2009年10月24日

華麗なる時刻表トリックと、紅白戦でホームラン、そして“「日本語の作文技術」を二週間かけて読む(六日目・前半)”

 昨日、私は非常に嬉しいことがあったため、
 すっかり失念してしまっておりましたのですが――

 告知、が一つございます。

 それは

 

ということです!


 ・・・というか、デザインフェスタ。今までの人生で全くご縁がないイベントでございましたので――

「当日告知」をやらかしてしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます。


 で、しかも!

 よりにもよってデザインフェスタ!


 本日開催されます、


『秋葉原ロケテゲームショウ1』


と、同日開催・もろカブリなわけであることにも、本日 私 ようようにして気が付きましたのでございます。


「これは、“錬電をチェックくださっている方でデザインフェスタお運びになる方”、
ほとんどいなくなってしまわれることも止むなしか」

と、ですので私、当然にガックリ来たのではございますが!


 しかし! 私の脳内の西村京太郎先生が!! 

「あきめたら そこで終電じゃよ」

と、なんだか別の先生と入り混じりつつ、アドバイスをしてくださったのです!!


(そうですね……西村先生!)

と思った私は、まず、両イベントの“開催場所”と“開始時刻”を調べ直しました!

すると

『デザインフェスタ』:“東京ビッグサイト”にて“11:00”から


『秋葉ロケテゲームショウ1』:“秋葉原UDX 4F”にて “13:00” から

という開催日時情報を獲得することが出来ました。


 最寄駅は――

 前者:りんかい線『国際展示場』もしくは ゆりかもめ『国際展示場正門』駅

 後者:JR 『秋葉原』 もしくは 東京メトロ 『秋葉原』『末広町』駅

――となります。

 つまり!

 「11:00にデザインフェスタに入場し、そこで1時間過ごし、駅まで戻るのに20分かけた」
としても、



12:24 国際展示場駅(東京)

12:29 新木場

JR京葉線快速・東京行 6分

12:35 新木場

12:41 八丁堀(東京)

東京メトロ日比谷線・東武動物公園行 7分

12:48 八丁堀(東京)

12:55 秋葉原駅(東京)


という乗り継ぎを行えば!

『JR秋葉原駅電気街口から徒歩2分』

となっております秋葉原UDXの4Fに、

【13:00に到着することは可能!!!!】


となっておりますのです!


 のでので、私としては!

「お時間と交通費と、そしてなにより心の広さにご余裕をお持ちの錬電プレイヤーの方がいらっしゃいましたら是非!!」


“『デザインフェスタで かや姉と握手(?』
  ↓
『秋葉原ロケテゲームショウで同人ゲームを満喫!』

 というコースでの一日をお過ごしください!”


と、オススメ申し上げたく存じます次第です!


なお、
「デザフェスでの
 “かや姉携帯クリーナーの展示即売” につきましては」

【スパッタ株式会社さまが主体。
 うちは、データ提供のみ、というお願いの形式なので、

 「どのくらいの数が、いくらで頒布されるか全くわからない」】

というのが、正直なところであるかと存じます。


 ただ、頂戴したご案内には、

 “ 数個以内/作家様 ”

と明記されておりましたので、「多分、とても少ない数」であることは、予想されるところでもございます。


 のでので、

「せっかくお運びくださったのに、かや姉携帯クリーナー(間違い電話版)を見ていただけない」

という事態が発生してしまう可能性が無きにしもあらずなこと――


どうぞ、あらかじめ、ご了承・御容赦いただけますように、こころより御願い申し上げます。



 で!

 上記、

 「スパッタ株式会社様からご紹介をいただいたので、
  携帯クリーナーデザインを提出してみたら
  『ご出展OK』のお返事を頂戴できた!」

ことにも大きなきっかけをいただきまして開設・運営を開始させていただきました、


不機嫌亭デザインズ


に関しまして――

『先日、新しいお問い合わせを頂戴できました!』

――ことも、あわせ御報告申し上げます!!


