2009年10月28日

「今日やることと明日までにやること」 & &「日本語の作文技術」を二週間かけて読む(九日目)”

 おはようございます。 

 私、文書は大抵

「タイトルを書いて」

「本文を書く」

という流れでもって作成いたします。


 これは何故か? と申しますと、

『タイトル=これから書こうとしている文章内容を極度にかいつまんだもの』ですので、

つけたタイトルはを そのまま、“執筆指針”をしめしてくれるように思うからです。

 で、本日の私は

「今日やることと、明日までにすること〜〜」

というタイトルをつけたのですが、ほどなく

『その二つって、同じ意味だ!』と気が付きました。

 ので、それは話のマクラとおいて。

 しかし、実質的にはタイトルを、

「今日やることと、明日までに(出来たら)やりたいこと」

と改め、以下に記述いたしたく思います。



[[今日やること]]

 ・現在ヒロインルートの執筆リライト基礎スクリプト完了

 ・デザインズ、250枚=2500円パックの試験運用開始準備

 ・「日本語の作文技術」の本日分を読む。



[[明日までに(出来たら)やりたいこと]]



 ・デザインズ、250枚=2500円パックの試験運用開始

 ・デザインズブログの作成・開設



――という感じです。


 で、それぞれの内訳につき、 
 今度は項目別に詳述してみたいと思います。



【製作進捗報告】

<<シナリオ・リライト・基礎スクリプト>>

  本日中に、現在ヒロインルートは完了できると思います。

  先日の進捗は昨日の予定とは多少ズレて、

 「一昨日に書いた部分のリライトと基礎スクリプト」
  ↓
 「スキップしたシーンに必要な各種素材の加工、作成」
  ↓
 「スキップしたシーンの書き出し・執筆」

というものとなりましたこと、あわせ御報告申し上げます。

 「何故、ズレたか?」 の理由につきましては、

『しっくりと来る書き出しが なかなかに掴めなかったので、
 他のやれることを 先回しにした』

 となります。

なお 上記、“しっくりと来る書き出し問題”は、
既に解決済みですので ご安心いただけますと幸いです。


<<その他の関連ご報告>>

 一昨日に作成・設置させていただきました、
 アラディア先生版「HexaQuarker」バナー。

 


・・・こちらにつき、

650さん
が、

>バックの素子にストレートな錬電らしさがある感じ

というバナー下コメントをつけてくださいましたこと(ありがとうございます!)

地味に激しく嬉しかったので、プレイくださるみなさまにも、ご紹介申し上げます。


+「らしさ」を感じていただける作品に、
 『錬電術師』が育っていっておりますこと。

+ その、「らしさ」を、(私の言葉でいうと)
 “ノイズ感”に近い部分に感じ取っていただけましたこと。

――嬉しいばかりでなく、非常に「これで良いのだ!」という手応え・励みと、
私 感じさせていただきましたのです。

 
 今後、画像加工の技術があがり、
 素材作成の技術があがり、


tOさん@『PBP』さん
ご謹製、
<move_e系プラグイン群>
のお力を拝借することにより、どれほどに、

『貴一くんの視点を、精密に追う』

ことが出来る物語と、錬電術師が育っていったといたしましても。

しかし錬電術師が
“ノイズをまとわせる物語”
でありつづけることは、これは確実でございますので!

 今後とも――

(それを目的とするのではなく、“必然を満たす”うちに、
 自然とそうなっていきますよう)

――『錬電らしさ』感じていただけるアレコレを形にし、またご覧いただけますように、
「頑張っていきたい!」と存じております!!



 


【不機嫌亭デザインズ】



<<250枚=2500円コミコミパック>>

 先日の日誌にて御意見お伺いをさせていただきました、
 [同人名刺デザイン作成 250枚=2500円 印刷・送料 コミコミパック] につきましてなのですが、


まぐおさん
のトコを拝見いたしましたら、

『大きなご紹介をたまわっていた』 (ありがとうございます!)

