2011年08月29日

大手術に着手します (あるいは、微妙にネタばれありかもなのでご注意ください)

 おはようございます。

 で、「まなちゃんルートにドラマが足りない」件についてなのですが、
結局のところ、

  『大幅にプロットを変更する』ことで、私内部で決着しました。

 変更の内容は、非常にボカして描きますが

――――――――――――――――

1: アラディアルートで告げる予定であった
   重要な事実を、まなちゃんルートでほとんど正解まで明かしてしまう

2: しかし、まなちゃんルートでは×××××することができない。
   その「××できなくなってしまうが故に」が非常に大きなドラマとなり、
   また、当初からの“まなちゃんルートのテーマ”を際立てることもできるかと。

3: ともなって、▼▼さんが大出世。

――――――――――――――――

 となります。

 ともなって、当然大きなプロット改変が発生するのですが、
 「アラディアルートは、いくらでもドラマが作れるだけの素材がごろごろしている」
ので、そちらに関してはほとんど心配しておりません。

 むしろ、「まなちゃんが、この大きな課題をきちんとこなせるのか」と、
が心配です。

 が、ヒロインたるものは課題を超えなければならないものです。
 
 まなちゃんが、きちんとしたヒロインとして輝き得るチャンスを、
作ってあげることが、「まなちゃんルート」における私の義務。

 そして、「きいちくんと、全てのヒロインたちが、きちんとした物語を紡げる」舞台を
整えてあげることこそが、「錬電術師」に対する私の果たすべき最大の責任、
であるかと存じます。

 仮に、これが舞台劇であるなら、

「一幕、ニ幕が既に演じられていて、
 三幕の第二部の途中で、(すでに役者さんが稽古ずみの)台本を書き直しはじめた」

というレベルなので 「本当はやってはいけない」ことなのかなぁ、とも思います。

 が、「そういうことをやれてこその同人」かと思いますし、
 「ドラマが足りない”ことを自覚しながら無理やり進めてしまうより、
  恐らくほぼ確実に最終的な完成速度は早くなるし、
  “りんね・アラディア”の質もさらに向上する」かと思いますので、
  『また書き直すのかよ!』 と思われた全てのみなさまには、
 どうぞ御寛恕たまわれますよう、心より御願い申し上げます。

 今回のリライトは 「基礎スクリプトしながら」のものとなりますので、
 スクリプト単体ですすめるのと、そんなに多分速度はかわりません。

  また、すでに書き終わってる「きいち先生ルート(仮)」は、独立性が高く、
 今回のプロット大改編に関する影響をほとんどうけないため、
 文章面でのクオリティアップのための(当初より予定している)リライト以外の
 リライトは行われません。


  なお、執筆済みのテキストは、音楽指示や曲作成の判断材料としていただくため、
 桜崎さんに見ていただいているのですが、
その桜崎さんが 「ここまで変えたんだ!」と驚くレベルとならなければ、
今回の大手術は単なる時間の無駄”になってしまうかと存じますので、
そうならないよう、有意なものとできますように、ともかくもベストを尽くし、頑張ります。

 で、具体的な “夢路”進捗は以下となります。



――――――――――――――

【リライト&スクリプト】

+ “まなロージィ固有共通・一箱目”の
  
 1→174行

 の、リライトと基礎スクリプトとを完了。


【プロット】 

+ 上記御報告した「大手術」の荒い骨組みを作成。
  本日、ともかくも「新まな」の肉付けをあらかたおわらせる予定。 


【制作進行】 

+ 桜崎さんには、本日中に現況報告等のメールをさせていただきますので、
 どうぞ、もうしばらくお待ちいただけますと幸いです。
  なお、グラフィックまわりには予定変更等発生いたしませんので、
 どうぞその点、御安心いただけますと幸いです。


  【その他】

+ “冬に夢路v1.00リリース”という目標は維持しております。
  達成できますよう、気持ちをあらたに頑張ります。

+ 「揺るがされる」
  → 狩野さん は良くご存じの事実なのですが、
 私は、“その手の体験”が比較的おおいみたいです。
  (この続きは、本文末尾以降の<<追記>>以下に書きます。
   食べ物に関してのえぐいかもしれない比喩をしますので、
   そういうのがマズそうな方は、念のため読まないようにしてくださいです)


――――――――――――――――

――と、いうような感じです。

 ともかくも、よくも悪しくも「悩みは消えた」わけですし「メスも入った」わけですので、
あとはもう、やりきったと思えるとこまでやるだけです。

 焦らず急いで丁寧に手と心と頭とを動かしまして、
今は何より 作劇・執筆 に集中をしてまいります。

 今日もいちにち頑張ります!

 そして、みなさまの本日がたくさんの笑顔と安心と安全とあたたかさとに満ちたものとなられますこと、心より願います。

 おたがいに、より良い今日をすごしましょーです!!

























<<追記>>
 で。
 「そういう方々と遭遇してしまったときの気分」 というのは、
 「日常の中に異物があると気付いた気分」そのものです。

 例えていうなら
 「なんの疑いもなく米ビツの中に手を入れすくいあげた白いものが、小さなウジの群れだった」
 というような、非常にイヤな感覚です。

 「今まで食べてたコメの中に、このウジが混じっちゃってないよね!?」

  という、確認しようもない疑いが胸に巣喰ってしまうように。
 
 「ざらっとした狂気に触れてしまったイヤな感覚」は、結構長くあとを引きます。

  ので、私としては 「そんなん触れない方が良い」と強く強く強く思いますが、
 もし、本気で「触れてみたい」のであれば、まずは、とにかくいろんなものを見る――
 というか、「広くいろんなものを見渡し、違和感のある部分に気付くクセ」をつけるのが、
 一番の早道かと思います。
  
  私は、多分、そのクセを持っており。

  故に、いろんな“素敵なものやすばらしいこと”に気付かせていただいておりますのですが――
 その避け得ぬ副作用として、“遭遇しない方が、心安らかに過ごせる人たち”を、
 “見て”しまっているのかと、自分では思っておりますので。

  では、どうやってそんのクセをつけるかというと――
  多分、「広くを見ようと常に欲ばる」だけのことではないかと存じます。

  あるいは
 「見た物で印象的なものを言葉にし、口から出す」(それもまた私のクセなのですが)のも、
 「色々を見て、違和感に気付く」ようになるために、良い習慣なのかもとも思います。
posted by 進行豹 at 08:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 製作日誌
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