 こちらも、全力でデザイン案のご提出をさせていただき、
 幸いにしてご受注・ご納品をさせていただくことができ&
ご紹介許可賜れましたら、改めてのご紹介をさせていただきたく
思っておりますので!

 どうぞ、そう運べますことを、ご応援&お待ちいただけましたら、とても嬉しく存じます!!


 で。
 
 「先日 新しいお問い合わせを頂戴し」

 かつ

 「先のご納品の報告をさせていただきましたのが、この日付


であったという事実を、神智学的見地から考えますと――


『その間、デザインズは手すきだった』

――という結論を導き出すことが出来るかと存じます。



 そして

「手すきだからといって、何もしないでは
 『スキルアップのために』という、デザインズの目標の一つに反する!」

と私は考えましたので、その間に、

<紅白戦>

を行おう、と考えましたのです。


 <紅白戦>と申しますのは――

『実際に、ご発注をいただき、ご受注をさせていただく製作』=<実戦>

――と定義した場合の、<紅白戦>であります。


 具体的には――

「くろえ姉ボイスでお馴染、いちいさんのページは

 『散歩で、寄り道。』

 と、すっごく【ロゴが作りやすい】(≒イメージを想起しやすい)タイトルだ」

ということに気が付きましたので。

 そしてまた、二章における“OLさんボイス”など、

「きちんとした御礼のある御依頼に対して、ではなく、
 半ばボランティアとしてご提供いただいたボイス群」

への御礼の機会を つねづね私、伺っておりましたので。



1:『散歩で、寄り道。』ロゴを自主制作してみよう。

2: それをいちいさんにお送りしてみよう


というチャレンジを、<紅白戦>的な位置付けのもと、行ってみよう――と、考えましたということとなります。 


 で、そのように作り、


(画像クリックで大きくなります)


そのようにご送付させていただきましたところ、なんと!!!!


 これ、このように!!

『私が自主制作→送りつけさせていただきましたロゴを、
 ページトップとして どどん! と、
 しかもとても綺麗に落ち着きよく! ご配置たまわれました!!』


のです!!


 と、ここで私の中の“心配性な私”が、

「無理やり押し付けた形になってしまっているのでは!?」

と、不安の声をあげたりもいたしますのですが――


 しかし、私の認識の中では確実に!

いちいさんは 「“大人の対応”が出来る方」

(例:
  私が、いちいさんに、
  川越名菓 『芋祭り』 <架空の名菓です、念のため> を
  お送りさせていただき、しかし、
  『芋祭り』が いちいさんのお口には合わず、
  “やむなく周辺のみなに一個筒食べてもらった”という事態が
  発生してしまったと仮定した場合。

 「先日は珍しいお菓子をありがとうございました。
  とても個性的なお味で、みんなでわいわいと楽しくいただきました」

  ――くらいに、丁寧で さらりとした、しかもウソの無いご対応を頂戴できるのではないか、というレベル)


でございますので!

 
「これは、100%気に入っていただけたのだ!!」


と、私、自信を持って確信いたしますところでございます!


 ので、そちら早速、

 「製作実績」としてサンプルリンクにご紹介させていただきして!

 その実績と喜びとを大きな励みに!

 デザインズの方、ますますと頑張って行こう! と、改めまして強く思い至りました。




 でもって、
 そのデザインズが寄与し、還元されていく先でございます、


『錬電術師 (冬)』の製作に関しましては、


【シナリオ、リライト、基礎スクリプト】
 順調。一昨日分の基礎スクリプトまでと、
 確実な量の新規シナリオ執筆を行う。



【制作進行】
 “ある方のPCトラブル” が、
 “超深刻な事態”にはつながらずに解決可能、

  なのかな? ということをお伺いでき、ホっとする。


という進捗を得られましたこと、あわせ御報告申し上げます!


