2009年10月31日

ハロウィンバナーを作りました&“「日本語の作文技術」を二週間かけて読む(十一日目)”

 おはようございます!

 そして、ハロウィンおめでとうございます!!

 ということで、まずは先日 私、

「せっかく、季節のお祭りごとなんだし」ということで、

これ、このような



ハロウィンバナーを作ってみましたこと、ご報告申し上げます!




 で。

 私が その他に、先日行いましたことはといえば、

「たっぷりと休養をした」

という一文に尽きてしまうような感じでございます。


 ので、本日はエンジンをきっちりかけ直し!


『書けているヒロインルートの演出スクリプト進行と、
 新ヒロインシナリオの執筆開始』

『書き終わり切れなかったメールのお返事』

『ご確認しきれなかった事項のご確認』


などなど、鋭意行っていきたく思っております!


 ですので当然、
明日の日誌では、上記もろもろにつき、具体的にご報告させていただきたく存じます!


 
 
不機嫌亭デザインズ


に関しても、水面下では幸いにして、きちっと活動できておりますので!

そちらにつきましても、(先様のご許可を頂戴できました場合には) 
また改めましての御報告させていただきたく存じております!!


 と、いうことで――
 本日の制作日誌は、

 『かなりあいまいで具体性を欠く』

ものに申し訳なくもなってしまっておりますのですが、

「日本語の作文技術」の学習の方は、しっかと進みましたこと、
これは 詳細にご報告させていただけるかと存じます。

 ご報告内容=学習成果は、以下の通りとなります。


------------------------------------------------------



[十一日目:09/10/30]


<第十一章:具体的なことを>


+ 文章は、端的・具体的に書く方が
 そうで無い場合に比して、読んでもらいやすい。

ex. 「磁性体を塗布した円盤を高速回転させ磁気ヘッドを移動させることで情報を記録し読み出す補助記憶装置の一種が破断した場合、
    かつ、当該する補助記憶装置の有する記憶情報を別媒体へ複製していない場合においては、ゲーム開発への深刻な障害を生じやすい」

   「バックアップを取ってないと、ハードディスクがクラッシュしたとき非常にマズイ事態になりがちです」

→上記二例は、同内容のことを書いている。より端的な後者の方が、端的ではない前者と比して、圧倒的に読みやすい。




+ 「数字」は、非常に強い具体性を出すので、引き込む力を強く持つ。


ex. 「錬電術師第一章 gate_wayは、初めての夏コミで そこそこの数を売り上げることが出来た。
   しかし進行豹は、山のように初回在庫を用意していた。・・・帰りの荷物は重かった」


  「錬電術師第一章 gate_wayは、初めての夏コミで110本の売り上げを達成した。
しかし進行豹が用意していた初回在庫は300本! ・・・帰りの荷物は重かった」   


+ 「具体性」を冒頭に持ってくると、そこから続く文章は、
  “読んでもらいやすくなる”だけでなく “より強い説得力を持つ”ことが出来るようになる。

→ 上記2例、それぞれの、 「・・・帰りの荷物は重かった」 以下に、
  『イベントへの持ち込み数をどうするか? ・・・同人ソフト開発者には、常に付きまとう難問である。』
  と続けた場合の説得力・引き込み力は、どちらが高いかは明白。


+  「数字」、「具体例」を示すということは、即ち“事実を示すということ。
   事実を示すためには「取材・調査」が必須。


+  また、“「数字」「具体例」で示し得る事実” を、“感覚的に書いてしまう”という行為は、
   表現をあいまいにするだけでなく、
  “その文章が存在する意味そのもの”を、あいまいにさえしてしまう。

→ “知らないこと”“調べてないこと”を無理に書こうとすると、
   どうしても描写は「あいまい・感覚的」になりやすい。

   例えば、私が “今日の石材業界”について書こうとしても。

   「不況の波は、多分石材業界をも襲っているのではなかろうか」

   としか書きようが無い(し、そんな文章は“実質何も言っていない”ので、書く意味すら無い)のだが、

   例えば『年度別の売り上げと純利益の推移』のデータを調べ、それを文章で示せば、
   “具体的で読みやすく” かつ “意味を持つ”文章になる。
 
 
+  文章に「意味」を与えるのは、つまり「描写」であり「具体性」。
  
→ 虫を徹底的に観察・描写し尽くしたからこそ、「ファーブル昆虫記」には極めて大きな意味がある。



------------------------------------------------------


――です。


『具体的に書ける事実がないときは、
 あいまいにしか書き得ない』

ので

『具体的な事実を書けるように、踏み込まねばならない』

ということ、本当に有用かつ身にしみる教えかと存じますので!


その教えを、しっかと会得していきますためにも!

一日コツコツ頑張って、

『具体的事実!』 積み重ねていきたく存じます!!
posted by 進行豹 at 06:45| Comment(3) | TrackBack(1) | 製作日誌
この記事へのコメント
「とりくおあとりいと」という謎の語句は、なるほど「特利と。釣り糸。」でしたか。
墨でササッと描かれた釣竿に、臨済宗中興の祖、白隠禅師の風格を感じます。
ちなみに、私が福井の某禅寺で見かけた墨蹟には、「鳥喰おう。後、礼と。」とありました。
このあたり、臨済宗と曹洞宗の違いなんですね。

って、ウソばっか書いてすみません。
ハロウィンバナー、思い切り笑いました。(≧∇≦)
Posted by kiisan at 2009年10月31日 09:00
お〜っ!! 解明、明解。

「とっくりと。つりいと。」って、そう言う意味だったかー
全然解らなかった私は、駄洒落下手かも知れません(;^ω^)

kiisan様、ステキな解説ありがとうございます。
コメント読んでいなかったら、たぶん、後1時間は悩んでたかもしれません。

…て言うか、何処まで嘘なんだか私には解らないゾ?(笑
Posted by ひろひら at 2009年10月31日 20:37
>kiisanさん

 おおお! 「徳利と。釣り糸。」のご解題!
まことにありがとうございます!!
 正直「スルーされて上等!」と覚悟を決めておりましたので、非常に嬉しくありがたく存じております!!

 その嬉しさのあまり、私やや、
 「やらかしてしまった」感もあるように思えてもおります今現在なのですが、

『小さいものでも、意図したとおりに作れた!』

ことは、やはりモチベーション、非常にあげてくれるものでございますので!!

 この勢いで、本来なすべき&なしたい制作も!

 がんがんと進めていきたく存じます!

 ともあれ、嬉しいコメントをありがとうございました!!


>ひろひらさん

 コメント&トラックバックありがとうございます!
 地味にひそかにご好評いただいております、

「日本語の作文技術」の『私なりのレジュメ作成』ではありますのですが、

やはり絶対、

『原著にはあたっていただきたく!』も思っておりましたので、TB先の記事、非常に嬉しく心強く、存じましたのです!

「ここの解釈、極端すぎない?」

とか、そういうとこもし見つけていただけましたら、
ご指摘いただけますと、非常に私の勉強になり&レジュメだけお読みくださっていらっしゃる方へのご情報送信も防げるか――とも存じますので!

もしそのような点をお見つけになられて&お気がむいてお時間ございますことがございましたら!

お教えていただけますと、とても嬉しく有難く存じます!

 お互い、きっちり精読重ねて!

「日本語の作文技術」たかめていけますといいですね!!

 がんばりましょーです! 
Posted by 進行豹 at 2009年11月01日 01:25
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Excerpt: 通常の土曜日なので病院等の後でカルコス小牧へ行き、本の買い物。それと日曜日から今
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Tracked: 2009-10-31 22:12