
名古屋いってリニア鉄道館いって名古屋戻ってきて、パスタ食べる」

「始発で日本車輌の豊川工場いって8620系58623撮ってきて、犬山いって
モンキーパークと明治村見て、時間あれば名古屋市電関係のあれこれを見る」

というおおまかな乗り継ぎ計画を立てました。

準備ととのえ、2/10。始発電車で出発です。



西武線で新宿に。

そこから小田急で小田原までいき、小田原からは東海道線を乗り継いで。




予定通りに順調に、豊橋駅について、
2DAYきっぷを買いましたわたくしは、念のため、窓口さんにこう訪ねます。

「このきっぷで、名鉄特急(の、普通車輌に)に乗れますか?」

「いえ、このきっぷでは(名鉄特急の特別者には)乗れません」

――今となれば () 内に伏せられている文字――つまり誤解の原因も
理解できるのですが、名鉄初めてであった先日のわたくしには、
()内など読み取れません。

名鉄特急乗れると思っていたところ、それがいきなり潰れてしまいましたので、
パニックになります。

乗ろうと思っていた名鉄特急のとなりのホームの普通列車は発車ベルを鳴らしていて――

「乗らなきゃ!」 と慌てて列車に飛び込んで。

そうしてわたくし、なんでだか名鉄の改札を超えたところにあるホーム。
名鉄特急の発車ホームの隣接ホームに入線していた、

「JR東海 飯田線 普通列車」の、旅を初めてしまったのです!!!



すぐに気づいて!!!? となって慌てふためきまくったのですが、
みなさまからのツイートでのはげましなどを頂戴し、なんとかかんとか落ち着きます。

そこで旅程を組み替えて、まずは飯田線で豊川までいき、名鉄豊川稲荷駅へと。


赤い電車に気を良くしながら諏訪町駅の日本車輌豊川工場製門前で、
8620の実妹、58623の写真など撮り、リカバリに気を良くします。




が、その時点でもう、時間がちょっと怪しくなっておりましたので、
リニア鉄道館へと向かい。











リニア鉄道館を楽しみまくったあと、
メロンブックス名古屋2号店様にお立ち寄りして



→宿へと向かってチェックインして。

お夕飯は、


予定通りのパスタを食べて、中部国際空港駅まで乗りつぶしなどして。
大満足で、ぐっすり眠りにおちました。

明けて、2/11。
まいてつこころ旅@名古屋2号店様、当日です。

イベント開始時刻が15:00で、その90分まえ、13:30には会場入りを果たしていたく。
逆を申せば、「それまでが完全な自由時間」となります。

ので、わたくしは、日本モンキーパーク(モノレールの廃駅と廃止車輌がある)
と、明治村(動態保存のSLと、市電とがある)の2施設へのアクセス駅である、
『犬山駅』――の、一つ手前の、犬山遊園駅へと(名鉄岐阜回りで)




何故、犬山遊園駅か。

それは「モンキーパークへは、犬山遊園駅から歩ける」という情報を入手していたからです。

モンキーパークのモノレール駅は、現役時代には、一般道ともつながっていた、
という情報をあわせ入手もしていたので、わたくし、

「ならば今も、一般道からモノレール廃駅/廃車輌が見れるのではないか?」

とも考えましたのです。

――結論として、その予想は大外れ。
モノレール廃駅どころか、その遺構さえも見つけられずに、
わたくしはとぼとぼと犬山遊園駅まで戻り、
そこから犬山駅→バスで、明治村へと向かいました。

明治村は、極めて楽しく。











楽しすぎ――
気づいたら、結構ギリギリの時間になってしまっておりまして、
あわてて名鉄で名古屋に戻り、お昼ごはんなど書き込んで、
メロンブックス名古屋2号店様に入ります!

と――!!




店舗スペースがまるごろ全部!
イベントスペースに返信してます!!!

「すげえ!!」

と、阿呆のようにつぶやいていると、
早瀬さん。そして頑宣Chの恭平さん、大平さんもご到着です!

そこから先は、怒涛のイベント!

トークでいっぱいいっぱいだったため、危ういわたくしの記憶より、
みなさまのツイート引用で、そのご様子をお伝えさせていただきたいと存じます!!
























(↑ブログに記事を書いてくださってます! ありがとうございます!!)









【重要な注】
「Curaさんは『六頭身以上は女じゃない』と、思っているのではないかと、
 わたくし(進行豹)が想像している」だけでございますので、ご了承ください!





























で、わたくしの感想としては!

「めっちゃくっちゃに楽しかったです!
 あと、豊橋トラップにハマったことある人おおくてホっとしました!」

というあたりになります!!

ご来場くださったみなさま、メロンブックス名古屋2号店のみなさま、
ツイートを通じ一緒に旅をしてくださったみなさま、
そして、大平さん、恭平さん、早瀬さん!

本当にありがとうございました!!!