 こちらの方も、着々進んでおりますので!

 可及的速やかに、かつ充実と満足とのうちに、今やってるとこのシナリオを終わらせ。

『かなりアップしたスキルでの画像加工&素材作成を武器としての
 演出スクリプト着手!!』

にかかれますよう、引き続きまして、頑張りたいと存じます!!



 で、シナリオ勉強の一環でもある

 「日本語の作文技術」の学習につきましては、


『同書上、最難関点であり、また日本語学習上の最難関点でもある“助詞”の項目に突入』

いたしましたので、勝手ながら

「一章を、前・後篇にわけて」レジュメ化することとさせていただきまして――


-----------------------------------------------------------


 
[六日目:09/10/23]


<第六章:助詞の使い方 / 勝手に前半 『“は”の使い方』 >

+ 助詞は “文章全体の構造を支配”する 極めて重要な、日本語の根幹を為す品詞である。
 →日本語を正確に使いこなせるかは、助詞を正確に使いこなせるかに掛かってくる。

+ 助詞の中で最も重要で、最も便利なものは <は>。 

  『進行豹が狩野さんにコグレさんを紹介した』という一文は
   「進行豹<は>狩野さんにコグレさんを紹介した」 とも
   「狩野さんに<は>進行豹がコグレさんを紹介した」 とも
   「コグレさん<は>進行豹が狩野さんに紹介した」とも書ける。

+ つまり。<は> は、
 1:<が>の代用をする
 2:<に>の補語としてくっつく
 3:<を>の代用をする
  ことが出来。
 いずれの場合にも、<は>に補助された語を、
 “その文章の中で、最も重要なものとして引き立たせる=主格とする” ことが出来る。


+ そしてまた、<は> は、“同じ重要度を持つ二つの主格を統合”するという能力も持つ。

→『不機嫌亭ゲーム班一同が、不機嫌亭ゲーム班一同が突然の販売停止通告を受けたことにより、大変なショックを受けた』
 
という文章の構造は、
 
 「修飾される語」である “ショックを受けた”に、
 「修飾する語」の、“不機嫌亭ゲーム班一同が” “不機嫌(略)受けたことにより” “大変な”がかかっている、
というものである。

→ これを、<は>を用いることなく短くまとめようと試みると、

 『不機嫌亭ゲーム班一同が突然の販売停止通告を受けたことにより、大変なショックを受けた』
  あるいは
 『不機嫌亭ゲーム班一同が、突然の販売停止通告を受けたことにより大変なショックを受けた』
  あるいは、
 『不機嫌亭ゲーム班一同が、突然の販売停止通告を受けたことにより、大変なショックをうけた』

となってしまい。

“誰がショックを受けたのか” ないしは “誰が販売停止通告を受けたのか”
という重要な情報が欠如、ないしは極めて読みとりづらくなってしまうことになる。


→ しかし、<は>を用いれば、

 『不機嫌亭ゲーム班一同は突然の販売停止通告を受けたことにより、大変なショックを受けた』

と、“不機嫌亭ゲーム班一同がショックを受けたこと” と “不機嫌(略)が販売停止通告を受けたこと”
とが共に、非常に明快な形でまとめられる。

→ これが、<は>の持つ、『二つの主格統合の能力』であり、<が>は これを持たない。



+ <は>には、『見えていない対照語から、<は>をつけられた語を“限定”する能力』もある。


→『狩野さんは絵を描く』

 と書いたときには、
 “狩野さん以外のことも、言外に述べている”し
 “その<以外の誰か>が絵を描かないことも、言外に述べている”。

  つまり
 「狩野さんが絵を描く」 は、単なる事実であり、
 「狩野さんは絵を描く」なら、
 “狩野さんは絵を描くが、他のみんなは絵を描かない” ことを述べている。



