おはようございます。
まずは、“夢路”の進捗について御報告申し上げます。
――――――――――――――
【シナリオ】
+ “まなロージィ固有共通・一箱目”の
1921→ 2017行
の、リライトと基礎スクリプトとを完了しました。
【制作進行】
+ ご報告すべき何事も発生しなかったように思います。
【その他】
+ あれこれと、地道にコツコツやっております。
――――――――――――――――
――と、いったような塩梅です。
ぼちぼちといった進捗報告ばかりが繰り返されてしまうこと、
制作進行として申し訳なく感じております。
時期がかわれば、もっと目新しい御報告ができるようになるかと存じますので、
今のしばらくはこのような御報告となってしまうこと、御寛恕いただけますと幸いです。
で。
先日紹介した「文士と文壇」の中では、いろいろな作家さんが、著者である編集者の大久保さんにあれこれのお話をなさるわけですが。
その「話して」の中で、私が特に「良いな!」と思ったのは、伊藤整さんでした。
「梅干しも漬けずに頑張ったんだよ!」のような名台詞が飛び出してくるでなく、
ただ、淡々と理知的に、とても慎重に言葉を紡がれるタイプの方のように、私は拝読し――
その、「淡々と理知的に、とても慎重に」というのが、
すごくかっこいい! と私は感じましたのです。
しかし、はずかしながら私の蔵書に、伊藤整さんのご本は一冊もございません。
「読んでみたいが、今月本買いすぎだしなぁ」と思っておりましたところ、
「あ!」と、思いだしました。
買って、ザラっと読んだはいいけれど、どうもまとめる気がせずに放置してあった、
『小説の書き方 改訂版』 (野間宏編 / 明治書院) の中に、
「伊藤整さんが書かれた項が確かにあった!」はずなのです。
で、確認してみたところ、伊藤さんは 「書くことの実感と論理」という稿をお書きになられておりまして。
そちら再読したところ、以前よんだときよりも「グっと頭に入ってくる」ので、
さっそく、レジュメ化を開始いたしました。
いま、1/4まで完了しておりますので、今日で半分、あしたで四分三、明後日に全部で――
明々後日には、そちら公開させていただけるのではないか、と存じます。
「書くために、日常どんな点に気をつければいいのか」的な部分に、もし興味があるかたがいらっしゃいましたら是非とも! そちらの方御確認いただけますと嬉しく存じます。
「作者は作品の中にしか存在しない」
という言葉を、 『文士と文壇』の中でどなたかがおっしゃっていました。
読んで、そのときはどうとも思わず。
今、上記を掻きながら「はっ」と思いだして、
「しみじみと良い言葉だ」と感じましたので、あわせ、御紹介いたしたく思います。
私も、錬電術師の作者(の中の一人)となれますように、
とにもかくにも焦らず急いで丁寧に手と心と頭とを動かしまして、
各種 作劇、執筆、制作と重ねていきたく存じます。
今日も一日、がんばります。
そして、みなさまの本日がたくさんの笑顔と安心と安全とあたたかさとに満ちたものとなられますこと、願います。
おたがい、より良い今日をすごしましょーです!
2011年09月15日
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