ので。

&私も、

「試験開始して、
 実際にニーズがあるかどうか、問題点が無いかどうかを
 洗い出してみて、悪ければやめればよい」

と考え至っておりましたので。

 本日中に
<コミコミパックの試験運用の開始>を いたしたく存じております。

 ですのでこちらも 明朝には
 「試験運用開始しました」
 と御報告させていただけますよう、頑張りたいと存じます!


<<デザインズブログの作成・開設>>

 デザインズを開始し、
 また、「日本語の作文技術」のレジュメ作成・紹介を開始したことにより、
ここ数日の製作日誌は

 『異様に長いもの』となってしまっております。

(実際、同趣旨の ご意見もプレイヤーさんから頂戴いたしました:ご意見ありがとうございます!)


 で、私としても 同点、可及的速やかに解決したく存じました。


 ので、あれこれと考えましたところ、

 
『デザインズのブログを作成し、そちらを独立運用』

『そちらは、“記載事項があるときにのみ、記事投稿”という扱いにする』

『デザインズブログへの記事投稿を行ったときには、
 翌朝の不機嫌亭ゲーム班製作日誌にも、
 “デザインズブログ更新しました(更新内容:××)”
 という御報告&リンクをはる』


――という改善案が、

「現行のフォーマットを最小限にいじるだけで出来る、
 もっとも改善効果の大きな案」

となるかと存じましたので、こちらにつきましては

『出来たら明日までに、無理ならその翌日までに行う』

事項とし、改善着手をいたしたく存じております。
 

 この改善を行えば、

 <興味を持ってくださる方には確実にチェックいただけ、
  興味の無い方には簡単にスルーいただける>

――という構造とすることが出来るかと思いますので、

これは確実に、プレイヤーさんにも喜んでいただけるのではないか!

と、私としては思っております次第です。

 
 
  

【「日本語の作文技術」を読む(九日目)】

 こちらにつきましては――
“全精読&レジュメ化が終わったら、
 .txtか.pdfにまとめて、必要な諸注記をつけ、
 本制作日誌上であらためて公開”

――させていただきたく存じております。

 そして、その日も「もう少し」のところまで来ておりますので――
現行フォーマットのまま、ひとまずは最後まで行っていこう、と存じております。

 ということで、先日の学習成果は、

-----------------------------------------------------------
 
   
[九日目:09/10/27]


<第九章:リズムと文体>

+ リズムと文体は『応用要素』。特に意識がなくても 基本要素さえ守っていれば“読みやすい日本語を書く”という
 学習目的は達成できる。しかし意識できれば、さらに読みやすい日本語を書くことが出来るようになる。


+ “リズムのある文体”を習得するためには、
 『自分で書いた文章を朗読してみる』訓練が非常に有効。

+ いわゆる名文、と呼ばれる文章に自分で手を入れてみて、
 「その文章のリズムが、“一語の入れ替え”や “助詞の増減”などの非常に小さな違いによって、いかにたやすく壊れてしまうか」を
 実感することも、リズムの大切さを理解するためにはとても有効。






>> 第九章を読んでの私見

+ 「名文の実例」の紹介がほとんどなので、書かれている内容としては “以上で全て”となるのではではないかと感じた。

+  自分の練習にのために、「日本語の作文技術」中では紹介されていない、
 “私的に、独特で動かし難いリズムがあると感じる書き出し”を例文に、
 “リズム破壊”を試してみたいと思う。


(例文)

『 夥しい煤煙の為めに、年中どんよりとした感じのする大阪の空も、初夏の頃は藍の色を濃くして浮雲も白く光り始めた。
  泥臭い水ではあるが、その空の色をありありと映す川は、水嵩も増して、踊るやうなさざ波を立てて流れている。』

 (「大阪の宿」 水上滝太郎 / 原著は旧字体の漢字。“初夏”には“はつなつ”のルビ)