+ ことほど左様に<は>は、“複雑かつ強力な助詞”なので、使い方を間違えるとヤヤコシイことになる。


 → 『狩野さんには人差し指のペンダコが無い、が中指にはある』 

   という例文は、

   (他の人はそうであるのに) 「狩野さん<には>ペンダコが無い」
   しかし 「中指には(ペンダコがある」 ――という意味を内包し、

   1:他の人は、たいてい人差し指にペンダコを持つ
   2:狩野さんの人差し指にペンダコは無い
   3:狩野さんの中指にはペンダコがある

   という三つの事実を暗示/明示していることとなる。

  
   しかし、「1」が事実でない場合、不要な誤解を防ぐため、
   <には> や <は>を使うことは避けなければならなくなる。

   その場合には、

   『狩野さんの人差し指にはペンダコが無い、が中指にはある』

   とやって、“狩野さん”にかかっていた <は>の持つ『限定をする能力』(の暗示)から逃れなければいけない。

(かつ、人差し指<には>とやったことにより、“他の指と比較しての人差し指”を暗示できるので、
   後段の、“が、中指――”へ、よりスッキリと文を導くこともできる)



+ また、ことほどさように<は>は強力すぎるので、
 “<は>を複数持つ文章”においては、<は>そのものを統合する工夫があると、文章を理解しやすくなる。

→ 『進行豹はシナリオ執筆時には本当には集中できていない』

  この文章は、最高にややこしく読もうとすると

1:(他のシナリオライターさんはそうできるのに) “進行豹は”
2:(他の場合にならそうできるのに)“シナリオ執筆時には”
3:(集中してフリをしているが) “本当には”

――という、それぞれの<暗示されている対照>が読みとれてしまう。

上記の文は、例えば、
   
  『シナリオ執筆には本当には集中できない進行豹』   (1の誤読要素を防止する場合)
  『進行豹はシナリオ執筆時、本当には集中できていない』(2の誤読要素を防止する場合)
  『進行豹はシナリオ執筆時には、ある程度の集中しかできていない』 (3の誤読要素を防止する場合)  

  『シナリオ執筆時に本当には集中できない進行豹』 (1、2防止)
  『シナリオ執筆時には、ある程度のしか集中しかできていない進行豹』 (1、3防止)
  『進行豹には、シナリオ執筆時にある程度の集中しか出来ない』 (2、3防止)

などと書き変えた方が、“いわんとすることを、誤解無く伝える”ことが出来るようになる。



>> 第六章(勝手に前半)を読んでの私見

+ <は>は、ウルトラ強力で、ウルトラややこしい。

+ <は>を他の助詞で代用できるときには、絶対にそうした方がいい。
  <は>を安易に使うのならば、その安易さの分だけ、日本語習熟が困難になっていく。

+ “<は>を書いた時には、他の助詞で代用できないかを考える習慣”をつけるべき。
  
   


-----------------------------------------------------------



――という私的レジュメを作成させていただきましたこと、ご報告申し上げます。 



“特に、<は>の使い方を意識する”

“<は>を使う時には、他の助詞で置き換えられないかを考える”


という心がけ、本当に日本語上達のために大切かつ有用であること理解できるのですが――

しかし、
【“助詞”は、他の心がけと比し、あまりに頻繁に出てくるため、
“意識しつづけること”を忘れてしまいやすい】

こともまた事実かとも存じますので!


 とにもかくにも、こまめに文章を読み直し、
 
 「読んで/読みとっていただきやすい」 文章を、そして物語を紡いでいけますよう!

 そちら方面も、あわせコツコツ、努力を重ねていきたく存じます!!


 がしかし、本日誌の執筆、予想より長引いてしまいましたので
(お待たせしてしまい、申し訳ございません) 
ひとまずは <は> に関しましては、
“ほぼ従来通りの意識での執筆”としての投稿となりますこと、
ご容赦いただけますと幸いです。


 と、いうことで本日も! もろもろ前向きに、頑張っていきたく存じます!!
posted by 進行豹 at 07:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/33153027
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック