まずは
『錬電術師最終章 Re_turn の、
冬コミで出す予定の、2〜3ヒロインルート先行版』
<以下、『錬電術師 (冬)』 と略す>
の、先日の製作進捗に関しまして御報告申し上げます。
【シナリオ、リライト、基礎スクリプト】
一昨日までに書けていた部分のリライトと基礎スクリプトを完了。
新規部分も、ようやく『極めて動的』な部分に突入
→橋頭保と出来るだけの量を書き、固める(ことが出来たともう)。
【製作進行】
特に何事も無く、平穏。
―― という感じの進捗を、先日は得ることが出来ました。
いつもとあんま変わらない御報告とお読みいただけるかとも思うのですが、私の感覚的には
『随分踏み出せた』
というような手応えがございます。
この手応えが確かなものであり、錯覚では無いのなら、
本日は 『相当に一気に書き進む』ことが可能であろうと存じておりますので――
『錯覚でした!』という情けない御報告をまたもすることになりませぬよう!
気合を入れて心をこめて! 本日も執筆に取り掛かっていきたく存じます!
で、その “手応え” を掴ませてくれる、
大変に大きな一因となってくれておりますように、
私としては感じております、
【“「日本語の作文技術」を二週間かけて読む(二日目)”】
に つきましても、以下にコピペいたしますように、
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[二日目:09/10/18]
<第二章:修飾する側と される側>
+ わかりにくい文章の典型例は、
“修飾する言葉と される言葉の繋がりが明白で無い”
というもの
ex
「私は狩野さんが桜崎さんがきゃなさんがいたイベント会場にいたと証言したのかと誤解した」
→上記文章の、文章全体の主語は“私”で、述語は“誤解した”。
→この間に、修飾・被修飾関係にある言葉がいくつも、
入れ子のように入っているので、わかりづらい。
+ そのような解りづらい文章は、語順を変え、
“修飾する言葉と、される言葉をセットに”するだけで読みやすくなる。
ex
「きゃなさんがいたイベント会場に桜崎さんがいたと狩野さんが証言したのかと私は誤解した」
→読点をやカッコ入れると、
さらに“セット”を明確化できるが、それは後の章で勉強。
(一応)ex2
「『“きゃなさんがいたイベント会場”に桜崎さんがいた』と、狩野さんが証言したのかと、私は誤解した」
+ 日本語の大黒柱は “述語”。主語では無い。
→上記例でも、主語(私は)を省いても、
書かれていることの意味はとれる。
ex 「『“きゃなさんがいたイベント会場”に桜崎さんがいた』と、狩野さんが証言したのかと、誤解した」
→しかし、述語(誤解した)を省いた場合、
書かれていることの意味をとることは、ほとんど不可能になる。
ex2 「『“きゃなさんがいたイベント会場”に桜崎さんがいた』と、狩野さんが証言したのかと、私は」
(理解した、誤解した、恐怖した、軽蔑した、尊敬した――など、
いかような意味にも読みとり得てしまうので)
+ そして、“修飾される言葉”は、常に、
“そのセット”の中の、述語。
→“きゃなさんがいた” =修飾する言葉 :
“イベント会場” =修飾される言葉=述語。
“きゃなさんがいたイベント会場に” =修飾する言葉 :
“桜崎さんがいた” =修飾される言葉=述語。
“きゃなさんがいたイベント会場に桜崎さんがいたと” =修飾する言葉 :
“狩野さんが証言した” =修飾される言葉=述語。
“きゃなさんがいたイベント会場に桜崎さんがいたと狩野さんが証言したのかと私は”=修飾する言葉 :
“誤解した”=修飾される言葉=述語。
→この“セット”が不均衡
(修飾語・被修飾語のいずれかが不足している) だと、
日本語は意味を取れなくなる。
ex 「きゃなさんは狩野さんと同じように絵を描けない」
→きゃなさんは : 狩野さんと同じように絵を描けない
狩野さんは : (述語が不足しています!)
ので、上記例だと、
「狩野さんは絵を描けるうにも、狩野さんも絵を描けない」ようにも
読めてしまって、上記情報量だけからその判断を下すことは不可能。
→解決するための方法は、
“不足している、<狩野さんセットの修飾語>を補う”こと。
ex 「きゃなさんは狩野さんが絵を描けるのと同じように絵を描けない」
→しかし、これも
『きゃなさん:絵を描けない』のセットが
文章の中で離れ過ぎているのでわかりづらい。
ので、近づけて解消。
ex2 「狩野さんが絵を描けるのと同じようにきゃなさんは絵を描けない」
(これも当然、助詞とか読点とかカッコとかでさらに読みやすく出来るが、それは後の章で勉強)
>> 第二章を読んでの私見
+
1:「どの言葉を」「どの言葉が修飾しているか」の関係を常に意識し、
セット内の不足を発生させないこと。
2:“セット内の、修飾語と被修飾語”の距離は、出来る限り近づけること。
・・・“極端に意味が取りづらい文章” や
“意味を取れない文章”を書いてしまうことは、
この二点を守ることにより避けられる。
+ カッコや読点を、
“そのセットを明確化するため”に、私が使っていたということが、
今回の学習の副産物として判明した(ように思える)。
その辺の使い方の“技術”についても 学習し、
改善すべきがあるのであれば、積極的に改善したい。
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・・・私としては、“きちんと理解し、消化できている”
のではないかと判断できる範囲内で、進めさせていただけております。
ので、こちらも 引き続き焦らずに!
一日一章ペースでの精読&レジュメ化を、重ねていきたく存じております!
また、
並行して、こちらもコツコツ行っております、

不機嫌亭デザインズ
に関しましても、これも
“おかげさまで良い感じですすめさせていただいております!”
のではないかと、私としては思っておりますこと、
あわせ御報告申し上げます。
こちらも、さらに順調に進み&先様にお伺いしてご許諾を頂戴できました場合には、
“実は、こういうことで良い感じだったのです!”
ということ、御報告させていただきたく思っておりますので!!
こちらにつきましても、ご興味を持ってくださる方がいらっしゃいましたら――
どうぞ、“更なる順調な進捗”の方、お祈りいただけますと、とても嬉しく存じます!
と、あとデザインズの
『御注文の流れ』 が、
「堅過ぎて、わかりづらい」
のではないかと私、感じ始めてまいりましたので。
そしてまた、
上記 <良い感じですすめさせていただいております>
の内側におきまして、
『こう改善すればいいんだ!』
という回答を見出す/見出させていただく ことが出来たようにも思いますので!
こちらも、もろもろもスキを見つつにコツコツと!
具体的改善、図るっていきたく存じます!!
そう出来ましたら、これにつきましては出来次第の御報告申し上げますので!
どうぞ、もうしばらくお待ちいただけますと幸いです!
と、いうような感じに、
『良い流れ』
全体に関与し合いながら産まれ始めて来たように、
私としては思え初めてまいりましたので――
その流れを、決して妨げることが無きよう、
また、無理に加速させようとして、制御不能としてしまうことも無きように!
引き続きましてコツコツと、もろもろ、頑張っていきたく存じます!!