2010年03月29日

元アメリカ海軍 東インド艦隊司令官の方とのご面識を頂戴いたしました! & シド・フィールドの「シナリオ入門」の私的レジュメ 【8:第一幕(ACT1の執筆と構成) -カードにシーンを書き、並び換える-】

 おはようございます!

 先日、私は横須賀に出かけてまいりました。
(京急って初めてのりましたが、とても車両が良いですね!)


 おれは何故か、と申しますと、
 一昨日夜、

『進行豹さんが取材したいとおっしゃっていた、
 例のナニ関連のアレが、明日横須賀でありますよ』

という情報のご提供を、メールフォームを通じ、匿名の方から頂戴できましたから! なのです。
(ご情報提供、本当にありがとうございます!)

 
 で、そのように(ろくな準備も事前情報収集もなく)急遽お出かけました横須賀で、しかし私は幸運にも!


以前に、

『アメリカ海軍 東インド艦隊司令官』

という要職をお勤めでらした方とのご面識を、
偶然に得させていただくことが出来てしまいましたのです!




 お写真の撮影許可もいただきましたので、以下にご紹介させていただきます。




peri.jpg

ペリー提督、という方です。


私  「Can I take your picture?」
ペリー「(身振り手振りで 『OK』 『OK』)」


という感じの、非常〜〜に寡黙な方でしたので、
踏み込んだお話などは(守秘義務なども、あるいはあられるのかもとも想像いたします)伺えなかったのですが、有意義な取材させていただけたかと個人的には思っております。

 当然に、その周辺でアレコレも(こちらはネタバレ回避のため、詳細伏せさせていただきますが)取材・撮影してまいりましたので――

『丸一日を費やした甲斐のある、取材・撮影成果』を得ることが出来たかとも、こちらは強く! 思っております。


 で、基本的にはゼロである、先日の製作進捗は以下となります!


---------------------------------------------
【シナリオ】
 
 取材活動により、重要な疑問点を解消。


【製作進行】

 お受け取り物を一点(ありがとうございます!)
 &そちらの受領報告をご送信。


【その他】

 お待ちいただいております各種メールのご返信は、
「本日一杯まで」に行いますので、
すみませんがもうしばらくだけご猶予たまわれますと幸いです。


---------------------------------------------

と、なります。


 上記いたしましたとおり、
 “書きかけのルート”を止めてしまっておりました要因である、

【 書いてしまえば2〜3行にも満たないのだが、取材しないと書けない 】

 要素につきましても、今回の取材にて充足することが出来ましたので。


1:まずは、今着手中のルートを速やかに!

2:返す刀で、中断中のルートを一気呵成に!!

ずんずんばらりと、しかし焦ることなく心をこめて丁寧に!!


書きあげていきたく、改めまして強く感じてもおります!





 で、その「書く」ことをよりよく行うべく継続しております、




「“シド・フィールドのシナリオ入門”の私的レジュメ作成」

の方は、本日よりいよいよ“執筆篇”ということとなり、
第八講【第一幕(ACT1の執筆と構成) -カードにシーンを書き、並び換える-】
の方に、取り組んでいきたく思います!



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【8:第一幕(ACT1の執筆と構成) -カードにシーンを書き、並び換える-】


+ 今までの練習で作ってきたもの。

  1:“テーマ、行動、登場人物”でまとめたアイディア。

  「元々は映画カメラマンを目指していたが挫折し、今はTV局カメラマンをやっている中年男性が」
  「アカデミー賞の授賞式のカメラをやることになり、撮影賞の受賞者が自分の元恋人であることを知り」
  「激しく葛藤し、後悔し、決意する」 ――物語。

