先日、私は横須賀に出かけてまいりました。
(京急って初めてのりましたが、とても車両が良いですね!)
おれは何故か、と申しますと、
一昨日夜、
『進行豹さんが取材したいとおっしゃっていた、
例のナニ関連のアレが、明日横須賀でありますよ』
という情報のご提供を、メールフォームを通じ、匿名の方から頂戴できましたから! なのです。
(ご情報提供、本当にありがとうございます!)
で、そのように(ろくな準備も事前情報収集もなく)急遽お出かけました横須賀で、しかし私は幸運にも!
以前に、
『アメリカ海軍 東インド艦隊司令官』
という要職をお勤めでらした方とのご面識を、
偶然に得させていただくことが出来てしまいましたのです!
お写真の撮影許可もいただきましたので、以下にご紹介させていただきます。

ペリー提督、という方です。
私 「Can I take your picture?」
ペリー「(身振り手振りで 『OK』 『OK』)」
という感じの、非常〜〜に寡黙な方でしたので、
踏み込んだお話などは(守秘義務なども、あるいはあられるのかもとも想像いたします)伺えなかったのですが、有意義な取材させていただけたかと個人的には思っております。
当然に、その周辺でアレコレも(こちらはネタバレ回避のため、詳細伏せさせていただきますが)取材・撮影してまいりましたので――
『丸一日を費やした甲斐のある、取材・撮影成果』を得ることが出来たかとも、こちらは強く! 思っております。
で、基本的にはゼロである、先日の製作進捗は以下となります!
---------------------------------------------
【シナリオ】
取材活動により、重要な疑問点を解消。
【製作進行】
お受け取り物を一点(ありがとうございます!)
&そちらの受領報告をご送信。
【その他】
お待ちいただいております各種メールのご返信は、
「本日一杯まで」に行いますので、
すみませんがもうしばらくだけご猶予たまわれますと幸いです。
---------------------------------------------
と、なります。
上記いたしましたとおり、
“書きかけのルート”を止めてしまっておりました要因である、
【 書いてしまえば2〜3行にも満たないのだが、取材しないと書けない 】
要素につきましても、今回の取材にて充足することが出来ましたので。
1:まずは、今着手中のルートを速やかに!
2:返す刀で、中断中のルートを一気呵成に!!
ずんずんばらりと、しかし焦ることなく心をこめて丁寧に!!
書きあげていきたく、改めまして強く感じてもおります!
で、その「書く」ことをよりよく行うべく継続しております、
「“シド・フィールドのシナリオ入門”の私的レジュメ作成」
の方は、本日よりいよいよ“執筆篇”ということとなり、
第八講【第一幕(ACT1の執筆と構成) -カードにシーンを書き、並び換える-】
の方に、取り組んでいきたく思います!
---------------------------------------------
【8:第一幕(ACT1の執筆と構成) -カードにシーンを書き、並び換える-】
+ 今までの練習で作ってきたもの。
1:“テーマ、行動、登場人物”でまとめたアイディア。
「元々は映画カメラマンを目指していたが挫折し、今はTV局カメラマンをやっている中年男性が」
「アカデミー賞の授賞式のカメラをやることになり、撮影賞の受賞者が自分の元恋人であることを知り」
「激しく葛藤し、後悔し、決意する」 ――物語。
2:それから組み立てたシナリオのパラダイム
http://hexaquarker.com/scenario_paradigm_renshuu4shou.pdf
3:それから組み立てた4ページのあらすじ
http://hexaquarker.com/scenario_renshuu4_arasuji.txt
4:登場人物の経歴(キャラクターシート)
http://hexaquarker.com/scenario_renshuu_6th.txt
――これだけあれば (あと、本当ならキャラクターシートを作成するときに、必要な調査・取材はざっとすんでいる筈なので)
『物語は書ける』
+ 第一幕(アクト1)は、30ページで書く。
基本様式は
「最初の10ページで、主人公がどんな人物かを知らしめる」
「次の10ページで、主人公に行動をさせ、“物語のセントラルクエスチョン”を暗示か明示かする」
「次の10ページのラストで、物語は大きく展開する。(第一ターニングポイント)ので、そこまでは、そうもっていくべく書く、
+ その30ぺージを書くために 「どのようなエピソードを準備すると良いのか」を考え、カードにどんどん書いていくと良い。
+ これ以上書き切れない。となったら、じっくり眺め、エピソードの繋がりを考え、 「あ!」と思いついたら並べ替えると良い
(思いつくまでにカードをいじると混乱が深まるばかりになりやすいので注意)
+ カードを並び替え、物語の起点が定まったら、いざ書きはじめる! その前に
『バックストーリー』を書くと良い。
+ バックストーリーは 「物語の起点開始前一ヶ月くらいまえから、物語開始時点までのあいだに、主人公が何を経験してきたか」の物語。
(2~3ページの小説形式でもよいし、メモ書きのラレツでも良い)
+ バックストーリーを書いた中に 「ここが物語の起点の方が良いかも」という点が出て来た場合は、そこを物語の起点に。
その場合には、その起点からさかのぼったバックストーリーをもう一度。
+ バックストーリーは (今ここにいる主人公が)「どこから来たのか」を知っておくために、非常に重要。
主人公は、物語を経て 『どこかへ向かう』わけなのだから、 『どこから来て』→『今の場所にいるのか』を明確にしておけば、
物語を進めるべき方向性も、自然明確に定まっていく。
【演習問題】
・カードを作成し、並べ替え、アクト1の骨組みを作りなさい。
・それが出来たら、バックストーリーを書きなさい。
---------------------------------------------
演習問題の方は、バックストーリーは時間の都合で明日回しとし、ひとまず、
「カードの方」だけやってみました。
ざっと思いついたのを並べた状態が
(左→右で、思いついた順にカードを足していきました)
http://hexaquarker.com/rennshuu_card_saisho.png
で、
それを並べ替えて、並べ替えたら気づいた「足り無そうな要素」を補強したものが
http://hexaquarker.com/rennshuu_card_narabekae.png
となります。
・・・この「カードならべ形式でのプロット整理」というの、私理屈では知っておりましたのですが、実際にやったことはございませんでした。
で、今回実際にやってみて
「ああ、これはいい!」とも感じました。
“どの要素が欠けているか”
(最初のエピソード群だと、見た目の派手さ、びっくりさせ、画面に興味をもう一度ひくつける要素)
が、(文字ベースのみで整理する場合くらべ)
『視覚的に認識しやすい』というのは、物凄いメリットであるように、感じましたのです。
この 『視覚的に整理をつけていく』という部分は、私の副次スキルとすべく鋭意学習中の 【デザイン】とも、もちろん密接に関係してくる部分でございますので!
両方の勉強を、それぞれ孤立させてしまうのではなく、関連づけ、また実際の成果としてフィードバックさせていけますよう!
ひきつづき学習努力と実製作を重ねていきたくも、ですので、改めまして思い至りいました次第です。
で、本日の私は
「各種メールのご返信」
「お打ち合わせ」
「各種メールのご返信、続き」
「錬電関係のシナリオ執筆」
という感じで一日使えるのではないか――と考えておりますので、
そうできますよう、手と心と頭とを、丁寧に動かし続けていきたく存じます!
今日も一日、“一度にひとつ”で、コツコツコツコツ頑張ります!!