この楽しさを、次のまいてつこころ旅停車駅

2/14 15:30 着予定、パソコンショップMK札幌駅前店さまへと、
必ずやつなげていきたく存じます!!!!


(おしまい!)
posted by 進行豹 at 01:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2016年02月08日

『まいてつこころ旅』 最初の停車駅、メロンブックス仙台店様イベントを、大盛況で着・発させていただきました!!


『まいてつこころ旅』は、
Lose オフィシャルWebサイト
Lose様

の最新作にして、
わたくしが企画・シナリオをお任せいただいております、
>まいてつ
まいてつ

のPRのための全国キャラバンでございます。
http://www.lose.jp/official/kokorotabi

その最初の開催地――停車駅が「メロンブックス仙台店様」だとお伺いしたとき、
わたくしはふたつのことを考えました。

1: 仙台だったら、週末パスでいける。





2: けど、わたくし、仙台近郊の鉄道スポットのことをほとんど知らない


――何故、「鉄道スポット」などという言葉が出てくるか?

それは、「まいてつ」が鉄道物の作品であり、
鉄道の素晴らしさをお伝えすることが、そのテーマのひとつだからです。
そんな「まいてつ」のご紹介のために仙台にお伺いするというのに、
ライターたるわたくしが、仙台の鉄道のことのひとつもお話できないでは、
説得力もへったくれもないではございませんか!!

そこでわたくし、わたくしのツイッター上でご交流をいただいております、
わたくしの百倍くらい鉄分の濃い鉄道ファンの皆様に、以下のような
お伺いをさせていただきました。




すると、すぐにいくつものご情報を頂戴することができ。
わたくし、「まわれる限りはまわろう!!」と考え、眠りにつき。

そして迎えたイベント前日、2/6の朝。
まずは――秋葉原へと向かいました!

わたくしの最寄り駅は、西武新宿線、入曽駅です。

普通に考えれば、入曽-本川越-川越-大宮が、
北へ向かうためには一番無駄の無いルートです。

がしかし。
今回は、フリーきっぷということもございましたし、
それよりなにより、どうしても撮りたい写真がございましたので、
秋葉原。回り道になってもいきたかったのです。

そのようにして撮った写真が、



となります。

わたくしと、ヘッドマークハチロクとの道中の安全とイベントの成功を、
ソフマップAM館様、まいてつハチロク大看板に祈念いたしましたのです!

撮るやいなやで大急ぎ! 山手線に乗り込みまして、一路上野へ。
上野から、宇都宮までの宇都宮線――わたくしギリギリ!
快速ラビットに乗ることに成功いたしました!

「快速ラビット間に合いましたですなう!」喜び勇んでのツイートは、
数十分ののち、更に大きな喜びを産んでくれました。




――どういうことかお分かりでしょうか?

わたくしの「快速ラビット間に合いました」ツイートから、
『何時発、何時大宮着の快速ラビットか』を割り出して、
その列車が与野駅を通過するときに、撮影をしてくださいましたのです!!(歓喜

わたくし、自分が乗ってる列車をリアルタイムで外から撮っていただけたの、
産まれてはじめてでしたので、めちゃくちゃテンションアップしました!

そのテンションで黒磯へ。
黒磯の乗り継ぎの関係で、快速ラビットが稼いでくれた時間は結局浪費されるのですが――
しかし、その次の普通であったら撮れなかったであろう写真!


を撮ることができ、わたくしますますごきげんです!

そのご機嫌で郡山着。
郡山からは一路福島――ではなくて。

会津若松目指します。

なぜって。
頂戴いたしましたご情報の中に、
「会津若松には扇形機関庫ありますよ」というのがございましたため、
それをぜひとも撮りたかった! からでございます。




扇形機関庫の撮影スポット探しに手間取りましたおかげで、
時間的ショートカットを可能にする郡山行きの高速バスには乗りそびれ。
(乗れていれば、もう一箇所保存車両を回れたのですが)
乗りそびれました以上は、また磐越西線で郡山へと戻りまして、
今度こそ福島に戻ります。

福島からは東北本線――ではなくて、阿武隈急行を利用して。






直通で仙台入りを果たして!

仙台をそのまま通り過ぎ、
宿を取ってる東塩釜まで仙石線で移動して、
チェックインして一安心です。




お宿が19:00最終チェックインでしたので、それまでは大急ぎでしたが、
チェックインしてしまえば外出自由なので、休むにはまだまだ早すぎます。

ので、「仙石線終点までいってみよう」とわたくし、再び仙石線の乗り込み、
石巻を目指しました。

と、『石巻いくなら、ぜひ街歩きを』というご情報いただきまして、
街を歩いてみましたところ!










まぁ石巻は素敵楽しく!
わたくし、鉄道力にプラスして、オタク力もアップさせ、
ぐっすりと眠りにつきました。

明けて7日は、もちろん『まいてつこころ旅』初日。
メロンブックス仙台店様イベントの日です!