  2:それから組み立てたシナリオのパラダイム

    http://hexaquarker.com/scenario_paradigm_renshuu4shou.pdf

  3:それから組み立てた4ページのあらすじ
    http://hexaquarker.com/scenario_renshuu4_arasuji.txt

  4:登場人物の経歴(キャラクターシート)
    http://hexaquarker.com/scenario_renshuu_6th.txt


――これだけあれば (あと、本当ならキャラクターシートを作成するときに、必要な調査・取材はざっとすんでいる筈なので)
  『物語は書ける』


+ 第一幕(アクト1)は、30ページで書く。
 基本様式は 
 「最初の10ページで、主人公がどんな人物かを知らしめる」
 「次の10ページで、主人公に行動をさせ、“物語のセントラルクエスチョン”を暗示か明示かする」
 「次の10ページのラストで、物語は大きく展開する。(第一ターニングポイント)ので、そこまでは、そうもっていくべく書く、


+ その30ぺージを書くために 「どのようなエピソードを準備すると良いのか」を考え、カードにどんどん書いていくと良い。


+ これ以上書き切れない。となったら、じっくり眺め、エピソードの繋がりを考え、 「あ!」と思いついたら並べ替えると良い
 (思いつくまでにカードをいじると混乱が深まるばかりになりやすいので注意)


+ カードを並び替え、物語の起点が定まったら、いざ書きはじめる! その前に
  『バックストーリー』を書くと良い。

+ バックストーリーは 「物語の起点開始前一ヶ月くらいまえから、物語開始時点までのあいだに、主人公が何を経験してきたか」の物語。
  (2~3ページの小説形式でもよいし、メモ書きのラレツでも良い)


+ バックストーリーを書いた中に 「ここが物語の起点の方が良いかも」という点が出て来た場合は、そこを物語の起点に。
 その場合には、その起点からさかのぼったバックストーリーをもう一度。


+ バックストーリーは (今ここにいる主人公が)「どこから来たのか」を知っておくために、非常に重要。
 主人公は、物語を経て 『どこかへ向かう』わけなのだから、 『どこから来て』→『今の場所にいるのか』を明確にしておけば、
 物語を進めるべき方向性も、自然明確に定まっていく。



【演習問題】

・カードを作成し、並べ替え、アクト1の骨組みを作りなさい。


・それが出来たら、バックストーリーを書きなさい。



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 演習問題の方は、バックストーリーは時間の都合で明日回しとし、ひとまず、

「カードの方」だけやってみました。


ざっと思いついたのを並べた状態が
(左→右で、思いついた順にカードを足していきました)

http://hexaquarker.com/rennshuu_card_saisho.png


で、

それを並べ替えて、並べ替えたら気づいた「足り無そうな要素」を補強したものが

http://hexaquarker.com/rennshuu_card_narabekae.png

となります。


 ・・・この「カードならべ形式でのプロット整理」というの、私理屈では知っておりましたのですが、実際にやったことはございませんでした。

 で、今回実際にやってみて

「ああ、これはいい!」とも感じました。

 “どの要素が欠けているか”

(最初のエピソード群だと、見た目の派手さ、びっくりさせ、画面に興味をもう一度ひくつける要素)

が、(文字ベースのみで整理する場合くらべ)

『視覚的に認識しやすい』というのは、物凄いメリットであるように、感じましたのです。


 この 『視覚的に整理をつけていく』という部分は、私の副次スキルとすべく鋭意学習中の 【デザイン】とも、もちろん密接に関係してくる部分でございますので!

 両方の勉強を、それぞれ孤立させてしまうのではなく、関連づけ、また実際の成果としてフィードバックさせていけますよう!

 ひきつづき学習努力と実製作を重ねていきたくも、ですので、改めまして思い至りいました次第です。




 で、本日の私は

「各種メールのご返信」

「お打ち合わせ」

「各種メールのご返信、続き」

「錬電関係のシナリオ執筆」

という感じで一日使えるのではないか――と考えておりますので、
そうできますよう、手と心と頭とを、丁寧に動かし続けていきたく存じます!
 

 今日も一日、“一度にひとつ”で、コツコツコツコツ頑張ります!!



 
 
posted by 進行豹 at 08:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌
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