・この例文の
“初夏(はつなつ)の頃は藍の色を濃くして → 初夏(しょか)には濃い藍色に染まり”に。
“その空の色をありありと→その空の色をありあり”に、変更してみる。

『 夥しい煤煙の為めに、年中どんよりとした感じのする大阪の空も、初夏には濃い藍色に染まり浮雲も白く光り始めた。
  泥臭い水ではあるが、その空の色をありあり映す川は、水嵩も増して、踊るやうなさざ波を立てて流れている。』 


→ 大きめの変更をした一行めのみならず、
  「ありあり “と” の、“と”しか削除していない」二行目でも、リズムは明確に狂っている。
  (声に出して読んでみると、読み辛くなっているのがハッキリ感じられる。
   念のため ひらがなで、現代カナに書き下してみる)

(元の例文)

『 おびただしい ばいえんのために、ねんじゅう どんよりとしたかんじのする おおさかのそらも、はつなつのころは あいのいろをこくして うきぐもも しろくひかりはじめた。
  どろくさいみずではあるが、そのそらのいろを ありありとうつす かわは、みずかさもまして おどるような さざなみをたててながれている』


(いじった例文)

『 おびただしい ばいえんのために、ねんじゅう どんよりとしたかんじのする おおさかのそらも、しょかには こいあいいろにそまり うきぐもも しろくひかりはじめた。
  どろくさいみずではあるが、そのそらのいろを ありありうつす かわは、みずかさもまして おどるような さざなみをたててながれている』

→ 書きなおし 読み直してみて 『元の例文の、“初夏の頃は”を“初夏の頃には”にするだけでもリズムが崩れる』とも実感できた。
  “はつなつのころは” と “はつなつのころには” のみを取ると、後者の方が読みやすいように思われるので、

  <リズムとは、“リズムある言葉、の組み合わせて作るのではなく”、“言葉をスムーズに流す、ことから自然発生するもの”>なのではないかとも感じた。

 (意識的に切ることも、“流れ”を整えるための手法)


+ ここを“技術論”に落とし込もうとすると、膨大な手数がかかりそうなので、“例文紹介がほとんど”という構成は正しいように思われる。
 「書くこととは、読むこと」なのではないかなぁ、とも。



-----------------------------------------------------------

と、なりましたこと、御報告申し上げます!




「制作日誌における、
 “読んでいただきやすさの追求”」

は、そのまま即ち

「今後の製作物全てにおける、
 “読んでいただきやすさの追求”」

につながるかと思いますので、その方面でも改善努力、
たゆまず積み重ねていきたいと存じます!

 試行錯誤の過程においては、
 あるいは揺り戻しや迷走なども当然にあるかとは存じますが、


 ここはひとつ、

「その過程がここまであからさまにみられるのは、

 『不機嫌亭ゲーム班製作日誌においてのみ!』」

かと存じますので、


「それもまた、“不機嫌亭ゲーム班を楽しむ一要素”」

くらいに広い度量でもって ご寛恕いただけますと、とても幸いに存じます。


全体のベクトルとしては、確実に

 「成長する同人ゲームを」

我々、作成していけているのではないか、と存じておりますので!



 と、↑のような改善努力、常に図りたく思っておりますので、
 いまさらながらですが、

「錬電術師」「製作日誌」「不機嫌亭デザインズ」「その他」

いずれにつきましても、ご意見・ご感想・ご指導・ご鞭撻・お叱り・お褒め等々――

どのような意見も、大歓迎で受け付けさせていただちております。

 本制作日誌のコメント欄でも、
 あるいは不機嫌亭ゲーム班メールフォームからでも、

何かございましたら、どうぞお気軽にお寄せいただけますと幸いです!!




――と いったあたりで、本日の御報告を完了いたしたく存じます!


 本日は、ひときわテキパキと行動し!
 「今日やること」をまずはきっちりこなせますよう、頑張りたいと存じます!!
posted by 進行豹 at 07:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌
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