わたくしはそそくさとチェックアウトし、
仙台――をそのまま通過してあおば通駅までいって仙石線を乗りつぶし。
すぐ仙台まで戻り、メロンブックス仙台店様――にいくまえに、
ひとまずは利府駅を目指しました。

これもいただいたご情報で、利府駅には、



C58さんがいる公園や、



新幹線総合車輌センター! があることを把握していたからです!!

利府をたっぷり堪能し、
今度こそ仙台駅に戻りまして!
戻るやいなやで地下鉄に乗り、南北線の終点、富沢駅を目指します。

富沢駅には「仙台市電保存館」


がございますこと、教えていただいておりましたからです!!

「市電かわいい!」と嬉しくなって仙台に戻り!
そしたら今度は東西線で、大町西公園へ。

西公園の
C60 1さん(トップナンバー!)



にご挨拶して、そこで時間がつきましたので、
コンビニに立ち寄り写真プリントなどしつつ、
今度こそやっと本当に! メロンブックス仙台店様へと向かいます!

メロンブックス仙台店様の店頭には、なにやら見覚えのあるお二人が。




「まいてつ」蓑笠凪役の早瀬ゃょぃさんと、頑宣ch、恭平さんです。

おふたりも、ずっと「まいてつこころ旅」ご一緒してくださるパートナーさんです。
タイミングよくお会いできましたことに幸先の良さを覚えつつ、
メロンブックス仙台店様に入ります。
と!




メロンブックス仙台店様オリジナル(ありがとうございます!)の参加整理券も




初売りとなります、「まいてつこころ旅記念レザーマウスパッド」も、

お蔵出しの抱きまくらカバーちゃんズも、こころ旅仙台店様ハチロクヘッドマークステッカーも!

なにもかにもが可愛く素敵で! 最高のテンションのままわたくし早瀬さんとご一緒に、トークショーへと臨ませていただき!!




・・・きがつけば、あっという間にトークショー&サイン会、
無事に楽しく大盛況に! 終了いたしておりました!!

 その内容につきましては、わたくしではなく、みなさまのツイートでご確認
いただけますと幸いです!!














































――で。

みなさまのツイート拝見してるうちに思い出したのが

「進行豹≒透? 説に、会場のかなりの方がご納得されたご様子で、わたくしショック」

「佐倉江美さんからのトークメッセージ、
『仙台は牛タンなるものが名物だそうじゃの。
 撃レも食してみるが良い。
 牛鬼のとおこにはナイショじゃぞ?』
から、
『牛タン=とおこさんの舌をイメージすると、さらに旨味が増す説』爆誕。
「とおこさんの舌――熱くて――やわらかくてっ」
的に牛タンを食する方が複数発生」

「新幹線withハチロクヘッドマークの写真
C60 1の写真をコンビニでプリントアウトしたものに、
早瀬さんとわたくしのサイン入り――をじゃんけん大会の
賞品に追加したら、喜んでいただけた」

――というあたりでございます!

総じて、めちゃくちゃ楽しいイベントでございましたので、
仙台でいただきました楽しい嬉しいをそのまま! 次の停車駅、
2/11(木・祝)の、メロンブックス名古屋店さまへとつなぎ、
膨らませたく存じます!

来てくださったみなさま、ご応援くださったみなさま、
メロンブックス仙台店のみなさま、そして恭平さん&早瀬さん!!
本日は、本当にありがとうございました!!!

追伸: 一連の道中、乗った全部の列車が、ただの一分の遅延も発生させませんでした!
『まいてつ』多分、列車の神様に愛していただけてますですよ!!!
posted by 進行豹 at 01:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌

2016年02月05日

『まいてつこころ旅』 最初の停車駅。 2/7(日) メロンブックス仙台店様』に向け、明日出発いたします!

 わたくしが企画・シナリオをお任せいただきました、

2016/03/25発売予定となります、

Lose オフィシャルWebサイト
Lose様


のご新作、

>まいてつ
まいてつ


の全国キャンペーンである、

『まいてつこころ旅』
http://www.lose.jp/official/kokorotabi

の、最初の停車駅。

2/7(日) メロンブックス仙台店様にむけ、明日出発いたします!








ハチロクヘッドマークも準備万端で、


わたくしも




みなさまから情報いただきましたので、
良い旅を経て、良いイベントにできるのではないか! と思っております!!


当日は、そして道中も! どうぞよろしくお願いいたします!!!

なお、わたくし

kokutetsu.jpg

な感じの国鉄ジャンバーを着用して移動しておりますので、

道中、わたくしを補足してくださる方がいらっしゃいましたら、
お声かけいただけましたら、

「まいてつこころ旅名刺」
こころ旅名刺_裏.png

ご進呈させていただきます!


それでは、気をつけていってまいります!!
posted by 進行豹 at 18:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