かなり大きめの雪が、ボタリ、ボタリと降っては溶けていきます。
そんな中、わたくしはコツコツと、イベントスケッチを整備しました。
わたくしの中に「よし!」という感覚が芽生えました。
ので――
[hexa3]というフォルダの中をつくり、その中に、
kagex + tOさんご謹製 move_e系プラグイン環境での開発のために必要なあれこれのファイルを移植し。
しかるのち、hexa3_act1.ks というファイルを作り、
その冒頭部に、錬電二章のラスト部分を、演出変更などしつつ、移植しました。
と――
玄関のブザーがなります。
佐川急便さんです。
古本屋さんにお願いをしておりました資料群が、ようようにして、届いたのです。
時計を見ると、18:00になっておりましたので、私は開いたダンボールの中から、優先度の高そうな三冊程をカバンに詰め込み、家を出ました。
「今日、晴れたら写真を撮りに都内に行きたい」
と、先日書いておりましたのは
「都内で、人とお会いするお約束があった」からなのです。
……天候がアイニクであったため、写真の方は撮れなかったのですが、その分進んだアレコレに気を良くし、私は東武東上線に乗り込みます。
東武東上線は走ります。
私を乗せ 南東へ、ひた南東へ――
そして、池袋に到着します。
池袋の駅に降り立つと、いけふくろうへと向かいます。
いけふくろうの前には、たくさんの人が居ます。
PHSにメールが届きます。
[つきました、ビニール傘にヤングジャンプが目印です。]
――という内容です。
それを頼りに、いけふくろう周辺をぐるり探しますと、
とても背の高い、とてもとても細身の男性が、ビニール傘とヤングジャンプを手に、いけふくろうの左の羽によりそっていらっしゃいます。
(“紙のように”とは、こういうことか)
と、その線の細さに感心しつつ、お声をかけさせていただきます。

「【VALLEL】の希依さんでいらっしゃいますか?」
「あ、進行豹さんですね?」
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というわけで、本日 私は、

【maiden panic!!】
などなどのご作品をリリースされていらっしゃる、サークル
「【VALLEL】の希依さんと、池袋でお会いしてまいりました。
で。
VALLELさんのお名前、私――
錬電で使用している写真に関するすごい協力をくださった
Mistyさん
が、ご参加されているご作品がある

ということと、
ローズマリーの声としゃぼんだまとをご担当くださってらっしゃる、
天乙准花
さんもご参加なさっていらっしゃる、
ということで、何度かお伺いしておりましたので――
mixiでご縁を得たことをきっかけとして→コミケでご挨拶をさせていただき→お会いしてお話をお伺い
・・・するにいたった感じなのです。
で。
お話の内容といたしましては――
普段、ほとんど出来ることが無い
『 制 作 進 行 』
関連のアレコレを伺うことが出来、
またスクリプト/演出に関するお話を(今まで私が考えたことの無かった)視点からお伺いすることも出来ましたため、
「非常〜〜〜〜に、ためになり&モチベーションアップいたしました!」
ものとなりましたこと、ご報告申し上げます。
お伺いしたことの中で 「なるほど!!」と、特に強く感じましたこと内容を(私の受け取り方がズレていましたらご容赦ください)簡単に列記しますと
『制作の進捗を管理する最適の職種は“スクリプター”さん』
『“テキストとして表示される文字”も、画面の構成要素』
『完成させても、それはゲームとしては未完成で “プレイしてもらえて始めてゲーム”として成立する』
・・・という感じとなります。
で、あれこれをお伺いしているうちに私は、
『制作進行/ディレクター的な役割を負う方には、多分
“引っ張っていく”タイプと
“支えていく”タイプとの二種類があり、
希依さんは前者、私は後者のタイプであるのだろうなぁ』
というようなこと、ぼんやりと感じるようになりました。
うまくはまだ、言葉に落とせないのですが――
他の方/他のサークルさんのご作品に触れさせていただくことにより、
「自分/自分たちの持ち味」みたいな部分を認識できるのは、非常に興味深く&面白いことであるし、
また、自分/自分達に不足している要素も、同時に確認できるようにも思えるので・・・
本当に、
誰かにお会いし、お話をお伺いすることは嬉しくありがたいことだなぁ、とも思いましたのです。
あ! あと、嬉しいといえば、
「どうして今日はお声賭けをくださったのですか?」
とお伺いしたのに対し
「制作日誌を見て、『楽しそうに作ってらっしゃるなぁ』と思ったので」
とのお応えを頂戴できたことも、非常〜〜〜に嬉しかったです!!
全般、楽しいお話を、本当にありがとうございました!
で。
学ばせていただいたこと――
他のどなたかにまた、お伝えできるに至るまで、成長していきたいなぁ! とかもメキメキ思っておりまして&
行き帰りの電車の中で読んだ資料本も
『資料として役に立っただけでなく、極めて読み物として面白くもあった』
ので。
今の私は
「“面白いゲームの構成要素”として機能し、かつ単体で“面白い物語”として成立できる、【最終章の中の一ルート】」
を、書けそうな気迫に満ち満ちております!!
この気迫、ゆめゆめ霧散させることの無きよう、
ざらっとでも、(たとえ明日の朝、赤面しながら消すことになるのだとしても)シナリオ、眠くなるまで書き進め。
で、寝て起きたらまた、制作のもろもろに、鋭意進捗していきたく存じます!!!
と、そんなこんなとは関係なしに、
本日のバナー は

「カナヘさん意味深バナー」とさせていただきました!
ちなみに、このカナヘさんのおっきい版、
狩野さんとこにアップされておりますこと、あわせご報告申し上げまして――
もって、本日の制作日誌を結び→制作を再開いたしたく存じます!!
All the words that you told,
will― Re_turn
は、
あんたはんはいつも言うてはりました。
きっと… 帰ってきはりますわ
ってな感じでしょうか。
狩野蒼穹さんとこの大きいカナヘさん、
さっそく壁紙に愛用させていただいてます。(^^♪
カナヘさん絵を気に入ってくださり、ありがとうございます!
&バナー版の台詞。
“Re_turn”、の後には、恐らく、もういくらかの言葉が続くような感じなのですが――その辺が明らかになるかどうかは、三章本編or体験版内でのカナヘさんの言動如何によって、かと存じておりますので、その辺も楽しみにお待ちいただけますと幸いです!