2016年02月23日

『まいてつこころ旅 5駅目 ソフマップなんばザウルス1様』 大合唱の『未来行き☆列車』とともに、超充実で着・発させていただきました!!!

http://hexaquarker.sblo.jp/article/174166841.html

の続きです!!!


――何故、広島での熱いイベントを終えたばかりでシャワーも浴びず、
大阪行きの夜行バスへと飛び乗ったのか?

その理由のひとつはもちろん、
「出来る限り多くの大阪鉄道スポットをめぐるため」です。

が、今回はそれだけではなく!




「まいてつ」背景・車輌
「ものべの」背景
をご担当くださったイラストレイター、田上俊介さんと!
早朝からのお待ち合わせをもしておりましたからなのです!!!

田上さん、兵庫県の山の上(比喩ではなく)にお住まいになってらっしゃいまして、そこから駅まで山を駆け下り、始発にのって大阪駅へと向かうとなんと!

わたくしの夜行バスの着時間と、ほぼほぼ同時に大阪着となり、
タイムロス無く合流できる――という段取りになっておりましたのです!

がしかし。

お待ち合わせ場所としてわたくしが選ばせていただいた、大阪駅ステーションビルの“時空の広場”の金時計――には、午前五時五十分には近づけないということを。埼玉県民のわたくしは、そして兵庫県民の田上さんも――まったく知らなかったのです。

ので、そこはさっくりお待ち合わせ場所を変更し、
さほどの苦も無く(=新お待ち合わせ場所まで田上さんにご足労いただいてしまって)、無事に合流。




【進行】
「どこまわりたいですか?」

【田上】
「どこもおもしろそうなので、近場から、まわれるだけまわりましょう」

というお打ち合わせの後、取り急ぎは一番近いと思われた、




安治川口の貨物駅へ。

しかるのち、保存蒸気/保存機さんたちを次々訪ね――











――尋ねるうちに、かなり時間が怪しくなってきてしまいましたので、
泣く泣く新幹線公園の0系さんに会うことを断念し、大阪城公園へと向かいます。

大阪城公園には、ハチロクの8620の結構後ろのほうの妹、
68660が、動輪だけになりながらも、いてくれるはずだからです!

……居てくれるはず、なのですが――

【進行】
「どこでしょう?」

【田上】
「どこでしょうね?」

……大阪城公園は異様に広く、目印となるレストハウスがどこにあるのかさえ
わかりません。

「困ったときには地元の人に」

そう考えたわたくしは、即座に一人の、いかにも大阪のおっちゃん!
という方に狙いを定め、声をおかけいたしました!

「あの、すみません。この近くに蒸気機関車――
蒸気機関車の動輪……車輪があるとこご存知ありませんか?」

「ん? あんなもん、ただの鉄の輪っかやで」

「あ、それです! それを見に、わたくし埼玉から来たんです!!」

「あんなもん見に! そりゃ、まぁ物好きやなぁ。
けどま、ええ趣味や。女のケツおっかけまわしとるよりよっぽどよろし。
金もかからん」

・・・おっちゃん、予想以上にガッツリ大阪のおっちゃんで、
その上更に、予想の百倍、ご親切です!!!(嬉)

「ああああ!! あった!!!!!」




「はぁー、なんや兄ちゃん見てると、転がして家に持って帰りたくなるなぁ」

「持って帰ってどうするんですか?」

「兄ちゃんに売ったるわ」

「言い値で買います!!」


などなど会話しているうちに、時間がやばくなってきます。

「あの、近鉄日本橋駅までいきたいんですけど、
ここから一番近い鉄道駅って――」

「ああ、日本橋なら馬券買いに行くついでにつれてったろ」

「!!!!?」

不詳わたくし、はしくれながら乗り鉄です。
そうして実は結構ある程度、取材スキルも持っておりますつもりです。

ので、日本全国津々浦々、結構いろんな場所において、
道行く人に、あれこれお話お伺いしているのですけれど――

「にーちゃん、ほれ。なにしとん」
「あ、はい!」

田上さんと二人、ほんの一瞬顔を見合わせ、おっちゃんの後に続きます。

大阪ビジネスパーク駅から、長堀橋、そして日本橋。

(近鉄日本橋に行きたいんだけど――って!
 なんだ、地下鉄の日本橋と近鉄日本橋ってくっついてるのか)

時刻表や乗換案内ではわからない、地元の方ならではの知識に大いに助けていただき、らくらく、日本橋に到着です。

「日本橋には蒸気機関車あれへんで」
「あ、電気街で……ええと、仲間との集まりがあるんです」
「あー、鉄道のお仲間さんやな。ときどきあるなぁ、そういう集まり」

・・・らしいです。

『まいてつこころ旅@大阪なんばザウルス1店』様のご参加者さま、
わたくし、全員を鉄ちゃんにカテゴライズしてしまいました。

「ほんなら、お仲間さんとよーやってや。
 あ、そーだ。飴ちゃんあげよ。ほい、そっちのにーさんも」

「「あ――ありがとうございます」」

「大阪は、おっちゃんも飴ちゃんくれよるって、お仲間によーゆーたってな。
 ほんならな」

「「ありがとうございました!!!!」」

大阪のおっちゃん、最高です!
ほんとうに本当に! その節は、ご親切ならびに飴ちゃん、ありがとうございました!!!


で。
その喜びもさめやらぬまま、頑宣Ch恭平さん&早瀬さん。
そして頑宣Ch大平さん&琉姫アルナさんと合流です!




琉姫アルナさんは、
日々姫OP 「pictorial」


ポーレットOP「Silent Rail」


のご作曲と、
仲村芽衣子さんとご一緒にてのご作詞をご担当くださった、
音楽家さんです!

【大平さん】
「アルナくん、ここから五分位のとこに住んでるから遊びに来てくれたんだよ」

【進行】
「なのですか!!!!」

思いもかけぬ嬉しい味方に勢いずいて、ソフマップザウルス1様へと入店しますと――




【進行】
「!!!!!!!!!!!!」

なんとまぁ! エレベーターが! 店内各所が!!
まいてつづくしでございますのです!!!

これでものすごいテンションあがって、
イベント会場へと雪崩れ込みますと!!!

【進行】
「カサンドラさん! あらけんさん!!!」

なんと! 「まいてつ」グランドOP 『未来行き☆列車』を
お歌いくださりご作詞くださったカサンドラさんと、
ご作曲くださったあらけんさんが、すでに会場入りされてるではありませんか!

【進行】
「お早いですね」

【あらけん】
「せっかくだからライブできないかと機材チェックを」

【進行】
「ライブ!!!?」

大阪地元! 浜寺公園超馴染み!!! なカサンドラさんは、
それであるがゆえ、こころ旅大阪のゲスト出演をご快諾くださり!
それだけでなく、「せっかくだから」と、ご歌唱もご検討くださってらっしゃいますのです!!

【進行】
「そ、それで――機材の方は!」

【あらけん】
「いけますね」

【進行】
「!!!!!!!!!!」


――ライブです! 歌です! 生での『未来行き☆列車』です!!!

さらにはあらけんさん、マル秘のアイディアもあるとのことで――

【早瀬】
「進行豹さん。台本、ちょっと直しません?」

【進行】
「あ!」

そうです!! お歌をお歌いいただけるなら、
その分の時間を、トークで捻出する必要が出てきます。
さらには大阪、たくさんのプレイヤーさんにお集まりいただける可能性が高い会場だともお伺いしております。

【早瀬】
「50人の方が来てくれたとして、そのうち30人がご予約者さんだとして、
一人一分で30分」

【進行】
「ライブに最低10分――できれば15分は欲しいから……」

イベント経験豊富な早瀬さんはテキパキと台本チェックし、
わたくしが「ここを削りましょう」とご提案すると、
それで何分が稼ぎ出せるかの概算を出してくださいます。

――まいてつは、鉄道物。

早着も遅延も、鉄道もののシナリオライターのプライドにかけて、
決して許してはなりません。

【早瀬】
「あと、ここの構成いれかえたらどうですか?
 その方が、すっきりわかりやすくなるかも」

【進行】
「!!!!」

この瞬間。
わたくしは「レイルロオドシステムの恩恵」を、まざまざと体感したのです!
許される発着時間誤差は、わずかに15秒。
乗務中にも次々に起きる、予想外の事項。

――一人ではとても対応できないそんな状況を乗り越えるため、
計算と分析に優れ、経験豊かな存在がすぐそばにいてくれる――

(今日のわたくし――いや、僕は、いわば双鉄だ)

気持ちが落ち着き、引き締まります。

そして始まった、
『まいてつこころ旅@大阪なんばザウルス1店』様、は――



「「!!!!?」」

50人、ではとても収まらぬ大賑わいです!!!
機転を聞かせ早瀬さんが、トークショーの後は予約者さん対象のサイン会であることを、素早く告知してくださいます。
ならば、お聞きすることはひとつです!

「ちなみに今日! 『まいてつ』予約してるぞ! という方はどのくらい――」

(ばっ!)(ばっ!)(ばっ!)(ばっ!)

パーフェクトです! 予約者様率、100%です!!!
(と、そのときには見えましたが、実際はご来場62名様中、
 1名様、ご予約まだの方がいらっしゃいましたので、
 ご予約者様率は98.38%――って、それでもやはり脅威です!!)

めちゃくちゃ嬉しく思う反面、めちゃくちゃヤバくも感じます。
(60名様×1分は――これ、サイン会だけで一時間だ!!)

かくてトークは、まいてつこころ旅史上発!
超特急での運転に、前準備なく突入します!!!!














































――わたくしもはや、ほとんどトランスフォーマー――
じゃないや、トランス状態でございましたが、とにもかくにも怒涛のトークタイムを終えて!

そしたらいよいよお楽しみ! 『未来行き☆列車』のインストアライブです!!!

【あらけん】
「そしたらみなさん、一緒に簡単なコーラスおねがいします」

【カサンドラ】
「覚えてねー、せーの。
『あかるい 未来への ジャーニー』」

【進行】
「!!!?」

会場が、ひとつになってます!
あらけんさんがご用意くださった、こころ旅verの『未来行き☆列車』

――それは会場のみまさまのコーラスをひとつの音源とした、
世界で唯一、この瞬間だけのライブバージョンでもあったのです!

そして――

『未来行き☆列車』の出発を告げる汽笛が高らかに鳴り響きます!!!!



――――――。











































































――!!? ちょっとまって!!!!
なんかわたくしがおしっこ飲む人だとの誤解を招いてしまったようですが、
飲みません!!!!!(今のところは)

ともかく! そんな行き違いもありつつも、トークもライブも最高潮で終了し!
そして待ち時間がどうしても長くなってしまうサイン会も、
頑宣Ch大平さんと琉姫アルナさんとの、
「サインをしながらも突っ込まずにはいられない!」
アドリブ面白トークにも支えていただきまして、無事終了し!!!

かくて、まいてつこころ旅@なんばソフマップザウルス1店さま!!! 
めちゃくちゃ楽しく大充実で! 着・発完了いたしましたのです!!!

ですがわたくし! ここからも、重要な任務を帯びておりました!!

実は今回、まいてつこころ旅全行程にて早瀬さんの移動をサポートしてくださってる頑宣Ch恭平さんが、
お仕事のご都合でどうしても大阪に残らねばならず。
そして早瀬さんは、一刻も早く声優BARにお戻りにならねばならず――で!
「わたくしが、早瀬さんを無事に新宿までお送りする!」という大役を、
仰せつかることとなったのです!!!

用意していた自分の分のひかりのきっぷをキャンセルし、
のぞみのきっぷふたり分を、EX予約で手配します。

「この時間の新幹線に乗れた! ありがとうございます、進行豹さん!!」
「ふふふ、こんなときくらいはお役に立ちますよ。はしくれとはいえ、乗り鉄ですから」

トークショー&サイン会でいつもお支えいただいておる1/100くらいは恩返しでき、
わたくし完全に有頂天です!

その勢いで、新幹線のお楽しみ! スジャータアイス(バニラ)をごちそうさせていただきますと、




早瀬さんお気にいってくださったようで、
嬉しく楽しく、品川-新宿と乗り継ぎまして、無事! 早瀬さんをお送り届けます!!!

そうして、わたくしも帰宅をしまして!
もろもろあって、今、このレポートを書き終えました!!!

広島で、大阪でお会いできた全てのみなさま、
そしてご応援くださったみなみまさま!

おかげさまで今回も、ほんとうにめちゃくちゃ楽しかったです!
ありがとうございました!!!!

(おしまい!)
posted by 進行豹 at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