不機嫌亭ゲーム班の、現時点でのリリーススケジュールは
「この夏 : 錬電術師 最終章 “夢路”」
「次の夏 : 錬電術師 最終章 “家路”」
「その先 : ともかく錬電を完成させてから」
――というものとなっております。
で。
「この夏」と「次の夏」の間には、「この冬」が存在します。
本年は、イベント参加を抑えても――
ということは考えておりますところなのですが、
コミケばかりは、やはり「同人イベントの大看板」でございますので、
夏冬とも、欠かさず参加希望を出していきたくも思っております。
そして、我々は「同人誌であれば、かなり早く稿了できる」
というスキルを有しておりますつもりですので、
「同スケジュールを守り、かつ、
冬に、なにか新作を出すのであればそれは<同人誌>であろう」
とも、ぼんやり考えておりました。
「How to?」シリーズにつきましては、

『同人ゲーム求人マニュアル』
で、ひととおおり<これから同人ゲームサークルを始めたい方向け情報>を
お出ししを得ることができたかな? と感じております。
ので、「より具体的な、例えば作劇 How to? みたいな本」というのもちょろっとは
考えたのですが、私がそれを書くよりも――
『ハリウッド・リライティングバイブル』(リンダ・シガー)
『ローレンス・ブロックのベストセラー作家入門』(ローレンス・ブロック)
――の2冊をオススメした方が絶対にお読みくださる方の役に立つ!
ことは確実であるとも思えてしまいました。
ですので、その路線は凍結します。
と、なると…………………………………………。
――というところで私の思考はピタリと止まってしまっておりました。
のですが、先日、不意に
『百姫歌行 -ひゃっきかこう- 』という タイトルを思いつき。
「あ、これは作ってみたいかも」とか思いました。
おおざっぱな内容としては、
「姫」つまりは「古典世界の女の子たち」の、
「今の私たちがよんでも、かわいらしかったいグっときたりしそうな歌」
を百姫百首、イラストつきでご紹介――
とかそんなあたりを考えております。
赤染衛門 (ゴツイお名前ですが、紫式部とも清少納言とも交流があった、
れっきとした女房 -宮中メイド- さんです)
の
「君となら 春来ることも 待たれしか 梅も桜も 誰かとは見む」
(キミとだったら、春が来ることを待つのもあんなに嬉しかったのに。
梅も桜も、今は誰と見ろっていうのよ)
とか、可愛い/雰囲気のあるイラストと一緒に紹介すると、
「すごくいい」んじゃないかなぁ、と私としては感じましたりいたしましたわけです。
ので、
1:狩野さん の手が落ち着いているとき
2: かつ、同氏の機嫌がよさそうなとき(満腹のときなど)
を見計らい、
「こんな本を作ってみたいのですが」というご相談、持ちかけてみたく存じます。
これは、現時点ではそれだけのお話でございますのですが、
もし、
「その本を読んでみたいかもしれないぜ」
とかお感じになってくださる方がお一方なりといらっしゃいましたら、

掲示板
からでも
http://hexaquarker.com/wmail326/message.html
からでも
ありは本日誌のコメント欄からでも、その旨ひとことなりとお伝えいただけましたら、
とても嬉しく、また心強く存じます!
で、そんなこんなをぽんやりと考えつつの先日の各種進捗は――
―――――――――――
<夢路>
+ 夢路シナリオ「ロージィ固有2箱目」の
“1780→1909行”
の執筆とリライトとを行いました。
――――――――――――――――
<短編十二ヶ月関連>
+ 視点をフラットに近づけるため、一日お休みをしました。
――――――――――――――――
<枕草子の勉強>
+「二十 清涼殿の丑寅の隅の」 (の冒頭部)
http://hexaquarker.com/gakushuu_makurano.txt
(一~十)
http://hexaquarker.com/gakushuu_makurano_1_10.txt
―――――――――――――――
――というものとなりましたこと、喜んでご報告申し上げます!
本日は、月末特有のあれこれがどうこうでございますので、
そんなに多くの時間を錬電まわりにかけられそうにないかなぁ、とは思いますのですが、
しかし、そういうときこそ焦らず急いで丁寧に手と心と頭とを動かしまして、
各種 作劇、執筆、制作と重ねていきたく存じます。
今日もいちにちがんばります!
そして、みなさまの本日がたくさんの笑顔と安心と安全とあたたかさとに満ちたものとなられますこと、願います。
おたがい、より良い今日をすごしましょーです!