2010年03月09日

シド・フィールドの「シナリオ入門」の私的レジュメ 【2 :構成の重要さ】

 おはようございます。

 まず、先日の私なのですが、

「プライベートで行わなくてはいけないお仕事で
 ややどっぷりと悩んで→試行錯誤に時間を大きく使ってしまい」

ました。


 で、錬電術師の――


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【シナリオ】
 新規部分を、本当に最低限(「今何を書いているのか」を忘れないための、読み返しと書き足しと程度)。


【製作進行】
  
 最低限ご連絡させていただくべきご連絡だけは。


【その他】

 特には。


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――というだけの進捗を得るのに、夜更かしをすることとなってしまい。


 結果、「本日寝過ごしてしまいました」という体たらくに陥ってしまいましたこと、まずはお詫びしご報告申し上げます。



 がしかし、その甲斐あって

「ハマリ事項は、多分解決できた」のではないかと自分としては思えるものをこさえることが出来ましたので!

 本日はまた、ペースを戻して着々と!
各種製作、ならびに製作進行などなど、行わせていただきたく存じております!!



 で、先日から開始いたしました、

「“シド・フィールドのシナリオ入門”の私的レジュメ作成」

の方は、本日は第二稿「構成の重要さ」です。


 今回

「構成というものが、何故重要なのか」

についてを説明するだけの内容となっておりまして、
「演習問題」の方も、
「自分のパラメーターを自己評価しよう」
というだけの(講義内容との関係性が非常に薄く思われる)ものですので、
その辺自明&お忙しい方におかれましては、
スルーいただいても特に問題ないかも・・・とも存じます。

(明日以降は、一気に「実践的」な内容となる様子です)


 と、以上前置きし、本日作成したレジュメ、以下に添付させていただきます!


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【2:構成の重要さ】


+ 全ての要素が――

 「(伏せられてはいても)明確な関連性を持ち」 
 「問題の劇的な解決に向け(紆余曲折しているように見せかけても)一直線に進んでいく」
 
――物語が、いわゆる、“ドラマチック”な物語であると定義する。

 この場合、“構成”とは――
  
 「ドラマチックな物語を構築するため、一定の状況群の中から、
  関連性のある劇的要素をピックアップし、解決に向け一直線に並べ直す」

――という行為であると定義できる。

  

+ 例えば、ある人物の生涯をシナリオにしようと考えた場合、
 「その人の人生を時系列に描写していけば、面白いシナリオが出来る」かといえば、決してそうはならない。
   

a:『その人の、ドラマにするに足る出来ごと <例えば、ノーベル賞受賞> にまず焦点を当て』

b: 『<ノーベル賞受賞>をクライマックスシーンとし、
  それに関連性の強い(出来れば劇的だったり、考えされられたりする)エピソードを掘り起こし』

c: 『無駄無く、かつ不足なく連なったストーリーラインにまとめる』

ことが出来れば、そのシナリオが面白いものになる可能性は飛躍的に高まる。


+ 上記の a〜c のような作業が 『構成』の具体例である。

  「あるストーリーを思いついたとき、どこがそのストーリーの最重要な点なのかを見極め」
  「それを、より効果的に見せるために必要なエピソード群を厳選し、無駄を切り捨て」
  「最適な物語の起点と終点とを定める」

+ 構成とはつまり、
 『エピソード群、キャラクター、アクション、シーン、台詞、時系列』などの、“物語が持つ全ての要素”を
 『そのシナリオのテーマ』という ふるいにかけて選別し、
  ふるいの上に残った要素を、最善のつながりを描くように並べ直す―― という作業である。


+ 構成の無い物語は、見る側にとっては 「状況が羅列されていく」だけのものになり、期待を持ちづらく・予測しづらくなる。
  見る側(の大多数)がシナリオ→映画・ゲーム等に期待するものは 『ドラマ=明確な一連の劇的行動』であり、
  ドラマのテーマと関連しないエピソード(見る側にとっては、無関連に流れていくだけの状況)は、ドラマ要素を損ねる。


+ 故に、「シナリオのテーマ」が明確で無くては、
 (他のどの要素がどれほど充実していようとも)そのシナリオが魅力的なドラマを描きだす可能性は下がってしまう。


【演習問題 -シナリオライターとしての、あなたの技術を評価し、磨きたい点を書きだしなさい-】


<技術評価>
  ■自分では長所だと思ってる点

   1:柔軟にリライトをする技術
     →例えば、仮に、万が一「発注書ともラフとも全然違うイベント絵」があがってきたときにも、
      それを活かす形で、かつ齟齬なくシナリオを修正することが出来る。
      

   2:非・ドラマチックな状況にスポットをあてる技術
     →見過ごしてしまいがちな状況の中に 
     「これって、実はドラマチックなのでは?」という要素を見出すことはわりと行えているような気がする。


   3:関係性・伏線を描写する技術
     →「主人公の何気ない行動が、実は物語終盤で思わぬ結果へと繋がっていく」
      みたいなのは好きだし、うまく機能させられているのではないかなぁ、と自分では。
      そういう意味でも「関連性を意識した物語作り」は、常に心がけていられるように思う。 

   
     
     
  ■自分ではイマイチ弱いかと思っている点

   1:明快にドラマチックな要素を、最大限に盛り上げる技術
     →例えば人が死ぬとか、告白とか。
      そういう、「いくらでも盛り上げることができる」シチュエーションを、
      “徹底的に描き切り、盛り上げ尽くす”能力は今まで磨いてきてなかったと思う。
      ので、物語全体の「ピーク」な部分の温度が、無茶苦茶に高くはなってないような気がする。

   2:「シンプルに書く」技術
     →心配性なので、
       “ここまでは描写する必要が無いだろう”
      という気持ちと
       “でも、説明が足りてないと感じる読み手さんがいるかも”
      という気持ちが戦ったときには、八割方後者が勝ってしまう気がする。
      結果、全体の軽快さ、スピード感、メリハリを損ねている傾向は明確にあると思う。 


   3:作文技術
     →継続的に意識的に練習を重ねているものの、
      やはり“文章を書く”のが遅いし、リライトも多い。
      ここが向上すれば、無駄に迷う部分を減らせるので、なんとかしたい。     




  ■磨きたい点

   1:速度
     →作文、取材、資料調査なども含め、全体的な作劇技術を向上させ、
      ロスを無くし、シナリオ執筆全体の速度を向上させたい。 

   2:キャラクター・セリフ
     →「キャラクターそれぞれの視線・行動」を、
      (主人公一人称視点の物語であっても)もっと的確に伝えられるようになりたい。
   
   3:構成・プロット
     →私の長所である柔軟性、リライト能力は、
      「初期構成やプロットが甘い」ことから産まれたものでしかないように思う。
      執筆に着手するまえ、より徹底した、隙の無い構成を行い、プロット構築を出来るようになりたい。    

    

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・・・というような感じです!



 学習通じ、長所を伸ばし短所を埋めて、
よりよい『錬電術師最終章』を、描きだせるようになりたいと存じます!!


 と、いうことで、本日のご報告を終了させていただきまして、
以降、実践の方にはいってまいりたく存じます!

 少しでも良いシナリオを書き、また製作進行を務めさせていただけますよう、精一杯に手と心と頭とを動かして、頑張ります! 

posted by 進行豹 at 08:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌
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